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いよいよ明日入院です。そして26日には検査手術です。全身麻酔をかけられての検査ですので、その間の記憶は残りません。きっと麻酔から覚めた時、側に妻が見守ってくれているのだろうなと思います。さぞかし、その間の時間が想像以上に長いことだろうと思うと、申し訳ない気持ちになります。昨日23日は、次男夫婦も駆けつけてくれ家族全員で、私の激励会をしてくれました。外から寿司をとり鍋物を囲み、私もしばらくはご無沙汰になるであろうお酒を嗜みしばしの時間を過ごしました。「もう、私は絶対治すから心配しないでいいよ」と宣言しましたので、悲壮感はまったくなく、和気あいあいのひとときでした。みなさん!いろいろご心配をお掛けしましたが、検査の結果がどうであれ、約1週間で戻ってくるつもりですので、その間の留守をご了解ください。さて、今夜はどんな夢を見て明日の朝を迎えるのだろう?
2009年11月24日
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みなさ~ん、温かいお言葉ありがとうございます。眠っていてふと目が覚め現実に還った時「あぁ~やっぱり夢でないのだ」と。これまで嫌な夢にうなされて目が覚め、「いや~夢でよかった」と胸を撫で下ろした経験は幾度かありました。でも、今回は「がん宣告」を受けたのは紛れもない事実。この現実から逃れることは出来ない。17日の検査結果を聞きに病院へ行くときは「じゃ~行ってくるね」と気楽な気持ちでした。妻が「私も行こうか」と行った時、「子どもじゃないから」と断ったのでした。病院で順番が来て呼ばれたとき、看護士さんが「お一人?」とちょっと驚いたような気配。「はい」とこたえ、「だって二人で来るようになんて一言もきいていなかったよな~」と自問しながら嫌な予感を抱き担当医の前へ。「胃の中の3箇所から採取した細胞はみなガン細胞でした」と一言を聞いたときのショックは言葉に言い尽くせません。でも、ここで気弱になってはいけないと思い直し、出来るだけ毅然とした態度を心がけ医師の説明をききました。妻も気楽に考えており「きっと胃潰瘍」程度を予想していたようです。帰ってきたら、気晴らしに寿司でも食べに行こうと計画していたようです。このあと内科から外科に回され、手術に備えた検査を受けることになりました。妻に遅くなることを言わないと心配すると思い電話で事実を報告。妻は一時声を失って・・・・・無言の時間が。後で聞いたら体が震え寒気が走り、立っていられない状態になったとか。こういう事態になってからの夜の布団のなか。なかなか寝付けない・・・・やっと寝ても目が覚めるとまた考えてしまう。妻も同じ思いのようです。こんなことを書くべきではないのかもしれないが、夜中におたがい目が覚めた時、妻は私の布団のなかに入ってきてしっかり抱きついてくるのです。もちろん体を密着するだけで、楽しい営みへとは別。「ねっ!何でも協力するから頑張って長生きしよう」と言う。「ゴメン!みんなに心配かけてスマナイ」と私は謝る。「もうそんなこと言わないで!」こんな会話を交わす夜が2日続きました。25日からの検査入院はあくまでも胃の外に転移をしているかどうかの確認手術です。胃以外にも転移が認められるかどうかが、今後の運命の分岐となります。だから、この結果が出ないうちはどうしようもないのです。あとしばらく辛い毎日になりそうです。でもみなさんの励ましがあるので、気を強く持って進むつもりです。これからの私のブログは「がん患者の生き様」の体験報告になりそうです。
2009年11月20日
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どう書いたらいいのか、心の葛藤で書くに書けずここまで引き延ばしてしまいました。「何もないことを祈っております」という温かい書き込みの願いも空しく一連の検査結果は・・・・・「ガン細胞が確認されました」そうです。私は「胃ガン」とういう診断がくだりました。さらに悪いことに、「CT検査で胃の周辺に水がたまっていることがでわかりました」と。「もしかしたら、胃の外にも転移している疑いがあるので、その検査が必要です」。「お腹に穴を開けてカメラを入れて周辺検査をしましょう」。ここまで書いたらお気づきでしょう。もうガンの初期段階を越えて中期段階に入りつつあるということが。まだ、末期ガン状態でないのが救いです(生き延びられる可能性が残っている)。家族のショックは想像以上です。特に妻は。今後の治療の進め方で家族内でもそれぞれ違う意見があり、侃々諤々の末、一定の方針を固めました。これからは自分の体内に住み着いたガンとどう向かい合い、共生していくかが私の最大のテーマとなります。いま言えるのは25日入院、26日検査の手術という日程だけです(1週間程度の入院)。26日の手術は全身麻酔をかけ、おへその上から穴を開け、カメラを入れての検査だと説明を受けました。もしかするとこれからしばらくは、このブログ更新の機会も少なくなります。いや、最悪25日以降ず~と途絶えることもあるかもしれません(そうならないことを願っていますが)。そんな状態のため、前回の書き込みに対する返答が書けなかったことをお許し願います。
2009年11月18日
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朝、いままで勤めていた会社へ。ちょっと値の張った大きめの菓子折り(?)を持参して(笑)。皆で集まっての始業前体操のあと、私から退職の挨拶をさせていただきました。「急な話でみなさんにご迷惑をかけてしまいましたが、昨日付け(11月15日)で正式に退職させていただきました・・・・・(以下省略)」と。会社の方も、私の後任がいないと業務に支障が生ずるということで、昨日の地方紙の新聞で、求人募集の広告を載せたとのこと。さっそく私がいる間(30分)だけで、この件で3件の電話がありました。最近の就職難の実態がこれだけでもよくわかる。この分だとたった1名の募集に50人くらい応募があるのでは?と。履歴書を郵送してもらい、1週間くらいで決めたいと工場長は言っていました。何はともあれ、私にとっては仕事関連のことはこれですべて終わりました。あとは明日病院に行き、今回の一連の検査結果を聞くのみ。まな板の鯉状態で明日を迎えます。
2009年11月16日
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体調を壊してから日帰り温泉に行って身体を温める療養を続けております。ここでバタバタと5、8、11、14日と4回通いました。もちろん妻の仕事をしている温泉で、車に同乗して通っております。昼過ぎに到着し、まず1時間かけてゆっくり身体を温める。もちろんサウナで汗を流したり身体を洗ったりして時間を過ごす。そのあと、客がいなければ私が足裏マッサージを施してもらい、血液の循環を良くし内臓の機能を活性化し、いまの不調を早く回復するよう心がけます。そのあとは休憩室で横になったり、iPodで音楽聞いたり読書したり。4時からは昔のテレビドラマ「水戸黄門」を数人の時代劇が好きなお年寄りと一緒に見る(笑)その後、5時から6時までまた再びゆっくり温泉に浸り、身体をポカポカさせて仕事が終わった妻と一緒に帰宅。だいたいこうして毎回同じパターンで過ごしております。これだけ通うと1回700円も負担になってくるので、年会員になって少しでも安く済む工夫を検討しております。ちなみに明日も行く予定です。6の付く日は「シルバーサービスディー」で、1180円で食堂で割安の飲食サービスが受けられる日なのです。まだ検査結果が判明していないので、おとなしくすごしております。酒はもちろん、半月以上1滴も飲んでいません。お遊びの画像アップ黄色の紅葉の傘の下で
2009年11月15日
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5日間のご無沙汰でした。その間のことを簡単に報告します。9日に会社に行き、正式に退職依頼をしました。会社の方も急なことで仕事のやり繰りに困っている様子で、私も申し訳ない気持ちはあるものの、再び仕事に戻る気はなし。健康の面で申し入れられれば会社の方もダメとは言えず、止む終えず了承という結論で一件落着。私はこれで晴れて仕事から解放されました。これからは収入が減りますが、これまで余分に働いてきたことを考えれば十分元はとれたはず。これからは贅沢三昧しなければ、そこそこの蓄えで十分暮らしていける。「いままで苦労して頑張ってきた分、これからは余生を楽しく過ごす番だよ」と妻は言ってくれてます。10日は妻と二人で紅葉を眺めに行ってまいりました。行き先は県内柏崎市の 松雲山荘という所。昨日までの雨も上がり天気も上々。高速道路を走らせて新潟西~柏崎までの北陸道を1時間(平均速度120キロ)。ちょっと最高の時期を過ぎてはいたようですが眼の保養になりました。何枚か写真を撮りましたがとりあえず2枚ほどアップ。あんまり私の顔がやつれていると思われてもいけないので加工して隠させていただきました。帰りに出雲崎の「天領の里」 という道の駅に寄り、新鮮な海鮮料理を食べてきました。近年出雲崎は、歌手のジェロさんが「海雪」を歌い、その中の一節にでてくることで有名になりました。その後通り道の魚のアメ横と言われている寺泊 という全国的にもかなり有名な魚市場により魚を買いました。関東や長野地方からの車や観光バスも沢山停まっており大賑わいの様相でした。そしてちょうど暗くなり始めた5時前に無事帰宅しました。このところ体調不良で引きこもりがちでしたが、久しぶりに羽を伸ばしてゆっくり楽しんだ1日でした。
2009年11月12日
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仕事にいかず昨日今日と自宅で静かに過ごしております。お腹の痛みも起こらず、5日の夜中までの苦しみが嘘のようです。もちろん朝晩、妻や息子から足裏マッサージを念入りに施してもらっている効果かもしれません。お酒を飲まないこと以外はほとんど平常に戻りつつあります。筋肉がなまりそう(衰えそう)なので、庭木の剪定をしたりしてゆっくり身体を動かしました。まだ強い運動は不安なので避けたいと思います。一時、57.5キロまで落ちた体重も徐々に回復しつつあります。62キロまで戻るのはいつかな?月曜日に会社に出向き正式に退職を申し入れるつもり(まだ電話だけで終わっている)です。そのとき、後任の仕事をしてくれる人宛の「申し送り書」も持参したほうがいいだろうと現在パソコンに向かって作成中です。久しぶりに、昨日書き込みいただいた方に返信コメントを簡単に述べさせてい頂きました。本当に大勢の方からの激励に心身ともに癒されます。これも私のお腹の痛みが起こらない要素の一つかもしれません。心より御礼申し上げます。
2009年11月07日
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昨日(5日)胃カメラでの検査を受けて来ました。要領は事前に知識としては修得したつもりですが、実際カメラが喉を通って胃の中に入る感触は想像出来ず不安でした。9時開始には10人くらいの人が集合し、3つの診察室で順番待ち。事前の血圧検査では114-72と、自分でも驚くくらい低血圧。かつて、高血圧症と診断され、薬治療をした昔が不思議なくらい。これも、基準以上に高い人は検査に問題あるらしく、3人くらいの人は「もう少し時間をおいて測り直しましょう」といわれ、なかには4度目にようやくクリアーする人も。さて、事前胃の中をきれいにする薬をのみ、胃の活動を止める注射を肩付近で受け(以外に痛い)喉をマヒさせる水飴みたいな液を口に。次第に口や喉の感覚がしびれてくるのがわかる。そしていよいよ私の順番が来て診察室へ。ここまで3度も氏名確認が行なわれたが、本人に間違いないかの確認が厳しい。さて、ベッドに横になりマウスを銜えていよいよカメラが体内に挿入される。ゲボッ!と咽せる。「ご免なさいね~。苦しいけど我慢して~。もっと身体の力を抜いて~」などの声を掛けられる。もう切なくて涙が流れるばかり。「中に荒れている部分があるので、摘ませてもらいますね」と組織の一部を3箇所摘出。どれくらいの時間が経過したのか分らなかったが必死に堪えながらの検査はようやく終わる。「水は1時間後に飲んでもよいけど、食事は3時間後に刺激の少ないものにしてください。アルコール類は3日間飲まないでください」と。車の運転も禁止だったので息子から迎えに来てもらう。妻に、「それじゃ~これから私の仕事場の日帰り温泉へ行き、身体を養生して足裏マッサージもしましよう」と言われ温泉へ。ところがその頃からお腹が痛み出す。温泉にゆっくり浸かっている間も不定期に痛みが押し寄せるので苦しい。足もみをしてもらい少し痛さは軽減するが、相変わらず気持ちが悪い。温泉のレストランで20時間振りに麺類の食事を摂る。でも痛みは止まず、炎症用の薬を飲んだがダメ。家に帰りそのまま寝たがこの状態が続き、結局もう一度夜中に足裏マッサージをしてもらいようやく楽になり眠りにつく。とにかく5日は非常に苦しい「地獄の一日」でした。一晩明けて今日は、あれほど昨日苦しんだ痛みは全く出ておりません。でも、決めました。仕事を辞めることを。朝、会社へ電話して「とてもこのまま仕事を続ける自信がなくなりました。私の後任を至急検討してほしい」と。もちろん今日から休んでおります。妻は「仕事の呪縛から解き放たれたようで、とても顔色がいいよ」だって。来週月曜日に辞表をもって出社する予定です。この後の展開は、もしかして新しい何かが期待出来るかも?・・・・いや、それはまだ早い。13日にはCT検査が待っており、17日に最終診断結果が言い渡されるまでは安心出来ない
2009年11月06日
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久しぶりに登場。いろいろありました。でも、ここでくどくど書くこともないかなと思いつつ一部告白。まず、薬はほとんど服用しておりません。貧血防止の鉄分薬は3日ほどのみ、めまいの状態が消えたので、その時点で中止。炎症止めの薬も、確かに飲むとお腹の痛みが消えることはわかりましたが、長く服用し続けると副作用が心配なのでこれも数回で止めました。あとは、1日2回の足裏マッサージを続行。身体を冷やさない工夫で衣服の変更。こまめに風呂で身体を温め早めの就寝。朝は野菜ジュースコップ1杯。カスピ海ヨーグルトにヌカ源という粉末とプルーンの濃縮液を混ぜたものを1カップ。そして紅茶に生姜で身体を温める。そしてリンゴを半分。これで食事代わり。昼と夕飯は普通にご飯ですが、腹八分目にしているので少々もの足りませんがそれで我慢我慢。お酒はピッタリ止めております。はやく元通りになって晩酌したいものです。以上のようなことを現在心がけています。いまは痛みも消え、もちろん毎日普通に仕事に行っております。ただ、妻は「もう仕事を辞めたら」と勧めます。たしかにこれから厳しい冬に向かい身体にも堪えそうなので、年内で退職しようとかなと考えております。明日はいよいよ胃カメラを入れての検査です。私の症状を聞いて胃潰瘍か十二指腸潰瘍かという予想の人が多いのですが結果は如何に?もしかしてガンということもないとは限らない。そんなイザという覚悟をしながら検査に臨む所存です。気持ちの整理が出来ずあまり気楽なことを書けないため、ただいまブログを自重しております。皆様の温かいお言葉を頂戴しながら、そのお礼のコメントを怠っていることに、非常に心苦しい思いがいたしますが、もう少し時間をください。少なくとも今月中旬の全部の検査結果を聞いてから、はっきり今後の方向性を決めたいと思います。今日はよる7時までに夕食を済ませました。以後飲食は一切ダメです。あとは明日の9時に病院へ行き検査を受けます。検査の後、どれくらいで食事が摂れるようになるのか説明を聞かないと分かりません。お昼は美味しいのを食べたいな~(いまから食い意地?)
2009年11月04日
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