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午後はふらりとイーグルスの2軍の試合(対DeNA)を見に。夏空の下、利府球場は満員だった。ボブさん川井の好投で6回無失点。打線では、まず2番ジャフェット・アマダー。とにかく大きい。防具を入れたアンパイヤかアメフトの選手、いやそれより太いだろうか。そして、3打席連続で引っ張ってレフト方向に鋭いヒット。1番松井稼頭央さんは、初回ヒットで出てアマダー安打でホームインしたほか、相手の守備が乱れて2ど出塁。5回は、やはりアマダーの2塁打で一気に1塁からホームに走るなど、活躍を見せてくれた。同様に1軍復帰が待たれる嶋は7番で先発だが、打撃の方は併殺と邪飛で、6回から川本に交替。そのほか、福田、哲朗、内田、中川、岩崎など、ファームの良さだろうが、肉声の聞こえるほどの眼前でみることができて良かった。目立ったのは、8号となる2点本塁打でパワーを見せつけた内田。そして、8回に声援の中代打で登場してみごとにダメ押しの2号本塁打の栗原だ。
2016.07.18
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ソフトバンクのホープ柳田は、元近鉄の柳田豊投手の親戚。いとこの子どもさんなのだそうだ。きょう知ってびっくりした。近鉄を支えた100勝投手。その踊るような投法を、学生の頃の私はよくマネしていた。非常によく似ているなどと評した友人達は、実際にTVで柳田のフォームを見たことなど無かっただろうが。すごい繋がりだ。元投手は、今は故郷の宮崎県で猟師をしておれらるという。
2016.04.10
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来季のわがイーグルスの体制が話題に。まだシーズンが残っているのに、どうかとは思いつつも、やはり気になる。梨田監督が有力という。近鉄ファンだった自分としても歓迎だが、ただ、野村氏や星野さんを据えてきた今までと比べると、ちょっと違うような気は否めない。どんなチームになってどんな采配を見せるのか、楽しみではある。そして、人づくりに期待だ。ファームの選手をいかに育てて、長い目で活かしていくのか。プロ野球が実社会との相似性で親しまれる大きなポイントであろうこのことに、どれだけ梨田氏が力を発揮するのか私は解らないが、近鉄や日本ハムの実績があるから大丈夫なのだろう。あとは、コーチとどううまく関係を造るか。そして、フロントや会社と...ところで、梨田氏というと、近鉄一筋。自分が小学生の頃から中心選手だった。コンニャク打法、平野のバックホーム、そして10.19の最初で最後のガッツポーズ。イーグルスの関係だと、札幌でスレッジに粉砕されたCS第2ステージ。仙台もメッキリ寒くなった。来週は10月。時は動いていますな。
2015.09.25
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50年に一度の大雨被害の後の日曜。今季は行けなかったコボスタに、とにかく一度は行かねばならぬと一人自転車を漕いで参戦。当日券で外野レフト自由。釜田の2試合目だが制球難で初回から2点献上。しかし、相手の先発ウルフもトミー・ジョン手術後1年4月ぶりの当番で球が甘いようだった。1回裏に4点をもぎ取る。こちらは、回りの人たちと何度もハイタッチできて嬉しかったが、荒れた試合の予感だった。荒れたのは天候も同様で、6回表に強い雨で中断。写真は9回表、5-6とリードを許している場面で松井裕樹が登場。夕日が沈みかけるコボスタ。この時点で5時半を回っていたと思うが、実は私は球場を後にしてしまった。6時半頃までに帰宅するためだった。途上でラジオを聴いていると、9回裏にサファテから牧田が起死回生の同点打。すばらしい。銀次で一気にサヨナラして欲しかったが、延長だ。レフトスタンド、みんな盛り上がっているだろな。10回表も松井かと思ったが、武藤。デーブ監督は武藤に託したのだろう。しかし、どうもピリッとしない。帰宅した頃には2点のリードを許してしまった。しかし、10回裏に五十嵐からノーアウト満塁の大チャンス。風呂場でラジオにかじりついていたが、三者凡退。久々のコボスタ。雨もあったが、久々に野球を体感できて良かった。皆さんただ野球を楽しむために集まって、みんな優しく楽しく。ちょっと弱いが、イーグルスのある仙台がやっぱり良いですね。でも、やっぱり今日は勝ってほしかった。首位SBだからと言わずに、意地を見せて欲しかったね。初登場ムリーロの活躍はあったが、もっと畳みかける打線、ピンチにしびれる攻めの投球、そしてチャンスに強いイーグルスが見たいですね。
2015.09.13
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降雨ノーゲームでコボスタから帰ってきた我が家の子が、球場でもらったヤツだよ、と雨で濡れた選手の応援歌集を取り出した。何気なく見たら、投手の応援歌ができている。どんな時に歌うのだろう。メロディーはどうか。今シーズンはまだ球場応援をしていないので、わからないのだが。たしかに、投手にもあって良いと思う。低迷の主因はタイムリーの欠乏。ピッチャー陣は結構と踏ん張っている。早い回での得点がほしい。仙台育英の打線爆発を参考にしてほしい。ところで、昨夜NHKの番組を観ていたら、元近鉄の金村氏が甲子園の名試合にコメントしていた。大逆転の名勝負を振り返りながら、金村氏は、劣勢でも絶対に勝つという気持ち、一度のチャンスで練習のすべてを出す意志があるのが高校野球だ、というようなことを語っていた。適当に飄々として、適当に熱っぽく、理屈すぎず情緒すぎず、いい存在感だった。今日は辛島だ。仕事の都合がつけば、今季初の観戦にのぞむか。
2015.08.12
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海の向こうで、ケーシー・マギーが事実上の戦力外通告を受けたとのニュースが舞い込んだ。40人枠に入らなかったというのだ。日本のプロ野球界としては、楽天優勝の立役者だし、巨人や阪神も関心を持っていた逸材だけに、獲得合戦が再燃するかもしれない。もちろん、楽天も鋭意検討するのではないだろうか。思えば2年前のあのシーズンは、素晴らしかった。イーグルス10年間の歴史で、はじめて、4番ジョーンズと5番マギーが効果的に機能していた。それが日本人選手にも好影響を与えて、少々のビハインドは覆せるという確信を根付かせ、実際に逆転勝利が多かった。ファンとしては、たまらないパターンだ。ケーシー・マギーか。打席にはいるときの独特の仕草が忘れられない。かりに仙台に戻るとなれば、市民県民は諸手をあげて歓迎するだろう。
2015.07.02
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郡山と山形を含むホームゲームで立て続けの負けは、痛い。好機に打てないことと、守備のほころびも気になる。故障者だけでオーダーを組めるくらいの(今日の実況であったフレーズ)戦力離脱がある中で、投手陣や若手野手が奮起して何とかつないできた交流戦終盤の勢いが、フッと消えてしまったかのよう。ところで、今朝の新聞では銀次が骨折判明と出ていた。5月22日に左すねを痛めたのだが、3人の医師から合計4回診察を受けたが骨に異常ナシの診断。しかし、痛みが消えないので、26日に福島県内の病院で検査をうけたら、左腓骨不全骨折と診断されたとのことだ。けがをした当日は、試合後に所沢市内の病院で打撲と診断された(河北新報)と報道されている。ライオンズのチームドクターを紹介してもらったのだろうか。芹田コンディショニング部長は、回復段階で骨折が分かる場合もある、と言っているようだが、復帰見込みが8月中旬までずれ込んだというのだから、順調であるはずがない。初期の診断(打撲とされた)や対処の適切性、さらにはリハビリの妥当性もどうなのか。そして、嶋の骨折のときもそうだったが、またまた「福島県内の病院」が登場した...■関連する過去の記事 痛い嶋の骨折(2015年6月18日)
2015.06.28
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13日のホーム中日戦で、打者のファウルボールが脇腹に当たった嶋捕手。仙台市内の病院で打撲と診断されて様子を見ていたが、痛みが引かないとして17日に福島市内の病院で検査したら、左第7肋骨の骨折と判明。17日に登録を抹消した。4から6週間の欠場が必要とのことで、前半戦の出場は無理。これは本当に痛い。銀次、枡田、岡島などの主力を欠いているところに、嶋の負傷。投手陣の踏ん張りで何とかここまで持ってきたが、打線のここ一番の得点力がないと、勝てる試合も勝てない。ベテラン牧田、後藤、稼頭央さん達の意地を見たいし、阿部や三好なども好機をモノにすべく奮起してほしい。聖澤の復活も本当に望まれる。明日の再開戦は辛島が踏ん張るだろう。打線には、機動力と効率的な加点を、ぜひお願いしたい。キャッチャーの陣容も悲鳴状態だ。伊志嶺もけがで登録抹消されているので、小関を正捕手に据えて、16日に昇格させた小山桂、そして下妻(酒田南高卒)を昇格させるという。育成のセゴビアを除いて、使える捕手全員を上げることになる。そして、ということは2軍の捕手はセゴビアだけ。イースタンが利府で一軍がコボスタの日ならば、下妻を併用もできるかも知れないが。何とも非常事態だ。そういえば、岡島や銀次が居れば、登録枠の関係で捕手2人制としても、延長戦など最悪の場合に急造キャッチャーとしてカウントできる可能性があったろう。今だと、バックアップできるのは岩崎くらいか。ところで、嶋の診断。最初の仙台の病院と、昨日の福島市の病院は、それぞれどこだろう。仙台は、労災病院がチームドクター的存在だと聞いたことがあるが。骨折を見逃すなんて、レントゲンとらなかったのだろうか。それとも、何か事情があって、2度目は別の病院にしたのか。とにかく、痛~い嶋の骨折。
2015.06.18
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山村宏樹さんといえば、阪神ドラフト1位で入団、後に近鉄に移り、分配ドラフトで新生イーグルスに入る。創生期のわがイーグルスを支えてくれた貴重な戦力だ。今では仙台のメディアで解説をしてくれる。山村さんの本を読んでみた。(『楽天イーグルス 優勝への3251日』角川SSC新書、2013年)結構、優等生的なことを書いているのかなというのが率直な感想だが、それでも、時に鋭い叙述がある。たとえば、誰もが手探りだった球団創生。また、大震災の後のチームの意識。おそらく御仁の人柄を反映してのことで、やさしい文章でくるまれているが、山村さんや当時の選手たちの思いがわかるような気がする。また、仙台に残る決意を書いたくだりがある。失礼ながら、決して順風満帆ばかりではなかったプロ野球人生の中で、一からの球団づくり、野村監督や星野監督との出会い、そして震災など、さまざまなことがあって、それでもまだまだ本当は現役を続行できる可能性もあるのに、この仙台で引退して仙台に残るという決意をされた。このような人がいることに、ありがたい気持ちになります。球界のハプニングで生まれたわが楽天イーグルス。それでも、そこに集まった選手やスタッフが居て、それを応援する東北の人々が居て、いつしか人々は選手に励まされて、地域に根ざしてきていると言えるのではないか。今日は雨で中止になった。実は、球団とともに成長した我が家の子どもたちが、春休みで行く予定だった。残念だが、我々はこれからいつでも応援できる。山村さんとともに今年のイーグルスを応援していきたい。
2015.04.01
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先月のこと、今季片山が内野手に転向した。サウスポーだから守りは一塁。けがで急に転向を余儀なくされたようなイメージを受けがちだが、そもそも報徳学園では打撃も見事だったはず。しかも、ずっとイーグルスを支えてきた印象があるのに、まだ27歳と若い。本当にバッターとして期待されてのことなのだろう。片山というと、期待の大型高卒新人だった。3年目に先発で頭角を現そうかとしていた頃は、ファンもワクワクしたものだ。その後は主にリリーフで活躍。こんどは打者として、違った面でまた我々に夢を与えてくれる。ありがたいことだ。順風とは行かないかも知れないが、チャレンジできる環境があるのだから、思い切りがんばってほしい。イーグルスファンとして、熱く、温かく、見守りたい。■関連する過去の記事 ついに片山登場!!(2008年6月3日)
2015.03.05
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報道では、ジョーンズとファルケンボーグは球団が自由契約にするという。再契約の可能性もあるが、退団の方向のようだ。ジョーンズにはロッテが関心を示しているとの記事もあった。そうか。優勝の昨シーズン、後ろにマギーが控えてのコンビは素晴らしかった。まさに、イーグルスの外国人パワーの最高峰を示してもらった。今季はたしかに不調だが、長打の魅力は常にファンの心をとらえていた。そういえば、シャーパー中島も引退。淋しくなりますね。■関連する過去の記事 イーグルス外国人列伝(10年8月28日)そのうちまた、新・外国人列伝を書きます。
2014.11.29
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昨日はドラフト1位指名の挨拶のニュースがありました。イーグルスは安楽投手のところへ。映像に出たのは何と、ウメさんではないか。NHKのニュースでは、「スカウト担当者が...」と説明していた。他の球団の場合は「スカウト」と言い切っているので、会社のポストとして正式なスカウトではないことを反映しているのだろうか。などと小さなことも考えたが、いずれにしてもこの顔、山下ウメさんには変わりない。いろんな逸話がありましたね。野村監督がトイレに行っていた間の決勝打や、バントが2塁打になったとか。そして、ドミンゴとのヒーローインタビューも。いまは球団スタッフでチームを支えているというわけです。
2014.10.25
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昨日(13日)は午後に時間が空いたので、フラッとイーグルス利府球場を訪れた。秋晴れに加えてジャイアンツ戦ということもあってか、芝生席もかなり混み合っていた。いつも思うが利府球場の良いところは、目の前で選手に接すること。一軍と二軍の垣根の低いチームだから、芝生席に陣取ると、金網越しにレギュラークラスの投球練習の姿や話し声と同じ空気に包まれる。試合は0-0だったが、観戦し始めた直後の3回裏に4番内田のライトフェンス直撃で先制。投げては濱矢から早々に片山。あとは1イニングずつ、戸村、長谷部、上園と豪華なリレーが堪能できた。みな三者凡退。すばらしい。斎藤隆も投球練習を始めていた。テンポ良い展開だったが、8回表に小山が乱れて四球と安打で一死二三塁。巨人は2塁に代走高橋洸としたが、代わった金刃が一球で併殺。その裏は楽天が先頭聖沢のヒットなど2番手阿南を攻めて、2死から巨人がピッチャー交替。阿波野コーチがマウンドに来たようだ。この頃、北西の空に見えていた青黒い雲がじわっと上天に広がってきて、冷たい風が感じられるようになっていた。そろそろ降り出すかな、内野席に移動しようと、私は立ち上がって芝生席の上辺の通路を出口に向かって歩いていた。その時だった。閃光があったと思ったら、ズドーンという大きな音。空が割れるかと思った。私は思わず膝が折れてしゃがみ込むような姿勢になってしまった。こんな爆音のような雷鳴は、初めてだと思う。お客さんは立ち上がって動き始める。選手たちも皆ベンチに逃げ込んでいく。程なくして、中断のアナウンス。雷に直撃されたらどうしようか。雨はまだ降っていないが、そのうち豪雨も予想される。なので、すぐには帰宅せず、ネット裏内野席の屋根のある通路にて待避。その間に雨が強くなり、主審がコールドの宣告。誰かが西武球場も大きくリードで5位確定、ダブル勝利だ、と説明してくれた。中断後30分くらいだろうか。雨もあがったので、帰宅。家を出る前に観たTVでは一軍も則本で3-2だった。帰宅して観ると、最終回の裏、クルーズがバタバタしていた場面だったが、何とか抑えてくれて5位浮上だ。
2014.09.14
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昨日夜にテレビでみていた。8回裏に西村の初ヒット。打点もついた。良かった。朝の新聞で利府のイースタンの結果を見ていたら、西村が安打2本。そうか、一軍登録のまま昼には利府で打ってきたということか。枡田の名もあった。ついでに、相手は上も下も同じ日ハム。今日はどちらもデイゲームだから、コボスタに入っているだろうが。プロ野球の本拠地だということを、今さらながらに実感した。創成期を支えた内野の名手、今でもチームの貴重な戦力だ。がんばれ西村選手。
2014.04.19
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昨日のプロ野球オープン戦で山崎武司が一日だけの選手契約。中日と楽天の試合で4番DHの打席を務めた。夜にCSで試合の様子を見ていたのだが、素晴らしいのは最後の山崎の言葉だ。ドラゴンズのユニホームを着ながらも、縁の深いイーグルスとの対戦。解説者として両チームの日本シリーズを解説したい、とのことば。そして、被災地への配慮。地元名古屋の自身の引退試合の晴れ舞台に、これだけ東北や震災に言及したことが、この人の素晴らしさだと、思った。新天地イーグルスでの本塁打王はもちろん偉業だが、データ以上のたいへん大きな存在感のある新興球団の主砲だった。
2014.03.22
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先週、則本の第1戦先発について勝手な論評を書いた。(先週の記事です。)田中を本拠地に戻る第6戦に当てるのはその通りだが、則本の第1戦起用は、ドームで勝ち試合の抑えに回すのが目的だったようだ。事実、第5戦は辛島と則本の継投で競り勝った。王手でホーム。無敗の田中で迎えた。今日、決めなければならない。日本一だ。私は子供の頃、なぜか近鉄のファンだった。初の日シリ進出で広島に敗れ、仰木監督の時も巨人に3連勝しながら4連敗。そして10年ほど前だろうか、最後のリーグ優勝も日本一は果たせなかった。消滅した近鉄の流れを汲むわがイーグルスの誕生から、もう9シーズン目。何とも感慨深い。星野監督の著書『改訂版 星野流』(2011年)にこう書いてある。宮城・仙台は伊達の昔から裕福な土地柄のせいか、穏やかでおとなしい気風。その仙台・宮城・東北に楽天野球を通してインパクトを与え、点火し、熱く燃え立たせていくのが今回の私の役回り、と。この本は2011年2月の発行。直後のあの震災があった。東北は苦難と混迷の中にあるけれども、星野監督の点火した炎が、この地を熱くして、今日最高潮となるのではないか。東北を日本一に。そして、元近鉄ファンの私だが、生まれ育った東北のチームが、しかも仙台の地で、人生で初の日本一のその瞬間を迎えることになる。今朝は快晴。良い日になるだろう。
2013.11.02
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いよいよ今夜が初戦。関東地方では朝から台風27号の風雨が報じられているが、仙台の夜の決戦には影響がないだろう。さて、監督会議で予告先発の導入が決まり、G内海に対して、わがイーグルスは則本。大方の予想は初戦で田中と内海、第2戦が則本と菅野だったから、則本の予告先発はさまざまな憶測を呼んでいる。田中を全戦でリリーフ待機させる、ということはまさかあり得ない。先発の枚数が多いわけでもなく、中継ぎや抑えに不安を抱えているから、リリーフで勝つ試合は多くない。節目の試合で先発完投させて必ず勝つために田中を使うしかなく、余裕をみて特に後半戦でブルペン待機くらいだろう。あまり考えたくないが、田中に何らかの事情がある可能性も、一応ありうる。各紙の報道を眺めてみると、球団側が田中の疲労を考慮した、本人が万全の登板を希望しているから、というのが大筋の報じ方のようだ。CSでは月曜日(21日)に最終回を投げているから、中5日にして日曜の第2戦の必勝を期するということで、「理由」としては成立する。しかし、それは嘘ではないとしても、さらに意味のある「作戦」のはずだ。第2戦と第6戦なら万全な田中で確実に勝てる。第1戦を則本で取れば、連覇でドームに乗り込むので、シリーズの主導権を握れる。このような発想が考えられる。ただし、第2戦必勝から逆算するこの考えは、初戦をとるかどうかで大きく分かれるいわばギャンブルと言える。それでも、星野監督が自ら監督会議で予告先発制度を提案したことも考え合わせれば、一定の合理的な考えに基づくのではないか。次のように。巨人は内海、菅野の順番で来る。菅野は打てるが内海はどうか。それならば、巨人打線にとって初モノの則本に相手が手こずるはずだから、そのうちに、AJとマギーの爆発を待つ。シリーズ開幕投手を任せれば則本は期待に応えるだろう。レギュラーシーズンの開幕こそ黒星だが、ここで勝てば本人にも大きな自信になり敵地での第5戦も投げ勝つ可能性が高まる。つまり、2連勝する可能性が高く、そうすれば短期決戦の流れをイーグルスが掌握するという訳だ。ドームでの3戦目と4戦目は、美馬と辛島が先発するだろうが、青山、斎藤、長谷部、宮川などで何とか試合を作って、3勝2敗で、最悪でも2勝3敗で仙台に帰ってくる。かりに敵地で連敗しても、或いはギャンブル性のある開幕戦を落としていても、第5戦で則本を再び送りこんで絶対に仙台に帰ってくる。そうすれば、ホーム第6戦は田中で必勝。ここで最終勝利が星野監督の描く最高のシナリオだ。もし、第6戦で通算3勝3敗のタイとなる場合には、第7戦は美馬の先発に則本も田中もブルペン待機で、歓喜の日本一を取る。ここには、ホームグラウンドに戻ってからの田中の役割を重視している「作戦」が読み取れる。東北のチームとしての「勝ち方」も考えているのだ。私は、星野監督はCS直後からこう考えていたと思う。ホームの第6戦を田中で勝つことを基軸にして、若武者則本への信頼と打線の可能性を見抜いた上で、こう考えたのではないか。仙台で2つ最初に取る。そのために、則本を送り出すのだ。闘将の胸の内では、奇策でも何でもない。日本一への、そしてチームが地元で最高の姿を見せてくれるための、合理的な「作戦」なのだと思う。今夜の東北は熱くなるだろう。
2013.10.26
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優勝決定後初のホーム。凱旋試合に惜しくも敗れましたが、試合後のセレモニーにKスタは沸きました。専用の白いテープ(100円)の芯を抜いて、投げ入れました。スタジアムの外に出たとき、雑踏の中で、サンドウィッチマンと草野アンバサダーと握手。
2013.10.04
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素晴らしい瞬間が実現しました。家族でTVを観ていました。星野監督のコメントが良かった。小山がはしゃぎ回っていましたが、今朝の新聞だと、自分の野球人生には優勝は無縁と思っていたとのこと。創成期からチームを支えてくれたのは小山だ。ラズナーのユニホームを着た青山も印象的でした。KスタのPVにも行ってみようか、いや今日は優勝はないと思って電車に乗り込みましたが、ワンセグ見ると、いつのまにか逆転の好機。私は以前から、優勝を決める試合ではジョーンズが決定的な仕事をすると思っていましたが、本当にそうなりました。その前には田中をブルペンに出していましたが、星野監督はすごいことを考えていると思いました。逆転勝利を呼び込み、そして田中でこの歴史的な試合を締めくくるという構想です。果たしてジョーンズの逆転打、リードしていたロッテは日ハムに逆転負け。そして田中の登板。ブルペンを出るときに小山らが拍手で送り出していた。最後は圧巻のストレート勝負。もう言うこと無いです。9年かかりました。ありがとう楽天イーグルス。がんばろう東北。
2013.09.27
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今日の試合は楽天山の上の仮設スタンドでゆっくり観戦しようと思っていましたが、今は仙台は大雨。近づく台風の影響でしょうが、残念でした。さて、昨日はもう一歩及ばずの試合でしたので、先発オトミロンと一番アミジャコの活躍で確実に勝って欲しかった...という具合に、我が家ではTVを見ながら子ども達が、選手名(ローマ字)を逆読みする文化があります。イーグルスの選手で、逆読みが成り立つ選手というと、次のとおりです。オトミロン 則本 NORIMOTOアミジャコ 岡島 OKAJIMAアマヨア 青山 AOYAMAイアガン 永井 NAGAIオトモネ 榎本 ENOMOTOアワガカン 中川 NAKAGAWAアワザカン 仲澤 NAKAZAWAアマヨ 小山 OYAMA(注意。小山伸一郎ではなく、捕手のOYAMAです。)エバ 阿部 ABEオノゼウ 上園 UEZONOエウオニ 井上 INOUE以前、ヒマに任せて子ども達がDSで逆読みして録音し(オトミロン)、逆再生すると選手名に聞こえる(NORIMOTO)から、まあ不思議です。音素を逆に並べるから当然とはいえ、面白いです。日本語としては成り立ちませんが、例えば、オティアス(最後は子音のみ) 斎藤 SAITOアミム(同上) 美馬 MIMAイワアク(同上) 川井 KAWAIアカスィ 井坂 ISAKAなども逆再生すると、そう聞こえます。日本語の音節は子音だけで構成されることがないので(撥音のンは別)、最後が子音だけのSやKで終わることはないのですが、逆に考えれば、英語など外国語の理解にもつながります。中学生には、英語の子音を知るためのちょうど良い「教材」かも知れません。以前、テレビで知ったのですが、外国人は日本語の逆さ読みが大変苦手だという。例えば、日本人にとっては、則本選手の逆さまはトモリノになるのは、日本語が音素ではなく音節で認識されているから(特に、平仮名や片仮名の表記を考えればわかる)。しかし、欧米の人は、もともと音素(アルファベット表記)で単語を認識するのだろうから、わざわざ音節に再構成した上で逆に読む、という作業は難しいのだろう。逆も真なりで、日本人にとっては、音節単位でなく、アルファベットで逆読みするというのが、苦手になるという訳です。逆さ言葉(竹やぶ焼けた)は、英語では例えば、Madam, I'm Adam. というpalindromeがあるという。以前本で読んだ。確かに文字では逆配列になるのでしょうが、日本語の回文と比べては、聞いてもピンと来ないし、リズムも悪いでしょう。さて、それでは次の課題。日本語でも音素単位の回文を考えてみましょう。「榎本、お供ね!」もう少しマシなものを、そのうち考えてみます。
2013.09.15
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ついにイーグルスもマジック点灯目前! 万感胸に迫りますね。わが子達よりも若い大事な東北の新生児でしたが、やっとここまで...ところで、家の子ども達はマジックナンバーについて誤解があるようです。「マジック点灯とかいうけど、144試合全部勝てばいいのだから、最初から全チーム144なんじゃないの」う~ん。ありがちな誤解。自分も中学生の頃は、そう思っていた。しかし、マジックとは特殊な概念であり、「自力優勝」(これも誤解されがち)とも関連して、ちょっとヒネリの効いた考え方なのです。ここで、マジックナンバーをスッキリと理解するための考え方を、私なりに。------------自チームが残り試合を全勝すれば、リーグ内の他チーム同士の勝敗いかんにかかわらずリーグ一位となる場合、「自力優勝が可能」と表現する。すなわち、リーグ戦開始時点ではどのチームも自力優勝の可能性があるが、成績不調のチームはやがて「自力優勝が消滅」する。(つまり、他チームに首位を叩いてもらわないと浮かび上がれない状態。さらに負けが込むと2位以下が確定する。)他のチームがすべて「自力優勝消滅」した場合に、自チームがあと何勝すれば優勝を確定できるかが、マジックナンバーである。つまり、自力優勝可能性の背比べであるが、(1)他チームがすべて消滅した場合に限って論じることとし、(2)他チーム中で最も(他力)優勝に近いチームを対象にして、対象チームが全勝しても自チームがあと何勝すれば上回るのか、を算出するものである。------------わかりにくいですかね。リーグ戦である以上、自チーム以外の試合でも順位が左右されることから、考え方を絞っているということなのですが。さて、我が子たちはテレビを見ながら、ほかにも素朴な疑問を口にしています。「嶋が得意の右打ちを見せました~!!」(子)「えっ?嶋って前から右打ちだけど...」「大谷の二刀流の挑戦は模索が続きますね~」(子)「大谷だけ騒ぐけど、セ・リーグのピッチャーってみんな二刀流だよ」解説も不要ではありますが、素直な発想というものも大事。その上で、なぜそのように言われているのかをよく理解すれば、日本語の幅も広がり、プロ野球観戦の楽しみも深まるというものでしょう。
2013.08.25
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昨日も田中は連勝記録を伸ばすとともに、イーグルスの連敗を阻止。チームの活力を回復してくれたようで、その意味でもエースの真価を発揮してくれた。さて、何日か前に豊田泰光さんが日本経済新聞のコラムに書いていたことを思い出した。読み返していないので不正確だが、大要こんな記事だった。田中が記録塗り替えによって、稲尾や豊田さんの時代に光を当ててくれた。記録達成の時の稲尾は、先発もリリーフもありで、チームより個人記録優先の起用。実際に記録を達成した試合でも、味方が初回3点を取った直後に先発投手を下げて稲尾を登板させたのだ。しかし不思議なことに他の選手に大きな違和感もなく、大記録達成という方向に皆が向いていた。今の楽天も、田中というミコシを担いで行ける時だ。実は私は、毎回先発で連勝する田中の方が、かつての稲尾氏より価値があるのではないか、という感覚的な感想は持っていたが、チームとしてどうなのか、などはあまり深く考えたこともなかった。もし田中で負けたら、最近沈滞のチーム事情に拍車をかけるな、という単純な心配をしていたくらいだ。豊田さんの記事は大変興味深かった。まず、チームの意識だ。たしかに、個人記録優先の起用だったようだが、ミコシを担げる一体感は、担げるミコシ(個人記録)があってこそだ。特に、優勝をあらそう状況にあっては、支柱がほしい。よもや崩れてしまっては祭そのものが終わるから、ミコシをしっかり支えていかなければならない。もう一つは、ものの見方の深さと幅広さ。稲尾氏と田中の連勝記録を単純に価値比較して論じることも、それはそれで楽しかろうが、時代や時勢のことなる両記録は、それぞれの価値があるだろう。当時の野武士軍団西鉄で、連投も当然、年間勝利数も30や40という鉄腕が果たした役割は強烈だったはずだ。今や投手分業制が確立し、一定間隔のローテを守りながら確実に役目を果たすこと、これも何物に代え難い球団の宝だ。プロ野球とは、まことに面白い。個人、チーム、地域、そして時代がどう関わっていたか。豊田さんにとっても、あの熱い時代に光を当ててくれたことへの感謝があったのだと思う。さて、いずれにしても偉大な記録。そんな記録の更新のまっただ中に、今のイーグルスと東北は、あるのです。幸せなことに。
2013.08.24
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真夏の夜の9日は、田中の新記録達成で歓喜の坩堝と化したKスタだった。本当に、熱かった。さて、今朝の河北新報では、球団がシリーズに備えて2000席程度を仮設で増築して、9月の主催ゲームから使用するという。我が家の子は、取り壊すのはもったいないというが、今回は時間を優先するのだろう。シリーズに間に合わせるためなのだ。そもそも、Kスタではシリーズはできないという話があると聞いていたが、今朝の記事では「NPBがシリーズの収入源を懸念して、球団に対して2万8千席に増やすよう求めてきた経緯がある」と説明されている。開催場所やチケット価格はNBPに決定権があるため、球団としては最大限の努力を示すことで、仙台開催に理解を得たい考え、との解説だ。たしかに、収容人員は無視できない要素ではある。3万人が、ひとつの目安とみられているようだ。かりに、収容人員が少ないとの理由で、Kスタの試合だけがチケットの価格が跳ね上がるようでは、たしかに困る。また、参入時に三木谷社長が球場の増席を約束したとも報じられている。興行側のカネ勘定や、球団側の怠慢を指摘する向きは、それはそれで重要なことだろう。しかし、大事なことを置き去りにしては行けない。プロ野球は、カネのためだけではない、町や地域や人の心に勇気を与えるものだろう。特に復興に心ひとつに向かう我々東北人にとって、今年のイーグルスの躍進は、格別の意味を持っている。2年前の春。開幕さえ危ぶまれた中で、宮城に戻った選手達は、野球どころではない状況で戦うことになった。遅れてきて申し訳ない、野球をやっていて良いのか。嶋の言葉だった。それでも選手達は時に仮設住宅を訪れては人々を励まし、逆に励まされた。子ども達に教えたり、球場に招いたりもした。9年前に急転直下、東北に生まれた急造球団だが、地域に根付き、震災で一層絆を強くした。地域あっての球団であり、地域に支えられての野球だ。そのチームの最高の晴れ舞台が、わが東北を離れての開催とは、以上からして到底考えられない。プロ野球と地域の関係、あるいはプロ野球そのものを真正面から問う問題だと言えるかも知れない。
2013.08.11
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週末はいずれも逆転で2位ロッテを突き放す見事な3連勝。王者の底力を見せつけた、我がイーグルス戦士が着けるのは緑色の企画ユニホーム。東北の復興を願い、東北の豊かな緑が変わらなくあり続けることへの願いをこめて、「ときわ色」としたという。ここで、常盤木学園のことを思い出した。■関連する過去の記事 「常磐」と常盤木学園(2013年3月17日)ところで、複数の国語辞典をみたが、「ときわ」は「常磐」で、永久に不変なこと(雅語的表現)、木の葉が一年中緑で色が変わらないこと、とある。派生語として「常磐木」は、一年中緑の葉がみられる常緑樹のこと、とある。とすると、前回の記事では、トキワは「常盤」が本来で「常磐」もありうる、との趣旨を記したのは正しくなかったのか。さて、イーグルスの公式サイトの説明では、こうだ。「つね(常)に変わらない」という「常磐」の意味を持つ色「常盤色」を使ったデザインのユニフォーム何だか、ひじょうに混乱してきた。
2013.07.29
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昨夜はオリックス相手に逆転。田中は開幕13連勝。1点を許して完投した田中は、連続無失点が42回で途切れた。これはシーズン連続イニング無失点としては、(2リーグ制以降)歴代11位の記録。しかし、安定感は抜群で、連勝記録などを更新中だ。河北新報が各種記録を掲げてくれている。■連続イニング無失点 42(2013年6月9日-7月16日) 両リーグ歴代11位 1位は金田(国鉄1958年)の64回1/3だ。2位杉浦(南海1959)54回2/3、3位別所(巨人1955)、4位藤川(阪神2006)、5位小山(阪神1962)、6位ダルビッシュ、7位堀内、8位杉浦、大竹(広島)、10位金田(巨人1965)■連続シーズン連勝 17(昨年8月26日から。更新中) パ歴代2位タイ パ1位は稲尾(西鉄1957)で20連勝、2位足立光宏(阪急1970-71)17連勝。 両リーグでは、1位(20連勝)が松田清(巨人1951-52)、稲尾、3位(18連勝)が中田良弘(阪神1981-85)、4位タイが足立、田中。■開幕連勝 13(更新中) 歴代4位タイ 2リーグ制以降で、1位(15連勝)は間柴(日ハム1981)、斉藤(SB2005)。3位(14連勝)篠原(ダイエー1999)。4位(13連勝)は堀内(巨人1966)と田中。
2013.07.17
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今日は仕事でKスタには行けないが、地上波で少し見ていた。味方が勝ち越した直後の6回表、先発則本が走者2人を出してから3者連続三振。マウンド上で吠えた場面は、スイッチが入った田中を連想させた。田中は今週前半の日ハム戦(東京ドームでE主催)で、完封で開幕12連勝。また、連続無失点イニング40は、稲尾の39を越えてリーグ4位。各種報道から記録をみてみる。■連続イニング無失点 40(6月9日対巨人から)パのシーズン連続イニング無失点記録1 杉浦(南海59年)54回2/32 ダルビッシュ(日本ハム11年)463 杉浦(南海59年)434 田中(楽天13年)405 稲尾(西鉄58年)395 田中勉(西鉄63年)39プロ野球記録は、金田(国鉄58年)64回1/3■連勝 通算16(昨年8/26対日ハムから)、シーズン12開幕12連勝以上の投手(2リーグ制以降)15連勝 間柴(日ハム81年)、斉藤(SB05年)14 篠原(ダイエー99年)13 堀内(巨人66年)12 林(南海65年)、岩隈(近鉄04年)、田中(楽天13年)話を今日の試合に戻すが、画面上ながらKスタでプレーする直人や星孝典には、多少の感慨を覚えた。また、不思議だったのは、5回裏の西武の守り。1-1同点、岩崎と聖沢の連続安打を藤田が送って、1死2塁3塁。ここで、前打席で本塁打のジョーンズを前に3番銀次を敬遠して満塁とした作戦だ。結局ジョーンズはストレートの押出し四球を選んだのだ。4球目を余裕で見送ったジョーンズの「完勝」だった。この満塁策について何らかの解説を、ネットで探してみた。ネット上の評論としては、銀次にカウント2-0となった時点で、足の遅いAJで併殺を狙うことに切り替えたというものがある。とすると、判断はこうだろうか。すなわち、銀次の打席で勝負に行くとすれば、悪い方から順に考えて...(a)安打で2点追加され、なお1死2塁でAJとマギーを迎える(b)犠飛で1点追加され、2死2塁でAJを迎える(b')カウントによってはスクイズ敢行され1点。2死2塁でAJ(c)内野ゴロだが岩崎生還で1点追加され、2死3塁か2塁でAJを迎える(d)内野ゴロ凡退か三振。2死2塁3塁でAJを迎えるという結果が想定される。十亀は、聖沢の打球を受けた影響もあるのか、ボールが先行してしまった。ゾーンを狙って甘くなった球を打たれると、2点を覚悟しなければならぬ。とすると、むしろ銀次を歩かせて、(e)AJで併殺でチェンジ(f)AJ併殺崩れで1点追加される。2死でマギー迎える(g)AJ犠牲フライで1点追加。2死でマギー迎えるのいずれかの方が、マシではないか。銀次で勝負に行くと、アウトカウントが増える(c)や(d)なら良いが、(a)か(b)になって1点を与えた上でAJを迎えるよりは、満塁の状況にしておけば、守りは堅いからうまくいけば追加点無しでこの回を切り抜けられる... との判断ということになる。この決断を支えるものとしては、左の銀次より右のAJの方が怖くないとの判断、あるいは十亀がデータで勝っていた事情があったのかも知れない。結果はAJにストレートの四球。完全に十亀が「飲まれた」形だった。そして、直後のマギーは実際の結果が併殺のとれる凡打で、ショートが確実に処理していれば1点止まりだったから、西武のとった戦略もせめてもの評価ができたかも知れない。でも結果の事実としては、2点の追加を許した。評価としては、どうだろうか。野球の戦術は詳しくないが、ジョーンズ勝負という西武の判断は理解しがたいように私は思う。また、いずれにしてもイーグルスとしては、大型主砲に勝負を挑まれたのだから、見返してやることができたのは、本当に良かった。前の打席ではソロを見せつけた。そして、この打席では「四死球王」の貫禄を示した、ジョーンズだった。
2013.07.13
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ビックリした。バスに乗っていてふと車窓からバス停が目に入ったのだが、屋根付きのバス停(広告付きバス停留所上屋というらしい)の大きな広告スペースに何と、イーグルスの小山が出ているのだ。全面に、しかも単独で。HEATとかいう文字とともに、自身が燃えている姿だ。たしかに小山がここ一番でしっかり抑えてくれると、頼もしい。ゲーム後半の要。投手陣のリーダーだ。今年も球春が間近。そして、小山が単独で出てくるシーズンになった。そんな仙台の町も良いではないか。
2013.03.12
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ゴジラ松井の引退が大きく報じられている昨日今日だが、イーグルス関係では斎藤の入団も伝えられている。新外国人も(今度こそ)頼もしいと言うことで、星野楽天3年目の開花を予想しよう。ところで、先日のTV番組で戦力外通告を受けた中村はまだ進路未定ということだった。本当に意外な通告だったが、まだまだ続行を希望するのも当然と思う。年の暮れのこの今も仙台の自宅(番組で紹介されていた)にいるのだろうか。育成からはい上がって、イーグルスを支えてくれた杜の都のスターだ。番組にも出ていたが、渡辺(直人)、内村など、楽天らしい個性派の選手たちが、今はもういない。新設球団といいながらもう8年経過して、選手達の出入りもそれなりに積み重なってしまっている。いまでは高須や小山ぐらいだろうか、創設時メンバーは。有銘や山村のように、創設期から駒数の苦しいチームを支えてきてくれた選手達も、これまでとは違った年の暮れを迎えていることだろう。そう言えば番組にはヤクルト戦力外の一場も出ていた。長いような、早いようなこの8年間だったが、一生懸命に仙台・東北を盛り上げてくれた選手達。私たちは本当に彼らに感謝しなければならない。
2012.12.29
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今朝の新聞で、元阪神の選手が詐欺容疑で逮捕されたと。この人、96年10月の対中日戦でプロ野球史上初の1イニング2満塁本塁打を、新庄とともに達成した、というのだ。あれ、1イニング2満塁弾なら、我がイーグルスが見事に記録しているぞ。あの試合、フルスタ(当時)に下の娘を連れて見に行ったのだから。(2007年4月1日の日記)新聞記事は史上初と指摘しているのであって、唯一の記録とは言っていないから、間違いではないのだ。イーグルスの山崎とホセはたしか史上3例目だったのだ。それにしても懐かしいね。前日は、やはり親子で応援に行って、岩隈の先発回避で負けてしまたのでした。ホーム開幕戦だが、風も寒くて辛かった。それだけに翌日のこの試合は、天気も良くて、吉井を打ち込んで快勝だったのでした。今考えると、この2人とも主砲クラスなのに記録達成ということは打順が随分離れていたことになりますが、この時不調の山崎が何と打順8番だったのでした。3回ウラ。先頭の8番山崎安打、9番にプロ初先発の嶋が送って1番鉄平がゴロで倒れ、ここまでで2死2塁。しかし、次の2番高須が内野エラーで走者1塁3塁。吉井の自責点がなくなった状態で、ここからがすごかった。3番礒部四球のあと4番ホセ満塁弾。5番草野四球、6番鷹野安打、7番ウィット四球の満塁で、8番山崎がイニング2度目の満塁本塁打。選手達の名も懐かしいです。
2012.11.17
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ある方のブログで「日本シリーズ加藤事件」とあって、アノ事件かと直感しました。実は内容は、今年のシリーズでGの加藤選手が頭部付近の投球を受けて転倒し、死球を受けたかのように振る舞って、柳田球審をしてF多田野の危険球退場を宣告させてしまった事件のことでした。スポーツマンシップに反するとのご意見には全く賛同。私もあの夜は、子ども達とTVのリプレー見て文句を言い合っていました。ところで、直感したアノ事件とは、もう20年以上も前のこと。1989年のシリーズで、3連勝した近鉄バファローズの勝利投手加藤哲郎が「巨人はロッテより弱い」と放言したとされる(実は言っていない)一件です。まったくもって懐かしい事件ですが、前年の死闘(ロッテ相手の10.19ダブルヘッダー)を乗り越え、悲願のシリーズ初制覇を目指したバファローズが波に乗って一気に決めようとする勢いでした。しかしながら、その後に何と4連敗。大逆転優勝のGからはあのビッグマウスが勝利の要因とまで言われました。あの時、私の知り合いのある虎ファンは、そんなら阪神はPL以下と言うことか、と誰も何も言っていないのにひとり憤慨しておりましたが。しかし、加藤の良いところは、世間のGファンからあらぬ反感(と感謝)を浴びつつも、逆に持ちネタにさえしている度量の広さです。88年、89年に頭角を現しましたが、感情を表に出すようなタイプの面白い選手でした。時は流れて、2001年頃だったと思うのですが、夜中のCS放送で大阪ドームでのBu-GのOB戦の録画をたまたま観ました。ものすごく面白かったです。往年の名選手がズラリ。そして、イニングの合間になると「プロ野球巨人対近鉄というとこの人」などという触れ込みで加藤選手が紹介されてイジられる。それも何度も出てくるのですが、本人もサービス精神タップリに応じていました。試合にも登場していたと思いますが、まさにこのカードになくてはならない、すこし大げさかも知れませんがプロ野球文化史上のひとつの「華」のような存在だと思います。おなじ加藤事件でも今年のは本当にいただけない。でも昔の加藤事件のような逸話なら楽しい(でも本心はやっぱり近鉄として一度は優勝したかったのですが)。イーグルスには来季どんな個性ある選手が出てきて、どんな話題が沸き起こるのでしょうか。
2012.11.12
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厳しさは相変わらずだけれども、こんなことを真剣に考えていられることもファン冥利ではないか。 まずは、3チームのCS進出ラインである。 SB(残6)Eagles(残8)CLM(残7)6-0 .538------5-1 .530------4-2 .5238-0 .525---3-3 .5157-1 .519---2-4 .5086-2 .5117-0 .5121-5 .5005-3 .50376-1 .50390-6 .4924-4 .49635-2 .4961---3-5 .48894-3 .4884---2-6 .48153-4 .4806次に、今後の日程を検討してみる。 日程HawksEaglesCLM9/30(日)攝津 F------10/1(月)---田中 B ? L10/2(火)木佐貫 E釜田 H*? L10/3(水)新垣 FダックワースL*? B10/4(木)---美馬 L*---10/5(金)大隣 B辛島 F---10/6(土)攝津 E田中 H*? L10/7(日)---釜田 M? E10/8(月)木佐貫 BダックワースM? Eイーグルスは単なる連戦ではなく、各地を転戦するから相当集中力が要求される(*印が本拠地Kスタ)。厳しい局面だが、頑張って欲しい。ソフトバンクとの2戦を必勝すると考えれば、進出ライン表のSBの上位2行は消えてなくなるから、互角に近いと考えることもできるが、勝ち続けることが前提だから、やっぱり厳しい。月曜は田中で勝ち、火曜日からのKスタ3連戦は投手陣の踏ん張りで何とか取りたい。初戦のSB直接対決がポイントだが、中軸の打棒爆発で大勝し、その勢いで3連戦で投手陣を楽にして欲しい。こうして4連勝で臨めば、土曜日の再びのSB直接対決が俄然盛り上がるだろう。3年前の歓喜を、ぜひ。
2012.09.29
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長いタイトルですみません。ちょっと期待が入ったもので。それにしても、昨日の藤田の5安打に続いて、牧田の2本塁打と7打点は素晴らしい。中堅どころが日替わりで大爆発。気持ちいいですね。牧田は大砲候補とのかけ声が毎年春には高いのですが、そろそろ本物になりつつあるでしょうか。記録をいうと、1試合あたりの最多打点は11(飯島滋弥)が日本記録で、これは2つの満塁本塁打を含むようです。すごいですね。イーグルスのチーム記録は今夜の牧田が塗り替えたのでしょうか。
2012.09.19
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すごいですね。大敗の前夜の意趣返しのような連打爆発。爽快な勝ちをもたらした今日の立役者は藤田です。CS進出の3位に食い込めるかどうか。週末のSB連戦に向けてもう負けが許されません。今日の勢いを駆って、進めイーグルス。藤田さん、堅守に好打でよろしくおねがいします。ところで記録の話ですが、上には上があって、1試合個人最多安打のプロ野球記録は7本(大下弘)だそうです。イーグルスではタイ記録で2人目とのことですが、1人目は、誰でしょうか。リックか鉄平あたり?
2012.09.18
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学校夏休みの最終日。宿題を昼過ぎにやっと完了した下の子とともに、Kスタへ。午後5時から対日ハムのナイターです。田中と日ハムの中村の投手戦。四球もなく、内野の好プレーが続いたこともあって、テンポ良くイニングが進みます。イーグルスにとっては9回まで4安打で好機は得るのに、あと一本が続かない。例えば、3回裏。1死から岡島のチーム初安打、藤田がマウンドでイレギュラーして二遊間を抜ける幸運な安打でランナー1、3塁。外野フライで十分のところで、聖澤が追い込まれて最悪の三振。続く2番島内も遊ゴロ。7回ウラ。先頭銀次の右前クリーンヒット。続く枡田が手堅くバントの作戦もあったと思われたが、強攻策で三振。続く5番DH草野の打席で銀次が2塁を狙って憤死。草野は遊ゴロ。噛み合わない。8回ウラ。替わった投手宮西から2死となるも、岡島が中前安打。続く9番藤田が、セーフティ狙いだろうが失敗し無惨な投飛に倒れる。こんな感じで、良いところが出ない。もちろん、相手のファイタースも、少ないヒットで出た走者が盗塁死したり、代打二岡も不発と、うまく行かない感が互いに満載していた。試合は7時半あたりで9回を終了。10回表のマウンドには田中が上がる。見事な三者凡退で、これが膠着を溶き流す予感を生んだ。10回ウラ。投手モルケンから、先頭の枡田が意地の左2塁打。左翼線の内側に落ちたが、昨日の松井のサヨナラヒットをもう少し伸ばしたような軌道だった。代走西村。さあ、田中の力投が生きた、と思った。続く草野が、しかし、バントを2回連続失敗。強攻に転じて二飛。松井は敬遠で1死1、2塁だ。鉄平はこのひ一番大きなコールを受けたが、中飛。ああ、だめだったのか、と多くの観客が感じただろうが、しかし続くのは今日2安打の岡島だ。何かがあるぞ。岡島の打球はボテボテ。三塁手が取ったときはファウルのようにも感じたが、結局足が勝って一塁セーフ。つまり、サヨナラとなったわけでした。贅沢言うと地味っぽいサヨナラだが、勝ちは勝ち。1月半ちかく勝てなかったエース田中の勝利だ。これで、後半戦の数勝アップは堅くなった気がする。試合内容以外の話題ですが、イーグルフライトの鷲が、レフトスタンドを斜めに滑空して場外にでてしまいました。また、5回のキッズDJ君がとても元気な紹介アナウンスを披露して観客の拍手を浴びました。もっと聞きたかったのですが、松井、鉄平、岡島とも見事凡退。
2012.08.27
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昨夜は見事な大逆転でしたね。我が家は実は事情でBS1が映らないので、NHK地上波のデータ放送で10回表に続々点が入るのを見て喜んでいた。銀次と枡田の3番4番だが、見事にあたっている。信じられないようなオーダーだが、若手が成長して打線が繋がっているのが、今シーズンのチームの強みだ。さて、今日の予告先発は田中か。球宴前とは言え、中4日で大丈夫だろうか。金曜日のKスタで8回110球投げて勝利投手。エースを立てるからには絶対勝ちに行きたい。
2012.07.18
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昨日は完全休養日。午後5時から、ヤフーのプロ野球速報を眺めていた。初めてのことだが、2つの試合を画面を並べて見てみた。2位日ハムが9回無死満塁のチャンスを涌井が見事に防いで引き分け。さあ、イーグルスは今日勝てば単独2位だ。その後は、一球速報とコメントの画面を並べて見ていた。一球速報の更新がやや遅く、コメントの実況が速くなるためだ。4回に釜田がサブローから初めて被弾した場面は、直前の2球がストライクのはずをボールと判定されていたと、皆さんがコメントしていた。また、まだハム引き分け確定の前の時点だったが、3回表は枡田のタイムリーかと思いきや、2走の中島が本塁憤死。これにも微妙な判定との多くの声。結局、判定が違えば試合の流れも変わっていたという実感が残るゲームだったようだ。しかし、負けは負け。最初は成瀬を崩せそうだったのに、中盤以降みごとに術中にはまってしまった打線も、負けの確実な要因だ。それにしても岩村をどうして使い続けるのだろう。左の成瀬なら、高須でも。あるいは守備を重視なのか。とにかく岩村が打席に立って打てる気がしない。惜しい外野飛球もたまにはあるが、引っかけたり見逃したり、素人の私が見ても明らかにおかしい。今日は気持をリセットして臨みましょう。
2012.07.17
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ライオンズの菊池雄星が昨日プロ初セーブ。8-2となった状態で6回ウラから登板し、9回まで4回を無失点に抑えた。しかし、6点リードの状態では、何イニング投げたとしてもセーブは付かないのではないか、と今朝の新聞を読みながら首をひねった。そこで、調べました。(何度か確認してはその都度忘れるのが実態です。)■セーブの条件(1)勝利投手ではないこと(2)勝利チームの最後の投手であること(3)1/3イニング以上投球すること(4)リードを守りきり試合を終了したこと以上を満たした上で、下記の1つ以上を満たした場合。(a)登板時リード3点以内の場合は、1イニング以上投球すること(b)登板時に「打者2人が連続して本塁打を打ったら同点・逆転される状況」である場合(イニング数は関係ない。)(c)3イニング以上投げた場合(点差は関係ない。)西武菊池のセーブは(シャレではありませんが)、上の(c)に該当し、つまりは試合終了まで3イニング以上投げてリードを守りきっていれば、点差は関係なくセーブと評価されるのである。なんだ、そんなことか。(なのに忘れる方が悪い。)よく「4点差だからセーブは付かないのですが抑えのエースを出しましたね」と解説されることがある。これは、9回の頭からリリーフエースを投入して逃げ切る場合で、(a)により4点以上のリードではセーブが付かないからだ。また、「2点差ですからセーブが付く場面の登板ですね」とよく言われるのは、(b)の条件に関して説明していることになるだろう。つまり、走者なしなら2人に連続本塁打を浴びて同点となる状況である「2点差」がセーブの条件だからだ。もし、走者がいればそれだけ「点差」は広がり、満塁の場面なら「5点差」でもセーブがつくことになる。
2012.07.16
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今日はスカッと勝って良かったね。仕事帰りの電車で応援帰りの人たちに遭遇。2万人入ったそうですが、集中打で盛り上がったでしょう。さて、このハム3連戦から四番に抜擢された枡田慎太郎ですが、この間ラジオでイーグルス創設以来16代目の四番と解説していた。今日はクリーンヒットも出ています。他のサイトを参考に、初出場順に並べますと次のようになるようです。1 ロペス 2 川口(憲史)3 吉岡 4 トレーシー5 山崎6 フェルナンデス7 リック(ショート)8 セギノール9 草野10 中村紀洋11 鉄平12 ルイーズ13 ガルシア14 テレーロ15 岩村16 枡田四番がかなり入れ替わっています。枡田は、打撃理論に疎い私が見ても、タマに右往左往するのではなく自分の軌道をぶれずに実践できるような雰囲気があると思います(よく表現できませんが)。チーム悲願の不動の中軸になってくれれば。まだまだ進化途上ではあるでしょうが、大いに期待したいですね。
2012.07.15
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今日は2位浮上の大チャンスだったが惜しかったですね。大々残念でしたが、最後の松井の打席は盛り上がりました。ところで、松井が初めて流行中のイーグルスの決めポーズ。名称が Burn!(バーン!)に決まったと今日発表された。burn ですか。何か、焼き尽くす、とか、ヤキを入れてやれのような語感ではないか。burn us (up) だと、私たちを盛り上がらせて、というより、私たちを焼いてくれ、と言っているように聞こえるから、burn it up とタイトルに書いてみたが、いずれにしても、burn は物理的に熱や火力を伴って焼くことを強くイメージさせ、比喩的に表現するとしても、心理的に盛り上がるという好感よりも、焼けるような強烈な思いをさせてやる、激情させる、といった攻撃的な表現だろう。勝手なことを書いたが、もちろん、日本語の「バーン」に丁度いい equivalent として見つけたのだろうし、それはそれで卓見だろう。バーンとぶつかった、爆発した、などという意味の擬態(声)語的な「バーン」なら、bang や bam だろう。barn は納屋のこと。関係ないが、元近鉄のバーン投手は Beirne と表記する。レナード・バーンスタインは独語由来の Bernstein で、詩人のバーンズは Burns だ。ほかに、日本語でバーンと表現される人名として Byrne がある。
2012.07.14
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帰りの車中なにげなくラジオをつけたら、ヤクルトとDeNAの試合。9回表でバーネットが抑え切る寸前の2アウトだった。打者は渡辺直人。いつのまにか復活していたのだなと思いながら聞いていると、見事にセンター前ヒットだ。代走が出るという、内村か、やっぱり内村だ。アナウンサーが名前を間違う。それはともかく、盗塁か。ノリも今季は随分調子が良いし。このあたりで家に着く。2階に上がってから、気になってラジオを付けてみる。ノリがまだ打席にいる。そして、次の瞬間、大きなあたり、あわやホームランの2塁打で内村帰る。同点だ。直人、内村、ノリ。元イーグルス戦士の活躍は見事だった。それから、ルイーズが試合にでているらしい。ところで、Kスタはどうして今日中止なのか。仙台は午後あまり降っていないのに。連戦に休みを入れるためか。明日はスライド田中とハム斎藤だ。梅雨空を吹き飛ばす快投と集中打を、ぜひ。
2012.07.12
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仕事の帰り、9時半過ぎか。市内のとある街角でTV画面を目にした。10回ウラで聖澤が出て、銀次がキッチリ送る。松井敬遠、1アウト1類2塁で、さあ4番の岩村。注目浴びて3球三振。三振するなら1球目2球目に何で手を出さないのかと思いながらも、内心は併殺でなくて良かった... 周りで見ていたオヤジ達数人、みなそんな心境でしょう、きっと。そして、5番の慎太郎、初球をスカッとスタンドイン。よく伸びたね。外野を越えればというところだけど、もちろんホームランなら文句なし。やったやった。3ランで、6-3の勝ち。こんな勝ち方、相手に演じられることはよくあったけど(青山ごめん)、今日はリリーフ陣の質も証明できた。良かった、良かった。帰りの電車では、独りニンマリしておりました。さて、明日からの中軸打線はどうしようか。相手先発が井川だから、とりあえず岩村はベンチで、ホセを4番でいかがでしょう。中島も使いたいですね。背番号1は要所で代打で出すと効果的かも、というのは言い訳で、やっぱり本音はチャンスで背番号1の凡退を見たくないので。早めに点を稼いで、美馬を乗せて欲しいです。いけいけイーグルス。
2012.07.11
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晴天のKスタで日焼けしてきました。今季初参戦は家族の理解で単独行動。序盤に鉄平のタイムリーで3-0とし、岡島も続いて4-0と、下位打線の活躍。8回には連打と敵失もあり一気に8-0としました。完封して欲しかったヒメネスが9回に崩れて片山が締めますが、イーグルス8-4で逃げ切り連勝。貯金2で2位のハムに2ゲーム差と詰め寄りました。銀次の歌ができたようで、周りの方によると郡山のゲームの時から歌われているのだそうです。今日は音無しで盗塁も失敗でしたが、いよいよ銀次もレギュラー定着という感じです。それから感じたのはホセの好調。8回に中前ヒットを放ちますが、4回には激走で内野安打をもぎとるなど、元気でした。
2012.06.30
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いいぞ、勢いつけて上位に食い込め。ところで、DeNAに行った内村は昨夜沖縄で初登場して、初失策に初ヒットとのこと。良い選手でしたね。何かやってくれるという期待があった。今年は確かに精彩欠いていたけれども、欠かせないイーグルス戦士だった。小兵でキビキビが爽快。ホセと並んだりすると本当に「目立つ」のでした。残念だけど、チーム編成全体と本人を考えてのトレードだろうから、仕方ない。セリーグでの健闘を祈る。我が子は内村に青いユニ似合わないと言っていたが、そう言えば、直人のノリもDeNAですな。迎えた藤田選手は2試合フル出場で堅守を披露。打棒はまだ振るわないが、実績あるからエンジンかかれば今後に期待。実績あるから、と言えばメジャーから来たという背番号1の人。松井とともに大いに期待されて、直人が電撃で出されて寂しかったが、松井の方は実によくやってくれている。背番号1の人は今季たしかヒット1本くらいだ。打席に立つたび溜め息、はツライ。さて、今日は塩見でハム3タテとして、明日のKスタは田中でしょう。多忙で行けなかったので、今季初参戦をめざします、私も。
2012.06.28
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Kスタに行きたかったがチケット取れなかったので、TVを見ていた。杉内から初回に2点をもぎとって、以下に強力打線を封じるかの構図になってしまいましたが、釜田投手みごとに完投勝利。自責ゼロで、内容的にはほとんど完封です。走者を出しても全く慌てる様子もなく、崩れないタイプ。おそらく心臓も相当強いでしょう。投手陣の新たな柱として期待されていますが、初シーズンの今年は、自分を徹底的に出して行けるところまでやって欲しい。次の目標として完封、今年の目標として田中(新人11勝)や新人王を公言できる度胸が素晴らしい。金沢高校で昨年甲子園を沸かせたばかりの18歳。石川県は、星陵、金沢、遊学館などが甲子園で有名だがいずれも私立。金沢高校と聞くと公立のような気もしたが、県立高校だと金沢泉丘高校、金沢桜丘高校など。また国立の金沢大学附属高校がある。教育県石川ですね。
2012.06.18
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セリーグ首位の中日だが、引き分けが既に10試合。プロ野球シーズン記録は19で、これを遥かに上回るペースという。統一球の影響で得点が減っていることもあるだろうが、強いチームだけに勝ち切れない試合が多いと読むことも出来れば、負けずに持ちこたえた試合もあったろう。わがイーグルスも1点差のゲームが増えてきたような気がする。これは、数年来のチームづくり過程に比べればということで、伝統球団とは意味が違うが、それでも進化には違いない。
2012.06.12
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1-1で3回表。1死2塁3塁の好機に打者フェルナンデス大飛球を中日外野手が好捕。打球が抜けると見込んで3塁手前まで進んだ2走銀次は、慌てて帰塁するが返球により2塁上でアウト。3走榎本はタッチアップで本塁を駆け抜けるも得点は認められず。連敗を決定づける手痛いミスとなった。野球を知らないんじゃないかと星野監督は怒っていた。仮に打球が抜けたら生還の可能性が高く、また捕球されても3進できるように、2塁付近で外野手を注視するのが鉄則なのだろう。ハーフウェイまで出なくても、抜けていれば本塁まで走れるのだから。従って、これが基本を怠った凡ミスと評された理由。ところで、ラジオで中継を聞いていたときには、3走榎本が全力疾走していないことの方を指摘していた。あれっ、銀次のリタッチが遅くて併殺を喫したのだから仮に榎本の生還のタイミングが早くても得点は認められないのではないか、と私は一瞬疑問をもった。しかし、打者併殺打による併殺による第3アウト成立のケースとは異なり、2塁リタッチ不成功の第3アウトだから、それより早く本塁生還がなされれば得点は認められたのだ。そうか、そういえばそうだが、野球のルールは複雑で素人にとっては奥が深いと改めて思った。今回は、銀次のプレイが大きすぎて(!)かき消されてしまった感もあるが、3走が懸命に走れば得点の可能性はあった。榎本にすれば、飛距離からして十分として足を緩めたのかも知れないが、2走の暴走は見ていたはずだから、非常事態として全力疾走すべきだったろう。1点がとてつもなく重い、最近のイーグルスの試合運びだ。
2012.06.10
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ニュースによると、横浜DeNAが元イーグルスのランディ・ルイーズ獲得に乗り出すという。外角寄りの変化球にことごとく三振していたイメージが強いが、試合を決定づけるホームランも多かったように思う。球団の記憶に残る外国人だ。また日本プロ野球界で姿を見られるのなら、一ファンとしては嬉しいことだ。それにしても浅い歴史のイーグルスだが、横浜との助っ人の人事交流は結構深いような気がする。○ライアン・グリン(投手) 06年活躍。その後日ハム、横浜へ○セドリック・バワーズ(投手) 横浜から来た06年先発要員だったが実績出せず○ケビン・ウィット(内野手) 元横浜でEでは07年期待されたが残念○ドミンゴ・グスマン(投手) 07年08年に悲喜こもごもだがチームを支えてくれたランディが巨人の投手陣から豪快に打ちまくってくれる姿が... 楽しみです。
2012.06.03
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いよいよ今日は決戦。6勝の杉内を相手に何点取れるか。田中の復活登板だが、復帰できたのだから大丈夫なのだろう。昨年までパリーグの杉内と田中の対決は、実は杉内が5戦4敗(チームは5敗)と分が悪いのだそうだ。打線がつながる最近のイーグルスだから、少ないチャンスを活かして何とか先取点を。スタメン累計年俸では数倍になるだろう相手に、負けるな。ところで田中と替わって1軍をはずれる辛島が心配だ。
2012.05.30
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18歳釜田の初勝利で連敗のいやな流れを断ち切りました。嶋や牧田もはずれるなど主力の脱落が続くチームです。しかし、松井、岩村などビッグネームの不在を、銀次、枡田、阿部などの若手控え組が埋め、先発の柱が不在や不調でも、辛島、釜田の高卒のフレッシュな力が台頭、そして加藤、ハウザーらが継投パターンを必死に構成しています。個々の力よりもチーム全体でゲームが作れるというか、接戦にも耐えられるようになった感があります。得点数、失点数ともに少なめで、しかも失点数の方が多い。僅差で勝てて、連敗を続けない力が、備わってきたでしょうか。そう考えるのは早計でしょうが、期待は間違いなく持てるようになりました。今日の神宮の試合は大胆さとテンポの美馬。行けますね。
2012.05.28
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すごいですね。接戦をよくものにしました。そして、青山の6試合連続セーブは日本タイ記録。しかもほとんどが1点差の勝利。何だか強いチームのような気になってしまいます。明日はヒメネス。あの雨のKスタのコールド狙いハプニングの試合以来の先発。今度はビシッと締めて、打線も要所でつないで、少し楽な勝ち方をしてみたい。青山も新記録も確かに狙いたい気もするけれどもね。そう都合の良いように考えると、ヒメネスが7回まで投げているうちに、味方は2点とっておく。試合は2-0のままで、8回裏は片山。9回裏はハウザーが2アウトまでとって、走者なしのまま青山が最終アウトをとる。これでセーブは成立するのだと思うのですが。
2012.05.16
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