真冬の真ん中にいるはずなのに、今日は拍子抜けするほど暖かい一日だった。
朝、外に出た瞬間に身構えた寒さが来なくて、少し戸惑う。吐く息もほとんど白くならず、コートの前をきっちり閉めた自分が、少し大げさだったように感じられた。冬はこういう油断させる日を、ときどき挟んでくるから侮れない。
日中も空気は穏やかで、日差しがある分、体感温度はかなり高め。カレンダーを見なければ、1月だということを忘れてしまいそうだ。ニュースでは「明日から寒くなる」と言っていたけれど、今日はその予兆すら感じない。
だからだろうか、夜の予定を考えたときに、ふっと気持ちが軽くなった。この分なら、夜にジョギングしても大丈夫そうだな、と思えたのがうれしい。寒さを理由に外に出るのをためらわずに済む、それだけで一日が少し得をしたような気分になる。
走りに出る理由は特別じゃない。ただ身体を動かしたいだけ。でも、こうして「行けそうだ」と前向きに思える日があるのはありがたい。冬はどうしても億劫になりがちだから、なおさらだ。
明日から本格的に冷え込むらしい。その前に、この暖かさを少しだけ味わっておこう。夜風に当たりながら走れるのは、きっと今日がいい。そんなことを考えながら、まだ優しさの残る1月の空気を、少し名残惜しく感じた月曜日だった。
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