2015年03月13日
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カテゴリ: 宝塚歌劇
花組公演初日に行ってきました。芝居もショーも楽しめました。
新生花組は温かくやんわりとスタートを切った印象です。
カーテンコールでの明日海さんの挨拶のように優しく温かさの溢れる花組。
芝居もショーもそれぞれ満足な所もあり、不満な所もあり、でしたが、
最後の明日海さんの挨拶で全てOK!!になってしまったような・・・^^;
とにかく優しく温かい人柄が溢れ出てる挨拶に客席は笑いながらもかなり癒されてたと思う。
何となく一路真輝さんのトップお披露目初日の挨拶を思い出すような、
天然さとやや頼りなさに組子が全力で支えてるような…何と言うかその人柄に
みんなが包まれてるような印象を持った。

優しく見守ってるようなイメージが強かった。
今でも一路さんはライブなどで話が脱線すると何を言い出すか分からないスリリングさは
変わってませんが・・・。
ほわっと天然で変わらない一路さんだから今でも宝塚現役だった頃と変わらずに応援できる。
明日海さんも生まれ持った柔らかさや温かさや天然さを感じてますます好きになりました。
とにかく今日の明日海さんの挨拶は可愛かった!そしてその優しさに感動させられた。


「カリスタの海に抱かれて」
前もって何も情報入れずに観たので、途中から「おいおい、またフランス革命か・・・」と
一瞬ぐったりしましたが、宝塚らしい作品に仕上がってたと思う。
友情、恋愛、時勢と万遍なく配慮されて構成は退屈させないように作られてたと思う。

フランス革命関連があまりにも多過ぎて・・・。次の月組もフランス革命物だと分かってるので

まあ、柚香光さんのナポレオンは少しコミカルな演出もあったりして新鮮で楽しめたけど。
フランス革命のスピンオフ的な作品は「1789」で打ち止めにしてほしいように思う。
ルパン三世までがフランス革命物だったのに・・・
まったく違う時代の物を作ってほしい。
飛鳥時代物の新作とかそろそろ作ればいいのに。


「宝塚幻想曲 タカラヅカファンタジア」
長胴太鼓を斬新に使ったアレンジは凄く良かった。
せっかくだから、もっと和の場面があってもいいようにも思ったけど、構成も良く全体的に
楽しめました。
何と言っても美穂圭子さんの歌がたっぷり聴けるのが最高でした。
今の宝塚で3時間でもぶっ通しで歌声を聴いていたいと思うのは透水さらささんと美穂圭子さん。
歌の上手い人はいっぱいいるけど、ずっと聴いていたいと思えるのはこの二人。

斬新な振付けもあったしダンスの面でも満足できるショーでした。


明日海りおさん・・・
前にも書いてるけど、その温かく柔らかい人柄が舞台の刺々しい所をなめらかにしてるようで
存在感の大きさを改めて感じた。
歌声も好きだし、役作りも凄く良いと思う。そしてとにかく可愛い。
人柄って舞台に出るな〜と飲みながらしみじみと友人と話してました。
(今日はフグのヒレ酒ばかり飲んでました)
デュエットダンスのリフトはちょい辛そうだったけど、慣れると良くなると思う。
リフトなんて別になくてもいいと思うし・・・
ショーでの花魁姿の場面は歌のキーが娘役のキーじゃなくていいと思う。
裏声で高音で歌わなくても美しさは伝わってる。
その後、バシッと男役姿に早替わりするためのコントラストをつける演出なのはわかるけど…
芝居、ショーともに初日から安定感のある舞台を見せてもらえました。

美穂圭子さん・・・
芝居では久しぶりにガッツリと役に入り込む役でした。「眠らない男」は思ったよりも
出番が少なくてガッカリしたけど、今回は芝居でもソロはそこそこあったし満足です。
片目を絶えず眼帯で隠して謎めいた魔女のような役。
ショーでは「ROCK ON」以来の大活躍!このショーはCDが絶対にほしい!
初日でなかなかの迫力ある歌声だった。でもこんなもんじゃない事は何となくわかる。
中日を過ぎた頃の歌唱が楽しみです!
「ロックオン」の時も中日前頃から強烈な歌唱になっていきました。

柚香光さん・・・
かわいいナポレオンだった^^; 
しかしラストで下手花道を去って行く時のゾクッとさせるセリフと表情は凄かった。
幼く若いナポレオンを作ってたから最後のセリフが効いていた。
歌も凄く良くなったし、芝居での発声もよく通ってた。
エリザベートを公演したので出演者みんながワンランクアップしたように思う。
ショーでは水を得た魚の如く、全員を引っ張ってるかのような素晴らしいダンスでした。
ヒップホップ、ブレイクダンス系のダンスもお手の物状態で凄かった。
とにかく華が強烈にあるので、どこにいても輝いて見える。

羽立光来さん・・・
絶対にこの公演からスチール入りすると思ってたのに。
また一番ギリギリスチール入りしない位置でした。
星組の同期の漣レイラさんはこの前、スチール入りしたから羽立さんも今回だと思い込んでた。
芝居ではちょい血の気の多そうな島民ドナード・インザーキ役。
これと言って特筆するような場面はなかったように思うけど、2回目観劇の時に確かめてみます。
今日は全体をずっと観てたので、見逃してる所も多いと思う。

芹香斗亜さん・・・
完全な2番手としてがんばってました。
芝居でのロベルトの役をもう少し書き込んでくれてたらもっと見せられると思う。
歌声も安定してるし華も出て来たように思う。
オペラグラスで見てないと、たまに鳳真由さんと見間違う時もあるけど・・・
最後パレードで羽根を背負って降りてきた時はちょっと感動しました。

瀬戸かずやさん、鳳真由さんもそれぞれに個性の強い役で楽しめました。

明日海りお

柚香光


カリスタの海に抱かれて





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最終更新日  2019年06月16日 03時46分21秒


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