2015年03月23日
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カテゴリ: フォーク
山崎ハコさんのLIVEに行ってきました!
昨年は日が合わずにハコさんのLIVEに行けなくて残念だったのですが、
約1年半振りのハコさんのLIVEに感動しまくりでした。
ニューアルバム「歌っ子」の発売記念でもあったLIVEですが、
「歌っ子」からは2曲のみだったので「40周年記念」って事でいいかと・・・

2部構成で1部はハコさん一人だけの弾き語り。
ハコさんが10代の頃に作った歌を中心に歌ってくれました。
終ったら10時15分・・・。いっぱい今まで聴いた事のなかったような話もMCで話してくれました。

1曲目「望郷」

5.6年前からハコさんが声が凄く出るようになって歌の迫力が増しています。
今日のライブはこれまで以上に声に迫力があり安定してて素晴らしかった。
2曲目「織江の唄」
シングルヒットした有名曲

3曲目「ヘルプミー」
2nd「綱渡り」の5曲目に収録されてる超名曲!
この曲が聴けるとは思ってなかったので鳥肌ものでした!
スタジオ盤のローズピアノを中心したアレンジの印象が強烈なのですが、
ハコさん一人の弾き語り、そして今の声で聴く「ヘルプミー」は凄かった!
歌唱も当時よりもシアトリカルに演出されててカッコよかった!
この曲を10代の時に発売してたのも凄い・・・。

12歳の少女リーガンマクニールが自分の中にどんどんPAZUZUが侵蝕してくる苦しみを
自分の腹に「Help Me」と浮き上がらせる名場面があります。
自分の本意じゃない嘆きの「Help Me」をハコさんの曲を聴くと思い出す時がよくある。

4曲目「さすらい」
デビューアルバム「飛びます」の2曲目に収録されてる超名曲!

スタジオ盤では第一線のジャズプレイヤーが演奏してたジャズナンバーです。
ギター1本ですっごいジャジーな世界を作り上げていました。
声が強烈な今のハコさんだから歌えるんだと思う。
10年前のハコさんなら今日のような凄い迫力は出せなかったと思う。
ハイトーンのスキャット部分も素晴らしかったし、とにかくカッコよかった!

5曲目「ヨコハマ」
4枚目「流れ酔い唄」の5曲目に収録されてるライブではほぼ定番の名曲
「サマータイム」をスキャットで歌ってから「ヨコハマ」のイントロに繋がるバージョン。
この曲を聴くといつも同じ風景が頭に浮かぶ。
この曲は横浜だけど神戸港の第二突堤辺りでよく遊んでた風景が浮かんで来る。
海の油っぽさの混ざった潮の匂いとか、だるま船が黒く光ってる姿とか・・・
間奏やアウトロでハコさんが船の汽笛の音を真似て声を出すのでさらに神戸港や兵庫の運河の
音や匂いまでも浮かんで来る。

6曲目「綱渡り」
2nd「綱渡り」のタイトルナンバー。
今日はMCでも、この曲の事や「ヘルプミー」を作った経緯を詳しく話してくれたので
また印象が変わり感動が大きくなりました。
声がびっくりするほど良く出てて


第2部

7曲目「白い花」
2nd「綱渡り」の2曲目に収録されてるライブではお馴染みのナンバー。
第2部から安田裕美さんと二人での演奏。やっぱり安田さんのギターは凄い!
音が美しすぎる!
今日は演奏する予定じゃなかったらしいけど、急遽セットリストに入れたそうです。

8曲目「ヨコハマ・ホンキートンク ブルース」
この曲は定番カバー曲。1990年の「SA・SU・GA」のライブハウスツアーの時辺りから
歌い始めたと思う。
歌い込んでるので今では自由自在に歌ってる感じです。

9曲目「リンゴ追分」
美空ひばりさんのカバーですが、ハコさんの「リンゴ追分」も素晴らしく絶品です。
粋な歌い回しもカッコよく、セリフパートは本当に感動的です。
セリフパートの後の間奏部分の魂の叫びのようなスキャットは凄かった!
完全にハコさんのブルースとして完成させたと思う。
企画アルバム「未・発・表」にスタジオバージョンが収録されています。

10曲目「懺悔の値打ちもない」
最近はこのカバー曲と「ヨコハマ・ホンキートンク ブルース」はセットリストから
外れる事はないように思う。

11曲目「てっせん子守唄」
この曲は大好きなので毎回歌ってくれてもうれしい。
オリジナルスタジオバージョンはもちろん最高だし、2006年にセルフカバーしたバージョンも
大好きだし、1986年発売のライブ盤「私の幸せ」のオリジナルバージョンに近いライブバージョンも大好きです。あのライブはリバーブが深すぎるのだけが残念。
今日のライブは安田さんのギターも最高でハコさんの歌唱もこぶしの入り方が特に最高だった!
その上、高音部分も地声で強烈な声量で聴かせてくれました。

12曲目「空の舟」
ニューアルバム「歌っ子」の3曲目に収録してる名曲。
「歌っ子」は好きな曲が多くてもっとニューアルバムから聴きたかった。

13曲目「帰れない二人」
井上陽水さんのカバー。
安田裕美さんの紹介した後に急に安田さんが弾き始めて
1コーラスだけハコさんが歌ってくれました。
引き続き「桜三月散歩道」もちょこっとだけ演奏してくれました。

14曲目「歌っ子」
ニューアルバムのタイトルナンバー。
スタジオバージョンよりもかなり激しい印象でした。
ハコさんのストロークが16刻んでたりしててフォークロックのようなカッコ良さでした。
スタジオバージョンももちろん最高ですが、アコギ2本のライブバージョンも最高でした!

15曲目「縁(えにし)」
本編ラストは一つ前のアルバム「縁(えにし)」のタイトルナンバー。
「歌っ子」もそうですが、2000年代に発表したこの2枚のアルバムは素晴らしい。
90年代最後のアルバム「唯心」も好きでしたが、今のハコさんの方が何もかもずっと良くなったと思えます。

<アンコール>
16曲目「会えない時でも」フルバージョン
この曲はアンコールの定番曲にいつの間にか定着しました。
最初の頃は歌詞も全て出来てなくて、その時々で歌詞を作ったりして歌っていました。
あの頃のその時思った事を歌詞にして歌うのも感動的でした。
スタジオ盤は2種類あります。
「未・発・表」と「歌いたいの」のベスト盤(企画盤)にそれぞれ違うバージョンが
収録されています。
ライブに近い感じが好きなら「未・発・表」がおすすめ、
バンドサウンドのゴージャスバージョンなら「歌いたいの」です。
「未・発・表」には超名曲「BEETLE」と「BEETLE-アコースティックバージョン」も
収録されています。シングル「BEETLE」のカップリング曲「SODASUI」も入れてしまって
ほしかったように思う。カップリング曲「SODASUI」も強烈な名曲です。

17曲目「気分を変えて」
本編ラストやアンコールで必ず演奏される定番曲。
BLACK SABBATHやOZZYのソロの「PARANOID」的な曲。

今日のライブも最高でした!


「ダージリン」「てっせんの花」までがCD化されたので、これで全アルバムCDで持ってるけど、
「光る夢」からもリマスター盤を発売してほしい。
「光る夢」「時は流れて」「なわとび」「SA・SU・GA」までとりあえずリマスター盤を
出してほしい。
「SA・SU・GA」からもライブでやってほしい。
「ベンジャミン・パラダイス」なんて安田さんのギターで聴いてみたい。
「霧の朝」も今のハコさんの声で聴きたい。
「城」も安田さんと二人でブルージーに演奏したらカッコいいと思う。
「Don't cry my love」も「ブリキのマーチ」「ANOU」「さ・す・が」「夢荒野」も聴きたい。
「SA・SU・GA」ってアルバムはまったく飽きる事なく今でもよく聴いてる。

それから今、ハコさんの声が凄いので「私が生まれた日」を今、歌えばあの頃よりも
もっと良く歌えると思う。
「私が生まれた日」は音域の幅が超鬼なので今なら最高音部分も余裕で歌えると思う。
もう20年前のアルバムなのかぁ・・・。つい最近のように思ってしまう。
「ハコのお箱」バージョンの「私が生まれた日」も最高だった。

今日の公演のチラシを持ってなかったので、今日配られてた豊橋でのライブのチラシ。
山崎ハコ

このベスト盤はジャケットに釣られて買ってしまったLP。
1983年「ダージリン」が発売された後、1984年に発売されたベスト盤。
「ダージリン」のジャケットのオレンジ色と繋がってるような夕暮れのオレンジ色に惹かれた。
「ダージリン」も大好きなアルバム。
「ダージリン」からはラストに「サマータイムが聞こえる」が収録されています。
山崎ハコ

裏ジャケはハコさん写ってないけど、夕暮れ空のオレンジ色が美しい。
谷村新司さんの「黒い鷲」のジャケットを思い出す夕暮れの空。
山崎ハコ





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最終更新日  2019年06月16日 03時44分24秒


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