2018年11月14日
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カテゴリ: 宝塚歌劇
雪組公演「ファントム」観劇してきました。
これまで宝塚で上演された「ファントム」の演出、編曲、装置などをかなり大幅に
変更しての公演でした。
幕開きからオペラ座通りまでの演出や照明、装置は変えない方が良かったと思う。
ホラー色を大幅に払拭したかったのかも知れないけど。
初演を観た時は宝塚歌劇にしては珍しくホラー作品の技法を大胆に取り入れてて、最初観た時は
感動した。初演ファントムはかなり回数観たので、やっぱり一番印象に強く残ってる。
それでも初演からそんなに特別好きな作品でもなかったけど・・・^^;

舞咲りんさん・・・

舞咲さんの個性でオリジナルのカルロッタになってて、かなり楽しめた。
ソウル系やR&B、JAZZ、ブルースなんかを歌うと本領発揮出来るけど、クラシカルなオペラ調は
ソウルやブルースを歌う時ほどの輝きがなかったけど、カルロッタ役は声質を変幻自在に
操れる舞咲さんにバッチリハマってた。
演技は確実。きっちりと笑わせるポイントでは観客を爆笑させてたし、どの表情も最高でした!
ちょっと可愛すぎるカルロッタだったけど^^:
初演の出雲綾さんのイメージが強いので、舞咲さんのカルロッタは
普通にこのままオペラ座主演しても何らおかしくない美しさと可愛さでした。
そう言えば85期はもう3人になってしまったし。
七帆ひかるさんは、最近サロンコンサートも東京、大阪で開催したりと復活してます。
お知らせの封筒もらうけど、なかなか日が合わなくて行けなくて残念。

最近は舞台に出てるのだろうか。
舞咲りんさんにはショーでソウル系の曲やROCK、ブルースなんかをガンガン歌っていってほしい。カルロッタ演じたので満足して退団とかやめてほしい^^;

ルドゥ警部役の真那春人さんの芝居にも引き込まれた。


朝美絢さん・・・
今日、観劇して一番の驚きは朝美さんのアラン・ショレ。

再演でのアラン・ショレは印象に残る事はなかったけど、朝美さんの役創りが凄くおもしろかった。まだまだ若手なのに、一樹千尋さんを彷彿させるような表情を作ってたり、
初演の鈴鹿照さんの動きを思い出させるような芝居をしてたり見入ってしまった。
芝居、こんなに上手いんだと再認識。
鈴鹿照さんは退団公演の宙組「バレンシアの熱い花」の立ち回りの剣が当たって目を負傷して
黒い眼帯でホルヘを演じたのを思い出す。
初日開いて、結構すぐだったような気がする。
あの時は七帆ひかるさんも体調崩して1ヶ月近く休演したりと、いろいろあった公演の印象。
販売ビデオ収録時のドンファンカルデロは七帆さんですが、NHK収録のドンファンは凪七瑠海さん
でした。

彩風咲奈さん・・・
この前の凱旋門でも微妙な役でしたが(やり甲斐のある役ではあると思うけど)、
今回も配役を見た時、あ・・やっぱりこうなるわなと。
観劇する前は海外ミュージカルは役が少ないから仕方ないと諦めてたけど、
実際に観ると、凄く良かった。
カッコ良すぎるお父さんだけど、可愛すぎるカルロッタもいるし、いいかと。
ジェラルド・キャリエール役は宙組新人公演の和涼華さんの演じたのが一番好きです。
七帆さんファントムとの銀橋での二人の芝居は最高でした。
彩吹真央さんも壮一帆さんのももちろん良かったけど、七帆さんと和さんコンビの銀橋での
感動は強烈だった。

ベラドーヴァ役は誰がやるのかと思ってたら、朝月希和さんでした。
良かった!歌にも芝居にも惹きつけられた。
音乃いづみさんのベラドーヴァと和音美桜さんの子供エリックの場面が最高すぎて、
それ以降はあまり何も感じなかったのですが、今日のベラドーヴァは本当に良かった。
彩海せらさんの子供エリックも凄く良かった。

望海風斗さんのエリックも説得力のある芝居と歌で頑張ってた。
彩凪 翔さんのシャンドン伯爵は似合いすぎてるほどに綺麗だった。
次は彩凪 翔 さんのアラン・ショレを観るので、どんな演技をするのか楽しみです。








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最終更新日  2019年06月15日 04時30分08秒


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