オジーオズボーンの4枚目のソロアルバム。 前作の「Bark at the Moon」がドラマチックなコンセプトアルバムだったのに対して この作品はかなりキャッチーでPOPに作られています。 当時は賛否両論って言うか、OZZYまでアメリカに魂を売ったのか?みたいな事を言われたり…。 1985〜1986年はイギリスやドイツのメタルバンドがアメリカン・ドリームを夢見て 当時流行ってたLAメタルっぽい軽くPOPなアルバムを作るのが流行ってきてた。
Judas Priestは「Turbo」、SAXONは「Innocence Is No Excuse」 ACCEPTは「Metal Heart」「Russian Roulette」、Scorpionsは「Savage Amusement」… みんなそれまでとは少し違うアプローチでKeyやシンセを前に出したりしてキャッチーに
その1作のみで次からはそれまでの音に戻したバンドがほとんど。 昔からの一部のファンに叩かれたのが原因なのかも。 自分は上のバンドのそのアルバムは全て大好きですが。 (「Russian Roulette」だけちょっといまいちかな) Scorpionsに関しては1999年にもっと凄い変身をしたアルバムを1枚だけリリース。 そのアルバムも自分はスコーピオンズの全てのアルバムの中でベスト5に入るくらい好きです。 ジューダスに関しては1981「Point of Entry」の時にもいろいろ言われたような気がするけど。
2曲目「Secret Loser」★ 3曲目「Never Know Why」★ 4曲目「Thank God For The Bomb」★ 5曲目「Never」▲
B面
2曲目「Killer Of Giants」★ 3曲目「Fool Like You」 4曲目「Shot In The Dark」★
★は「Ultimate Sin Tour」で必ずセットリストに入ってた曲。 新しいアルバムのツアーで、ニューアルバムから5曲もセットリストに必ず入るのは珍しい。
☆のアルバムタイトル曲は、OZZYの気分次第というか、70%ほどの割合でセットリスト入り。 「Bark At the Moon Tour」の時の「Over The Mountain」みたいな感じ。
▲「Never」はツアーの序盤でのみセットリストに入ってた曲。 「Never」がセットリストに入ってた時は「Thank God For The Bomb」はセットリストから 外れた時もあったので完全な★ではないけど・・・・。
このアルバムからシングルカットされた曲は、 先行シングル「Shot In The Dark」、「The Ultimate Sin」、「Lightning Strikes」の3曲 「Lightning Strikes」はセットリストに入れて欲しかった。
来日公演では聴けなかった「Never」もブートで聴くと、ライブ映えするカッコ良さで セットリストから外れたのは勿体無い。 Jake E. Leeのギターのカッコ良さを聴く感じの曲なんだけど。 ジェイクのギターのカッコ良さなら「Fool Like You」もそう。 「Fool Like You」もライブで聴きたかった曲。
OZZY自身は今でもこのアルバムを不満に思ってるようで、このアルバムだけ まともなリマスター盤がない。 あの時、メタル雑誌などで貶されたりしたので卑屈になってるのかも^^; 良いアルバムなのに。 シングルヒットした「Shot In The Dark」だけは今でもセットリストに入れてるけど^^ 「Secret Loser」を間にドラムソロなんか入れずに普通にライブで演奏してほしい。 曲の中で長いGソロやドラムソロは,ホントに好きじゃない。
UK盤 Jake E, Leeにサインしてもらった
UK盤 ピクチャー盤
裏ジャケに掲載されてる楽曲の曲順は、レコードに収録されてる順とまったく違う
中の歌詞カードの曲順もレコードとも裏ジャケとも、またまったく違う曲順。 BARK AT THE MOONの時もそうだったけど、 曲順が仮決まりの段階で印刷に回ってしまってるのだろうか?