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2024年04月21日
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奥州南部糠部三十三観音二番札所:清水寺観音

暑い日が続いたと思ったら、ヤマセで一気に冷やされる・・・。日差しはあるし花も満開なのに寒いという今日この頃。是川縄文遺跡のすぐそばにある清水寺に参拝してきました。
清水寺をグーグルマップで探しているときに、是川遺跡記念碑というところに観音像(清水寺観音とは無関係?)があると知りました。これは行ってみねばと勇み足。徒で向かいます。
この道の突き当りにどうやらあるようです。



絶妙に坂になっていて挫けかけましたが、何とか到着です。
車が5台は止められそうなスペースもあり、車で来ればよかったと後悔しました。最初の勇み足はどこへいったのか・・・。



うだうだ考えていると茂みからガサゴソ音が聞こえ、音のした方を見ると何とカモシカと目が合いました。落ち着いてカメラを構えて撮影。彼は落ち着いた足取りで歩き出し、そのまま山へ消えていきました。



是川遺跡の碑は見つかったんですが、どこにも観音像がありません。
グーグルマップに投稿されている写真では、この石碑の後ろ側にあったんですが・・・。
観音様はカモシカとなり、更なる救済の旅に向かわれたのです・・・。昔話みたいな感じですね。ほんとにどこ行ったんでしょうか。







是川遺跡石碑について
是川地区には、優れた縄文時代の遺跡が多数存在します。特に「中居遺跡」からは、大正9年から昭和4年にかけて、縄文時代晩期の土器や植物質の遺跡が大量に発掘され、それまで知られていなかった東北地方の高度な縄文文化の内容が初めて学会に紹介されました。また、「一王寺遺跡」は、縄文時代前期と中期の円筒形の土器が大量に出土した遺跡として、「堀田遺跡」は、中国の宋の時代の古銭(景徳元年)が出土した石器時代の実年代を示す重大な発見があった遺跡として、それぞれ昭和初期の学会で大きく取り上げられました。
この石碑は、是川遺跡の重要性を後世に伝えるため、大阪毎日新聞社社長 本山彦一氏から揮毫と出資を仰ぎ、東北帝国大学の喜田貞吉氏が碑文を草し、八戸郷土研究会(会長 小岩井潤次郎)により昭和7年に建設されたもので、是川遺跡が日本の縄文文化の研究にいかに大きく貢献してきたかを今に伝えています。
平成7年9月 八戸市教育委員会


二番札所:清水寺観音
本堂脇の駐車場に車を停め、山門に向かいます。



山門を抜けると桜が咲いていました。春ですねぇ!
左手に鐘楼と手水があります。
庭の木はきれいに手入れされていました。清水寺だけでなく、この付近の通りに面したお家は花や桜を植えているところが多く、散歩にぴったりの景色でした。



手水
桜の木の下にあります。コロナになってからは柄杓を撤去しているところが多いですね。







本堂の左側から観音堂に行けます。
おー!見えてきましたね。さっそく行ってみましょう。



杉林に囲まれて、観音堂が建っています。風雪の影響か倒れている行燈がいくつかありましたが、とても手厚く整備されている感があります。



説明書きです。



清水寺観音堂
慈覚大師 草創の由来を伝えているが定かではない。しかし、この観音堂が天正9年(1581年)に建立された県内最古の木造建築であることや八戸藩成立以前の古文書を伝える市内でも古い寺のひとつであり、また、糠部三十三観音信仰第二番札所として多くの信仰を集めてきた寺である。古くは天台宗であったが、明治時代になってから浄土真宗に改宗した。
この観音堂の構造は、三間四方の宝形造で、茅葺芝棟の独特の屋根を持ち、軒は二軒繁垂木である。柱は全て丸柱で上部をすぼめる粽という加工が施されている。各柱の上部は、頭貫、大和でつながれ、その上に平三斗を柱上だけでなく柱間にも並べる詰組の手法を用いている。また、正面三間の桟唐戸は藁座で取付けられている。これらの技法は鎌倉時代に中国から伝わった禅宗様と呼ばれる建築様式であり、内部もこの様式で作られている。この観音堂は、禅宗様の細部をもった正統的な中世式仏堂として東北地方北部の貴重な建築物である。
建立以来何度も繰返された修理のため改変された箇所もあったが、昭和57,8年の解体工事により創建当初の姿に復元された。また、消火栓設備なども設置され、保存管理に万全を期されている。



一番札所:寺下観音のお堂のように四角錐の屋根が特徴的です。しっかり刈り込まれ整えられた茅葺屋根も美しいです。屋根頂上に生える苔が、何とも言えないヌシ感をかもしています。
津軽の寺にも慈覚大師が創建したと伝わる寺社が多いように思いますが、南部も同様に多そうです。前回は行基でしたが・・・。東北は坂上田村麻呂に由来する伝承や様々な民話の舞台になっていて、本当に面白い土地だなと改めて実感しました。
今回の説明書きは建築様式についての内容が主だったように思います。理解するためには勉強が必要だと思いました。

御詠歌
我が心 今より後はにごらじな 清水寺に まるい身なれば


本尊:千手観音 सहस्रभुज

今回貰った御朱印です。



以上です。

次の記事
三番札所:岡田山観音 古絵馬が出た観音堂





















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最終更新日  2024年08月15日 14時04分53秒
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