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2024年09月16日
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一番札所の吉祥山 円通寺から徒歩10分、飲み屋街の奥に寺門が見えてきます。江戸時代が始まる数年前に創建された古刹で、下北地方唯一の重要文化財である阿弥陀如来坐像が安置されています。残念ながらこちらの阿弥陀如来像は今回の札所本尊ではありませんが、寺院本尊として下北地域の各地から崇敬を集めています。


田名部海辺三十三観音霊場二十四番札所:不退山 常念寺


寺門が見えてきました。奥には更に立派な山門が見えますね。この門の側に広い駐車場もあるので、車でも安心。



寺門をくぐると石仏が有ります。阿弥陀如来でしょうか。



山門です。門自体もさることながら、内部の仁王像も相当な職人技です



山門の脇には御堂が有ります。この中に聖観音像が安置されているので、もしかしたら三番札所の慈眼寺万人堂かもしれません。というのも、中にある観音像が三番札所の物とは異なるんですよね・・・謎です。ただ、田名部海辺三十三観音霊場の札所看板が建っているので、ここを三番札所:慈眼寺万人堂として拝んできましたが・・・。

三番札所:慈眼寺万人堂の記事はここからご覧になれます!

・三番札所:不退山 常念寺 慈眼寺万人堂 常念寺境内の観音堂



次に本堂を見ていきます。整った形の御堂に避雷針?が角のように生えています。全仏山 青龍寺の金堂に似た美しい本堂です。







扁額です。



堂内にはいくつもの仏像があるんですが、こちらの八臂弁財天も見事です。傍らには田名部萬人堂弁財天と書かれたしゃもじ型の模型が飾られています。
よく見ると頭には弁財天の使いとされる宇賀神が乗っかっていますね人頭蛇身の変わった姿の神格ですが、稲荷神社などで祀られている宇迦之御魂神と同一だとされ、穀物に関係する神という説が有ります。また、弁財天と習合して宇賀弁財天とも呼ばれるとか・・・。この像はまさに宇賀弁財天と呼ぶにふさわしい見た目です。



五劫思惟阿弥陀と呼ばれる像もありました。以下説明書きです。

五劫思惟阿弥陀

二十一億年思惟し続けた証
阿弥陀の慈悲深さを示す特異な姿

阿弥陀如来がまだ法蔵菩薩として修業をしていた頃、理想の極楽浄土をつくりわたしたちを救うため、五劫(二十一億六千万年)もの永い時間、思惟し続けました。大きな頭髪はひたすら思惟を重ねたために伸びた螺髪で、阿弥陀如来の慈悲深さを表します。
モデルは鎌倉時代に造られた重文像。詳しい造像の経緯は明らかになっていませんが、浄土信仰を広めるために造られたと言われ、重源や公慶といった東大寺勧進上人たちに大いに愛されました。
*諸説あるうちのひとつ


堂内説明書き より抜粋
ちなみにこの像の後ろに三番札所の聖観音像がありました。








浄土宗  不退山 常念寺

 本堂に安置する阿弥陀如来坐像は大正4年(1915年)3月国宝に指定され、下北地方唯一の重要文化財です。
 慶長元年(1596年)現在の福島県いわき市、山崎にある専称寺の良翁竜山和尚により創建されました常念寺は、延宝3年(1675年)3月、田名部町の大火で類焼、貞享3年(1686年)再建しましたが、昭和43年(1968年)1月21日位牌堂より出火し全焼しました。檀家総力のもと今日の荘厳を見るに至りました。
 貞享3年の再建の時、本尊を求めるべく住職と総代相談の結果、京都・大本山清浄華院(現在京都市左京区北の辺町)に出向き、この阿弥陀様を拝領致しました。
 本尊様は、漆塗りで時代を経てこの様に黒光りしています。

 作者は、藤原時代の天台宗の大学者、恵心院僧都源信といわれております。彼は「住生要集」(岩波日本思想大系にあります。)などの作品の他に、彫刻家としても知られています。各地で仏像、堂塔、寺院を建立しました。

本堂内説明書き より抜粋

本尊の阿弥陀如来像は藤原時代に作像とありますが、平安時代~鎌倉時代ころの作品となるでしょうか・・・。しかも大本山から直接頂いた仏像とは・・・すごすぎて言葉も出ません。この仏像は本当に実際に見るべき素晴らしいものでしたただ、今回札所本尊の如意輪観音像は見ることが出来なかったので、また拝みに行きたいです。最後に札所の説明書きから抜粋して終わりたいと思います。


二十四番 如意輪観音

二十四番札所の如意輪観音座像(川端観音堂)は、弘法大師の作と伝えられ、元禄13年(1700年)地元の菊地伝蔵が寄附したとある。



御詠歌


札所本尊:如意輪観音 चिन्तामणिचक्र

今回貰った御朱印です。







調子に乗って撮った写真ギャラリー

表参道






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最終更新日  2024年09月16日 22時22分45秒
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