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2025年07月06日
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カテゴリ: 御朱印:愛知県
それでは熱田神宮の境内諸社について見ていきましょう。今回は主に境内末社、施設について見ていきたいと思います。中心社殿や境内摂社については​ こちらの記事 からどうぞ!

2024.8.17
熱田神宮 ②境内諸社


今回もスタートは一之鳥居から。まずは表参道の右側から、次に左側を見ていきましょう。



表参道の直ぐ脇に 楠御前社 が鎮座しています。祭神は伊弉諾大神・伊弉冉大神の2柱の神格です。ここの御神体は祠名にある通り楠で、垣根で覆われています。



境内の説明書きです。
楠御前社

祭神:伊弉諾大神、伊弉冉大神

 安産や縁結び並びに病気平癒の神様として、俗に「子安神」、「お楠さま」と称されている。
 江戸時代中期の熱田社問答雑録に「社の神也、古楠樹を主とす」とあり、社殿がなく瑞垣の内に楠の神木が祀られている。

楠御前社の裏通りには開かずの門と称される古門、清雪門がひっそりと建っています。左右には信長塀の様な土壁が続いていました。




清雪門

 本宮の北門と伝えられ俗に不開門(あかずのもん)といって堅く閉ざされている。天智天皇7年(668年)故あって皇居に留まられた神剣が朱鳥元年(686年)再び当神宮に納められた折、二度と御動座なきよう門を閉ざしたという故事による。

再び表参道の方に戻り、楠御前社の北方に進むと、徹社(とおすのやしろ)が鎮座しています。
この社の祭神は天照大神和魂で、熱田神宮の主祭神と関係があるんですが、何故か末社になっています。



更に北に進むと祠が6つ並んでいます。それ故に六末社と呼ばれ、日本武尊・尾張国造に関連する人々が祀られています。
祠の名前と祭神はそれぞれ・・・
  • 乙子社(おとごしゃ):弟彦連(尾張の出身?で、美濃まで日本武尊を案内した)
  • 姉子神社(あねごじんしゃ):宮簀媛命
  • 今彦神社(いまひこじんしゃ):建稲種命
  • 水向神社(みかじんじゃ):弟橘媛命(日本武尊の東国遠征に付き従っていた姫君。相模から千葉に渡る時、時化を鎮めるため持衰として入水した)
  • 素盞嗚神社(すさのおじんじゃ):素戔嗚命
  • 日長神社(ひながじんじゃ):日長命(宮簀媛命の兄とされる。建稲種命?)
と、なっています。



神楽殿の手前、信長塀の前には参道の左右に高倉造の社が建っているんですが、これらが何とも面白いんです!
こちらは参道右手、東八百萬社です。祭神は東国坐八百萬神(とうごくにますやおよろずのかみ)で、これは何と熱田神宮の東に座す全ての神々の事だそう。いったい何柱の神格が祀られている事やら・・・面白いです。
津軽出身の方はここから岩木山神社を拝むことができます(笑)



左側も同じような感じです。
祠名は西八百萬社で、祭神は西国坐八百萬神(さいごくにますやおよろずのかみ)です。まるで出雲のような感じの社でした。




参道左手は食事処や草薙館という刀剣の展示室など、いろいろな機能の施設が置かれています。特に草薙館の周辺はくさなぎ広場と呼ばれ、食事処や自販機、土産屋が立ち並び、休憩に持って来いの場所になっています。
そしてその広場の端の方に、なぜか遮光器土偶が置かれていました。これは眼鏡之碑と呼ばれる石碑だそうです。由緒は分かりませんが、遮光器土偶を使うなら”サングラス之碑”となりそうですが・・・(難癖)。



その隣には松御前之碑が置かれておりました。
以前は同県新城市に置かれていたそうで、そこから2021年6月21日に移設が始まり、現在に至ります。松御前は平安時代後期の熱田神宮宮司 尾張員職の娘だったためか、里帰りという形で移築が決まったみたいです。



くさなぎ広場からこれらの石碑に向かうには、こちらの石橋を渡ります。この橋は二十五丁橋と呼ばれる石橋で、板石が二十五枚並んでいる所からその名が付けられました。

言い回しがなんとも歌人らしくいとあはれなり。



丁度小腹がすいたので、ここで休憩しました。名古屋と言えばきしめん?でしょうか。一度食べて見たかったのです。上方に近い故、味付けも上品なのかと思いきや、津軽の濃い口に通ずるものがあり、非常においしかったです
暑い日にいただく冷やしたきしめんは何ともよろしい。



次は草薙館。写真は撮れないのでアレなんですが、ここには姉川の戦いで有名な大太刀 太郎太刀・次郎太刀を始め、重文レベルの刀剣が何振も収められています。
見るだけではなく、体験ブースでは実際に大太刀を持つこともでき、その重量感に圧倒されます。真柄の親子は改めて超人的な筋力を持っていたことが実感できました。

くさなぎ広場から西に行くと、菅原道真公を祀る 菅原社 が鎮座しています。どこの県にいっても道真公に対する学生の信仰はかなり篤いですねぇ。



最後に熱田神宮社殿東にある 清水社 を見てみましょう。祭神は水波能売神で、水神として知られています。通称”お清水さま”として知られており、その名の通り祠の後方には水が湧きだす水場の様なところがありました。



水場はこんな感じです。奥の方からこんこんと清水が湧き出しています。



近くで見てみましょう。なんとも透き通った水であり、このような熱い日には火照りを冷ますことが出来るでしょう。
かつて眼病をわずらった平景清は、この清水で眼を洗ったところ、たちどころに癒えたことから、眼病治癒の信仰につながったそうです。



神楽殿斜めから。
以上、境内の末社と諸施設を概観してみました。熱田神宮にはこれら以外にも境外摂末社が複数あり、一日で全て回るのは難しいと思われます。他に行きたいところも有ったので、今回はここまでにしたいと思います。
いずれもし名古屋方面に飛ばされたりした時には、今回の周り残しを含め、もう少し腰を据えて参拝してみたいと思います。



公式サイトへのリンクです。
・熱田神宮

以上です。






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最終更新日  2026年03月11日 19時17分38秒
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