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2025年11月28日
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カテゴリ: 景勝地:福井県
11月後半の三連休最終日、永平寺参拝のため近くの道の駅で車中泊したんですが、これがなかなかにキツく、一瞬凍死しかけましたがホッカイロのおかげでなんとか一命を取り留めました。日の出とともに徐々に気温が上がってきましたが、まだまだ外は寒風吹きすさぶ冬の世界。じっとしていてはまた凍ってしまうと思い、時間もあるので近くの神社をまわることにしました。

2025.11.24
大山咋神社


永平寺にほど近い成願寺町の奥深く、山際の林の中に今回紹介する神社は鎮座しています。



先ほどから林の奥の方でガサガサと草が揺れる音や、キョーッという特徴的な鳴き声が聞こえてきます。カツッ カツッという固いもの同士がぶつかる音も・・・。じーっと見ていると、沢山の鹿が群れで走り抜けていきます。菅江真澄の鹿角の記述が思い起こされますね。東北の鹿よりも毛皮の色が濃く、深い茶色をしていました。
集落にこんなに近いところにも出るとは・・・風情があるんですが食害が深刻そうです。



鳥居の前に到着。かつては鳥居前の大木が、そのまま鳥居の代わりをしていたんではないかという風情です。これに注連縄がかかれば諏訪大社の鳥居にそっくりです。



社号標です。側面には白山神社・黒龍神社・波著神社の三社も刻まれていますね。かつて村に鎮座していた神社たちでしょうか?現在は全て大山咋神社に合祀されているんでしょう。



おほーっ、小高いところに社が置かれていますね。これだけで山神を祀っている感がヒシヒシと感じられますよね!



苔生した参道を登ります。







この神社の詳しい由緒は不明みたいなんですが、”​ 御大典記念福井県神社誌 ​”にはいつごろ先ほどの神社が合祀されたかの記述は書かれてありました。
白山神社は祭神:伊弉冉大神、波著(波着とも)神社は祭神:天児屋根神、黒龍神社は祭神:高龗大神を祀り、いづれも同字に鎮座していた無格社で、大正10年2月9日に合祀されたようです。そのため現在大山咋神社の祭神は大山咋神の他に↑の神格が併せ祀られています。
例祭日は4月10日。

社殿の脇には石祠。合祀された神格が祀られているのかもしれません、知らんけど。



斜めから。
村の奥深くに鎮座する鎮守の社でした。やはり日吉大社や松尾大社に近いことから、大山祇神ではない系統の山神 大山咋神が祀られることが多いんでしょうか。
現在いろんな山の神格は大山祇神・大山咋神などの有力な山神と同一視されていますが、古来ではそれぞれの山に独自の神格が置かれ、奉斎されていたんではないでしょうか。神道が広まるにつれて、土着の神格は同一視・淘汰されてしまうことが多く、そのままの形で現在まで残っているものは希です。山神の社を見るたびに、そんな取り留めのないことを考えてしまうのです。もとはどんな神格を祀っていたのか・・・気になりますねぇ。



以上です。

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最終更新日  2026年03月15日 21時39分26秒
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