おしゃれ手紙

2021.12.28
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カテゴリ: 昭和恋々
重箱 昔は、12月28日に正月用の餅を搗いたら重箱に入れて、前と後ろの家におすそ分け。
持って行くと、おばちゃんが
「はるなちゃん、ありがとう。はい、 おつり。」と言って、
空になった重箱にマッチ棒を一つまみ、入れてくれた。

おつりはマッチ
もろぶた しかし、 なぜ、マッチを入れる時、「おつり」と言うのだろうと考えていた。
その答えは、偶然読んだ本にあった。
以下、書き抜き。

以前はお祝いのお赤飯や五目寿司やお彼岸のおはぎなど、家で作りましたから、余分に作って近所や親せきに配りました。
もらった家では、入れてきた重箱やお皿を返すときに、ちょっとしたお返しを入れました。
これが御移りです。
「おため」、「おとめ」、「とび」、「とみ」、「とめ」、「としのめ」などと呼ぶ地方もあるそうです。

お返しの品には、おくられた赤飯や五目寿司の一部とか、豆、梅干しなどのほか、半紙や付け木、マッチなどが使われました。
届けてくるのが子供だったりすると、子供が喜ぶお菓子や鉛筆、ノートや、ノートや、ちょっとしたお駄賃を渡しました。

以上、「昭和なくらし方」より。

「御移り」→「おうつり」→「おつり」 となったのだ!!


もらった金額の半分を返す「半返し」と共に、半紙を「おため」として渡した。

50年近くたって、「おため」の半紙の意味が分かった!!!

*妾の本宅伺いのお為は、桐箱入りの絹一匹と定まっていた。
 (■お為とは■
お盆を使わずに出すお為は、下目のものに遣わす駄賃替わりの意味。

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Last updated  2021.12.28 00:08:11
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