おじん0523のヒロ散歩

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2022.01.24
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カテゴリ: 続 日本100名城
杵築城は時間が早すぎ開門前で天守へは入れず、仕方がなく東側の八坂川の河口へ。

11月18日(木) 8:24
八坂川の河口の守江湾から西方向に聳える杵築城を見上げる。
台山の天守台跡には昭和45年(1970)に資料館と展望所を兼ねた3層の模擬天守が建てられた。


杵築(木付)城は、北は高山川、南を八坂川にはさまれた河口付近にあり、最大標高 30m弱の
独立丘陵である台山部分と、台山北麓の藩主御殿部分の2つに大きく分けることができる。

8:28
今回は台山北麓の藩主御殿部分の散策はしなかった。
この後、中津城への途中にある「熊野磨崖仏」をカーナビにセット。



右下から西へ進み、国道10号を北上。


杵築城から県道644号線を進み、前方に大分空港道路(無料区間)の高架橋。
大分空港は右方向へ約16kmに位置する。


カーナビは県道644号線と国道10号がこの先の赤松交差点で合流右折、中津方面へと案内。


8:40
赤松交差点に建つ、赤松山願成就寺の山門。


赤松山 願成就寺(がんじょうじゅじ)
所在地:大分県速見郡日出町藤原6599-1
願成就寺(日出妙見尊)は、養老年間(717~724)、六郷満山の創建者・仁聞(にんもん)が建立し
たと伝えられる由緒ある寺で、天徳4年(960)空也上人が建立したともいわれています。速見郡
に多くの寺院建立の願をたて、最後にこの寺を建立し、願いが成就したことから願成就寺と呼

山門に続く石段の途中には、県の有形文化財に指定されている高さ3メートルを超える石造宝塔
(国東塔)がそびえ立ち、応長元年(1311)の銘が刻まれています。また、本堂にある木造薬師三
尊像(薬師如来座像、脇侍日光菩薩立像、月光菩薩立像)は鎌倉時代後期の作で、町有形文化財に
指定されています。毎年2月10日・11日に開催される春の大祭では「火渡り」なども行われ、多
くの参拝客でにぎわいます。




8:46
日豊本線に沿って国道10号を北上、大井手橋北交差点を直進。
カーナビの案内で下市北交差点を右折して県道655号線(新城山香線)へ。


8:55
県道655号線(新城山香線)を進み前方に道路標識、「ここは豊後高田市熊野です」と。
富貴寺 12km、真木大堂 3km、右折すると、熊野磨崖仏 0.5km。


8:57
右折するべきところを直進し右側にあった鳥居下へ停車、
苔むした古い石鳥居の扁額は、「熊野社」。
ここからは歩道で、磨崖仏の駐車場は県道を戻るとの案内標示。


鳥居脇にあった、庚申塔。


鳥居脇にあった道案内。


鳥居から戻りここを左折、国指定史跡重要文化財「熊野磨崖仏」入口。
直進すると、別府温泉、宇佐神宮。


9:03
大型バス専用の駐車場へ停車。
千年ロマン 豊後高田市 観光案内。
豊後高田市は、大分県北部に位置する市で人口 2.306万 (2017年3月31日)。
国東半島の西側に位置し、昭和時代までは海運の要衝として商業が発達していた。当時の町並・
遺産昭和の町を活用した商店街活性化政策が著名。 また、移住者に対する細やかな施策から、
移住の町として知られ、新宝島社の住みたい田舎ベストランキングの上位常連である。

① 国宝・富貴寺(ふきじ)大堂
  天台宗の古刹で大堂は日本三阿弥陀堂の一つ。現存する木造建築物として九州最古で国宝に
  指定。本尊の阿弥陀如来坐像は重要文化財。


③ 熊野磨崖仏(くまのまがいぶつ) 
   古来より山岳信仰の地として栄えた国東半島。
   国東半島は安山岩と凝灰岩が採れる石材の宝庫で、そのためビックリするほどたくさんの
   石造物が残されています。石仏をはじめ、国東塔、五輪塔などなど。 
   その中で特に有名なのが熊野磨崖仏である。

海岸線もよさそうだが、「恋叶ロード」。
  ⑧ 豊後高田 昭和の町、⑨ 真玉海岸の夕陽、⑩ 花の岬 長崎鼻。


大分県観光MAP
主要地点間の距離を表示。


国東半島にはいろんな見どころがあるようだが。


赤鬼のきずいた九十九の石段の話 10
むかしむかしのお話です。この田染(たしぶ)の里に毛むくじゃらの赤鬼がやってきて、人間を
食べるというのです。それを聞いた熊野の権現さまは、何かよい方法はないかと考えました。
そして、いち夜のうちに百の石段をこしらえたら許してやろうと約束したのです。権現さまは、
とうていできるはずはないと思っていたのですが、なんと赤鬼は、ひょいひょいと石を担いで、
あっという間に五十段こしらえました。その早いこと早いこと、みるみるうちに九十九段築い
たのです。おどろいた権現さまは、百段目の石を担いだ赤鬼の足が山かげに見えたとき、「コケ
コッコー」とにわとりの鳴き声をまねしたのです。赤鬼は、「負けたあ」と最後の石を担いだま
ま逃げ出していったそうです。
熊野山たいぞう寺から、磨崖仏を通って熊野権現さままで続いている石段は、この赤鬼が築い
た石段だといわれ、今でも多くの人々に親しまれています。


石を担いで石段を築く赤鬼。


大型バス専用の駐車場から再度車に乗り、熊野磨窟仏入口へ。

9:07
熊野磨窟仏案内所
所 在 地 :大分県豊後高田市田染平野2546-3
拝 観 料 : 一般・高校生300円/小・中学生150円。
営業時間:5月 ~ 10月 8:30 ~ 17:30   11月 ~ 4月 8:30 ~ 17:00
受付横に杖が置かれており、無料で貸し出してくれる。


大人拝観券 300円


受付横の駐車場の紅葉。


熊野磨崖仏入口、熊野権現の道。
入口に土産物店があったが時間が早く開店前であった。


熊野磨崖仏入口から振り返ると、胎蔵寺(たいぞうじ)がある。


熊野磨崖仏への入口は、豊後高田市田染の田原山の山麓にあります。ここから磨崖仏に会いに
行くには、緩やかな坂道から始まってスタート地点から磨崖仏まではおよそ20分かかる。


旅友も杖を持ち。


沢の対岸に、国東唯一の尼寺 くまの地蔵尊


献穀田跡
同級生だという高齢の男女とすれ違い、「杖は二本の方がよいよ」と言われ二本使用する旅友。


道路標識には、
 「熊野磨崖仏 200M
   熊野磨崖仏管理委員会  宗教法人 熊野社」
日本全国の磨崖仏のうち、約7割は大分県に現存すると言われている。約90カ所に点在し400体
もの磨崖仏が大分県で見られると。地図を見るとこの辺りにも多くの磨崖仏がある。


ここまでは緩い坂道であったが、この先からは急な石段に。


登ってきた山道を振り返る。周りは杉林。


右側の石碑には、「よう来たと 汗をねぎらう 磨崖佛  凡柳」  


熊野磨崖仏 100M
石碑には「信心を 石段で見る 磨崖仏  凡柳」
  内藤凡柳(本名 喬木)
    別府市不老町出身 十五才大阪井上剣花坊に師事
    大正八年頃大阪で岸本水府のもとで川村誌番○○○○
    大正十三年帰郷大分に本格川柳を普及平成元年没 八十八才


ここから急勾配に、鳥居の前に立つ旅友。
杖の威力を発揮するのが、出発地点から300mほど進んだこの場所からで、鳥居の奥に見える
石段は自然石を乱積みにしただけの急勾配になっている。


鳥居の扁額は破損しており「三社大権現」と。


鳥居手前の石碑には、
 一金五萬円也   豊田利鴻
 大太鼓壱張    北野嘉雄  昭和三十三年一月一日
 一金貮萬五千圓  豊田亀吉  立石町 豊田要右エ門長男  昭和丗一年四月
          同 マツ
鳥居の右側に、岸原清行の句碑、「磨崖仏 千年が過ぎ 蝶が過ぐ」。

私も記念写真。
この先は両側に手摺があるので、杖を鳥居横に置いて登ることに。


鬼が築いたという石段は自然の石を組み上げ百の石段で作られている。

一気に登り、登り口を見下ろす。


乱積みされた石段を登るが、手摺がないと滑りやすいので要注意だ!
下る時は杖より手摺の方が安全ではと思うが。ご夫婦はゆっくりと下っておられた。


乱積みされた石段。


乱積みの石段を半分ほど上ると左側に開けた場所があり、そこに現れるのが岩肌に掘られた大日
如来と不動明王です。平安時代の末期(1100年代)の作といわれています。
また養老2年(718年)宇佐神宮の祭神「八幡神」の化身である仁聞菩薩が造立したという伝説も
残り、いずれにしても国内最古にして最大級の磨崖仏であると。


9:24
熊野磨崖仏
ここでは、無線LANを活用したシステムで、手元のスマートフォンやタブレット等でwi-fiに接続
することで、無料で各施設を紹介した音声を聴くことができ、4か国語の多言語(日本語・英語
・中国語・韓国語)対応している。ベンチの親父さんも操作して聴取していた。
国東半島峯道ロングトレイル Tー1 11.5km 熊野磨崖仏 → 高山寺。



                                      ー 続く ー





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最終更新日  2022.01.24 03:00:06
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