2003年10月17日
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今回の私の決心も、今度こそ99,99%決定的と思っていたのだが、皆さんの期待を裏切って、またまた情にほだされてしまった。

リビングや部屋にはスーツケースやダンボール箱が山積みとなっている中、オーブンの中でジュウジュウと焼けているチキン・ポテト・ズッキーニの香りが漂う家。
夫はしょげた様子でパジャマに着替え、リビングのソファに座っていた。
ここで情けを見せては示しがつかぬと無視していたが、娘はパパの元へ行った様子。
どうも静かなので気になり、リビングを覗くと夫が娘を抱き締めてこちらに尻を見せていた。
その尻を見ていたら急に蹴りを入れたくなり、そぉ~っと近づくと肛門めがけて足のつま先に力を入れた。
が、夫は微動だせず。
今一度蹴りを入れる。それでも変化が無いので面白くなく、私はキッチンに戻った。

「○○(娘の名)が蹴れ!と言ったのよ、私の意思じゃないわ!」
と、卑怯者になった。
しかし夫は私の手を掴み、その手を払おうとする私。
私は殴られるのかと思ったのだが・・・
夫は私を抱きしめ、またまた涙を流しながら謝ったのである。
(ア~!まったくクサイ猿芝居)
いつもの手だと判っているのだが、どうも情に弱いと言うか決断力が鈍いと言うか・・・
普段の鬼嫁振りと違い、どうも完全な鬼にはなりきれぬ。
しかし、心の中では
≪来年1月予定の手術が済んでからでも遅くはナイか!≫
と考えていた。

長い人生、幾度か男達の涙に接してきたが、別れをきっかけに男に泣かれるというのは本当に困る。
電話だと相手が泣いていても、ほだされた情もグッと堪えて留め置けるのだが、直接涙を見せられると弱い。
私と一緒に喜んで日本に帰ると言っていた娘なのだが、我々の抱擁を見て少々のヤキモチは見せていたものの、急にはしゃぎだした様子を見ると、当然のことながらママとパパが仲良くしているのが一番!なんだと、改めて認識させられた馬鹿母である。
日本帰国の片道チケット取れるのが3週間先といのが、毎度の如く我々夫婦のネックポイントなのだ。
それにしても昔、女友達が

夫婦の場合、とりあえず別居してから電話で別れ交渉をするというのは如何なものだろう?
これだと冷静な判断ができるのではないか・・・と思ったりする、やはり卑怯鬼嫁Passerottaである。





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最終更新日  2003年10月17日 22時38分08秒
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