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今日の話題は、「南極と冷暖房」です。 南極で暮らすには、冷房はいらないでしょう冷蔵庫もいらないですよね?と思われがちです。 暖房の方は、必要なことは当然といえばそうですなんですが、暖房をあまり使わなくて良いほど観測装置が熱を持っている電離棟という建物の中は暖房が必要ではありません。油が節約できますがその分電気を沢山使います。 冷房の方は、ちょっと窓やドアを開けると涼しくなります。さすがにクーラーはありません。冷蔵庫の方は、外にでも出しておけば良いのではないかと思われがちですが、冷凍庫も1年中-10度に一定の温度に保たないといけませんし、野菜などは、常温に近くて良いですがマイナスにならないように常温庫に入れています。 こうやって冷蔵庫を使って暮らしていますが、人間の方は、温度管理についてどうかと言うと、結構、環境に順応してきますので、越冬した後の夏には、0度でも暖かく感じられます。PEN
Feb 28, 2006
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今日の話題は、「南極と自由」です。 南極観測隊として越冬するということは、見方によっては「島流し」になっているようなものです。しかも、軍隊のような隊という名前までついています。 隊長以下、観測隊員がオングル島という名前の島に1年と3ヶ月程滞在するのですから、「島流し」はまんざらはずれてはいないと思います。 ただし、「島流し」であっても完全に自由がないわけではありません。その点は、昔、佐渡へ島流しになった御法度を犯した者とはちょっと違います。 お酒は飲み放題、食事は1日あたり4000kcal、カラオケあり、ビデオは見放題、ソフトボール大会あり、外出は、許可をもらえばOK、仕事あり、家事(炊事・洗濯・掃除)ありと不自由はありません。 書いていて、「やっぱり島流しか?」と思う節もありますが、観測隊は隊長の命令で日本国の代表として南極の基地を維持する事に生を出す毎日なのです。PEN
Feb 26, 2006
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今日の話題は、「南極と大盗賊カモメ」です。 南極と大盗賊カモメ?って何?と感じられたかが多いかと思います。南極にはペンギンの他の鳥を見かけることがあります。 大盗賊カモメの他に雪鳥などがいます。大盗賊カモメは、日本で見かける普通のカモメよりやや大きい鳥です。羽を伸ばすと70~80cmぐらいになるかと思います。 この大盗賊カモメが、南極で生活している理由は良くわかりませんが、彼らの餌は、主にペンギンの卵やひなや死骸、アザラシの死骸などです。 ペンギンをいじめるので観測隊員にとっても「いやなやつ」です。また、昭和基地にも飛来してきて生ゴミなどを外に出そうものならば、カラスのように荒らしてしまいます。 南極の鳥=ペンギンとお思いでしょうが、こんな鳥もいるんですよ!PEN
Feb 24, 2006
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今日の話題は、「南極と歯ブラシ」です。 南極では、気温が低いため歯茎がしまって歯が痛くなることがあります。また、もともと虫歯になりやすい人は、用心しなくてはなりません。 昭和基地では、水が貴重ですからコップ一杯の水で歯を磨きます。ですから節約が身につきます(日本に帰ると戻ってしまいますが!)。 また、旅行に出かけたときは、食事の後、お茶を飲むときに歯磨粉なしで磨きます。旅行中は歯ブラシをポケットにそのまま入れていつでも磨けるようにしている隊員もいます。 もし、旅行中に歯が痛くなったら大変です。長期の大陸旅行をする際は、歯の治療をしておく必要性があります。できれば、日本にいる間に歯を治しておくことがだいじです。南極には歯医者さんがいませんから! PEN
Feb 23, 2006
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今日の話題は、「南極と懐中電灯」です。 南極では、半年間、暗い時期が続きます。冬は日中でも夕方ぐらいの明るさしかありません。よって、基地内を移動するには懐中電灯は必修です。 建物は、高床式ですから階段を上り下りには気をつけなくてはなりませんし、石がごろごろしていますのでつまづかないようにしないといけません。 冬の外の移動には、防寒用の帽子、羽毛服、ヤッケのズボン、長靴、それに懐中電灯という装備になります。 ペンギンが懐中電灯を持って外を歩き回っているような感じを想像してみてください。PEN
Feb 19, 2006
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今日の話題は、「南極と氷河」です。 南極にある氷河は、河口付近が数kmから数10kmに及ぶ大きなものが存在します。昭和基地の北方約200kmに「白瀬氷河」という大きな氷河があります。 この氷河を一望しようと思いますと、飛行機かヘリコプターでしかその流れを見ることはできません。氷河の河口は、氷の割れた部分が沢山あり人が近づけないのです。 氷河は少しずつ川の流れのように海へと注ぎ込まれて先端が割れて離れると氷山となります。その氷山には、南極の地面近くの砂や土を巻き込んだ部分もあります。また、気泡を沢山含む部分もあります。 最近、地球温暖化が進んでいると言われています。最近、南極の氷河の流れ方にも温暖化が影響しているのではなかという議論が始まっています。 南極の氷が溶けて無くなることはないと思いますが、人類の生活に影響が出るようですとこまりますね!PEN
Feb 18, 2006
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今日の話題は、「南極と蜂の巣岩」です。 南極では、ブリザード(地吹雪)が吹き荒れることは想像がつくかと思います。このブリザードには規則性があって昭和基地では北東からの風と決まっています。 これは、低気圧との位置関係で決まりますが一年中ほぼ同じ風向になっています。そうしますと、昭和基地などにある露出した岩に風で巻き上げられた砂が同じ方向からたたきつけることになります。 これが長い月日と共に岩の風上側に少しずつ傷をつけて、所々、穴が開きます。これが、蜂の巣の穴の様なので私達は、「蜂の巣岩」と呼んでいます。 これと同様に、地面の小石も長らく砂に削られ三角錐になったものも多く見受けられます。南極で蜂の巣岩というのも想像できないかもしれませんが、南極の露岩地帯は砂漠のよう所なのです。PEN
Feb 17, 2006
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今日の話題は、「南極とコンクウィスキー」です。 南極観測では、様々なお酒が基地に持ち込まれます。その中でも特別なのはコンクウィスキーです。コンクジュースは聞いたことがあると思いますが、コンクウィスキーは初めて聞く方がおられると思います。 コンクジュースの方は濃縮したジュースを言います。薄めてジュースにして飲みます。輸送時に容積が小さくなり輸送コストを抑えられるメリットがあります。コンクウィスキーも基本的には同じ様に濃縮したウィスキーなのですが、目的が違います。 南極へお酒を持ち込むさい、瓶ですと中のお酒が凍ってしまうと割れてします。昭和基地ですと夏の間に早く搬入すれば問題はありませんが、南極大陸の内陸へ輸送する際には通常のウィスキーは凍ってしまい割れてしまいます。仮にプラスチックの容器に入れても解凍しなくてはなりません。 そこで、最初から濃度を60%以上にしたコンクウィスキーを持ち込みます。これですと零下40度ぐらいになっても凍りません。ただしとろみ(粘度)がついてきます。暖かいところであれば水で割って飲めますが寒いところで飲む場合はストレートで飲みます。最初の喉ごしはいいのですが、胃袋の中では灼熱地獄です。しかし、これを平気でストレートでの呑む隊員もいるのは驚異的です。誰とは言いませんが(笑)。PEN
Feb 16, 2006
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今日の話題は、「南極と当直」です。 昭和基地では、仕事の他に当直があります。小中学校の日直に近いと思います。当直は、朝からお昼頃にかけてさまざまな日常の雑用をしなければなりません。 食事の配膳と調理隊員の食器洗いの補助(朝昼晩)。食堂・廊下の掃除。ゴミの処理(瓶や缶はそれぞれ色や種類によって分別しクラッシュする)。当直日記の記載等々です。 40人もの隊員の食事の後の皿洗いやゴミの処理は大変ですが、調理隊員とのコミュニケーションはできますし、配膳前のつまみ食いなどは役得!でしょうか。時には、隊員によって調理に手を出すこともあります。 当直以外にも各居住施設の暖房用燃料の補充や最近はあまりしないようですが増水タンクへの人力での雪入れ作業もあります。当直を始め生きていくための生活に必要な作業は沢山あります。これらも、楽しみの一つの様な感覚で観測隊員はこなしています。PEN
Feb 15, 2006
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今日の話題は、「南極とスキューバダイビング」です。 観測隊の中には生物系研究観測の隊員がいます。生物と言いましても範囲は広く陸上の動物から海洋生物、微生物にいたるまで様々な研究が行われています。 その中で海洋生物を研究している生物学者は、海の中の生物を採取する必要があるためダイバーの資格を持つ人がいます。 南極では、海に氷が張っているため氷に穴を開けて魚などを採取します。海底に金網を仕掛けたり、つりをしたりしますが、時には実際にどの様な海洋生物があるかどうか潜って検証します。 氷に穴を開けて生物担当隊員がスキューバダイビングをするのですが、水が冷たいため頭から黒い色のドライスーツを着ます。見方によってはペンギンそっくりです。ただ、水からはい上がるときは、自力では難しく人の手を借りなくてはなりません。そのあたりのはペンギンとはずいぶん違います(笑)。PEN
Feb 14, 2006
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今日の話題は、「南極と物々交換」です。 南極昭和基地では、お金で物を買うことはありません。お店がないのですから買い物をするといった経済行為はありません。 ただし、すべての物が共通であるわけではりません。私物と公物は明確に分けています。私物の中にはお酒からつまみ、お菓子、ビデオ、音楽CD、本、カップラーメン、等々があります。 また、公物の中でも気に入ったお菓子を個室にキープしておいて後で同じの物がなくなってきてからゆっくりと消費する人もいます(これを人前で見せびらかさないように!>某元隊員)。 私物で少し多めに持ち込んだ物は、消費できないと持ち帰るのもばからしいので、他の人の秘蔵の物と交換することが越冬半ばからおきてきます。 私は、お酒を沢山買い込んだのは良いとしても、結局使い切れず、お酒好きな人にあげていました。そうしましたら、越冬後半にお礼にと言うことで超高級なルイ13世というブランデーをご相伴にあづかりました(彼は次の観測隊に託したそうです)。 1年間、お金のいらない生活というのは、他では味わえないことですね!PEN
Feb 11, 2006
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今日の話題は、「南極とマスコミ」です。 南極観測隊には、マスコミが同行することがしばしばあります。南極観測開始以来朝日新聞とは深い関係があります。 一昨年の越冬隊にも朝日新聞の記者が2名参加しました。様々な記事を南極から発信し、南極観測隊の行動がなじみ深いとなりました。 また、以前にはNHKも越冬して南極から中継で放送をしたりもしました。時代は変わったものです。これには、衛星回線が安定して使用できるようになった背景があります。 写真はデジカメを使えるようになってから準リアルで記事と写真がWEBサイトに掲載されるなど飛躍的に進歩し、身近に南極を感じる事ができるようになってきました。 人間が作る道具は進歩し、マスメディアもますます発展しそうで楽しくなりますね!PEN
Feb 5, 2006
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今日の話題は、「南極と天気予想」です。 昭和基地には気象庁から来た観測隊員が4~5名越冬しています。彼らの多くは気象予報士です。南極は、週に一度はブリザードは来ます。よって、天気予報ができると基地での行動予定が作りやすくなります。 しかし、さすがのプロの予報士とはいえ昭和基地だけの気象情報だけで天気を判断するのは難しいことです。 観測隊長はそんなことも承知の上で、予報を出してほしいと頼みます。断りきれないため、気象庁出身の予報士は、私のは「天気予報」ではなくて「天気予想」ですから当たらなくても責任ありませんからと言って予報します。 やはり難しいようで正確に当たった試しはありません!競馬のように予想ならしかた有馬(有馬記念とひっかけ)せんかね…。PEN
Feb 4, 2006
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