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今日の話題は、「南極とハンバーグ」です。 私は「食の話」を以前に日記の話題にしますが、南極での「食」は何よりの楽しみです。夕飯は特に楽しみにしています。調理の隊員にとっては、なるべく簡単で栄養があって食べる側が嬉しいメニューが良いわけです。 肉は、食材として沢山基地に持ち込んでいます。一番多いメニューはステーキです。解凍して焼くだけなので、簡単で、かつ、ごちそうというイメージありますから人気です。オーストラリア産のTボーンステーキはよく食べる機会がありました。 話題のハンバーグですが、メニューとしては定番ですが、ご存じの通り、作るためには結構手間がかかります。ミンチにパン粉やたまご調味料等々混ぜて成形して焼いてと行程は多いわけです。これが40人前となると調理の仕事は大変なわけです。じゃ、冷凍で良いんじゃないのと言うとこれまた食べることを観測隊員は非常に楽しみにしているため、口が満足できないわけです。 私は、たまに自宅で「お父さんハンバーグ」を作りますが、これが家族で人気なんですよ!ミンチを半分だけ使って、後は筋の入った赤身の肉を包丁で細切れにしてたたくいて混ぜるのです。こうすると歯ごたえがあっておいしくできます。好みによってミンチとの配分を変えたりタマネギをいれたりするとまた食感が変わります。肉が多めの時は表面をかりかりにすると香ばしくておいしいです。 PENさんのお料理教室でした!■PEN□
Feb 28, 2007
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今日の話題は、「南極と遠足」です。 昭和基地の中にずっといると少々気が滅入ってきます。そうした時は、遠足に出かけることがあります。プランを立てて日曜日にお出かけします。 単独行動は原則禁止ですから団体さんで出かけます。遠足と言うからにはすべて徒歩で基地のある東オングル島やお隣の西オングル島に出かけます。 東オングル島は、アンテナのジャングルになっていますが西オングル島の方は風光明媚で自然がいっぱいです。池もありますし、風化した岩がごろごろあります。池は凍ってスケートリンクのようです。透明度が高いので吸い込まれそうな感じです。岩の方は、飛んできた砂埃で岩が削られ穴だらけになり蜂の巣のような感じになっています。 海も凍っていますので歩けます。そこには、10m~数十mの氷山があります。近くに行くとその大きさに感動します。そうして、遠足から帰ってくると人間の小ささを感じることがあります。■PEN□
Feb 27, 2007
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今日の話題は、「南極とカラオケ」です。 南極観測隊員の娯楽の一つとして「カラオケ」があります。私が越冬した頃は、レーザディスクだったと記憶しています。 さすがに最新の曲はないわけですが、歌える曲を探して楽しんでいたと思います。越冬隊員も40人もいれば、かなり上手な人もいます。 時にはカラオケ大会などを開催して楽しんだりもします。賞はおもしろおかしく歌う人がもらっていました。東北弁で「帰って来いよ」とか、顔に似合わない人が「愛の水中花」を歌ったりが受けていました。 こうして、南極の夜長はカラオケが何曲(南極)も披露され盛り上がるのでありました!(親父ギャグでした。)■PEN□
Feb 26, 2007
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今日の話題は、「南極と家族」です。 亭主達者で留守がいいと言いますが、南極観測隊の越冬隊の家族は1年半も旦那様が家にいないわけです。だから、残された家族は結構たいへんです。 子供が風邪をひいたら母親が病院へ行かなければなりませんし、ちょっとした家の直しや、男でのいるところは誰かに手伝ってもらうなど、奥様が頼んだりしなくてはなりません。 最近では電話やインターネットが安く簡単にできるようになりましたので家族へのアドバイスはしやすくなりました。でも心寂しいことでしょう。 観測隊員が帰国する際には、オーストラリアのシドニー港へ立ち寄ります。旅行をかねて家族がシドニーまで来ることもあります。久しぶりに会う家族との再会は何とも言い難いものがありますね。 特に子供が小さい時に南極へ旅立った方は、再開したときの子供の成長ぶりにびっくりします。こういったこ事が家族の絆をより堅くするものと思います。■PEN□
Feb 24, 2007
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今日の話題は、「南極と食堂の席」です。 人間は、心理的に食事をするときに仲間と席を共にすることが多いと思います。観測隊員が南極昭和基地の食堂で座る位置はそれぞれの人がおおよそ決めています。 初期の南極観測隊では、この食堂の席の座る配置について心理学的に研究されたことがあります。隊長は、決まった席なのですがその他の隊員は時にして席を換えます。 そこには、微妙な人間関係を現すことになるそうです。私が越冬した時は40人いましたが、人間関係を積極的に変えようとする人がいたり、全く変えない人がいたりもしました。 南極に暮らしていますと、個々の一日の行動はある程度推測がつきます。個人の行動は少ない社会では一目瞭然です。食堂の席もそういった人の行動パターンや心理を象徴しています。 ■PEN□
Feb 23, 2007
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今日の話題は、「南極とビリヤード」です。 南極昭和基地のバーには、ビリヤードの台があります。4つ玉用の台です。ゲームの中でも昭和基地では人気がありました。 バーでお酒を飲みながらビリヤードをします。好きな人は毎日しますので、あまりしない人に比べるとかなりレベル差がついてきます。 時折、お祭りごとやゲーム大会の様な行事では、ビリヤードも種目としてあがります。団体戦でゲームをしますが、日頃の腕前が試されるわけですから、結構力が入ります! こうやって、南極の夜長は過ぎていきます。なぜか、日本のブームとは関係ない次元で南極のみで人気のゲームがあったりします! 40人の世界の中では、違った社会構造みたいなものが構築されるのでしょうか・・・隊員の行動は心理的におもしろい題材かもしれません!■PEN□
Feb 22, 2007
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今日の話題は、「南極とダイエット」です。 南極観測隊の食事は、あらかじめ野外での観測や行動のため、または、非常用に多くの食料を持ち込んでいます。 1日の食事は、一人あたり4000kcal準備してあります。最近は、室内の暖かい所での仕事が多いことからカロリーは日本での摂取量に近いカロリーにしています。 しかし、ついついお酒の飲み過ぎなどでカロリーオーバーになりがちです。そこで、ダイエットをする隊員も出てきます。 朝食を抜いてみたり(ただの朝寝坊?)、運動をしてみたり、サウナを使ったりと様々です。 「南極でダイエット?」と思われるかもしれませんが、普通に暮らしていると間違いなく太ります!実証済みですから!■PEN□
Feb 21, 2007
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今日の話題は、「南極と記念品」です。 南極観測隊では、毎年記念品を作成し販売しています。記念品にはTシャツ、ジッポーライター、ネクタイピン、絵はがき、カレンダー、マグカップ等々があります。 デザインはオリジナルのペンギンなどが採用され、第46次日本南極地域観測隊(JARE-46)などと書かれています。 記念品は家族や関係者に買って頂き、観測隊員の行動費の援助やアルバムの作成などに使用されます。大半は、観測隊員が買ってお世話になった人に配ったりしていますので南極に行くにもお土産などの対策に費用が必要です。 ネクタイピン等は毎年購入してコレクションしている方がいるそうです。私は毎年カレンダーを購入して南極の風景を楽しんでいます。普段グッズを使っていると少しいやしになります。■PEN□
Feb 20, 2007
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今日の話題は、「南極と天気」です。 南極といえばブリザード(地吹雪)をご想像されると思います。確かに冬の間は週のうち半分はブリザードになります。ブリザードは約3日間程は吹き荒れます。すなわち周期的に低気圧が入り込んでくることになるからです。 ブリザードの合間は、風は無く快適です。まるでスキー場の天気のよい日と同じです。また、夏の期間は雪がないので風が強い日が数日続くことがありますが冬よりは頻度は下がります。 また、ブリザードの時は北側から暖かい風(南極だから北の方が暖かい)が入り込みますので気温は上昇します。 かえって真冬の晴れた日のオーロラがでる夜の時間帯の方が気温は下がります。こういった時に昭和基地の最低気温が更新されます。おおよそ-45度程度まで低下します。■PEN□
Feb 18, 2007
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今日の話題は、「南極とインフルエンザ」です。 今、インフルエンザB型なるものが蔓延していますね。皆さんはいかがお過ごしですか。小生はインフルエンザでは無くて扁桃腺をはらせただけだったのですが2週間も調子が良くありません。 さて、南極でのインフルエンザですが以前にも風邪の話で書きました様に、南極は年間を通して低温のため仮にウィルスが飛んできても活動できないので発症することはありません。 もし、新型のインフルエンザが飛んできて感染したら大変です。新しいインフルエンザに対応する薬は基地にはありません。感染するならば新しい観測隊員がウィルスを保有してきて基地で感染させなければうつることはありません。 こうして、越冬隊員は、1年間新しいウィルスへの抗体がありませんから、帰国するとすぐに感染してしまいます。■PEN□
Feb 16, 2007
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今日の話題は、「南極とマグカップ」です。 南極観測隊員は、外でお茶を飲む際にはマグカップを使用します。南極用のマグカップは、登山用のものを使っています。 登山用のマグカップはステンレス製で断熱が優れた2重構造になっています。 ただ、全員が同じデザインのマグカップを使っていますから、間違わないように自分のカップに印を付けています。 その印にも色々な方法があって、とってのところにロープをまいたり、ガムテープやビニルテープをはってかつ名前を書いたりする人もいます。■PEN□
Feb 15, 2007
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今日の話題は、「南極と県人会」です。 南極観測船の中では、県人会を行います。どちらかというと、九州地方とか、中部地方とか、関西と行った分け方で行います。この方が沢山人が集まりますから…。 ようするに飲み会のこうじつ作りのようなものですが…。観測船は自衛隊の人が運用しています。よって、九州出身者が多い様です。私は、沖縄に赴任していたことがありましたので、ちゃっかり九州県人会にも参加しました。 それぞれの県人会では、個性があるようです。話し方はもちろんのことお酒の種類やおつまみも個性があります。秘蔵の日本酒や肴が宴会の席にのぼります。 場所は、様々ですが彼らにはテリトリーや主催者により会を開きやすい場所があるようで、エンジンルームの近いところでの酒盛りもありました。こういったことも南極観測の醍醐味です!今はもうやっていないかもしれませんが!■PEN□
Feb 14, 2007
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今日の話題は、「南極とお皿」です。 南極観測隊員の中には、無精な人がいます。昔のイメージですとひげ面の登山家のイメージがあるかもしれません。 内陸など旅行に行ったさい、自分の箸や茶碗皿は袋に入れて自分で管理することになっています。旅行中はただでさえも水は貴重ですので、食事が終わると食器を洗おうと思っても水はありません。 基本的には、お茶の残り湯を少し皿などに垂らしてペーパータオルで拭き取ります。そうして袋に入れて管理します。低温のため雑菌が繁殖しないのでそのままでもカビは生えません。 それを良いことに無精な人は、皿をまったく洗わない人もいます。一度そうしてしまいますと、こびり付いたご飯などがとれなくなります。本人に言わせますと出汁が出て良いそうです。よい子は真似をしない方が良いですね!■PEN□
Feb 13, 2007
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今日の話題は、「南極とポット」です。 南極の冬の外作業には、お湯やお茶を入れるポットが重宝します。当然ですが、マイナスの気温になりますと水は凍ってしまいますので必ずポットに入れないといけません。 お湯があると、かなり重宝します。カップラーメン、スープ、コーヒー、お茶など色々使えるわけです。ですから、旅行中などはまづ、水を確保と言うことになります。 旅行中水は、基本的に雪を溶かしてお湯にします。半分以上は空気ですので溶かしても半分ぐらいです。また、0℃になっていますので溶かしてお湯にするまで燃料をたくさん使います。 旅行中は通常、灯油を使ったポンプ式のコンロを使います。このコンロの火力はガスに比べると少々弱いので余分ににお湯にするまでに時間がかかります。ポットに入れたお湯は貴重な体を暖めるものでもあります。 こういった労力が南極では必要ですし水やお湯のありがたみがわかります。日本に帰ると忘れますが…。■PEN□
Feb 12, 2007
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今日の話題は、「南極と携帯電話」です。 携帯電話は、一人一台所有しなくてはならないものになってきました。中学生にもなると友達とのコミュニケーションに欠かせないようですね。 南極昭和基地でも携帯電話が一人一台時代になったようです。衛星回線を使ってIP電話として使っているそうです。 仕事でこうやって欲しいという事は、リアルタイムで行えるようになっています。また、家族との連絡も密接になり家族の出来事も詳細につたわることでしょう。 「子供の誕生日の御祝い」や「風邪をひいたよ!明日病院にいくから…」など身近な会話ができるようになったことでしょう。 情報が少ないと心配もありますが、多すぎると国内にいるようでさらに細かい心配事が増えて、隊員としては複雑でしょうね。■PEN□
Feb 10, 2007
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今日の話題は、「南極とクイズ」です。 南極観測船は、海上自衛隊が運営しています。南緯55度を超えると南極海に近づきます。南極に向かうとき砕氷艦といえども氷山に体当たりするわけにはいきませんので、24時間氷山の監視(ワッチ)をしています。 そこで、あらかじめ氷山が何日の何時に初視認するかを当てるクイズが催されます。一番近い時間を予想した人がプレゼントをもらえるわけです。 例年、観測隊員もクイズの答えを書いて申し込みしますが、情報が少ないため、なかなか入賞はしません。ほとんど毎年、船の運用をやっている人が上位入賞者です。 越冬隊もこれをまねして、いつ極夜(太陽が出ない真っ暗な時期)から太陽が出始めるかとか、最低気温はいつ頃かとかクイズを楽しむことがあります。■PEN□
Feb 8, 2007
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今日の話題は、「南極と磁極」です。 南磁極は、現在海の上にあります。年々少しづつ位置がずれていきます。北磁極は、南磁極の反対側にあります。棒磁石と同じですね。 オーロラの発生も磁極と密接に関係があります。磁極に向かって電気を帯びた粒子が入ってきますから数百kmの高さで磁極を中心にドーナツ上にオーロラは発生します。磁極がずれるとオーロラの見える場所は変わってしまいます。 さて、南磁極では方位磁石はどうなるでしょうか?(1)ぐるぐるまわる。(2)動かなくなる。(3)壊れて使えなくなる。 一番近い答えは、(2)です。正しい答えではないかもしれませんが、普通の方位磁石は、磁極から離れたところで地面と水平に使いますから南北極を指しますが、南磁極ですと下向きに磁力線が向いているので水平にして使う方位磁石はどちらでもなく動かなくなります。 南磁極を探すときには水(またはオイル)の中に浮かべた磁石を持って行き鉛直下向きに磁石が向く位置が磁極となるそうです。高度によって若干その位置が変わるそうです。■PEN□
Feb 7, 2007
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今日の話題は、「南極と物忘れ」です。 地軸の近くに行きますと地球の遠心力が弱まり重力が大きくなります。すなわち南極や北極付近では重力は大きく、赤道付近では弱くなります。 また、赤道付近の大気は宇宙に向かって広がり、極付近では赤道付近の大気に引っ張られて層が薄くなります。 さらに、極付近で空気の層が薄くなると言うことは気圧が下がることになります。同じ高度でも赤道や中緯度より気圧は下がります。 気圧が下がると言うことは酸素も少なくなりますから、脳への血液中の酸素の量が減ることになります。 よって、南極越冬隊は、酸素の薄いところで頭がボーっとした状態で暮らすことになります(ちょっと大げさ)。帰国した頃には物忘れの天才です。その分、活性酸素が少なくなり老化が遅れるかもしれません(本当かどうかはさだかではありません)。 風が吹くと桶屋がもうかるみたいな話になってしまいました!(笑)■PEN□
Feb 2, 2007
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今日の話題は、「南極と消費者」です。 南極昭和基地に越冬するということは、浦島太郎さんになることに等しいところがあります。越冬中のニュースが途絶えがちであったりすることは以前にも書きました。 近年のパソコン(PC)の性能は半年ぐらいで大きく向上します。越冬中に使っている最新のPCであっても帰国したら最新ではなくなってしまいます。 こうしたことを考えると、流通が1年に1度しかない昭和基地は、孤島と同じかそれ以上に文明と閉ざされています。 今、欲しいPCも買うわけに行きませんし、日本で買っておいてもらってもしょうがありません。ここは我慢しかありません。 隊員は1年間、お金もつかわずいたのですから独身の隊員などは車からPC、夏は暑くてたまらないのクーラーまで買い換えです!こうやって消費拡大に越冬隊員は活躍しております(笑)。■PEN□
Feb 1, 2007
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