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今日の話題は、「南極と自由」です。 南極観測隊として越冬するということは、見方によっては「島流し」になっているようなものです。しかも、軍隊のような隊という名前までついています。 隊長以下、観測隊員がオングル島という名前の島に1年と3ヶ月程滞在するのですから、「島流し」はまんざらはずれてはいないと思います。 ただし、「島流し」であっても完全に自由がないわけではありません。その点は、昔、佐渡へ島流しになった御法度を犯した者とはちょっと違います。 お酒は飲み放題、食事は1日あたり4000kcal、カラオケあり、ビデオは見放題、ソフトボール大会あり、外出は、許可をもらえばOK、仕事あり、家事(炊事・洗濯・掃除)ありと不自由はありません。 書いていて、「やっぱり島流しか?」と思う節もありますが、観測隊は隊長の命令で日本国の代表として南極の基地を維持する事に生を出す毎日なのです。■PEN□
Dec 28, 2007
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今日の話題は、「南極と蜂の巣岩」です。 南極では、ブリザード(地吹雪)が吹き荒れることは想像がつくかと思います。このブリザードには規則性があって昭和基地では北東からの風と決まっています。 これは、低気圧との位置関係で決まりますが一年中ほぼ同じ風向になっています。そうしますと、昭和基地などにある露出した岩に風で巻き上げられた砂が同じ方向からたたきつけることになります。 これが長い月日と共に岩の風上側に少しずつ傷をつけて、所々、穴が開きます。これが、蜂の巣の穴の様なので私達は、「蜂の巣岩」と呼んでいます。 これと同様に、地面の小石も長らく砂に削られ三角錐になったものも多く見受けられます。南極で蜂の巣岩というのも想像できないかもしれませんが、南極の露岩地帯は砂漠のよう所なのです。■PEN□
Dec 17, 2007
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今日の話題は、「南極と空気」です。 南極の空気は、気温が零度以下になるため水蒸気も氷り、とても乾燥しています。また、昭和基地の気圧は930ヘクトパスカル程度しかありません。 気圧が低いのは、地球が自転しているためその遠心力で赤道付近は大気の層がふくらんで厚くなり、極域では大気の層が引っ張られて薄くなってしまいます。 よって気圧は下がってしまいます。ブリザードの時は、低気圧が来るためさらに気圧は低下します。 昭和基地の生活には支障がありませんが南極大陸内陸部に行きますと標高が3800mともなりますと700ヘクトパスカル程度になります。 ここでは、少し作業をしただけで息が絶え絶えです。隊員の中には高山病に近い症状になる人もでてきます。■PEN□
Dec 14, 2007
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今日の話題は、「南極と女装」です。 南極観測隊と言えば男の世界!と言っていたのは一昔前になってしまいました。最近では女性隊員も越冬しています。よって伝統的行事とも言える隊員の女装は消えてしまったのでしょうか?詳細はわかりません…。 もともと女装は越冬隊の初期の隊員が始めたようです。その当時の隊員はジョークやユーモアがあったようですね。ミッドウィンター祭(南極での冬至を祝うお祭り)で女性がいなければ誰か女装して見ては?ぐらいの感覚、ないしは大学祭ののりのようだったと思います。 私の観測隊でも女装をする人は決まっていて、誕生会やパーティーの時にはお酌などをしておりました。調子にのった隊長が冗談でしょうが「今日は○○○○○○いないのか?」と言ったぐあいです。彼は、わざわざフランチャイズレストランのオレンジ色の制服を借りてきて女装していました。 女装はちょっと味のわかる大人の遊びってところですかね…。しょちゅうしてるわけでありませんから(弁解)!残念!■PEN□
Dec 12, 2007
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今日の話題は、「南極と影」です。 南極昭和基地は高緯度ですからお日様の天頂角が低く、外にいて気がつくと私の後ろに長い影ができています。日本でも子供の頃冬に影が長くなって不思議な思いをしませんでしたか? 夏は、「白夜:びゃくや」の季節です。お日様は沈まず360度の方位に見えます。南中時には最大の天頂角になりますが、あまり高くはなりません。夜中はお日様が水平線を沈まず転がるように見えます。これを「沈まぬ太陽」と呼んだりもします。 逆に冬場は、お日様が全く出てこない「極夜:きょくや」になります。お日様が出始めの頃は、地平線を転がるように見えることから「転がる太陽」と呼んだりもします。 このように、低いところに太陽は見えますので、何となくお日様は身近な存在の様に見えます。子供の頃の不思議が極に近い所に行くと実感できます。■PEN□
Dec 11, 2007
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今日の話題は、「南極と絵画」です。 越冬隊員の中には絵を描くのが趣味という人がいます。私の職場から参加した隊員の一人は、水彩画がお得意で味わい深い絵を描かれていました。 写真ではとらえきれないオーロラのダイナミックスを絵で表現するとまた、違った感性が味わえます。 また、風景だけではなく人をとらえるときに時として写真よりも絵の方が良い表現ができると思います。 南極新聞に挿絵を描くのも得意な人もいました。人は色々な表現方法で感情や意志を伝えることができますね!■PEN□
Dec 10, 2007
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今日の話題は、「南極とパン」です。 パンは、南極観測隊にとって重宝な食材の一つです。冷凍保存して解凍しても食感や味は全く変わりません。 観測旅行に出かけるときは、そりの段ボール箱の中に焼いて冷凍したパンを入れておいて順番に取り出して雪上車の中で解凍をすれば簡単に食事をとれることになります。 また、冷凍のパンだねを昭和基地に持ってきていますので、朝食の時は調理隊員が焼だけですみます。日曜の朝はブランチになっていて、ご飯といっしょにパンもおいてあります。 クロワッサンや菓子系のパンは冷凍生地、食パンは昭和基地で粉から作ったものです。私は、朝早い観測がありましたので仕事が終わってからのパンとコーヒーは至福の一時でした。■PEN□
Dec 4, 2007
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