ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Nov 25, 2021
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弦楽五重奏曲第1番 B K174
弦楽五重奏曲第2番 c K406
弦楽五重奏曲第3番 C K515
弦楽五重奏曲第4番 g K516
弦楽五重奏曲第5番 D K593
弦楽五重奏曲第6番 Es K614



 ぼくがモーツァルトのト短調五重奏曲K516と出会ったのは25年ぐらい前。
 この夏にK614を弾いたことで、四半世紀を経てついに全六曲を完遂できたので、ここで順位づけをしてみようかと。

 モーツァルトは弦楽四重奏は数十曲も書いたのに弦楽五重奏は六曲しか書かなかったけど、どれもが名曲で弾き甲斐がある。第1バイオリンと第1ビオラが対峙するとことか、チェロがビミョーな動きをするとことか、それぞれの曲にいろんな仕掛けが発見できる。

 さて、ぼくのお気に入りを一曲選ぶとしたら、やっぱし結局は ト短調K516 。特に最初と最後の楽章がかっこよいのは誰もが認めるはず。

 次点は悩みに悩んで ハ短調K406 。確かにハ長調K515も名曲なのだけど(特に終楽章)、全体的に均衡がとれてるのはK406のような気がする。

 特別賞は変ホ長調K174に差し上げたい。終楽章がとっても楽しく弾けるから。初期作品らしいけれど、言われなければわからないほどの円熟ぶり。





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最終更新日  Nov 25, 2021 03:31:10 AM
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