山田維史の遊卵画廊

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Tadami Yamada's monochrome cuts -#1


Tadami Yamada's monochrome cuts -#2


■Yamada's Article(1)卵形の象徴と図像


■Yamada's Article(2)ユングの風景画


■Yamada's Article(3)画家ムンクの去勢不安


■Yamada's Article(4)夢幻能と白山信仰


■Yamada's Article (5) 城と牢獄の論理構造


■Yamada's Article(6)ムンク『叫び』の設計と無意識


■Yamada's Article (7) 病める貝の真珠


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■Yamada's Article (9)『さゝめごと』に現われた十識について


■Yamada's Article(10)狐信仰とそのイコノグラフィー


■Yamada's Article (11) 江戸の「松風」私論


■Yamada's Article (12) 伊勢物語「梓弓」について


■(13)英語訳論文「ムンクの『叫び』の設計と無意識」


■(14)英語訳論文『狐信仰とそのイコノグラフィー』


■(14-2)英語訳論文『狐信仰とそのイコノグラフィー』


■(15)英語訳論文『卵形の象徴と図像について』


■(16)英語訳論文『夢幻能の劇構造と白山信仰との関係考』(1)


■(16-2)英語訳論文『夢幻能の劇構造と白山信仰との関係考』(2)


■(17)英語訳論文『モンドリアンの自画像について』


■(18)英語訳論文『霧に対する感性の考察』(1)


■(18-2)英語訳論文『霧に対する感性の考察』(2)


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■(19-1)英語訳論文『エドヴァルド・ムンクの去勢不安』(1)


■(19-2)英語訳論文『エドヴァルド・ムンクの去勢不安』(2)


■(20)英語訳論文 『伊勢物語の「梓弓」について』


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Jan 13, 2008
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  正月行事としての「どんど焼き」は、いったいどのような由来なのだろう。民間信仰にただ一つのルーツをもとめるのは困難なものだが、「どんど焼き」の祭神は道祖神である。これにさまざまな神が習合していて、「どんど焼き」そのものも意味が複合しているようだ。

 道祖神は村の入口や辻などに祀られている神である。そこから疫霊や悪鬼が入りこまないように、境界を守ると考えられている。境(サカイ)を守るので「塞の神(サイノカミ、あるいはサエノカミ。境の神・歳の神とも書く)」ともいわれ、また「道陸神(ドウロクジン)」ともいう。祠をそなえているものは少なく、その御神体は自然石だけ、あるいはそれに塞の神・歳の神と刻んだもの、あるいは単身像、また男女ニ体像、さらにそこから発展して男女の性器をかたどった像などがある。

 道祖神はもとは古代中国で信仰されていた旅の安全を祈願する神、すなわち行路神のことである。しかしこの神が日本に移入する以前、日本でもすでに別の行路神があり、それらは今日でもヒダル神とか柴神、あるいは行き違い神と称される神々のルーツであったと考えられている。
 また船戸の神(フナドノカミ。あるいは岐の神とも書く)は『日本書紀』にも登場する神であるが、やはり行路神としての性格をそなえており、男女の性器を刻んだニ体の神像として祀られている。フナドというのは道の辻を意味しており、この辻から悪霊が入り込まないように、防御の神が必要であったのだろう。性器には災いを除去する呪力があると信じられていて(天の岩戸の前でアメノウズメノミコトは性器を出して踊ったといわれる)、船戸の神の御神体ともなっている。考えてみれば、人間の性器のある場所は二股にわかれる「辻」なのだ。古代のイメージは直接的なまことにおおらかなものであったといえる。
 これら日本生粋の行路神・防疫神が中国伝来の行路神である道祖神と習合したと思われる。道祖神信仰には、旅の安全を祈願するほかに、良縁を願う信仰もあり、そのため男根をかたどった石像や木像を奉納する風習もかつては珍しくはなかった。
 性器信仰の側面は、安産や子育ての信仰もはぐくみ、道祖神は出産に立ち合う神だともいわれる。道祖神は子供のすがたをしているという考えもひろくあり、これが仏教の地蔵信仰と結びつくことになる。お地蔵さんもまた道筋に祀られていることが多い。イタコで有名な青森県下北の恐山は、「あの世」と「この世」との境としてのサイノカワラ(塞の河原)の概念を具体化したような光景がくりひろがるが、地蔵信仰と深くむすびついている。しかも、イタコが唱えるサイノカワラ(この世との長の別れのイメージを歌にしたもの)は、まさに塞の神と地蔵信仰とが結びついていることを示している。

 ところで道祖神にはさらにもう一神が習合していると考えられている。それは愛宕神(アタゴカミ。あるいは愛宕様)である。この神の本社は京都市嵯峨の愛宕神社である。祭神は諸説あるものの、那邪那美命(イザナミノミコト)が生んだ軻遇突知神(カグツチノカミ)であるといわれている。この神は火の神である。
 愛宕神社がある愛宕山は、そもそもが神気ただよう霊場だったようで天台宗・真言宗の修験場にもなっていた。そのためここでも神仏習合がおこっている。祭神に諸説あるのはそのためであるが、信仰の根幹は火防といって差し支えなかろう。いわゆる火伏せの神である。また京都市嵯峨は都の西北にあたり、古来、疫病や悪霊の侵入を防ぐための神が祀られていたといわれる。愛宕神が平安京の守護神であったのはそのような理由によるが、われわれにとって注目すべきはこの愛宕神の塞の神としての側面である。現在では目にすることはほとんどないといってよいだろうが、昔は、村の入口などに愛宕様が祀られていて竹の先を割ってお札を挟んで飾っていた。このささやかな奉納品は、疫霊悪鬼が村に入り込まないように祈願したものである。

 さて、長々と道祖神に習合している神々を紹介してきたが、これでようやく道祖神の火祭りとしての「どんど焼き」の性格がわかる。「どんど焼き」の火に、「繭玉」という米の粉でつくった団子や小さくまるめた餅を竹の先につきさして焼いて食べるが、あるいは愛宕様の竹のお札が形をかえているのかもしれない。また、「どんど焼き」が若者組や子供が取り仕切る行事であることの意味も、道祖神が子供の姿をとることがあるというので納得できる。立川市の第九小学校の校長先生が子供たちのために、子供たちがおこなう「どんど焼き」を企画したというのも、とても神意にかなったことにちがいない。校長先生は、繭玉をつくって、子供たちに焼いて食べさせることにしているのだそうだ。





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Last updated  Jan 14, 2008 11:21:13 PM
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Comments

AZURE702 @ Re[1]:山田維史の「蝶」が出てくる作品(07/03) shiwashiwa1978さんへ  拙作をご覧くださ…
shiwashiwa1978@ Re:山田維史の「蝶」が出てくる作品(07/03) 素敵です。 作品集は無いのでしょうか。
AZURE702 @ Re:「比叡おろし」(汚れちっまた悲しみに)(08/21) 三角野郎(絵本「マンマルさん」)さんへ …
三角野郎(絵本「マンマルさん」)@ 「比叡おろし」(汚れちっまた悲しみに) ≪…【ヴィークル】…≫の用語が、[ 実務と…
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