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きのう次作のためのキャンヴァスに初回の地塗りをした。乾燥を待って2回目を施すが、その間に構想を固める。
いつもの手順だが、構想といっても思想と主題のほかはまだ宙空にゆらゆら漂っている状態で、そうしたゆるい状態でいると、あるとき不意に、すでにイメージの片鱗としてそこにあることの真の意味に気付く。自分が見ているもの-----何か実物を見ているというのではなく、頭の中と額の前あたりにホログラフィーのように浮かんでいるのだが、見ているからといってその意味が必ずしも分かっていないのだ。それが、あっそうか、と気付く。そして、そこから、イメージの修正、あるいはイメージの造形的追求がはじまるのである。
それは不思議といえば不思議な時間である。長い旅の時間であり、同時に短い時間でもある。時間論的にはどういうことになるのだろう。宇宙を宰領している時間-------それに私自身も一個の死生体として支配されているわけだが------、それとは別に私自身の感覚時間があり、その長短・重層の錯綜が、一度に実感される。言葉にすることが可能ならば、それが私の作品制作の過程に起る事だ。そして、いまだに判然とはしないけれど、どうやら私にとってそれはエロティックな事態のようだ。
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