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Mar 21, 2026
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カテゴリ: カテゴリ未分類
ビンって漢字にすると「瓶」と「壜」のふたつがありますね。

一方、「壜」は土器の壺を意味し、ガラス製の容器という意味は日本独自の用法なんだとか。
これがガラスビンだと、「壜」は高温の窯に入っている溶けたガラスを吹き竿に巻きつけ、息を吹きこんで成形する人工吹きのもの、「瓶」は全自動の機械(ガラス製瓶機)によって製造されるものを指すらしいです。
人工吹きには「種巻き」「切り込み」「瓶出し」と呼ばれる3人の職人がチームになって製造します。


古代からワインは大きな樽や陶器の甕(かめ)、皮袋に貯蔵して必要な分を直接杯や水差し容器に汲んで飲まれてて、16世紀頃には陶器や金属、木材、皮などの飲料容器が用いられました。
それが1500年頃のイギリスの文献に、容器の栓の材料としてコルクの記述があって、その頃にガラス製造技術の進展によってワイン用ボトルが作られるようになったそうです。

ひと口にワインボトルと云っても、ボルドーワインのボトルは肩の部分で澱をためるため「いかり肩」をしており、これが世界のワインボトルの原型になってますね。
それに対してブルゴーニュ地方では「なで肩」タイプのワインボトルが主流です。

他にも、ドイツワインのように肩が無くスリムな形状のライン型やモーゼル型、高いガス圧に耐えるよう下部が少し膨らんだ形で厚手のガラスを使ったシャンパーニュ型などさまざまな形があります。
こうした様々な形状のワインボトルがありますが、どのボトルも押並べてサイズが 750ml なんですな。
1本750ml は世界標準サイズで、そのルーツはイギリスとフランスにあります。
ワインボトル1本が750ml だと、1ダース(12本)をボルドーなどから輸出すると「9ℓ(9,000ml )=2ガロン」となり計算がしやすかったためです。

さらにボルドー地方で使用される樽は、225ℓ(225,000ml )が主流。
これを本数に換算すると、1樽あたり750ml ボトルで300本という容量になります。
このよう750ml と云う数字は、ワインを生産するフランスと、それを消費するイギリスともに共通の便宜さから国際標準になったのですね。
ところが、このワインボトル国際標準に準じてない国がひとつ有るのです。
それは...日本。
国際標準750ml に対して、日本産のワインは少し小さめの 720ml
この720ml と云うサイズ、日本酒好きの人ならなるほどねと理解できます。
日本酒の単位が1合180ml なので、4合サイズだと720ml 。
ボトルを作るのに、日本酒ボトルの製造ラインがそのまま使えるからです。

ところが日本製ワインの評価が高まるにつれ、輸出に支障をきたすようになりました。
輸出時に使用するコンテナのサイズは国際基準の750ml に合わせて作られているものがほとんど。

それでは「地球瓶」と云うのを耳にされたことお有りでしょうか?
今はプラ製が多いですが、古くから駄菓子屋や煎餅屋でよく見かけた上部にブリキの蓋のついた大型のガラスビンのことです。
日本に海外から本格的なガラス製造技術が導入されたのは、16世紀後半の安土桃山時代に遡ります。
1549年にフランシスコ・ザビエルが来日してキリスト教布教に伴い、ポルトガルなどからビードロ(吹きガラス)の技術が長崎にもたらされたのが出発点なんですね。
1570年に長崎でポルトガル人がガラス工場を建設し、その後オランダからも技術が伝承されました。
しかし、日本のガラス製造技術は、江戸時代まで普及することはありませんでした。
その理由は、漆器や陶器などガラス以外の製品の製造技術が高かったからだと云われてます。
日本人が本格的にガラス製品を作り出したのは、明治時代の文明開化によって本格的な近代工業としての技術が確立してからで、約150年前に遡ります。
そんな近代ガラス製造が大きく開花したのが大正時代です。
この時期に作られたガラス製品のひとつが地球瓶だったのですね。
今では個装の菓子が大半を占めてますが、大正時代のお菓子に個装は無く剥き出し。
そこで衛生的にお菓子を管理できる当時の素材として、また透明で有ることでディスプレイとしての役割も担ってガラスビンが重宝されたのです。

ところが、この地球瓶を作るのが一筋縄でいかない。
なにしろ吹いて作るガラス製品で最大のサイズ。
1度に巻き取る素地は2kg にも及ぶらしい。
ガラス職人がひとつひとつ手作りしてるので、仕上がりも完全な球体ではない。
蓋の部分も1枚のアルミ板を「ヘラ絞り」という技術を用いて職人によって作製されてます。
今では職人が減っているため、直径が30cm でも1万円以上もするそうです。
地球瓶と同じように、駄菓子屋なんかに置いてるガラスビンで、蓋が斜めについたタイプもありますね。
これは猫が座った形に見えることから「猫瓶」と呼びます。





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Last updated  Mar 21, 2026 05:13:28 AM
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