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パパゴリラ! @ Re:老老介護の考え方(07/26) 病気が重篤になればなるほど、自宅での介…
Jun 13, 2026
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カテゴリ: カテゴリ未分類
昔の大阪は地下鉄の切符を売ってるのが自動券売機ではなく、駅の窓口で購入しなければなりませんでした。

そこで昭和30年代~40年代に登場したのが地下鉄の入口や市電の駅周辺に屯する「切符売りのオバチャン」です。


この人たち、市の委託ではなくまったくの個人事業主。
商売はこうです。
の回数券を1冊購入します。
それをバラして客に1枚ずつ定価で売るのですね。
そうすると、1枚分が利益になると云うなんともせちがない商売ですが、ほとんどの地下鉄や市電利用者はこっちの方が待たないで買えたので繁盛してました。
しかし駅の切符売り場自動化が進捗するとアッという間に姿を消しました。

当時はバス車両がなかったことから蒸気自動車を改造した幌なし6人乗りの車両が使われました。
しかし翌1904年には倒産してしまいました。
今の世代の方はご存知ないでしょうが、昔のバスはワンマンではなく、運転手とは別に路線バスに切符売りが乗車してました。
厳密には車掌とかバスガールですが、1970年代半ば(昭和40年代後半~50年代前半)まではこうした職種が存在してたのですね。
主な仕事は切符売りの他、バスの停留所アナウンスも車掌の仕事でした。

このバス車掌の主力は中学校を卒業して就職した女性で、東京都交通局は縁故採用のみだったらしく縁故のない女性には門戸を閉ざしてたのですね。
ところが1960年代に入るころは高度経済成長でバス需要は急増。
増便など輸送力増強と夜間への運行時間延長が求められました。

ところが、その高度経済成長によって女性の働く場が増えてきたこと、高学歴化が進み中卒女子自体が少なくなっていたことなどで女子車掌の採用が困難になっていたのです。
さらに当時は女性の労働時間に制限があり、深夜時間帯には女子車掌を乗務させるわけにはいかなかった。
それでとりあえず男性車掌を増やしたり、運転士候補生や事務職などを車掌として乗務させたりして凌いでたのですが、輸送力増強には追いつかず運転手のみで運行する「ワンマンバス」への切り替えが急速に進んで消えていったのですね。

タイのバンコクではパタヤビーチなどに行く長距離バスは大阪駅周辺の長距離・高速バスと同じで切符売り場があってそこで乗車前に切符を買い求めます。
しかしバンコクの路線バスではエアコンバスとノーエアコンバスともに集金係(車掌)が乗車していてこの人に料金を支払う仕組みです。
エアコンバスは距離によって運賃が変わりますが、ノーエアコンバスはどこまで行っても一律運賃です。

面白いのは車掌が使う「切符売り道具」。
ガチャガチャと音を鳴らしながら素早く乗車券を切り取る銀色のブリキの筒です。

これは切符の筒(クラボーッ)が縦長でリレーのバトンのような形をしており、内部にロール状の紙の乗車券(チケット)がセットされています。
筒の底にはバネが仕込まれており、切符を引き出して使用する仕組みです。
フタのフチは少し鋭利になっており、これを使って素早くチケットをピリッと切り離すのですね。
小銭入れ筒の上部やフタの部分はお金(コインや紙幣)を一時的に挟んでおくクリップのようになっており、お釣りを素早く渡せる設計になっています。
このクラボーッ・トゥア・グン・ロッメーはお土産としても販売されてます。
台湾の長距離バスチケットはセブンやファミマなどコンビニで買えます。
事前予約分の発券もできます。
このシステムは高速鉄道でも同じ端末でできます。

台湾は交通系ICカード「悠遊カード」がものすごく発達していて、悠遊カードだけで路線バスから鉄道、コンビニまで支払いが全部済ませられるのですが、この悠遊カードでコンビニでのチケット発券も対応してます。
台湾の路線バスは日本と同じくワンマンです。
日本と同じように車掌(女性の「車掌小姐」)が乗務していたのは、1950年代~1970年代にかけてです。
1930年代の日本統治時代から一部存在していましたが、第2次大戦後の1950年代から全盛期を迎え、1970年代後半~1980年代前半にかけて順次廃止されました。
ところが今年になって、台北の路線バスでは一部で車掌が復活して乗客をサポートするようになったらしい。
彼女たちは「行安天使(安全の天使)」と呼ばれ、停車バス停のアナウンスをしたり、高齢者や身体の不自由な乗客の乗降の手助けをする役割を担ってます。

台北のバスに車掌が復活、「安全の天使」として乗客をサポート
オペラハウスで有名なシドニー、ニューサウスウェールズ州で1969年に撮影されたバス車掌の画像見たらなかなか面白い切符発券機を持ってました。
これは「チケットパンチャー」と呼ばれ、普通チケットパンチャーは、バスや電車の紙製切符に切り込み(入鋏)を入れて使用済みであること標す道具ですが、こんな機器も同じように呼ぶのですね。


イギリス、ロンドンと云えば有名な2階建てバス(ルートマスター)。
このバスにも車掌が乗務していた時期が有ったのですね。
車掌の乗務は1950年代に本格化し、1980年代まで車掌乗務の「ルートマスター」がロンドン街の代名詞として全盛期を迎えてました。
しかし2005年ころからコスト削減やバリアフリー対応(ノンステップ化)を理由に車掌の乗務が徐々に打ち切られ、2019年に全ての路線で車掌が消えました。

ロンドン・バスの乗務員が使ってる発券機は「クリッピングマシン」と呼ばれてます。
「ギブソン発券機(Gibson ticket machine)」、あるいはそれ以前の時代に使われていた「ベルパンチ(Bell punch)」と呼ばれるクリッピング(穴あけ・発券)機構を持った手動式の機械です。
この機器の仕組みは、白紙のロール紙を内蔵していて、車掌がダイヤルで運賃や乗車停留所の区間を設定し、サイドのハンドルを「ガチャン」と回すことで、その場で切符を印刷・発券します。
女性の車掌はこのクリッピングマシンを持ってることから「クリッピー」と呼ばれてました。




そしたら何げに東京のバス車掌の画像見てたらこんな画像を発掘しました。
今の屋根のない「スカイバス東京」や、はとバスの屋根なし2階建てオープントップバスぢゃなくて、1970年代のはとバスのイギリス製2階建てバスの時代。
車掌さんがロンドン交通局で使ってるのと同じギブソン発券機のクリッピングマシンを使ってるのです。
バスだけぢゃなくて、車掌文化までイギリスから取り入れてたのですね。
それでは最後に現在のインドのバス切符売りについて。
インドはタイと同じように今でもバスに車掌が乗ってます。
車掌が車内を巡回してきたら、行き先を云ってキップを買うのも同じですが、車掌が手にしてるのはスマホみたいな専用端末です。
この端末を使って行き先別のキップを発券してるのですね。
サスガIT王国インド!?(笑)
しかしお金の収納は相変わらず、腰にぶら下げたカバンのようです。





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Last updated  Jun 13, 2026 05:22:39 AM
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