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2005年07月25日

怖い話☆

(13)

テーマ：ｺｺﾛとｶﾗﾀﾞに優しいｺﾄ(457)

カテゴリ：カラダにやさしおいしい☆

結局半額対象外のビデオを借りちゃったんですが。映画が公開されていたときから見たかった『スーパーサイズミー』という映画です。

ジャケットを見る限り、コミディ映画のようですが・・・

この作品は、、、
ファーストフードを１日３食、１ヶ月間（３０日間）食べつづけたら人間どうなるか？

ということを、 スパーロック監督自ら実験して記録したドキュメンタリー映画 。

そもそも、なんで監督はこんなことを思いついたかというと、 “肥満になったのはハンバーガーが原因”として肥満症に悩む若い女性２人がマクドナルド社に訴訟を起こし、結果・マクドナルドに原因はないと敗訴してしまったニュースを見て、疑問に思ったことからだそう。

この実験にはルールがあり
スーパーサイズ（Ｌサイズよりさらに大きいサイズ）を勧められたら決して断らない」
「マクドナルドで売っているもの意外は食べない」
「すべてのメニューを1回は試す」
「極力運動をしない（会社への通勤にタクシーを使うなど）」
と、かなりキビシイ！

実験はカラダの変化を細かく調べるため５人の医師に協力を仰ぎ、定期的な健康診断が行われます。

子供の頃から母親が作ってくれた料理を食べ、ベジタリアンでシェフでもあるガールフレンドを持つ 監督の実験前の と、医師たちは口をそろえます。

そして実験後、一体彼の体はどうなってしまったのか・・・！？

結果はこれからビデオを見るかたもいると思うのでここでは控えますが、見た感想としては・・・

めちゃめちゃ怖かった！ 気分が悪くなったところも。でも映画としてはと～ってもおもしろかったです！

ただ監督が無謀な挑戦をする姿を追うだけでなく、研究者や消費者に対するインタビュー、マックメニューの分析、アメリカの食と肥満に関するデータも紹介し、企業の広告戦略と、それが子供に与える影響 (これが一番興味深かった）、ファーストフードの中毒症状についても取り上げています。

現在はほとんど行きませんが、たま～に食べたくなることも。

でも、この作品を見てファーストフードから足が遠のいたのは確実です◎

ちなみにこの作品、サンダンス映画祭で監督賞を受賞。

そして 映画の公開後にはマクドナルドがスーパーサイズの発売を取りやめる などなにかと話題がつきない作品です。

よくファーストフード店に行く人にほど見てほしい映画です。