東方見雲録

東方見雲録

2003.04.11
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カテゴリ: 2003
いつもの通り道におもしろい木がある。トウカエデである。

桜の咲くころ、新芽は垂れ下がりながら開き、徐々に全面に日の光があたるように葉として展開する。

樹皮が薄くはがれているのも目につく。

これらが冬から春にかけてのこの木の観察ポイント。秋になると紅葉が美しい。

冬芽の中に凝縮された芽が春とともに開き、太陽光エネルギーを逃さず受けようと日々変化、生長する様は、宇宙で人工衛星が太陽光発電のため受光パネルを広げていく様ににている。

芽の中に凝縮して収められた葉の展開図は折り紙の手法にも似ており、折り重ねられた葉が開き解かれ、一枚の葉となる。

実際、植物の芽の展開や昆虫の羽化から宇宙技術のヒントを学ぼうと研究されているという。
太陽光パネルのコンパクト化と展開という事例では日本の折り紙から発展した「三浦折り」が有名。

新葉展開には高度な生物幾何学が秘められている。


(ご注意。この木、幹の皮がはがれるのはこの時期だけというのではなく、常時はがれているのであるが、この時期は冬枯れで、特徴的な樹皮に目が行きやすいというだけのことです。)

今日の百姓状句
億年の 折々の花 ひらきをり

http://kaede.nara-edu.ac.jp/plants_of_NUE/ichiranhyou/syokubutsupage/toukaede.htm

ウキペディア情報: ミウラ折り


NASAも注目、折り紙

2022.04.29.イメージ画像追加





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