東方見雲録

東方見雲録

2003.05.26
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カテゴリ: 2003
公園は暗く澱んだ風景に包まれていた。
露地は陽も射さず、朝方の雨で湿った色。木々には花もなくみどりの世界。木々の雲が緑の色相で幾重にも連なり迫ってくるだけだ。

先日までの弾み気を引く色合いはなくなっている。

池に行く。
水際で黒い塊となっていたオタマジャクシもいなくなった。
10日ほど前には足を出したオタマジャクシだらけだった。
一斉にカエルの姿となり、陸の草むらにいったのだろう。

蒸し暑く、忍耐の季節に向かうこと覚悟させるかのようなモノトーンの季節の間。

バラだけがいままでの世話に応えるように明るく元気だ。


開花した草花を植えた出来合いのところは盛りを過ぎてはいるがそれなりの態をなしている。
ここも葉に勢いがあるものが多い。これからの出番に準備万端といった勢い。

そんな中で風景を勢いづけてる花があった。
アスチルベである。
この花、自然風の樹林にあっても違和感はない。むしろ引き立ててくれる存在にも思える。

それもそのはず、アスチルベと洋風の名だが、アワモリショウマ、アカショウマとして同様のものが日本の山野にも存在
する。
多少改良されたとはいえ、日本の風土になじんだ宿根草である。
八柱の花壇にも取り入れたが、手間いらずであった。
花の途切れるころの助け花だった。

初夏の花楽おすすめ花である。


http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/astilbe.html







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Last updated  2022.05.22 17:01:20
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