東方見雲録

東方見雲録

2003.11.02
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カテゴリ: 2003
落ち葉がたまりだしてきた。
秋の深まりとともに、公園で活動をされる方々の話題も、木の実から落ち葉や枝の使い方に移って来た。

ワークショップで腐葉土づくりしたり、枝のクラフトなどがこの時期の流行か。

職場でも水元でも、腐葉土づくりが活動の一つに取り上げられている。

私も3月の耕作体験で積んでおいた落ち葉の具合をみる。
元の形がないほど減っている。いい具合で腐葉土にと思って期待していたのだが、分解が進みすぎたようだ。
掘り返してみたら、黒い土に枝の残滓。

園芸的な利用には無理だが環境観察用の腐葉土にはなっていた。

腐葉土のとらえ方は様々。



②園芸活動としての腐葉土は、土というより、土の団粒化を進める改良材としての認識。
純粋に落ち葉、それもクヌギ、ナラなどの落葉樹やカシなどの常緑樹の落ち葉を腐らせたものが主流。完全分解させないで葉の形を残したままの腐熟段階で乾燥させ保存。赤玉などに粉砕・混入して再利用することが多い。

③最近、緑化行政部門では管理地で発生した枝葉を細かく粉砕して、それを堆積・切り替えしを繰り返すことにより、腐熟化を進めことが多い。これを腐葉土化するという。別名、緑葉堆肥という場合もある。
使い方は園芸目的と同じだが、大規模な利用を前提に管理しているので、まだ未分解の木質が残っていることもある。

腐葉土が土に混ざった以降の分解過程は基本的にどれも同じ。

昆虫やミミズは、新しい落葉の栄養分を吸収、葉にあるセルロースやリグニンは消化されずに排泄される。
それを土の中の菌が適度の水分のもと、セルロースやリグニンをデンプンやブドウ糖に分解し、また土壌昆虫などが吸収しやすくされ、さらに分解が進む。
この繰り返しにより落ち葉は分解され土になっていく。
微生物が分解者として重要な働きを行う生態系。

類似したものとして堆肥がある。
牛糞堆肥、バーク堆肥などがあり、牛糞やバークを堆積して腐らせたもの。


腐葉土も堆肥も、チッ素分は多く含むが、リン酸やカリが欠けている。
有機肥料だけで育てたいのなら、鶏糞や魚粉、骨粉はリン酸、カリをよく含んでいるのでこれらを補給する必要がある。カリだけなら草木炭がいい。

純粋の腐葉土は、広葉樹の落葉を堆積して腐らせたもので、堆肥の高級品ともいえよう。
土の団粒化,保水性,通気性,保肥性を高める土壌改良材。庭土に混せるほか,種子まき用土,育苗用土,鉢土に使う。

園芸的に細かなところに使う場合は、手でもみほぐし,ふるいにかけて用いる。


今日の耕作体験、最後の稲刈りと落花生の収穫を行う。

最近の雨で田んぼに水がたまっていたことから、悪環境での活動となる。また、イネもほとんど倒れている。
こんな厳しい状況でも、最後までやり抜いてくれたみなさんに感謝す。

おすすめサイト
腐葉土 ​ こちら
堆肥   こちら

2022.10.01追記

http://www.yanbaru.ne.jp/~chay/g/tuti-4.html
http://www3.ocn.ne.jp/~yonesyou/mori/mori.htm





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Last updated  2022.10.01 21:12:59
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