東方見雲録

東方見雲録

2023.05.13
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カテゴリ: ものづくり




最大震度6弱を観測した鳥取中部地震で被災後、初めて登り窯に火入れした倉吉市不入岡の上神[かずわ]焼窯元で8日、窯出しがあった。花器やつぼ、茶わん、皿など約800点を入れた窯から作品を取り出した窯元の中森伯雅(本名・清)さん(68)は「震災前とほぼ同じということが分かった。まずまず」と満足そうな顔を見せた。

今回の登り窯は地震で損壊した部分の修復具合の確認や、火入れが14年ぶりとあって窯内の除湿、釉薬[ゆうやく]の窯変データを集める試験的な位置づけ。まき入れを補助する長男の信一さん(36)の帰省を待ち、1日早朝に火入れした。温度計を確認しながら1260度に上がるまで24時間かけて燃やし続けた。

窯が冷めるの待ち、ようやく窯出しへ。中森さんは三つの窯のうち一番上の窯の温度が1230度から上がらず苦心したと言い、「ものになるのは全体の2~3割」と話す。同窯の特徴である辰砂[しんしゃ]や、黒と黄色の釉薬を使ったもので満足のいく作品もあり、ほっとした様子を見せた。

中森さんは「やっぱり登り窯は面白い。データを集めることができたので、1年後には本格的に取り組みたい」と意気込んだ。(吉浦雅子)

動画   こちら

引用サイト:日本海新聞   こちら

関連日記:2023.05.02の日記   こちら

参考サイト:とっとりの伝統工芸 陶磁器  こちら


上神焼の写真 この地方では、古くから伯尾山、伯州尾山といった名称で製陶が行われていました。現在の上神焼窯元は、昭和一八年に初代窯主によって築かれたもので、京風の作りに地方色をとりいれて、伝統と新しい手法で焼成するのが特徴的です。





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Last updated  2023.05.13 18:21:21
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