東方見雲録

東方見雲録

2023.07.30
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カテゴリ: 文化
世界の大都市は大体が沿岸に位置していますが、そのために温暖化による海面上昇の危機に晒されて、自然との葛藤が生まれています。

 このように、都市と自然はせめぎ合っているから、定期的に軋轢が生じて自然災害に見舞われる。そのたびに部分的なリセットを繰り返しながら、2つが戦っていくのではないかと素人ながら想像しています。

 ……でも、今後何らかの大きな天災が発生し、東京一極集中が不可能になった後の日本社会をイメージすると、どんな形がありえますか?

 養老 やっぱり、本当の意味での地方分権になるんじゃないか。既存のインフラが全て壊れたら、1人の人間が自給できる範囲は自然と決まってきます。江戸時代の日本は、300の藩に分かれていましたよね。あれは情報伝達が1つの基準になっていて、中心部から馬で走って1日で辿り着ける範囲で、藩としてまとまっていた。それくらい小さな昔風の集団、細かいユニットが並列するんじゃないかと思います。



引用サイト:文春オンライン  こちら

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Last updated  2023.08.03 05:17:00
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