東方見雲録

東方見雲録

2024.12.07
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カテゴリ: まちづくり



「ぜひ言いたいのは、1999年の「地方分権一括法」成立で、国と地方は対等って決まったわけですよ。でも国は対等なんて思っていません。ずーっと上と思ってます。尚且つ地方で働いてる者は自分たちが下で、教えを乞うって発想が変わっていない…。私は地方に任せろやと思います」

国、地方双方の意識改革から始めないと予算だけ増やしても何も生まれないようだ。そんな中、奇跡を起こした自治体があった…

事例拝見:岡山県の内陸部、鳥取県との国境「奈義町」
奈義町はいわゆる“平成の大合併”の時、住民投票で合併を否決。そして合併されないためには人口を増やすことだと町をあげて取り組んだ。少子化対策というと国もどこの自治体もまず“予算”の話になるが、奈義町はそこが違った。キーワードは“安心感”だった。

そのための施策…、
*高校まで医療費無料
*高校への就学支援金24万円/年
*空き家購入新築・リフォーム補助金
*子育ての間に少しだけ働きたい親と人手が欲しい企業とのマッチング


・・・・
奈義町 金田知巳 副町長

「最議員さんの数を14名から10名にとか…。職員の数についても110を90名程度に…。大きなところから小さなところまで見直して…(中略)決して奈義町以外じゃできないようなことはしていないと思います。施策の実現には財源が必要になってまいります。その手立てがどこまでできるか…」

つまり“身を切って”奇跡の町を作ったのだ。本気でやろうと思えば、全国どこの自治体もできることだ。もちろん国においてもだ。

事例拝見:熊本県、阿蘇山の麓にある高森町
ここには“マンガ・シリコンバレー構想”なるものがある。

高森町では去年、町唯一の高校、県立高森高校に日本で初めてとなる『マンガ学科』を創設した。マンガによる町おこしを模索した町長が、週刊少年ジャンプの元編集長でもある熊本出身のマンガ編集者の協力を得て実現した。

学校にはプロの漫画家と同様の画材、機材が常備され生徒は自由にそれを使える。さらに、地方から入学する生徒のための寮も設けた。生徒は言う…。

「漫画家さんとほぼ同じ機械が使えるって凄いことだしお金もかかるし…、楽しいしかない」
・・・・
熊本・高森町 草村大成 町長

「住民の方含め“え~マンガ?”みたいなところからのスタート。特に教育委員会というのは当然子どもたちの成長過程の中で義務教育・高等教育にあるわけですから…。前例のないことをやるというのは…、まあまあ反対…というかほぼ反対だった…。(―――なぜマンガ学科?)地方創生では企業の誘致がよく言われるんですけど、メリットもあるんでしょうけど、阿蘇の自然環境に工場系の企業だったりっていうのが非常に似合わないというのが私の持論で…。そういう中で日本の文化の大きな柱のひとつでもあるマンガ、つまりエンタメは紙と鉛筆だけでいいじゃないですか。空気汚すわけでもないし、水が汚れるわけでもないし、つまり環境に関しても何ら問題がない…(中略)将来のエンタメ業界、マンガ・アニメ、ここを世界のマーケットとマッチングできる日本の人材を輩出していくという新しい仕事を生んでいく…。マンガやエンタメは新しい産業を生んで行く可能性が極めて高い…」
こちら

追記 1208 日本海新聞







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Last updated  2024.12.08 18:32:25
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