東方見雲録

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2026.01.26
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カテゴリ: 生命



 昨年9月に国が製造・販売を認めた前立腺がん治療薬「プルヴィクト」を用いた治療が、鳥取大医学部付属病院(米子市西町)で始まっている。治療薬は放射性物質を組み合わせた放射性医薬品。がん細胞に付着し、放出された放射線が細胞を攻撃することで腫瘍の増殖を抑制する。他の臓器にがんが転移し、従来あるホルモン療法が効かなくなった患者への治療効果が期待されている。

 前立腺がんは、日本では男性の罹患(りかん)数が最も多いがんで、国立がん研究センターによると2021年の患者数は9万5584人に上る。死者数は09年から毎年1万人を超え、24年は1万3670人だった。

 治療薬は、転移した前立腺がんの細胞表面に存在するタンパク質PSMAに付着し、細胞内部に取り込まれる性質がある。細胞内で2種類の放射線が放出され、その内のベータ線が、がん細胞を攻撃する。

 治療は6週間ごとに1回、最大6回まで静脈に投与する。放射線管理を要するため、投与後は専門の病室に1~2日入院する。現在のところ、事前に鳥大病院の紹介により、転移の有無を調べる画像検査を鳥取県外の医療機関で受ける必要がある。

 すでに複数の患者が画像検査を受けており、同大医学部器官制御外科学講座の森実修一准教授は「治療の選択肢が広がった。まずは相談してほしい」と呼びかける。同病院放射線治療科の吉田賢史教授は「今後は、検査から治療までを鳥大病院で完結する仕組みを構築し、患者の負担軽減につなげたい」と話す。(足立篤史)

引用サイト:日本海新聞   こちら

関連サイト:前立腺がん  鳥取大学附属病院   こちら

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Last updated  2026.02.08 07:27:44
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