東方見雲録

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2026.05.25
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カテゴリ: 政経




2月の衆院選で大勝を収めた高市早苗首相が改憲に強い意欲を見せる中、自民党内で憲法改正による合区解消を求める声が高まっている。参院では自民議員有志が改憲実現に向けた議連を立ち上げたほか、鳥取など対象県の首長も合区解消要望を活発化。識者は「合区解消ありきでなく、衆参の役割分担も含めた本質的な議論が必要だ」と指摘する。(井上雅大)

 「合区解消は各野党全ての皆さんが賛同している。憲法改正が一つの大きな突破口になる」。合区解消などを議論する参院改革協議会で座長を務めた松山政司参院議員会長は、こう力を込めた。

 4月22日、国会内で開かれた議連の設立総会。84人が出席し、鳥取県関係の参院議員も大半が名を連ねた。党憲法改正実現本部で最高顧問を務める麻生太郎副総裁も駆けつけ、「皆さんの奮闘に期待したい」とハッパをかけた。

 ■時は来た
 衆院選で自民は、改憲の国会発議に必要な3分の2を超える議席を獲得。高市首相は同12日の党大会で改憲について「時は来た」と述べ、「『結論のための議論』を進めていこう」と呼びかけた。

 自民は改憲4項目として①9条への自衛隊明記②緊急事態条項創設③参院の合区解消④教育充実―を掲げる。高市首相は5月11日の参院決算委員会で合区解消について問われ、「地方の声をいかに国政に反映するかは、わが国の民主主義に関わる重要な問題だ。憲法審査会で党派を超えた建設的な議論が加速することを期待する」と答弁した。

 合区対象県は、改憲議論の高まりを合区解消の好機と捉え、国への働きかけを強める。鳥取県の平井伸治知事は4月以降、東京で古屋圭司衆院憲法審査会長や中曽根弘文自民党憲法改正実現本部長らと面会。合区解消を改憲議論の俎上[そじょう]に載せるよう要望した。

 平井知事は「ようやく議論のタイミングがやってきた」と歓迎。改憲議論の進展が見込まれる終盤国会に向け「時機を捉えた働きかけをしていく」と語る。

 ■隔たり


 上智大法学部の上田健介教授(憲法学)は、憲法で参院を「地域代表」として位置付けるのであれば、「参院の在り方はどうあるべきか、『そもそも論』に立ち返って議論する必要がある」と指摘。「今は改憲ありきの議論に見えてしまう」とし、衆院を巻き込んだ議論の深化を求める。
引用サイト:日本海新聞   こちら


日本海新聞 0521

関連日記:2026.05.03の日記  改憲を急ぎたい高市首相   こちら





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Last updated  2026.05.27 06:09:57
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