東方見雲録

東方見雲録

2026.07.11
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カテゴリ: 政経



近畿大学 情報学研究所 所長の夏野剛氏は、「日本の人口が減っていく中で3%の成長をするということは、生産性を上げるしかない。しかし生産性の話があまり出てこない。生産性を上げるのは完全に規制緩和の話なのに、規制緩和が全く進んでいないのが日本で、それが一切出てきていないのが怖い」と懸念を示す。さらに「ライドシェアが完全実行されていない国は日本ぐらい。効率が悪い経済をそのまま残したまま3%の名目成長をさせるというのは、人口減少の中で相当難しい」と述べた。

2ちゃんねる創設者・ひろゆき氏は、「生産性を上げる問題は、どうやって効率を良くするかという話だ。日本の政策の場合、自民党を支援している業界団体の分野に関しては一切規制を解除しないという拘束がある。Uberが先進国で使えないのは日本ぐらいだが、タクシー業界があるからそこに反することはできない。フランスでは薬局で注射を打てるが、日本は日本医師会が強いので必ず病院に行かなければいけない。日本酒の免許を取るのは不可能なくらい規制が多い。でもこの規制を解除しようとしないのは、自民党が族議員の権力に逆らえないからだ」と指摘する。

これに対し山下氏は、「規制緩和はいずれ必ずやっていく」と述べ、「私は自民党の中では改革家で、役人と大喧嘩もしてきた。ただ最終的には多数にならなければいけないので、いかに説得していくかだ」と語る。永濱氏も「規制緩和は非常に重要で、シミュレーションでも生産性の向上幅を計算している。今回は財政運営を変えることで手一杯だったが、例えば労働時間規制の緩和は次年度以降に進めていく形になっていく」と補足した。

最後に永濱氏は「これまでの失敗を踏まえると、17分野を打ち出したあとも逐一PDCAサイクルを回して、ダメなものは早めに撤退し、うまくいくところにはしっかりお金をつけていく。そういった仕組みを作っていくことが重要だ」と訴えた。ひろゆき氏は「切腹するくらいの覚悟がある人がやらないと、うだうだになってしまうと思う。そこまでの覚悟がありますという人が手を挙げてやってほしい。信頼の問題だ」と語った。

(『ABEMA Prime』より)
引用サイト: こちら

関連サイト:「骨太狂想曲」の舞台裏、高市政権の思惑と見透かす市場 こちら
政府が7月中にも閣議決定する「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」が、金融政策の記述をめぐって混乱している。日銀の独立性を加筆する方針となった舞台裏を取材すると、足元の長期金利上昇や円安への配意をアピールしたい高市早苗首相の思惑が透けて見えた。ただ、複数の関係者は、政権方針は何ら変わっていないと語る。繰り返される「狂想曲」に、市場は冷ややかな目を向けているとの指摘もある。
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SBI証券チーフ債券ストラテジストの道家映二氏は、政権が原案の加筆を決めた背景には、やはり長期金利の上昇があったと分析する。米の長期金利上昇に波及すればトランプ政権を刺激することになると指摘。「高市政権が重視する債務残高対GDP(国内総生産)比が経済成長率と金利で決まることもあって、今回の金利上昇には相当慌てたのだろう」と述べた。骨太に日銀の独立性が盛り込まれれば、「日銀の利上げのハードルは下がるはずだ」とも付言した。

加えて、10日朝の段階で長期金利が下落している点に触れ、骨太への加筆が報じられたことによるマーケットインパクトは「かなりあった。日銀の金融政策に関する高市政権への懸念は薄らいだ」とも語った。

一方で、このまま市場が落ち着きを取り戻すためには懸念もあると言う。消費税減税や官民投融資などの財源について、高市政権はまだ明確な説明をしていない点を強調。「財源の説明をせずに財政政策を進めれば、金融市場は再び問題視するだろう」と警告した。

関連サイト:小池都知事   こちら
政府の経済財政運営の指針となる「骨太の方針」原案について小池百合子知事は10日、定例記者会見で「パイの切り合いではなく、むしろ全体を広げていこうという思いが詰まっているのではないか」と述べた。





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Last updated  2026.07.11 07:00:07
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