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2012.02.08
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カテゴリ: 参考情報

下記の記事が目に付いた。欧米人並みのテクニカル・コミュニケーションを目指して勉強すべきだとは思うが、しょせん、日本人。ある程度割り切って下手な英語でも言いたいことが伝わる最低限度の英語力は必要だと思うが後は熱意と押しの一手しかないと思う。ソニーの元盛田会長がたいして上手な英語が話せなくても、米国に乗り込んでいってソニーの製品を売り込んだ話を聞いて常々思っていたがこの記事を読んでみて同感だと思った。

<ジョブズだって間違える、堂々と英語プレゼンしよう>

2012/01/17
(中川 ヒロミ=出版局)

 「英語でプレゼンするように」と言われたらどうだろうか? 私は困る。逃げたくなる。

 日本語だってプレゼンするのは気が重い。人前に出て自分の話をして、聞き手がつまらなそうな顔をしたらどうしようと憂うつになる。ましてやそれを苦手な英語で話すなんて、さらに気が遠くなる。「つまらなそうな顔」をされるならまだしも、英語が通じずに「何を言っているのかわからない」という顔をされてしまいそうだ。

 記事の冒頭から筆者の恥をさらすのは心苦しいのだが、私のような人は実は多いのではないだろうか。以前にも「ジョブズにあって日本の経営者に足りないもの」という記事に書いたが、日本人社長が下を向きっぱなしで英語原稿を読み上げるというプレゼンを何度も見たことがある。社長でなくても、日本人はプレゼンが下手、英語が下手だと言われがちだ。

 これはやっぱりよくないのではないか。最近では、海外でビジネスをする機会が増えている方も多い。会社員の方はもちろん、個人やスタートアップに取り組む人たちも、海外で活躍するチャンスが以前よりも増えている。iPhoneやAndroidのアプリやWeb系のサービスなら、流通ルートを持たない個人でもスタートアップでき、海外でも成功する大きなチャンスがある。私はともかく、才能やチャンスがあるような人が、プレゼンや英語で気後れしてチャンスを逃すのはもったいない。

Macが売れる? Macが売る?

 そんなわれわれ日本人が勇気づけられる話がある。聞き手を“現実歪曲空間”に引き込むとまで言われた名プレゼンター、スティーブ・ジョブズでも、プレゼンの英語で間違うことがあったのだ。筆者が編集を担当した単行本『スティーブ・ジョブズに学ぶ英語プレゼン』著者の上野陽子さんによると、「ジョブズのプレゼンを注意深く聞くと、普通はこうは言わないとネイティブに指摘を受けそうな英語表現がいくつもある」という。

 例えば、2007年1月にiPhoneを発表したMacWorld San Francisco 2007での基調講演では、文法上は「Over half of Macs are being sold to people who have never owned a Mac before.」(Macの半数以上は、今までMacを所有したことがない人たちに売れているんだ)というべきところを「Over half of Macs are selling to people who have never owned a Mac before.」と、Macが自分でMacを売っていると話している。

 筆者も著者の上野さんも、ジョブズの英語表現の細かい間違いを指摘したいわけではない。そもそも話し言葉では、こうしたことはある。言いたいのは、ジョブズだって間違うんだから、日本人は間違っても気にするなということだ。「はじめに」で上野さんはこう記した。

 英語プレゼンというと、つい英語ばかりに目が向きがちです。これが英語プレゼンの“敵”となります。(中略)英語プレゼンでは、多少文法を間違えても、少しくらい発音がおかしくても、まったく気にすることはありません。

 そうなのだ。プレゼンは難しい、英語で間違ったらどうしようと逃げていてはいけない。ジョブズだって間違えると思えば、日本人が多少間違えても当たり前。下を向いて英語を読んではいけない、前を向いて堂々とプレゼンしなければいけないのだと、筆者自身にも言い聞かせる。

“敵” と“正義の味方”で作るストーリー

 ただ、勇気を持ったところで、どんな話の流れでプレゼンすればいいのか、どんな英語を使えばいいのか、まだまだ不安がある。そうした不安を取り除くために、最高のプレゼンターに学ぼうということで、『スティーブ・ジョブズに学ぶ英語プレゼン』を上野さんに書いていただいた。本書では、わかりやすく人々の心をつかむジョブズのプレゼンの流れと特徴を分析した。

 一つだけ紹介すると、ジョブズは製品の価値をわかりやすくするために、プレゼンの中に“敵”と“正義の味方”を登場させることが多い。たとえばiPhone発表プレゼンでの敵は、使い勝手が悪かった当時のスマートフォン。

The problem is that they’re not so smart and they’re not so easy to use.
(問題は、これら[スマートフォン]はあんまりスマートでも、使いやすくもないことだ。)

 それに対して、画期的なユーザーインタフェースを備えるiPhoneが正義の味方として登場し、聞き手を救い出してくれるというわけだ。
We are calling it iPhone. Today, Apple is going to reinvent the phone, and here it is.(その名は、iPhone。今日、アップルは電話を再発明する。これがそうだ。)
 筆者がジョブズ流プレゼンを応用すると、次のような感じになるだろう。
 問題は、これまでの英語プレゼンの本は、それほど実践的でなかったことだ。でも、本書は違う。その名は『スティーブ・ジョブズに学ぶ英語プレゼン』。

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Last updated  2012.03.12 19:18:35
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