Dow Jones & Co.電子版の社長は「あまりに多くの新聞社Webサイトが消費者に対し自らの価値を下げて接してきたことが問題だ」と分析する。ほとんどの新聞社のWebサイトが、そのスタート時点から無料で記事を提供してきた。今やニュース情報消費者の間には、ニュースメディアが提供するニュースは無料で読めるもの、という理解がスタンダードになっている。各社ともWeb版にも購読料を設定したいところだが、そうすると無料でニュースが提供されている社へ利用者が移動していくだけに終わる可能性が高い。一部、ウォールストリート・ジャーナルやESPNマガジンのWeb版は、Web版特別記事や詳細情報などの掲載に伴って課金をはじめているが、メジャーペーパーのWeb版は打開策を模索中といったところ。
2001年の”dot com crash”以降、ネット広告の売上は好調で2004年の上半期だけで40%増だったそうだが、それでもネット広告は年間総広告支出(Total Ad Spending)の3%に過ぎないそうな。 (Washingtonpost.com. Sunday, February 20, 2005. http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A37138-2005Feb19.html)