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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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Aug 25, 2013
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ドイツは脱原発政策を選択したが、

廃棄した放射性物質(低・中レベル)を

収納しているドラム缶 12万6千本が

閉山した岩塩鉱山の地下750mに

眠っている。



しかし、その眠り(1967年~78年以来)は、

1988年、鉱山の地下坑内への地下水流入に

よって揺り動かされた。



地元住民の反対運動が始まったものの、

対策が長年放置されていた。



ついに、2010年には「地上への全量回収が最善策」と

判断された。

この「前例のない挑戦」で少なくても40億ユーロ

(5,200億円)、工期に数十年を要する見通し。



しかし、再び掘り出すことが出来るかは、不明である。

廃棄から30年以上も経過しており

ドラム缶の現状も把握できず、地殻変動によって

位置さえ突き止めることが困難である、からである。



さらに、掘り出しが出来ても、それを

安全に保管する場所や、方法が決められているわけでもない。



一旦、原発を受け入れたら、「脱原発」でさえ容易ではないのである。



ドイツは、「日本が、東日本大震災・津波に伴う福島原発事故に

遭遇した後も、脱原発に舵取りせずに、原発を他国にまで輸出しようと

している」ことに、呆れ顔である。

★ ★ 

日本政府の原発復帰の方針があることで、

事故の発生元・東電は、事故処理で汚点を出さぬように、

検査発表は杜撰(隠蔽行為とは言わないが)で、

防汚対策は後手後手で的を射ていない。

★ ★ ★

本日の朝日新聞の「VOICE声」欄に

「汚染水漏れ 敷地外に着眼を」という

ボーリング会社社長の指摘があった。



東電は、「敷地内に現れた地下水だけに注目

している」との指摘である。

根本的な対策を取るためには、「双葉断層から東にかけての

地下水流の第一原発への水源を特定し、それを遮断する」、

「敷地の下の岩盤内部の亀裂帯の存在も調査するべき」

であるという。



「これは、想定外と言われるかも知れないが、

一技術者としても汚染水漏れは止まらないと思う」、

との見解であった。

★ ★ ★

小生でも、ボンヤリとそのように感づくのだから、

日本中の上級技術者には、いかに東電が繕っても

公表を演技力でカバーしていることが見え見えだ。

★ ★

汚染水の同類タンクは350基あるという。

一基直径12m、高さ11m、汚染水1リットル当たり

8千万ベクレルと言うから、一基の8割方で満タンと

すると、一基当たりの8割満タン容積は994.8立方m

(=3.14x6mx6mx11mx0.8)

994.8立方mはリットル換算では994,800リットル。

995トンで約1,000トン=1,000,000リットル。

汚染水放射能はリットル当たり0.8億ベクレルであるから、

1基が保管する汚染水放射能は約80兆ベクレルなのだろうか。



350基あるというから、全体の汚染水放射能は2.8京ベクレル

(=80兆BQx350)という途方もない量である。

<小生には、あまりにも、単位が大きいので間違っているかも。>

★ ★ ★

そのような量の管理を東電に任しておくことは安全なのだろうか。

悪いことに、その量は、確定した数字ではなくて増え続けているのである。

「入り」の地下水は、遮断されていないのだ。



安倍首相は外国から日本の対外債務1,000兆の指摘に

アベノミクスで立ち向かっているが、そのオフセットには

日本国民の節倹・貯蓄があるので或る程度は「安心」である。



2.8京BQもの放射能汚染水の「オフセットには何もない」。



東電に任すのは、もう諦めて、IAEAなどの外部機関から

世界の叡智を招いて日本を救って貰いたい。



地下水の圧力だけでもタンクが歪み汚染水が漏れるのだから、

襲来が想定される メガクエーク(MEGAQUAKE) には

高度放射能汚染水の倒壊があれば、

「想定内の」莫大な被害・損失を日本は覚悟し、準備しないといけない。



有能なブレーンを抱えている、

安倍首相には早く気付いて欲しいものだ。

外遊しているから知らなかった、では・・・

つまり、「知らんぷり」では世界に通用しない。

☆ ☆ ☆

マニフェスト違反した前首相に続いて、

二人目の裸の王様 はもう日本には要らない。















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Last updated  Aug 25, 2013 08:34:08 PM
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山側の汚染水貯蔵タンク群周辺で放射能・法定許容限度超の地下水を検出  
めいてい君  さん
東京電力は11日、福島第一原子力発電所の汚染水300トンが漏れたタンク1基の周辺の地下水から、放射性物質のトリチウムが法定許容限度(1リットルあたり6万ベクレル)を上回る同6万4000ベクレル検出されたと発表した。
 東電は、「汚染水が地下水まで達した可能性がある」と説明。今後、地下水汚染が拡大すれば、汚染水対策の見直しを迫られる可能性がある。
 東電によると、地下水から高濃度のトリチウムが検出されたのは、問題のタンクから北に約20メートルの位置にある井戸。今月4、5日の検査では検出されなかったが、9日には同2万9000ベクレル、10日には同6万4000ベクレルに急上昇した。東電は、汚染水がたまったタンク周辺の表土を約1メートル掘って回収したが、濃度が急上昇した原因は不明という。読売新聞。 (Sep 11, 2013 10:25:05 PM)

東電が次々と懲りもせずに不注意?から?漏水事故?を惹起  
めいてい君  さん
1.福島第一原子力発電所の汚染水を処理する放射性物質除去装置「ALPS(アルプス)」が停止した問題で、東京電力は29日、アルプス内のタンクから板状のゴム(縦横各20センチ、厚さ3ミリ)が見つかったと発表した。このタンクは汚染水から一部の放射性物質を取り除く役割を担っている。処理で生じた廃液はタンクの底からポンプで排出されるが、東電は、ゴムがポンプの入り口を塞いだため、アルプスに不具合が起きたとみている。 東電によると、アルプスの運転前に行った点検で、仮設のはしごが動かないようにするため、はしごの下にゴムを2枚敷いていた。不具合の発覚後に、タンク内部をカメラで調べたところ、ゴム1枚が剥がれて底から見つかった。もう1枚は元の場所にあった。作業員が2枚とも回収した。本来は点検終了時にゴムを回収するが、忘れていたという。アルプスは汚染水対策の柱の一つだが、改めて東電の管理体制のずさんさが浮き彫りになった。
2.東京電力は1日、福島第一原子力発電所で、放射性物質を含んだ雨水を誤って予定外の小型タンク(容量12トン)に移し、水があふれたと発表した。

 発見から約20分後に移送を停止したが、約4トンが地面に染み込んだとみられる。東電が小型タンクの周囲にこぼれた雨水を分析した結果、ストロンチウムなどの放射性物質は1リットル当たり380ベクレル(国の放出限度は同30ベクレル)だった。
 東電によると、雨水は、汚染水の貯蔵タンク群を囲むせきの内側にたまったもの。今後の大雨で外側へあふれ出す恐れがあるため、80トンを別の場所へ移して保管する予定だったが、作業員が誤って近くの小型タンクにホースをつないでしまったという。・・読売新聞から。 (Oct 2, 2013 09:18:27 AM)

「ノー・コン」?、 20万ベクレルの放射能汚染水が430リットルも流出  
めいてい君  さん
 東京電力は2日、福島第一原子力発電所の貯蔵タンクから、高濃度の汚染水があふれたと発表した。流出量は430リットル。
 ストロンチウムなどの放射性物質が1リットルあたり20万ベクレル(国の放出限度は同30ベクレル)含まれているが、タンク上部から鉛筆くらいの太さの水流が落ちて、一部がタンクを囲むせきの外側へ流出している。近くに側溝があり、排水路を通じて海(港湾外)へつながっているため、東電は「海に流出している可能性がある」と説明している。
 東電によると、このタンクは、8月に汚染水300トンが漏れたタンクとは別で、海から約300メートルの「B南」というタンク群にある。大雨のため、タンク群を囲むせきの内側にたまった雨水をこのタンク内に移していたところ、天板付近からあふれたという。・・読売新聞から。


原子力規制委が柏崎原発再開の前に、漏水問題を解決するよう指示中にも新たな漏水である。官房長官はなおも、「コントロール」出来ているというが、その「政治用語」が「野球用語」にも当てはまらなくなりつつある。当面困るのは漁民の出漁判断であろう。 (Oct 3, 2013 01:31:00 PM)

今の放射能汚染水タンクの保管態勢は地震対策無防備では。「泥船」に同乗している危険はないか?  
めいてい君  さん
「東電、水位計設置に不備」というニュースがある。「傾斜しているのが目視では気がつかなかった」という。5連結のタンクが海側に向けて傾斜している。最高位置のタンクの最高位置側で水位を計測したために、最低位置タンクから水漏れしたとの、まことに幼稚園並みの東電側の説明であった。「謝ればすむ」という、畏れ入った「慣習」が国民に受け入れられるのは困ったものである。
 しかし、これは「危険信号」である。本来のタンクは、地震の長周期震動でも倒れないように、また、漏れが起きないように、70%~80%の容量で満杯と考えて置かなくてはならない。今の、汚染水タンクが、全てこのようであれば、強い地震が来たらどうなるのかは、考えて見るだけでも怖い。「ノー・コン」の東電に任せているのは、「同じ泥船に乗らされているのと同じ」、だと困るではないか。
 メルトダウンした燃料棒の冷却が最大の問題で、地下水や汚染水のことは二の次なのだろうか?
 小生などは、地下水をまず、コントロールすることが、汚染水や放射能発生を防ぐことだと思うが・・
 脳幹梗塞の小生だけの心配事かも知れないが・・・ (Oct 4, 2013 01:53:54 PM)

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