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Nov 20, 2016
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「パリ散策」から帰朝したばかりの宇治見氏である。

 所属する三鷹市オーケストラの

 定期演奏会のチケットを郵送してくれた。

 音楽には疎い小生であるが、

 テニスの早朝練習(7:00~9:00)を終えて

 シャワーを浴びて、着替えて出掛けた。


 はるばると電車を数回乗り継いで三鷹駅に向かった。

 バスで「八幡前」で下車すると直ぐである。

 途中は都会であったが、緑が多い場所である。

 「風のホール」とは緑の中のそよ風を意味したのであろう。

 「緑風会」というと老人の集まりのようだが

 この「風のホール」にはザワザワする台風は吹いていない。

 極めて静かなホールである。



今日の「 作曲者 」と「 演(奏曲)目 は次の通り



A.P.ボロディン/Alexander Porfir'evich Borodin、
  交響詩 「中央アジアの草原にて В средней Азии」
  'in the Steppes of Central Asia'

  (1833.11.12~1887.2.27、
   帝政ロシアの作曲家、化学者、医師)


・A.I.ハチャトゥリアン/Aram Il'ich Khachaturian、
  組曲 「仮面舞踏会 Маскарад」
  
  (1903.6.6~1978.5.1,
        旧ソビエト連邦の作曲家、指揮者、アルメニア人)


・A.L.ドヴォルジャーク/Antonín Leopold Dvořák、
  交響曲第8番ト長調 作品88

  (1841.9.8~1904.5.1
         後期ロマン派のチェコの作曲家,
         スメタナとともにボヘミア学派と呼ばれる。
   「新世界より=Z nového světa」も有名)


三鷹市管弦楽団のパンフレット がある。



  < チケットから

交響詩「中央アジアの草原にて」

小生のようなクラシックの素人が感想を述べる資格はない。

  しかし、ここは私的なブログであるので、ご勘弁願いたい。
 
   ・・・

  ボロディンが「中央アジア」というのは、

  黒海~カスピ海に囲まれた


  コーサカサス地方(アゼルバイジャン、アルメニア、ジョージア=旧・グルジア)、

  カスピ海以東のウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、

  トルクメニスタンの計8ヶ国当たりを指しているのであろう。


   < 東欧 中東 中央アジア地図 :Google

   呆け頭の小生には、この曲は、エキゾティックさと共に、

  王朝的な色彩が強い(管楽器が鋭い)ペルシャ風なキャラバン隊の

  行進に聞こえる。

   ロシア皇帝・アレクサンドル2世の命で、

  「二足のわらじを履く5人組」(バラキレフ・・・数学者兼、

  キュイとリムスキー=コルサコフは軍人兼、ムソルグスキーは公務員兼、

  ボロディンは医師・化学者兼)は音楽活動を続けていた。

化学者としては「ボロディン反応(=ハンスディーカー反応)」で知られている。

  ・・

  このラクダと馬の行進は、

  英国の作曲家による「ペルシャの市場にて」の
情緒的な曲風に比べると、

  金管楽器の使用で「煌びやかさ」を強く感じる。


  それでも、「ロシア的な感じ」と、

 「ペルシャ(現在のイラン付近)的な感じ」が入り交じっていて


  非常にエキゾティックである。

  歴代のロシア皇帝が期待したように、不凍港を獲るための南下政策のもとで

  中央アジアを強大なロシア軍隊で従えるというような


金管楽器 ロシアのタマネギ型金色の尖塔 を思い出す)の猛々しい響きは聞こえない。

へそ出しルックのエロティックな美女 が現れるのでは、と思うのは錯覚かも・・・

  楽団は「 牧歌的 」と解説しているが、

  呆けの小生には「 エキゾティック 」に感じた次第。

  ・・

  失礼かも知れない・・・

  ・・

  この曲は、依頼者であるアレクサンドル2世の暗殺未遂事件で

  皇帝の即位25周年記念式典には提出されることもなく、

  翌年の皇帝暗殺で目的を失って、敬愛するシューマンを通じてリストに

  献呈されたという。

  この曲の演奏そのものは、リムスキー=コルサコフの指揮で1880年

  サンクトペテルブルクで初演されたという。
 


ボロディンのジャケット:中央アジアの草原にて

仮面舞踏会 は、

1.呆けの小生には、「ウンチャッチャ」のワルツに乗って

   お喋りしまくっている
 
   仮面を被り踊り回る紳士・淑女が目に浮かぶ。

   それほどに、 金管楽器 の響きが慌ただしい。

   最愛の妻が、若い侯爵の破産を救ったことで高価な指輪をお礼に貰った。

   その腕輪に懐疑心を持った
夫は、仮面舞踏会の場を利用して妻の毒殺を謀る。

   妻は喧噪の中で、詰問する夫に身の潔白を訴える。

   夫が帰宅して後に妻は毒で息絶える。

 2.妻より先に帰宅した夫は、罪に苛まれノクターン「夜想曲」な雰囲気。

 3.3連符のマズルカと不安定和音が貴族社会の堕落、混迷を顕す

 4.「弦楽器」と「 金管楽器 」が繰りなす不吉な色調の変ロ短調~

   長調~短調が妻と若い侯爵とのロマンスを浮き出す

 5.ギャロップで不協和音の挿入が始まり、

   いままでのアバンチュールなお話は本当のお話でなく、

   仮面の下のような仮想空間での絵空事でした???

   ( 貴族趣味の破茶滅茶仮装パーティを風刺?




  < ハチャトゥリアン仮面舞踏会:「世界の民謡・童謡」から


交響曲第8番ト長調作品88



  < ドヴォルジャークのジャケット



  < チェコの南ボヘミア州のTabor旧市街

ドヴォルジャーク(=ドボルザーク)はプラハ以北30kmの

   長閑な町の宿屋兼肉屋に生誕した。

   そのボヘミヤの地ではハプスブルグ家の音楽を愛する


   風土が定着していた。

   この風土が彼を見出し、育成することとなった。

   彼自身もこの地域の風土を愛したから、彼の曲には

   独特の曲風が醸し出されている。


 1.鳥の交響曲・・・チェロ、木管楽器、物憂げなホルンから始まり

   明るい夜明けの田園風景が広がる。

   爽やかな朝に 

   突然にしてフルートによる鳥の囀り。

 2.一陣の風のように、ズッシリと横たわる田園を吹き渡る風

   その大空に駈け上がる様に響き渡るヒバリの声

  (フルート、オーボエ、ヴァイオリン)

  
 3.彼の大好きな鳩の鳴き声を捩ったワルツ形式の曲

   陽気な雰囲気

   ドラムの響き

   美しいヴァイオリンのワルツ

 4.けたたましいファンファーレから

   ボヘミヤ舞曲風のチェロ主体の快活な変奏曲

   ヴァイオリンの超高音の響きが混じる

   オーケストラ総出の強烈な熱演であった。



 本日は、ギリギリの時間で演奏会に出向いたために、

 演奏台のなんと真ん前に(2番目の列に)座ることとなった。

 ヴァイオリンなどの弓が弦を擦る音や、

 爪弾く音が聞こえる。

 後方にいると調和した音なのだが、

 近くだと近くの楽器の音が大きい。

 ヴァイオリンはたくさんあるが、弾いているパートは

 少しずつ違っているから面白い。

 指揮者はこれらの「音」を纏め上げるのだから

 本当に卓越した「指導者」なのだと思う。

 会社の社長も指揮者を勉強すべきだと思った。

 しかし、会社というと「音」だけを纏めるのではなく、

 「人」、「モノ」、「金」、「技術」、「インフラ」などなど、

 これらを結びつける「組織」を纏め上げなければならないから、

 実は指揮者よりももっと大変である。

 上には上があるモノである。

餅は餅屋である。



 呆けの小生は、自分の好きなように「仕事」をしてきたつもりだが

 人一倍、周りに迷惑も掛けたような気がする。

 技術だけでなく、人格的にもオーケストラの団員には向かないことも

 良く判った。

 これは性格であり切り離し出来ないものである。

 幸い、現在は無職で、フリーなのだ。



 追記:

 宇治見氏にお礼のメールを送ったら、

 冒頭の「アヴェ=ヴェルム=コルプス」云々と言われて思い出した。

 実は、会議などの冒頭に亡き恩人を偲んで「黙祷!」する場合がある。

 今回の演奏会の前に、重要な音楽関係者が亡くなり、

 その方を偲んで短い「カトリックの聖体賛美歌」を

 オーケストラが演奏したのであった。

 この冒頭の ”
Ave verum corpus”や 

 アンコール(=encore)の曲も素晴らしかったが

 「おまけ=throw in something extra」には

 記載が残っていないので、呆け頭には

 no comment (Paris・・・これが付くと商品名) である。






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Last updated  Apr 29, 2020 03:55:17 PM
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