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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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Sep 25, 2021
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カテゴリ: アジア州
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​★​​​​​​​​​​​​​​​

にいたかなし​
 昨日は~梨街道からお墓参りで墓掃除のあと、新高梨を買った。

 今日は~地域スポーツ振興のテニスだが空模様は怪しい。

 フロントガラスに雨滴が落ちたぐらいで雨は降らなかった。

    ~~~~~~~~~~~~ 

 小生は中国事情には疎いので間違いが多いかもしれないが

​​兎に角まとめてみたい。

​中国恒大集団​
 EverGrandeの債務問題は3,050億ドル(約33兆7,700億円~

為替レート 110.72円/ドル、17.119708円/元)に登るらしい。

 債務があれば資産もあるはずで~2021年6月末では

総負債(他人資本)1兆9,700億元(33兆7千億円)、

自己資本は4,110億元(7兆円)というと、

→総資産=2兆3,810億元(40兆7千6百億円)のはずである。

習近平主席のいう「総資産の70%以内に負債を抑える」ためには

恒大集団は総資産からみて総負債は「1兆6,667億元以内であるべき」

だから、 3千
億元の負債を切り捨てなければならない

→3千億元を自己資本化するべき
~だろう。

 恒大集団は総負債云々よりも「利息の支払いで揉めている」から

習近平主席の見解~

マンションの建設は”民衆”が住むためのものであり

​​ 投機のためにあってはならない」

=under the principle —

"housing is for living in, not for speculation~

渋沢栄一​
 純粋に考えれば「晴天を衝け」の澁澤 篤太夫も

本来はこのような考えかもしれない。

 現代は金を集めるための手段・手管が高度化・・・

大口先には手数料少なく、小口先には手数料を徴収など

「”銀行”が大衆から離れて肥大化・騙し化」している。

 ”みずほ”は初心「民のため=第一銀行の精神

               ・・・・・・・・・・・・・
(小さなお金でも大勢を集めれば大きな事が民のために出来る)」

に戻る・帰るべきである。

 現在の銀行は「富裕層=資本家のため」ではないのか。


以前の問題である。

 当面の問題は約192億ドル(2兆1,258億円)のオフショア借入の

社債の高金利27%余の利払い 52億ドル

(5,757億円、2021~2024年に分散)である。​​​

​<売り上げ利潤率は2014年の 28.0%から

 2021年上半期には8.0%に急落>​




 中国政府は富裕層の資本主義を一時は認めたものの~

身の程知らずの~

不動産や金銀宝飾への過度の投資利益獲得姿勢に


ほとほと困っているような気がする。

 中国のような不労資産投資への姿勢は~


改めるべきだと思う次第。

 中国は本来は共産主義国であるはずなので~

不動産投資により~

不動産自体が庶民の手に届かない高い水準に


上がるのは体制上も望ましいとは言えない。

 庶民のための平等ではない~

機会的な不平等を庶民が求めているのが事実なら~

中国の体制そのものが揺らぐことになる。

 「共産態勢の中に資本主義の儲けを許す」という奇妙な体制が

矛盾を生み出している。

 恒大集団が生き残る道は~共産主義が生きているなら国有企業体制への

組み込みではないだろうか。

​ 資本主義体制なら~ 「とっくに見放されて倒産する筈」 だが~​

未だに死に体でも生き長らえられるのは~

共産主義による国家的な事業として認められる以外はないであろう。



 ​習近平体制が~そのような危険を冒すのかは見えてこない。

 中央政権が見放す場合は~地方政権の支援をどうやって得るかであろう。

 ブルームバーグが言う様に~

恒大集団を地域単位にバラシて地方政権が支援する方法であるが~

そのような地方政権が中央政権とは別個に存在しているのであろうか。

 恒大集団のメイン銀行は盛京銀行で資本は約800億元であり、


預金準備率からどれだけの支援が出来るであろうか。

 同行は相当高い水準で
恒大集団に既にかかわっているのであろう。

 また、中国政府の公的資金の注入が~

恒大集団やメインの 盛京銀行になされる可能性はあるのだろうか。

 中央政権は~2つの中国も許さないから~

(中央政権は曲がりなりにも、香港や台湾問題で独自性を嫌っている)


地方政権の独自性を許すことはないであろう。

 日本の麻生さんも分からないと言うほど難しい中国問題である。

 9/24の新情報では、中国政府は恒大集団の銀行口座の管理を強化し、


プロジェクト物件の引き渡しが優先されるという。

 これは、呆け頭の小生が日本流に考えると、

恒大集団の債権者は建設中の建物の所有権には手が出せず~

確実に購入者に移転すると、 ​​中央政府が保証するようなこと

ではないだろうか。

 このプロセスで恒大集団の建設中の建物は販売できることになり、

債権者は現在の期限到来の利息償還への請求権を

新規建物への抵当権設定として実行出来ないことになる。

 債権者は、返済条件の変更や、債権カットなどしか回収の方法は

なくなるのではないだろうか。

 いずれにしても、中国政府は~恒大集団の建設中の物件については

販売での齟齬はないように配慮しており、

今後は恒大集団と債権者との話し合いに移行するしかあるまい。

我らの”GPIF"も高利を狙って96.73億円を

外国債券47.787兆円のうち0.02%投資~大の黒星か?

 この2021年度Q1は黒字4兆9,819億円だからいいのか?

​(GPIFは「格付けチェック」を見ていないかも?

 ビタミンA,B,C,Dくらいに認識していないかも。)

   →ガバナンスは組織的に大丈夫なのか?



GPIFのホームページから



​ 一ケ月しか余裕はないので~「恒大集団」と

「我が国のGPIFを含む投資家たち」と「中国政府」などの

具体的な会談が必要である。​​


★​​​

1.日本経済新聞情報

オフショア債発行残高=約192億ドル(約2兆1千億円

(1).年内の利払い額

9/23  2億3,200万元(39.7億円)
         (25年償還クーポン)
8,353万ドル(92.5億円)
合計で 132.2億円


  年内計では759.3億円  


​(2). 9/23の米ドル債利払い=8,353万ドルの内訳​
                       (92.5億円)




​​​​​​ 2.Bloombergの利払い情報

単位:百万ドル

  2021年暦年では6億69百万ドル​(740.7億円)
  2021~2024年の5,224.4百万ドル(5,784億円)







​ オフショア実行利率→ 52.24/192=27.2% ?​

​ 計算違いかも。
K'man
​利率が高すぎないか(株主ではなく高利貸では!)。​






​​​​​​​
中国恒大集団の上海株価Bloomberg


Bloomberg                 直近配当利回り(税込み) 7.81%

          株式投機家は危険を感じてか~
                 配当利回りを高配当で期待!?

                                                   ↓

                  ?
                                   何を感じているのか


​★

EverGrandeのホームページ


https://www.evergrande.com/

​★​​

ライブ:You-Tube






<格付け>



https://www.youtube.com/watch?v=KQlSQ7cXbTg​


★​

(後付け)

2021年9/27 2:00 の日本経済新聞電子版から
 https://www.nikkei.com/article/
                DGXZQOGM230X80T20C21A9000000/

「中国、不動産バブル懸念 民間債務かつての日本超す」
     マンション価格、年収の57倍

 マンション価格 対 >>>平均年収(=庶民)

  深圳市 57倍
  北京市 55倍  VS バブル期 東京 18倍





 BIS(国際決済銀行)によると
1.民間債務(除く金融機関)は過去5年間で年1割超増加
   →35兆ドル超(3,850兆円)
2.銀行の不動産関連融資は5年間で2.1倍





今8月には習指導部が「共同富裕」の
  「格差是正スローガン」打ち出し
    ↓
       不動産単価の下落
      前年同月比▲2.7%
          ↓
      中国恒大(負債総額30兆円超)
        などの経営悪化懸念

          ↓
      日米などの株式相場の急落







「恒大集団の危機は中国バブル崩壊の引き金になるか」
​​​​​​      2021年9/28 20:27  ニューズウィーク日本版

 中国の不動産会社の場合、資産の多くは建設中ないし完成したが
まだ売れていないマンションであり、比較的現金化しやすいもの
なので、資産が負債を上回っているようであれば、とりあえず
問題はないはずである。
​ 恒大集団の負債総資産比率をみると、2017年末の86.3%から
2021年6月末の82.7%へやや下がっている。
 もし不動産価格が急落したりしたら、資産の額が減って負債を
下回ってしまうので、やや危うい感じはあるものの、この数字を
見る限り、恒大集団の経営が破綻しているようには見えない。
(中略)
恒大集団の問題は、帳簿上の負債が多いことよりも、一つは負債
の構成、もう一つは帳簿外の隠れ負債の多さにある。
中国の不動産業界で売り上げトップの碧桂園の場合、負債のうち
41%が買い手から預かった前受け金である。
一方、恒大集団の場合、負債のうち前受け金の割合は11%にすぎ
ない。恒大集団は、北京市、上海市といった発達地域よりも
四川省、重慶市、安徽省といった相対的に所得水準が低い地域での
住宅開発が多いため、他社と比べて前受け金をあまり集めることが
できないようである。
(後略)


恒大集団の資産債務比率では習指導部の言う「75%」を越えており、
前受け金は土地柄期待できないし、銀行も中央政府の金融締め付けで
(日本の貸し剥がし?)資金調達ができない状態にある・・・めいてい君。



追加資料>

​​​Investing.com​も決算資料の一部を掲載しているが
借入金の場所などが明確でない。
参考になりそうではないが取り敢えずは追加して置く。




赤字は見やすくしたもの。

「負債比率(=負債/自己資本)%」は 1,146%

1.負債比率300%以下の企業まではまずは認められる

2.負債比率が300%~900%の場合は改善が必要

3.債務比率が900%を超える場合は赤字の可能性も

  拭えない~倒産の危険さえあり抜本的改善が必要! 

★​​





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Last updated  Oct 9, 2021 09:34:23 PM
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