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サフノスク大学の不良大学生にからまれたリィは身の程知らずの大学生たちを返り討ちにする前に聖トマス学園で一緒だった監督生ダグラスに助けられます。ダグラスは人並み以上の勇気を持ち責任感もある立派な生徒なのですが、以前同性愛に目覚めてからはリィに好意を持っていて同性愛に興味のないリィは困っていました。当然、連邦大学でリィと再会を果たしたダグラスは「モンドリアン(リィが聖トマス学園に潜入した時の偽名です)はあらためて転入したのか?」「モンドリアンが偽名ならどう呼べばいい?」などリィを慕い様々な疑問をぶつけてきます。ダグラスが悪い人間であるならば問答無用で実力行使して黙らせるところなのですが、真面目で優等生のダグラスを「身分詐称がばれたら困る」という理由で脅迫するわけにもいかずリィは頭をかかえてしまうことになるのです。そうして仕方なくダグラスに会うことになったリィは、ダグラスが国土保安局の役人を名乗る不審者に誘拐されそうになる現場に居あわせることになってしまい・・・。 「クラッシュ・ブレイズ」シリーズは、美しい容貌と人間を超越した身体能力を併せ持つ少年リィや異世界で暗殺者をしていたシェラ、超能力を持つラー一族ですら恐れる不死身のルウ、海賊王ケリー、凄腕の戦闘機パイロットでケリーの妻であるジャスミン、自らの意志を持つ宇宙船ダイアナ、シェラと同じ殺し屋一族出身のレティシアとヴァンツァーたちが一般人と同様の平穏な生活を送るべく奮闘することになるというストーリーです。しかし、強力な能力を有し何もしていなくても目立つ姿のリィたちは「不死身になりたい!」などの野望を持つ権力者たちに狙われたり次々とトラブルに見舞われることになってなかなか平穏な学園生活を送ることはできません。それでもリィたちは降りかかる火の粉を圧倒的な力で排除しつつ、人間離れした力を強引に誤魔化しながら頑張ることになります。そんな中、リィは知り合いの青年ダグラスが何者かに狙われていることに気づき奇妙な事件に関わっていくことになるのです。 ダグラスの前には「父親に異変があったから同行しなさい」と言う役人や「君は器物破損と傷害の容疑で訴えられている」と主張する刑事、「同じ留学生だから仲良くしましょう」と近づきながら怪しげな薬を珈琲に混ぜて飲ませようとする女学生など不審人物が次々と現れます。ダグラス本人には狙われる自覚が全くなく、リィの実力も知らないのでどうすれば良いのか分からなくなってしまうのです。そして、リィやシェラはそんなダグラスを守りながら謎の特殊部隊と対決することになっていきます。リィたちに巧妙な手口をあっさりと見破られ慌てふためく特殊部隊の皆さんとリィにも特殊部隊にも振り回されてばかりのダグラスの様子がとても滑稽で大変面白かったです。また、変なことは何もしていないダグラスがどうして特殊部隊に狙われるのか?という謎の多い展開も良かったです。 ジャンルは特殊部隊謀略アクション・ファンタジー。アクションやファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>クラッシュ・ブレイズシリーズコミックもありますデルフィニア戦記シリーズ1巻スカーレット・ウィザードシリーズ1巻暁の天使たちシリーズ1巻「クラッシュ・ブレイズ」シリーズは「デルフィニア戦記」シリーズ、「スカーレット・ウィザード」シリーズ、「暁の天使たち」シリーズの続編なのであらかじめ「デルフィニア戦記」シリーズ、「スカーレット・ウィザード」シリーズ、「暁の天使たち」シリーズを読んでから読むといっそう楽しめます
2007年10月29日
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休み明けのダンスパーティの相手が決まらないまま母アリソンと列車での旅行に出かけることになったリリア。政略的な結婚相手となるマティルダ王女の観光案内役を強引に引き受けさせられることになったトレイズ。二人は、アリソンとマティルダ王女の護衛をしているアリソンの恋人トラヴァス少佐のデート計画のせいで偶然でなく必然的に同じ列車に乗り込むことになってしまいました。そんな中、懲役420年の実刑に処されているスー・べー・イル(ベゼル・イルトア王国連合)最悪の犯罪者「囚人四十二番」も何者かの手引きにより脱獄し、同じ列車に乗り合わせることになるのです。そして、「囚人四十二番」はベゼル王家の長女にして次期女王のマティルダ王女が厳重に警護されている列車内にも関わらず殺人を犯すことになります。トラヴァス少佐とアリソンは娘のリリアやマティルダ王女を守るため犯人を見つけようとするのですが、何者かの陰謀により列車内には犯人を手助けする怪しげな人物ばかりが乗っていてままなりません。危機的な状況の中、みんなを乗せた列車は謎の武装集団に襲撃されることになって・・・。 「リリアとトレイズ」シリーズは、主人公の飛行機の操縦が得意な勝気で元気な少女リリアとイクス王国(イクストーヴァ)の王子なのにリリアには王子であることを内緒にしているトレイズが行く先々で様々な事件に巻き込まれ冒険をすることになるというストーリーです。トレイズ本人、古くからの知り合いであるリリアとトレイズの両親たち(アリソンシリーズを参照)はお互いのことやトレイズの事情についてよく知っていますが、リリアにだけはトレイズの正体や親たちの事情について知らされていません。幼馴染みであり、リリアに好意を持つトレイズは自分が王子であることをリリアに告白しようとしたこともありましたが結局勇気が出せず情けなくも失敗し続けています。今回、トレイズは勇気を出してリリアに真実を告白し、親の決めた婚姻よりもリリアへの愛を選ぶのか?それともまたもや失敗して「へたれ」の烙印に甘んじることになるのか?大騒動の列車の中でついに秘密が明かされることになっていくのです。 それなりに楽しい旅行が一変し殺戮の嵐が吹き荒れる中、トレイズはリリアを守ろうといろんな意味で恐ろしい「囚人四十二番」に立ち向かうことになります。そして、一触即発の緊迫した列車内で「熱烈な愛の告白」が爆発し、とうとう今まで秘密にしていたことが明かされることになってしまうのです。トレイズは頭も良く格闘技の鍛錬や銃の腕も磨いて頑張っているのですが、それだからこそ「へたれ」の情けない部分が目立ち格好よくなかったです。むしろどんな危機的展開にも動揺を見せず男気に溢れるリリアや最悪の犯罪者が大絶賛するほどの破壊行為を苦もなく成し遂げるアリソンたちの活躍がとても痛快で大変面白かったです。これで「リリアとトレイズ」シリーズは一区切りついたわけですが、トラヴァス少佐の正体やリリアとトレイズの恋愛の行方などまだまだ問題が残っているので続きが気になります。 ジャンルは、暴走列車冒険アクション・ストーリー。アクションやアドベンチャーが好きな人にお薦めです。<終>リリアとトレイズシリーズアリソンシリーズ「リリアとトレイズ」シリーズは、「アリソン」シリーズの続編なのであらかじめ「アリソン」シリーズを読んでから読むといっそう楽しめます。ゲームも出ているようです
2007年10月22日
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敗色濃厚だった戦況を大逆転させてメルン沖の戦いに勝利したゼルツタール公軍。その中で見事な機転と采配を示し勝利の中核を担ったシグルド率いる義勇軍は貴族や騎士たちから「平民の寄せ集め」と差別されながらも一目置かれることになります。そして、この「逆転勝利」がきっかけで七皇戦争に消極的だったゼルツタール公はこれまでの姿勢が嘘のようにキルヒベルグ公の勢力圏を次々と切り崩し連戦連勝を重ねていくことになるのです。義勇軍を率いるシグルド、ギュンターたちも戦争が続くこの二年の間に素人の集団だった義勇軍を鍛え立派な軍隊として活動できるように頑張っていました。ところがゼルツタール公軍が一丸となりキルヒベルグ公の重要な拠点ゼッサウ攻略しようとするその時、義勇軍は下劣な貴族たちの陰謀により「貴様らはゼッサウには行かせん。ここに残ってもらう。貴族の命令に従っていればいいんだ。」とダーレンに留まるよう命令が下されることになってしまいます。平民を見下し差別する貴族たちに反発する副官のギュンターは理不尽な命令に頭に血が昇りますが、そんな時キルヒベルグ公の部隊がダーレンに奇襲をかけてきて・・・。 「ゆらゆらと揺れる海の彼方」シリーズは、全ての人々が差別されることなく平等に暮らせるように世界を征服して民主的な統一国家を作ろうとするアールガウ帝国皇帝シグルドと「武力に物を言わして統一国家を目指す」という強引すぎるシグルドの政策に反発するローデウェイク福音王国の王弟ジュラが知略の限りを尽くして対決することになるというストーリーです。主人公である記憶喪失の少女ノウラは、ローデウェイクの王ラシードやジュラたちに保護されたことで争いに巻き込まれいきます。そして、不思議な力を持ったノウラは戦況に大きな影響を与えることになるのです。ローデウェイクは当初レールダム福音連邦の一地方に過ぎませんが、破天荒な英雄ジュラが圧倒的な戦力を持つアールガウ帝国軍を何度も退けたことで反アールガウ帝国の中心的な存在となります。そして、天才的な用兵を見せるジュラとシグルドの両者は運命に導かれ「天才同士」雌雄を決することになってきます。戦争の主力となるのは海獣(ラグナ)と呼ばれる様々な特殊能力を持った不思議な生き物でこの海獣(ラグナ)を戦略・戦術を通じてどう用いるのか?が勝敗の鍵となります。 故郷の幼馴染みギュンターとともに義勇軍を率いるシグルドがどのようにして英雄となっていったのか?七皇戦争編の続きです。義勇軍の仲間たちや主君のアルトルフ子爵を逃がすために囮となったシグルドはキルヒベルグ公軍に捕まり捕虜となってしまいます。貴族ならば捕虜となっても身代金と引き替えに命を助けてもらえますが、平民の捕虜は基本的にそのまま殺されてしまうのです。しかし、メルン沖の戦いを勝利に導いたことを評価するゼルツタール公やシグルドを愛するアルトルフ子爵の娘エミリアとエレオノーラ、敵同士なのにシグルドと奇妙な交流を持つことになったシュニッツラー、そして幼馴染みのギュンターたちの友情などによりシグルドは「平民を男爵に取り立てる」という異例の方法で命を拾うことになるのです。1~6巻ではすでに英雄となり活躍しているシグルドとその仲間たちが描かれているのですが、どういった経緯を経てそうなったのか?以前からの疑問が解き明かされていくようでこの七皇戦争編は非常に興味深いです。特に主君の娘との身分違いの恋愛の行方、シグルドが貴族になったことで生じるギュンターとの友情の亀裂、シュニッツラーをはじめとする仲間たちがどのようにしてシグルドのもとに集うことになるのか?が大変面白かったです。 ジャンルは異世界戦記ファンタジー。戦記やファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>ゆらゆらと揺れる海の彼方シリーズ
2007年10月15日
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新しく大名としてやって来た山内一豊の軍勢に反抗し、殺されてしまった嘉田嶺次郎。死んだ嶺次郎は長い間自分をとりまく暗闇と同化してぶつける場もない暗い想いを抱えてたゆたっていましたが、突然周りの闇と「自分」の境が分離したかと思った途端ひとり岩場に投げ出されていました。それとともに体中が急にずっしりと重くなり、生きていた頃と同じ五感の感覚が戻ってきます。赤子が産み落とされたかのような奇妙な感覚に戸惑う嶺次郎でしたが自分の着ている見たこともない衣、そして箱のような形の変な城が一面に立ち並ぶ異様な風景に頭が混乱しそうになってしまいます。嶺次郎は「土佐では見たことのない城じゃ。土佐の殿さんになりよった山内一豊が遠州掛川流のけったいな城を作ったのかのう」と無理矢理自分を納得させようとしますが、死んだはずの自分が生きていること自体おかしなことです。そんな時、馬もなく動く鉄の荷車から紺色の衣を着た男たちが降りてきて「おい、君ちょっとええか」と声をかけてきます。「落ち武者狩りをしちょるに違いない」と勘違いした嶺次郎は慌てて逃げ出しますが・・・。 「炎の蜃気楼(ミラージュ)」シリーズは、上杉謙信の霊力でこの世に甦った主人公の上杉三郎影虎が自分と同じように甦った仲間の夜叉衆たちとともに戦国時代の怨霊を退治することになるというストーリーです。約400年にわたって換生を繰り返しながら怨霊退治をしてきた影虎でしたが戦国時代の怨将たちが次々と復活する現象「闇戦国」が起こり、怨霊たちの激しい戦いに巻き込まれることになってしまいます。そして、織田信長との戦いによって傷ついた影虎は一時行方不明になるものの仰木高耶として換生し、再び戦いに身を投じることになっていきます。赤鯨衆は嘉田嶺次郎らを中心とする四国の怨霊の集団なのですが仲間の夜叉衆と離れ離れになった高耶を受け入れることになり、以後は怨将から四国を守るため高耶と一緒に協力して戦うことになります。赤鯨衆のメンバーたちは怨霊といっても「恨みを晴らす」ことより「せっかく甦ったのだから精一杯生きる」ということに貪欲で高耶は怨霊なのにものすごくポジティブな赤鯨衆の生き方?にひかれていくことになるのです。 今回は赤鯨衆を中心とした「炎の蜃気楼」の外伝的ストーリーです。突然、戦国時代から現代に甦ることになった嘉田嶺次郎は最初自分がどういった状況に置かれているのか分からず混乱してしまいます。しかし、草間清兵衛や中川掃部という怨霊仲間と知り合ったことで「死んだ自分が甦った」ことの意味を問いかけることになったり、他の怨将から仲間たちを守ることになったり、現代世界で戦国時代の怨霊がどう生きれば良いのか?試行錯誤の日々が始まります。坂本竜馬などの明治維新の英雄たちを育むことになった土佐の気風・風土と赤鯨衆の豪快かつ爽快な生き方が重なり大変面白かったです。また、意外なびいどろ童子の正体に驚かされました。 ジャンルは戦国サイキックアクション・ファンタジー。戦国時代のストーリーやアクション、ファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>炎の蜃気楼シリーズ(赤鯨衆が活躍する四国編を紹介しています。本編は40巻ほど出てます)
2007年10月08日
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年末、うとうととしながらテレビを見ていたコマチは「たった今、訃報が飛び込んできました。女優として、歌手としてめざましい活躍をみせていた波佐間ユカさん(15歳)が交通事故に巻き込まれ死去しました」という突然のニュースを見て呆然となってしまいます。なぜなら今さっき流れたCMにも今度から始まるドラマにも笑顔のまぶしい波佐間ユカの姿が映ったばかりなのです。コマチは波佐間ユカの熱狂的なファンというわけでも信者でもないのですが、「年齢、誕生日、血液型が自分といっしょ」という共通点もあって彼女を嫌いになれず応援していました。そして、彼女の突然の死にショックを受けたコマチは「テレビの向こう側のことだから」と自分に言い聞かせても涙を抑えることができず号泣してしまいます。笑顔の波佐間ユカの映像、彼女が出演していたドラマの主題歌が今はどうしようもなくさみしく聞こえてなりません。そんな時、どこからか鈴の音が聞こえたかと思うとテレビの画面が真っ暗になり、昔流行ったホラー映画の一場面ように笑顔の波佐間ユカがテレビの中からするすると現れて・・・。 「しにがみのバラッド。」シリーズは、真っ白な姿と優しい心を持つ主人公の変わり者の死神モモと彼女の仕え魔の黒猫のダニエルが様々な形の「死」に遭遇して苦しんでいる人たちを救うことになるというストーリーです。普通の死神は真っ黒な姿をしており感情を見せることなく機械的に人々の魂を刈り取りますが心優しいモモにはそんなことはできません。そういうわけでモモはダニエルから「死神は人間と必要以上関わってはいけない」と言われても全く耳を貸さず、時には死神のルールを破ってでも人々ができるだけ幸せになれるように頑張ることになります。と言っても「直接死ぬ運命にある人を救う」など反則的なことができるわけではないので基本的には「優しく見守る」「大切な想いが伝わるようにちょっとだけ手助けをする」など死んでいく人や残される人になるだけ心残りがないように陰ながら奮闘することになるのです。また、姿形はモモにそっくりだけれど色・性格は全く正反対の死神アンに関わることでモモは「なぜ自分は普通の死神と違うのか?」謎を探すことになっていきます。 何故か波佐間ユカの幽霊と一緒に生活することになってしまったコマチは、幽霊なのに明るく元気なユカに振り回されて混乱してしまいます。他の人には幽霊のユカの姿は見えず声も聞こえないので安易にユカとコミュニケーションをとろうとするとコマチは「独り言が多い」「頭がおかしい」など周りから変な目で見られかねません。それでも二人は人間と幽霊という障害を乗り越え友情を築いていくことになるのです。この10巻にはコマチとユカが活躍する「炭酸水と透明のキミへ。」のほか「花のゆめ。」、「世界の終わりにハミングを。」中編2つが収録されています。それぞれちょっとした友情ストーリーになっていて悲しく切ない部分はあるものの感動的でとても面白かったです。 ジャンルはハートフル友情ファンタジー。感動的なストーリーやファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>しにがみのバラッド。シリーズコミックもありますDVDもでてます
2007年10月01日
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