こちらも早く観に行かねばと思っていたのに、気づいたら同じく会期終了まで一週間。
石川県立美術館のあと、慌てて観に行ってきました。
~概要(チラシより)~
きわめて細いペン先から壮大な世界を描き出すアーティスト、池田学(1973-)。
1日に握りこぶしほどの面積しか描くことができないという画面は、
緻密な描写や壮大な構成によって裏打ちされた、現実を凌賀するかのような異世界の光景を現出させ、米国をはじめ世界的に大きな評価を得ています。
本展覧会は、池田の画業の全貌を紹介する、初めての大規模な個展です。
中でも米国ウィスコンシン州のチェゼン美術館の滞在制作プログラムにより3年にわたって制作された新作《誕生》は必見です。
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遠目に見ると『バベルの塔』を思い起こさせる作品です。
近くに行って細部を見ると、背筋がぞくっとするほどの細かさで、全体を描くのにいったいどのくらいの時間がかかるのだろうと思うと気が遠くなりました。
ポストカードを買いたい衝動に駆られましたが、その枠のなかでは作品の凄さは伝わらないと思い断念。
国内の美術館にも所蔵されているようですので、機会があればもう一度見たいです。
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