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『ステージアートの世界vol.1』プレ公演とのこと。自由席だったので、定時ダッシュで会社を出たのですが、会場に着いたときにはすでにかなりの列。。ピアニストの手が見える座席はあきらめ、ステージに向かって右側の、ピアニストの顔が見える座席を確保しました(前から3列目)。第一声を発せられた瞬間、「あ、ラジオと同じだ!」と思いました。前夜もNHK-FMの「リサイタル・パッシオ」を聴いていましたが、本人なのだから当たり前。この日演奏するそれぞれの曲を解説なさいましたが、お話が楽しくおもしろいだけでなく、とてもお上手で、すっかり引き込まれてしまいました。プログラムの構成も大変よく考えられていてとても良かったです。8/14の『ステージアートの世界vol.1』も観に行きたくなりました。---------------------------ショパン:バラード 第1番 ト短調 Op.23ドビュッシー:ベルガマスク組曲より 第3曲『月の光』変ニ長調シューマン:「子供の情景」より『トロイメライ』ヘ長調 Op.15-7シューマン=リスト:献呈 変イ長調 S.566 R.253リスト:コンソレーション 第3 番変ニ長調 S.172リスト:ピアノソナタ ロ短調より 抜粋ブラームス=金子:ハンガリー舞曲 第5番 嬰ヘ短調ショパン:ワルツ 第1番 変ホ長調 Op.18『華麗なる大円舞曲』ショパン:ワルツ 第4番 ヘ長調 Op.34-3『猫のワルツ』ショパン:ワルツ 第6番 変ニ長調 Op.64-1『子犬のワルツ』ショパン:ポロネーズ 第6番 変イ長調 Op.53『英雄ポロネーズ』~アンコール~ショパン:夜想曲 第2番 変ホ長調 作品9-2---------------------------
2024年06月17日
結果は、1-1のドロー。他人様のブログがとても秀逸だったのでリンクを貼らせていただきました。この記事に書かれているとおりです。 ↓【カターレ富山×大宮アルディージャ】 MFアルトゥール・シルバの「理不尽ミドル」が炸裂。これで4戦連発!先制され、大宮さん相手だとやはりダメか…と思っていたところで碓井選手が決めてくれ、何とか追いついてよかったです。J1クラブとの4試合の経験がこの試合内容に表れていたと思います。あのシュートが決まれば…と思うのがいくつもあっただけに本当にもったいない。勝ちたかったし、内容からはじゅうぶん勝てた試合だっただけに悔しい。最後の精度が良くなくて決めきれないのが課題でしょうか。。富山vs大宮の試合結果・データ(明治安田J3リーグ第17節:2024年6月16日)
2024年06月16日
マエストロは、前半と後半とでネクタイを変えてらっしゃいました。前半は白、後半は赤でした。今回も生き生きとした演奏で、とても楽しむことができました。学生さんの演奏からは元気がもらえます。この公演を最後に退籍してプロオケに移る学生さんもいらっしゃるとのこと。今後のますますのご活躍をお祈りいたします。---------------------------指揮:キンボー・イシイ管弦楽:桐朋アカデミー・オーケストラコンサートマスター:田野倉雅秋スメタナ:歌劇「売られた花嫁」序曲プロコフィエフ:交響曲 第1番 ニ長調「古典」作品25(休憩)チャイコフスキー:交響曲 第4番 ヘ短調 作品36~アンコール~スメタナ:歌劇「売られた花嫁」より サーカスの場面の音楽---------------------------
2024年06月15日
富山県美術館で「エッシャー 不思議のヒミツ」を観てまいりました。「テセレーション(敷き詰め)」も「メタモルフォーゼ(変容)」も大変興味深かったです。----------------------------------------------------エッシャー(正式名 マウリッツ・コルネリス・エッシャー。1898-1972年、オランダ生まれ)は、みる人に驚きと発見を与え、数学者やアーティストから子どもたちにまで世界的に人気の高い版画家です。ある形で平面をくまなく覆い尽くす「テセレーション(敷き詰め)」、一つの形が次第に別の形へと変形する「メタモルフォーゼ(変容)」など、人間の視覚や錯覚を利用した緻密で幾何学的な画風が特徴です。本展は、オランダのエッシャー財団の全面的協力のもと、初期のイタリアの風景から「だまし絵」的な代表作まで、約160点を一堂にご紹介します。また、作品をイメージさせるセットなどを使って、エッシャーの作品を体感する場を設けます。デジタル社会を生きる私たちが、版画という手法で想像力豊かな世界を生み出した、エッシャーの魅力を楽しめる展覧会です。----------------------------------------------------
2024年06月15日
SPOOXで視聴。40分に武藤嘉紀選手がイン。70分に酒井高徳選手・山口蛍選手・大迫勇也選手が同時にイン。一気に3枚替え!!!2-0でリードしているのにこのタイミングでこの3人を入れるのかーーーと思いました。技術もですが、それ以上にそもそも身体が違うと思いました。大人と子供ほどの差があります。同じ日本人?とも。それでもカターレの選手は最後まであきらめずに粘り強くプレーしていました。全体としては(特に後半は)防戦一方でしたが、やられっぱなしだったわけでは決してなく、リズムを作れた時間帯もありました。J1クラブとの対戦が、これからのリーグ戦にきっと活かせると思います。[25]2回戦 2024年06月12日 19:00 KickOff ノエビアスタジアム神戸公式記録【PHOTO】平日ナイターのノエスタに集結!選手を力強く後押しし続けたカターレ富山サポーター!(Part1)【PHOTO】平日ナイターのノエスタに集結!選手を力強く後押しし続けたカターレ富山サポーター!(Part2)【PHOTO】平日ナイターのノエスタに集結!選手を力強く後押しし続けたカターレ富山サポーター!(Part3)
2024年06月12日
県総無敗がストップしました。このカードが、totoとmini totoA組に含まれていたので、それぞれ2口買いました。100円×4=400円。ホーム(カターレ)の「勝ち」と「引き分け」(90分終了時の結果)で。見事に外しまくりました。2失点目のあと、少し気力が落ちたように見えましたが、後半ATに入ってからの碓井選手のゴールで1点返してからの盛り上がりがすごかった!相手ファウルにより、いい位置でFKを得、「もしかしたらそのまま(ゴールに)入るんじゃ?」と思ったほど。「もし入ったら、2-2の同点!!延長戦に突入!PK戦になったらまた勝てるかも!」という妄想も抱きました。富山vs札幌の試合結果・データ(JリーグYBCルヴァンカップ:2024年6月9日)《富山戦後》J3とそんなに大きく力は違わない。簡単な試合は一度もなかった
2024年06月09日
ギャラリートークの時間帯に合わせて観に行ってまいりました。企画展「ふたつの愉しみ ~異国の器と日本の書~」 遠い国から私たちの元にもたらされた陶磁器は、異国を感じさせてくれるものとして珍重されてきました。海を隔てた中国や朝鮮半島、さらにその先の大陸の陶磁器は、その地を訪れることができない人に、土地の文化や風習を伝えてくれます。日本のものとは異なる形や文様に私たちは異国の空気を感じ取り、遥か遠い国々に憧れを含めた思いを馳せながら、作品を愉しむことができるのです。さて憧れという意味では、古人が流れるようにしたためた書はとても美しく、しかし現代の私達ではなかなか書いたり読んだりすることが難しいぶん、憧憬に値するのではないでしょうか。書にはさまざまな種類があり、懐紙と呼ばれる大判の紙に和歌をしたためたものや、長い和紙に禅の教えを含ませた言葉を書いたもの、また身近なものでは手紙も書の一種といえます。これらの書の文字を判読することが難しくとも、筆勢や墨色などを鑑賞することもまた書の愉しみのひとつといえるでしょう。折しも和歌や紫式部が話題となっている今日この頃です。このたびの展覧会では、日本から遠く離れた異国の器と流麗な日本の書に焦点をあて、異なるふたつの文化をお愉しみいただきたいと思います。
2024年06月08日
会期が長かったので「まだ大丈夫!」と思っているうちに、最終日になってようやく観に行くことができました。。(いつもより悪い)卒寿記念 人間国宝 鈴木藏の志野展展覧会について日本を代表する陶芸家、鈴木藏(1934- )。荒川豊蔵(1894-1985)に続き二人目の「志野」における重要無形文化財保持者(人間国宝)です。鈴木藏は岐阜県土岐市に生まれ、多治見市市之倉町の丸幸陶苑(まるこうとうえん)に勤務する父の助手として働く中で、本格的にやきものづくりの道へと進むことになります。1966年31歳で独立し、薪窯でしか焼けないとされていた「志野」にガス窯で挑戦し、自然への畏敬の念を重んじ、伝統を大切にした中から独自の作陶スタイルを確立していきます。そして、作品を作るなら「新しくて、力強いもの」という姿勢を崩さず今日まで取り組んできました。本展では、2024年の今年、卒寿を迎えるのを機に、初期から最新作までの作品を一堂に展示します。古典を大切にしながらも、鈴木藏の美意識を映し出した独自性に富んだ作品を展示することで、鈴木藏の軌跡と“今”をご紹介します。展覧会の構成展覧会のポイント鈴木藏(すずき おさむ、1934- )1994年、59歳で重要無形文化財「志野」の保持者に認定され、現役陶芸家として最長の人間国宝です。「伝統ということについて、物をつくる側から言えば、革新しかありえない。つまり、革新の中から生まれたものが、伝統となっていく」 (鈴木藏氏の言葉から)焼成による偶然を待つのではなく、確かな意志を持った中で「志野」を制作し、とくに造形に独自性を持つ作品をつくり出し、作陶に向き合い続けています。「志野」とは「志野は日本で生まれた独特の創作であり、日本人の感性、美意識といった最も基本的なすべてが凝縮されている。」(鈴木藏氏の言葉から)「志野」は日本陶磁の歴史において初めての白いやきものであると共に、初めて筆を使って絵付を施したやきものです。16世紀後半の桃山時代にその多くが美濃*で焼成されました。*美濃とは、美濃焼を生産した岐阜県の南東部、東濃地方を指します。「志野」の技法は追求され続け、長石釉(ちょうせきゆう)のみの「無地志野」、下絵付による鉄絵が施された「絵志野」、鉄化粧を掛けてその色合いの変化による「鼠志野」や「紅志野」、「赤志野」、二種類の土を混ぜ合わせた「練上(ねりあげ)志野」などがあります。暖かみを感じる白色の釉薬に、焼成によって生まれるほのかな赤みの「緋色」と、「ゆず肌」と呼ばれる表面に現れるピンホールが見どころです。
2024年06月02日
石川県立図書館で開催されていたこの展示。ずっと見に行きたいと思っていたのですが、最終日になってようやく見ることができました。素晴らしい展示でした。この時代の装丁は本当に美しい。棟方志功が装丁した本がたくさん展示されていましたが、個人コレクターのもので、驚きました。[企画展]本の装丁~棟方志功と同時代の芸術家たち~外箱や表紙など、本の外側の装いを仕立てること、デザインすることを「装丁」といいます。明治から昭和初期ごろに出版された本には、有名な画家や工芸作家などが手がけた美しい装丁が多く見られます。2023年、生誕120年で改めて注目された版画家・棟方志功も多くの装丁を手がけました。コレクターと図書館が所蔵する本から、棟方志功を中心に、同時代に活躍した染色家・芹沢銈介、陶芸家・富本憲吉、洋画家・中川一政が手がけた装丁本も紹介します。
2024年06月02日
いつもどおり9時から。今回も、お互いに見ているYouTubeチャンネルの話をしました。「個別株投資で大損をした」という回の話です。その流れで新NISAの話になったのですが、「将来のことを考えられないので…」と先生がおっしゃり、私は返答に困りました。私は、先生の体調のことはできるだけ尋ねないようにしています。少なくとも2週間に一度の私の予約時にはふつうに治療をしてくださっていますし、四半世紀前の母の闘病生活と比べると、ずっと体調は良さそうに見えます。とにかくふつうの世間話をするようにしています。がんになったときは、先生のように生きたいと思います。
2024年06月02日
前回は2月3日。もともとの担当の方がクリーニングしてくださいました。前回指摘された、下の前歯の「左寄り側」「右寄り側」の磨き残しはなくなっているとのこと。その代わり?に右上の奥のほうにうまく磨けていない箇所があり、出血したところがあるとのこと。最後に先生に診ていただきましたが、虫歯もなく特に問題はないそうですが、次回(10月)は、2年に一度の写真撮影を行い、詰めてあるところの中をチェックするとのこと。
2024年06月01日
県総ではなく、高岡のスポーツコアで行われた天皇杯の1回戦。前日にお隣さんが大学生と対戦し、PK戦の末敗れたため、「気を引き締めないと!」という意見がSNS上で多数見られました。ルヴァンカップでジャイキリを果たしたばかりというのもあり…。10時半開場だったため、その時刻を目指して会場へ。すると、前座試合として富山県選抜のオーバー70の試合がちょうど始まったところでした。13時のキックオフまでの時間つぶし(失礼!)にちょうどいいと思って見始めたのですが、予想以上に上手くてびっくりしました。ふつうに面白かったです。ゴールが決まると、客席のカタサポからも拍手が(もちろん私もしました)。25分ハーフだったので、あっという間でした。天皇杯の1回戦も、大学生が上手くて強くて、観ていて緊張しっぱなしでした。が、先制点が決まり、そのすぐあとにも追加点が決まって、ようやく落ち着いて観ることができました。後半に3点目が決まって「ああ、これで90分で終えられる…」と思った次第。結果は3-0。2回戦の相手は(またしても)ヴィッセル神戸。6月は、J1並みの連戦になります。。県総での試合ではありませんでしたが、個人的には、今季の私が参戦したホーム戦は勝率100%です(継続中!)。[1]1回戦 2024年05月26日 13:00 KickOff 高岡スポーツコア サッカー・ラグビー場公式記録
2024年05月26日
鈴木雅明が描く官能と神秘。ツェムリンスキー《抒情交響曲》---------------------------指揮 鈴木 雅明ソプラノ 安川 みくバリトン 加耒 徹コンサート・マスター アビゲイル・ヤングブラームスハンガリー舞曲集(鈴木雅明セレクション)第1番 ト短調第2番 ニ短調第3番 ヘ長調第4番 嬰ヘ短調第6番 ニ長調第7番 ヘ長調第10番 ヘ長調第18番 ニ長調第19番 ロ短調第20番 ホ短調第21番 ホ短調―ホ長調第5番 ト短調(休憩)ツェムリンスキー作曲(ハイニッシュ編)抒情交響曲 Op.18(室内オーケストラ版)第1楽章 バリトン第2楽章 ソプラノ第3楽章 バリトン第4楽章 ソプラノ第5楽章 バリトン第6楽章 ソプラノ第7楽章 バリトン---------------------------
2024年05月25日
富山駅発16:15の、最初のシャトルバスに乗車して、いざ県総へ!!同じシャトルバスには神戸サポさんが何人も乗ってらっしゃいました。平日のその時間だったからか、バスはスムーズに県総に着きました。16:30過ぎに。でも、すでにたくさんの人が着いていて、いつもの雰囲気とは明らかに違っていました。開場は17時なのに、メインスタンドの入場列はかなり長くなっており、最後尾がどこかわからないほど。私自身は最後尾をすぐに見つけることができましたが、右往左往した人も多かったようです。列に並んで20分ほどで、「5分早く開場します!」とのことで、列が動き始めました。チケットのQRコードの読み取りが無事スムーズに終わって、小走りで座席の確保へ!いつもの場所を確保することができました。ほっ。試合は、前半の早い時間帯(19分)に先制されました。さすがJ1!というゴールでした。そのまま前半を終了し、攻めてはいるのに後半に入ってもなかなか得点できない時間が続きましたが、70分に同点ゴール!私はこのゴールが碓井選手のヘッドだと思っていたのですが、どうやらオウンゴールだったようで…。いずれにしても追いついて、90分を終了。追いついたあとの富山サポーターはにわかに活気づきました。延長戦に入る前に、Tくん(松本サポ)からは「がんばれー」「ジャイキリー」と、T女史(金沢サポ)からは「いけるよ!!!」「すごいすごい!!!」「J3(サポは)はみんな(富山を)応援してます!」とメッセージが!延長前半終了したときには、ウチの選手のほうが落ち着いていると思いました。30分間の延長戦でも決着せず、PK戦に突入。富山のゴール裏側でPK戦が行われたため(私の席からも見やすい)、ゴール裏のサポーターは、神戸の選手が蹴るときに大ブーイング!!それが功を奏したのか(?)神戸の最初のキッカーが失敗。ウチは5人全員成功し、勝利!!ジャイキリを果たすことができました!!この日の富山は平和だったようで、ヴィッセルに勝ったことが地元紙の朝刊の1面になりました。北日本新聞富山新聞県総無敗は続いていますし、個人的には、公式戦(リーグ戦・天皇杯予選・ルヴァン杯)は4回目の観戦ですが、私が参戦したときの勝率100%も継続中です笑。富山vs神戸の試合結果・データ(JリーグYBCルヴァンカップ:2024年5月22日)
2024年05月22日
観たかったのはこちらの企画展。チラシに掲載されていた青い作品が印象的で。ガラス作品とは思えない(陶磁器に見えた)ものもあり、興味深かったです。■概要本展は、ガラス作家・大平洋一(おおひらよういち)氏(1946-2022)を紹介する、国内初となる大回顧展です。小説を通してガラスに惹かれた大平は、華麗なるガラス芸術で名高いヴェネツィアに魅了され、作家となることを目指して26歳の時に渡欧します。500年以上の栄華を誇るヴェネツィアン・グラスの伝統と歴史の厚みに圧倒された大平は、自ら考案した作品の構想を元に、巨匠たるガラス職人との協働作業で作品を創り上げるスタイルに自身の進むべき道を見出しました。企業デザイナーを経て独立以降は、透明ガラスと不透明ガラスを巧みに組み合わせた意匠によって自身の作風を確立します。大平は、ローマ時代のモザイク・ガラスに着想を得ながら、東アジア圏に見られる陶磁器や漆器の形を取り入れるなど、西洋の古典的な美の規範と東洋の工芸的な要素を巧みに調和させています。ヴェネツィアン・グラスの歴史を隅々まで吸収した上で、日本とヴェネツィア双方の文化や美意識の融合を目指した大平は、ついにその厚い伝統を乗り越え、普遍的な美しさをもつ独自のガラス表現へと到達したのです。本展では、国内外のガラス作品約150点を中心に、緻密なスケッチやドローイング、大平が研究のために自ら収集したガラス製造関連資料を併せて展示します。現代ガラスの粋を集めた作品の数々を、ぜひご覧ください。回顧展 大平洋一 ヴェネツィアン・グラスの彼方へ
2024年05月22日
ルヴァンカップ3回戦 対ヴィッセル神戸戦を観るために、午後から休みを取りました。仕事が終わったあとにすぐに富山に行っても、シャトルバスの時刻までには時間があったので、以前から観たいと思っていた富山市ガラス美術館の展覧会を観てきました。■概要今回のコレクション展では「重ねる」をキーワードに、当館の所蔵作品をご紹介します。薄い板ガラスを何枚も集積させる、複数の色のガラスを被(き)せる、重ね合わせたガラスを削り出して形作る…など、ガラスの作品には重ねるからこそ得られる様々な表情が見られます。これらの作品では、下の層の色や模様が透過することによる独特の立体感や、複雑な光の反射・屈折による視覚的効果といった特徴的な様相を見ることができます。重ねるという行為は、ガラスの特性を最大限に生かすことのできる手法のひとつと言ってもよいでしょう。本展示を通して、重ねることで生み出される、ガラスの多彩な表情をご覧いただければ幸いです。コレクション展 かさねのガラス
2024年05月22日
鍼治療のあとに観に行ってまいりました。数多くの脇田作品、今回初めて観る作品もあり、大満足です。佐藤忠良のことはこれまで存じ上げませんでしたが、温かみを感じる彫刻が多く、興味深かったです。以前は彫刻にはまったく関心がなく、日展などでは彫刻部門を素通りしていましたが、関心がないなりに接するにしたがって慣れてくるのか、食わず嫌いみたいなことはなくなりました。「継続は力」だと思います笑。---------------------------石川県立美術館は脇田美術館より寄贈を受け、現在 321点の脇田和作品を収蔵しています。本展は脇田と交流の深い作家の作品を交えて、その魅力を伝える企画の第2弾です。今回は交友作家として、脇田とともに新制作派協会で活躍し、戦後日本の具象彫刻をリードした佐藤忠良(1912~2005)を取り上げます。脇田と佐藤は2人がそれぞれ長く美術教育の現場に携わり、家族や身辺の子ども、そして、女性など共通のモチーフの作品を多く残しています。また、絵本『おだんごぱん』(脇田)と『おおきなかぶ』(佐藤)は、多くの人々に愛されてきたロングセラーです。本展では、2人の絵本原画とともに、それぞれの子どもへのまなざしが感じられる作品や、代表的な油彩、彫刻、素描、版画作品約 100点を展示、終生自らの芸術の高みを追求した仲間としての2人の関わりについても紹介します。脇田和と佐藤忠良 -子どもへのまなざし-
2024年05月19日
いつもどおり9時から。3月以降、治療日をアップしていなかったことに気づきました。。ずっと変わらず、定期的(基本的には2週間に一度)に通っています。この日、何の話からだったか、私がいまハマっているYouTubeチャンネルの話をしました。そしたら先生もご存じで、毎日ではないがご覧になっているとのこと。(毎日投稿されているチャンネルです)そして先生も、あるチャンネルの話を振ってくれたのですが、それも私も毎日見ていて笑!(こちらも毎日投稿されているチャンネルです)お互いに同じチャンネルを見ていることがわかり、そのあとの話がとても盛り上がりました。右の肩周りがずいぶんスムーズになりました。
2024年05月19日
今シーズン3回目のホームゲーム観戦。2-0で勝利しました!!マテウス選手の先制点も高橋選手の追加点も素晴らしいゴールでした!!今シーズン初めての連勝です。観ていてとてもおもしろく、楽しかったです。県総無敗は続いていますし、個人的には、リーグ戦は3回目の観戦ですが、私が参戦したときの勝率100%も継続中です笑。富山vs大阪の試合結果・データ(明治安田J3リーグ第14節:2024年5月18日)この日は立山連峰がとてもきれいでした。書道パフォーマンスによる「覚悟」。
2024年05月18日
昨年はPK戦の末、天皇杯への出場を決めることができました。ラクに勝てる相手ではないことは誰もが承知。PKで先制したものの、このまま終わるのはちょっと…とモヤモヤしていたので、後半アディショナルタイムに追加点が決まって良かったです。90分で終わったのも。2-0で勝利!!第29回富山県サッカー選手権大会 決勝
2024年05月12日
1日目のダグラスさんに感動して、【A31】を急きょ追加購入しました。コンチェルトではなくリサイタルだと、より音の素晴らしさがわかります。今年いちばん聴きたかった【C32】の宮田さんのチェロも期待どおり!!【A31】10:30AMバリー・ダグラス ピアノルドヴィート・カンタ チェロ*ラフマニノフ*2つの小品 作品2 1.前奏曲 2.東洋風舞曲プロコフィエフバレエ《ロミオとジュリエット》からの10の小品 作品75より 3.客人たちの到着 4.少女ジュリエット 5.仮面 6.モンタギュー家とキャピュレット家 7.僧ロレンツォ 8.マーキュシオベートーヴェンピアノ・ソナタ 第7番 ハ短調 作品13「悲壮」より 2.アンダンテ・カンタービレブラームス 7つの幻想曲 作品116より 1.奇想曲 ニ短調 3.奇想曲 ト短調 4.間奏曲 ホ長調 7.奇想曲 ニ短調巨匠バリー・ダグラスのピアニズムを満喫するリサイタル。プロコフィエフの《ロミオとジュリエット》の超絶技巧と抒情性。ブラームス晩年の作品「7つの幻想曲集Op.116」の渋くも深き哀感。旋律美の光るベートーヴェン「悲壮」の第2楽章や、ラフマニノフ初期の曲「2つの小品Op.2」などで、ダグラスの円熟を堪能する。チェロのカンタとの共演も聴き逃せない。【C32】2:30PM小松 長正 指揮宮田 大 チェロオックスフォード・フィルハーモニー管弦楽団ヘンデル水上の音楽(ハーティー版) 1.アレグロ 2.エア=アンダンテ・ウン・ポコ・アレグレット 3.ブーレ=ヴィバーチェ 4.ホーンパイプ:デリカ―ト・マ・ノン・モルト・ブリオ 5.アンダンテ・エスプレッシーヴォ 6.アラ・ホーンパイプ:アレグロ・デチーソエルガーチェロ協奏曲 ホ短調 作品85 1.アダージョ―モデラート 2.レント―アレグロ・モルト 3.アダージョ 4.アレグロ―モデラート―アレグロ・マ・ノン・トロッポ日本を代表するチェリスト宮田大が、英国のオーケストラと共に、イギリスの生んだ最高のチェロ協奏曲を奏でる。哀感あふれる旋律美とチェロの魅力にあふれる、エルガーの名曲の真価に触れられる貴重なステージ。イギリスで活躍したヘンデルの代表作で、テムズ川での舟遊びの際に初演された「水上の音楽」と共に楽しむ。【A33】3:50ジドレ ヴァイオリンルドヴィート・カンタ チェロ竹田理琴乃 ピアノビーチピアノ三重奏曲 イ短調 作品150 1.アレグロ 2.レント・エスプレッシーヴォ 3.アレグロ・コン・ブリオビーチロマンス 作品23ガーシュウィン 1.マイ・ワン・アンド・オンリー 2.ザ・マン・アイ・ラヴ 3.アイ・ガット・リズムウイリアムズシンドラーのリストジョップリンオリジナル・ラグ福本純也 編アメリカン・ジャズ・メドレーこれは意義深い。アメリカの女性作曲家のパイオニア、エイミー・ビーチ(1867-1944)の「ロマンス」「ピアノ三重奏曲」を実演で体験できる嬉しい機会。名人たちによる演奏で、その真価を知る。20世紀のガーシュウィン、ジョン・ウィリアムズの一篇に、ジャズピアニスト・作編曲家の福本純也によるジャズメドレーなど、ビーチから連なるアメリカ音楽史を楽しむ。
2024年05月05日
【A21】を選んだのは、金澤弦楽四重奏団の公演だったから。【C23】では、「グランドキャニオン」を聴きたかったから。アメリカ変奏曲はもともとオルガンの曲とのこと。オーケストラ版で聴いても原曲がオルガンの曲であることはわかりました。【A21】10:30AM青木 惠音、若松 みなみ ヴァイオリン古宮山 由里 ヴィオラソンジュン・キム チェロガーシュイン 子守唄ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 第13番 変ロ長調 作品130より 5.カヴァティーナプライス 対位法による5つのフォークソングより 2.いとしのクレメンタイン 3.眼差しだけで乾杯を 4.ショートニング・ブレッドドヴォルザーク 弦楽四重奏曲 第12番 ヘ長調 作品96「アメリカ」OEKメンバーで結成され、ベートーヴェンのカルテット全16曲演奏に取り組む気鋭の弦楽四重奏団が音楽祭初登場。ガーシュイン「ララバイ」や、ドヴォルザークが米国で書いた人気作「アメリカ」など、アメリカにちなむ曲を中心に。注目はプライスの作品。アメリカ初の黒人女性作曲家によるフォークソング集で、意義深くも美しい楽曲に浸る。【A23】3:50PM宮田 大 チェロ山中 惇史 ピアノ山中 惇史 うたをうたうときヤナーチェク おとぎ話 1.コン・モート―アンダンテ 2.コン・モート―アダージョ 3.アレグロウィーラン(山中 惇史編)リバーダンスラヴランド(伊賀 拓郎編)ソング・フロム・ア・シークレット・ガーデン山中 惇史編 ジョン・ウィリアムズ・ファンタジー・トリップ名人の域に入りつつある宮田大と、ピアノの名手にして作・編曲でも活躍著しい山中惇史のデュオ。山中の「うたをうたうとき」からヤナーチェク「おとぎ話」をはさみ、「リバーダンス」で踊り、山中の編曲による「John Wiliams Fantasy Trip」でジョン・ウィリアムズの音楽の世界に旅を進める。【C23】5:10PM太田 弦 指揮大阪フィルハーモニー交響楽団グローフェ 組曲「グランドキャニオン」1.日の出2.赤い砂漠3.山道を行く4.日没5.豪雨アイヴズ(W.シューマン編)アメリカ変奏曲1.序奏とテーマ2.変奏13.変奏24.間奏15.変奏36.変奏47.間奏28.変奏59.コーダ今年30歳で九州響首席指揮者に就任した太田弦と大阪フィルの演奏で楽しむ「グランドキャニオン」。大オーケストラの華麗で壮大なサウンドを楽しめる楽曲ながら、実演の機会は意外と多くなく、この機会は貴重!豪快なパワーと緻密な色彩で、有名な「山道を行く」を中心に、日の出から日没、砂漠や豪雨の光景まで、雄大な大渓谷を旅する。有料公演と有料公演の合間には無料の公演を聴いて楽しみました。音楽堂の前ではバグパイプの演奏がありました。
2024年05月04日
昨年まで「いしかわ・金沢 風と緑の楽都音楽祭」だった名称が、今年から「ガルガンチュア音楽祭」に変更になりました。今年のテーマは「大西洋をわたる風 ~イギリス・アメリカの音楽~」。名称変更とともに構成も変更になりました。(構成を変更するために名称を変更したと言うべきか)・本格的なクラシックが楽しめる「ミート・ザ・クラシック!」・さまざまなジャンルの音楽を世代を超えて楽しむ「ザッツ・エンタテイメント!」・そして皆様と作り上げる参加型プログラム「エンジョイ・フェスティバル!」変更が発表されたときのSNSでは、ガチでクラシックが好きな人からは残念感が漂っていました。でも、主催者側が変更したい気持ちはわかります。クラシックだけじゃ、お客さんが集まらないから。それならそれで、本格的なクラシックの部分だけを楽しめばよいと思いました。どのみち以前のように朝から晩まで聴くだけの体力はなくなっているのだから。というわけで、事前に購入したのは7公演(だけ?)でした。朝からとっても良いお天気で、本公演1日目は午後から2公演を聴きました。【A12】は絶対に外せないプログラムで、前売を購入した時点でホームゲーム観戦はあきらめました。。【C12】のダグラスさん、やはり素晴らしかった!!客席は満員。大興奮に包まれていました。【A12】1:10PM菊池 洋子 ピアノアビゲイル・ヤング ヴァイオリンギョーゾー・マーテー ヴィオラ植木 昭雄 チェロダニエリス・ルビナス コントラバスアンダーソンプリンク・プレンク・プランクショパンノクターン 第20番 嬰ハ短調(遺作)ショパンバラード 第1番 ト短調 作品23ヴォーン・ウィリアムズピアノ五重奏曲 ハ短調より 1.アレグロ・コン・フォーコ 2.アンダンテ名ピアニスト菊池洋子と、OEKの顔であるアビゲイル・ヤング率いる仲間たちとの室内楽を味わう午後。菊池の奏でるショパン「ノクターン第20番(遺作)」「バラード第1番」ほかを聴けるほか、イギリスの代表的な作曲家ヴォーン・ウィリアムズのピアノ五重奏曲という実演機会の稀少な佳品を体験できるのは貴重。【C12】2:30PMマリオス・パパドプーロス 指揮バリー・ダグラス ピアノオックスフォード・フィルハーモニー管弦楽団エルガーエニグマ変奏曲 作品36(抜粋)ラフマニノフピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30いまや音楽祭に欠かせない世界的ピアニスト、バリー・ダグラスが、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を弾く!気宇壮大な音楽、抒情的で哀感のあるメロディ、そして最もソロが演奏困難といわれるコンチェルトを、1986年チャイコフスキー・コンクール優勝のダグラスの超絶技巧で聴ける。この上ない好機だ。建物の前では、能登の牡蠣や蟹汁が販売されていました。
2024年05月03日
コロナ後、初めてのアウェイ遠征。私にとって3回目のアウェイ松本戦。天気予報によると、予想最高気温が29度まで上がるとのことで、まだ暑さに慣れていないため、熱中症を心配しました。。なぜなら、購入したチケットは、ビジターゴール裏。サンプロアルウィンは立派なサッカー専用スタジアムですが、ゴール裏には屋根がまったくありません。。(無いのがふつう???)松本駅のバスターミナルで10時にSさんと待ち合わせ。※シャトルバス乗り場での待ち合わせ前に撮った写真。松本駅前。※シャトルバス乗り場(その1)※シャトルバス乗り場(その2)※試合前(11時ごろ)に山雅ビール(緑色)を飲む私※入場直後(12時すぎ)のピッチ前半早々に先制されたものの、前半のうちに追いつくことができました。前後左右の人たちとハイタッチをして喜びを分かち合い、前半終了まではよかった。後半に入ってすぐに失点し、さらに失点。。結果は、3-1で負け。私がアルウィンで観た試合って、勝ったことがないような気がして、帰宅後に調べたら、案の定、そうでした。。1回目は2013年5月26日(このときはJ2)。私にとっては初めてのアウェイ観戦でしたが、0-3で負けました。船山選手のハットトリックで。2回目は2014年10月26日(このときもJ2。でも降格直前)。このときは1-2で負けました。2点ビハインドから、何とか1点返した感じ。私が観に行かなかった昨シーズンのアウェイ松本戦は勝ったので、私が行くと負けるのでは?と思い始めています。。松本vs富山の試合結果・データ(明治安田J3リーグ第11節:2024年4月28日)
2024年04月28日
松本には14時前に到着。Sさんが松本駅まで迎えに来てくれました。まずは、この日宿泊するホテルに行き、荷物を預かってもらう。身軽になったところで、目的地である国宝 松本城へ。途中(松本市観光情報センターの外壁)で小澤さんの看板が目に入り、写真を撮りました。文言から、亡くなったあとに掲げられたものと推察されます。※小澤さん松本城では入場券を買いましたが、中に入りましたが天守にはのぼりませんでした。※国宝 松本城※満開の藤棚「松本らしいものを食べたい」と言った私のリクエストに応えてくれたSさんが馬刺しを食べられるお店を予約してくれました。※馬刺し夕食のあと、腹ごなしを兼ねて、ライトアップされている夜の松本城へ。暑くもなく寒くもなく、風がさわやかで、とても気持ちよく、しばらくベンチに腰掛けてお城を眺めていました。※夜の松本城
2024年04月27日
東山魁夷好きとしては、もちろん東山魁夷館も観てまいりました。連作「白い馬の見える風景」の起点となった代表作《緑響く》を中心に、オーストリアに取材した《沼の静寂》などを展示します。また、5月6日は東山の命日であることから、絶筆となった《夕星》を展示します。東山魁夷館コレクション展2024 第Ⅰ期
2024年04月27日
企画展だけでなくコレクション展も観ました。信州出身の作家たちや、信州の風景が描かれた作品を中心に形成された長野県立美術館のコレクションから、一年を通して、洋画、日本画、工芸等さまざまなジャンルの収蔵品を展示します。2024年の第Ⅰ期では、5月25日から始まる企画展「生誕150年池上秀畝 高精細画人」の連動企画として、「生誕150年池上秀畝×菱田春草と南信が生んだ日本画家たちを中心に」と題し、ともに中央画壇で活躍した、池上秀畝と同い年の菱田春草の作品を比較します。あわせて、東京出身で少年期を伊那で過ごした登内微笑や、諏訪出身で東京美術学校に進んだ矢沢弦月など、同じく南信が生んだ画家たちを特集します。NAMコレクション2024 第Ⅰ期
2024年04月27日
これが観たくて、翌日のアウェイ松本戦を前乗りして長野経由で行くことに。コロナ禍もあって、改装後初めての長野県立美術館訪問です。--------------------------春陽会は1922(大正11)年に、再興院展洋画部から脱退した小杉放菴、山本鼎、森田恒友らと、草土社の岸田劉生らを中心としたメンバーにより、洋画界を代表する第三の団体として発足しました。それぞれの画家の個性を尊重する自由な会風のもと、油彩だけではなく、版画、水墨画、素描、新聞挿画がジャンルの隔てなく出品されます。また、次世代の育成をも念頭に置いた芸術研鑽の場を全国的に展開し、今日に続く春陽会展の基盤を固めました。本展では、日本近代美術史を語るうえでは欠かせない著名な画家たちに彩られた草創期から、1900年代後半までの約200点をご紹介します。春陽会誕生100年 それぞれの闘い 岸田劉生、中川一政から岡鹿之助へ
2024年04月27日
オールベートーヴェンプログラムだったからなのか、秋山先生がお目当てだったのか、客の入りがものすごかったです。---------------------------指揮:秋山 和慶管弦楽:桐朋アカデミー・オーケストラコンサートマスター:植村 太郎ベートーヴェン:「エグモント」序曲 作品84ベートーヴェン:交響曲 第5番 ハ短調「運命」作品67(休憩)ベートーヴェン:交響曲 第7番 イ長調 作品92---------------------------
2024年04月20日
会期前に前売券を購入していた展覧会。開館時刻と同時に入ったので、人が少なく、ゆっくりじっくり観ることができました。川端龍子(かわばたりゅうし、本名昇太郎。1885(明治18)年和歌山県出身~1966(昭和41)年東京都没)は、横山大観・川合玉堂とともに近代日本画の三大巨匠のひとりに数えられる画家です。最初、洋画家として活動をはじめましたが、渡米して日本の古美術と公共建築の壁画にふれたことをきっかけに日本画家に転向。「会場芸術」の名のもと、従来の「床の間芸術」を脱した規格外のスケールと大胆で豪快な表現の日本画を、次々と発表していきます。近代的な空間にふさわしい大画面によって大衆の心を動かし、画壇に旋風を巻き起こした龍子は、在野の日本画団体・青龍社を設立し、その旗手として後進を育てつつ自身も精力的に制作を続け、1959(昭和34)年には文化勲章を受章しました。その革新的な作風は、生誕140年をまもなく迎える今もなお魅力に満ちており、とりわけ画家の息遣いを感じられるようなダイナミックな筆さばきや想像をこえるほどの大画面は、私たちの心をとらえてやみません。本展は、80年という生涯を通して龍子がどのような日本画を追い求めていったのか、その画業全体を探ろうとするものです。初期の洋画、その後の日本画の屏風や大作、スケッチ等により、明治・大正・昭和という激動の時代において、異彩を放った龍子の魅力に迫ります。「川端龍子展」
2024年04月20日
例年、年末に購入している雑誌にカレンダーの付録があります。そのカレンダーに、《竹》が掲載されていて、「すごく良いな!」「これを観たい!」と思っていたため、休みを取って大阪へ観に行ってまいりました。■概要*重要なお知らせ|4月9日(火)– 4月23日(火)の期間、作品保護のため《漣》(重要文化財)の展示を一時休止いたします。展示の再開は4月24日(水)になります。その後5月6日(月・休)の閉幕まで展示いたします。詳しくはこちらをご覧ください。大分市に生まれた福田平八郎(1892 – 1974)は、18歳のとき京都に出て絵を学びました。自然を隅から隅まで観察した写実的な作品で評価を得たのち、昭和7年(1932)に《漣》(重要文化財、大阪中之島美術館蔵)を発表し、その大胆な挑戦で人々を驚倒させました。その後も《竹》(京都国立近代美術館蔵)や《雨》(東京国立近代美術館蔵)など、色や形、視点や構成に趣向を凝らした作品を制作し「写実に基づく装飾画」という新しい時代の芸術を確立しました。大阪の美術館では初、関西でも17年ぶりの回顧展となる本展は、代表作や所蔵館以外では初公開となる《雲》(大分県立美術館蔵)など、初期から晩年までの優品約120件を展示しその魅力に迫ります。また「写生狂」を自称した画家の瑞々しい感動やユニークな目線を伝えるスケッチ類も紹介して名作誕生の背景を探ります。見るものに今も新鮮な驚きを与え、自然美への共感を誘う平八郎の明るい世界にどうぞご期待ください。-------------■みどころ1. 関西では17年ぶり、大阪の美術館では初の回顧展2. 大阪中之島美術館では初めての日本画家の回顧展3. 初期から晩年まで、画業を一望する120件以上を展示4. 重要文化財《漣》をはじめ《竹》(京都国立近代美術館蔵)、《雨》(東京国立近代美術館蔵)など代表作が集結5. 大分県立美術館以外では初めての公開となる《雲》(大分県立美術館蔵)が登場6. 画家の瑞々しい感動を伝える写生帖や素描も多数紹介■構成第1章 手探りの時代福田平八郎は、18歳のとき画家を志し京都に出て、京都市立美術工芸学校、京都市立絵画専門学校で絵を学びました。この時期の作品は、習画期ということもあり、作風に統一感がなく特徴をつかみにくいところがありますが、伝統的な日本画や同時代の新しい傾向の作品にも興味を示し、自らの進むべき道を模索していたあとがうかがえます。第2章 写実の探究京都市立絵画専門学校の卒業制作に悩んだ平八郎は、美学の教授・中井宗太郎に相談し、対象と客観的に向きあうことを決意します。こうして大正後半から昭和のはじめにかけての平八郎は、対象を細部まで観察し、徹底した写実表現を試みた作品を発表していきました。第3章 鮮やかな転換平八郎は、昭和のはじめころから、形態を単純化し、鮮烈な色彩と大胆な画面構成を特徴とする独自の装飾的表現へと向かいます。そして、昭和7年(1932)の第13回帝展に《漣》を発表し、日本画の新たな表現の可能性を画壇に問いかけました。第4章 新たな造形表現への挑戦第二次世界大戦後の美術界では、伝統的な日本画への批判が高まりましたが、平八郎は確固とした信念で日本画の表現の可能性を模索しました。こうして、徹底した自然観照によりながら、対象がもつ造形の妙を見事に抽出し、写実と装飾が高い次元で融合した傑出した作品がいくつも誕生しました。第5章 自由で豊かな美の世界へ平八郎は、昭和36年(1961)を最後に日展への出品を止め、以後は、小規模な展覧会に心のおもむくままに制作した小品を発表します。作風は晩年になるにつれ、形態の単純化が進み、線も形も色彩も細部にとらわれない大らかな造形へと展開します。「没後50年 福田平八郎」
2024年04月19日
躍動のヘンデル&モーツァルト元日の令和6年能登半島地震の影響によるホールの利用停止により、延期となった2024年1月8日のニューイヤーコンサートの振替公演。そのため、ヘンデルとモーツァルトの音楽を中心とした祝祭感満載のプログラム。レオの協奏曲は初めて聴きましたが、オノフリさん以外は水谷さん含むOEKのメンバー。良い曲でしたし、こういう曲(ソロを演奏するのがOEKメンバー)をもっと取り上げてほしいです。小さな曲とは言え、前半の3曲だけでお腹いっぱい、大満足!!後半のドイツ舞曲では、前方で鈴を鳴らす3人組(ヴィオラメンバー)に目が釘付けになりました。そして、アンコールのジュピターが最高でした!!第4楽章をまるごとアンコールで演奏するんだ!と思いましたが、だんだん引き込まれていきました。次におみえになるときには41番フル演奏を聴きたいです!!---------------------------指揮、ヴァイオリン エンリコ・オノフリコンサート・マスター 水谷 晃ヘンデル序曲 変ロ長調 HWV 336レオ4つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ長調ヘンデル組曲「水上の音楽」より第11組曲、第12組曲、第16組曲、第17-18組曲、第14組曲、第15組曲、第19-20組曲、第21-22組曲、第13組曲(初演版)(休憩)モーツァルト3つのドイツ舞曲 K. 605モーツァルト交響曲 ニ長調 K. 250(248b)~アンコール~モーツァルト交響曲 第41番「ジュピター」より 第4楽章---------------------------
2024年04月17日
今シーズン2回目のホームゲーム観戦。2-0で勝利しました!!今シーズン初めての複数得点です。まだ2回しか観戦していませんが、私が参戦したときの勝率は100%です笑。富山vs鳥取の試合結果・データ(明治安田J3リーグ第10節:2024年4月14日)
2024年04月14日
お天気が良かったので、石川県立美術館の裏側から遊歩道?を下りて、鈴木大拙館へ行きました。思いがけず人が少なく、庭を見ながらぼんやりとしました。ゆっくりと落ち着いた時間を過ごすことができました。ときどき行ってみようと思います。企画展「大拙館たより」「鈴木大拙館たより」「鈴木大拙館たより」は、当館賛助会員向けに刊行している館報です。当館の事業記録をお伝えしてきました。開館時より刊行の「たより」は第32号の刊行を3月に予定しています。企画展「鈴木大拙館たより」は、12年間にわたって刊行してきた当館報を紹介しながら、当館の歩みをお伝えします。過去に訪れて下さった方々は思い出していただくきっかけとして、また初めて来館の方には当館の特徴を知っていただく手がかりとしてご覧いただくことを願っております。リニューアルオープンした当館にぜひお越しください。
2024年04月13日
久しぶりの美術館です。■特別陳列加賀藩前田家の名刀-天下五剣の名宝「大典太光世」が石川に-北陸新幹線の県内全線開業を記念し、天下五剣の一つとも称される国宝《太刀 銘 光世作(名物大典太)》に加え、国宝《刀 無銘義弘(名物富田江)》、重要文化財《短刀 銘 吉光(名物前田藤四郎)》の名刀(すべて前田育徳会蔵)を一挙公開します。この3振が一堂に展示されるのは、57年振りのこととなります。「名物大典太」は、平安時代後期の永保年間(1081~84)頃に活動したとされる刀工・光世の作です。光世は筑後国三池に住み、「典太」(伝太)と称されたと伝わります。前田家には光世作の刀剣が2口伝わり、長さによって「大典太」、「小典太」と区別したようです。足利尊氏以来の重宝として、室町幕府将軍家に相伝され、15代将軍・足利義昭が豊臣秀吉に譲り、秀吉から前田利家に下賜されたと伝わります。秀吉から利家に下賜された経緯については諸説あるようです。『享保名物帳』には、宇喜多秀家に輿入れした利家の四女・豪(樹正院、秀吉の養女)が病気になったとき、利家が大典太を秀吉から借りて豪の枕元に置くとすぐに病気が治り、秀吉に返すと病気が再発し、それを繰り返したため、3度目に秀吉が利家に与えたと記されています。以来前田家第一の重宝とされました。「名物富田江」は、南北朝時代に活動した刀工、江義弘の作。義弘は相州正宗の弟子といわれ、越中国新川郡松倉鄕に住んだことから、鄕義弘または江義弘と称されます。そこには「鄕」と「江」は草書体が類似しているという事情もあるようです。本展では、国宝の指定名称に合わせて「江」と表記します。義弘の作は粟田口吉光・相州正宗と並んで天下三作と呼ばれ珍重されました。本作は、もと豊臣秀吉の家臣、富田一白(左近将監信広)が所持していたことから「富田江」と呼ばれます。それを堀秀政が購入し秀吉に献上し、慶長3年(1598)秀吉の遺物分けで前田利長に下賜されました。その後、利長の遺品として将軍徳川秀忠に献上し、前田利常の時に再び前田家に下賜されました。義弘の作の中でも第一の名刀とされています。「名物前田藤四郎」は、加賀藩祖・前田利家の次男・前田利政(孫四郎)から嫡子の前田直之(三左衛門)に伝わり、前田直之から前田利常に献上され、以後前田家に代々伝えられました。「前田藤四郎」の名は、当初利政が所持していたことによります。■国宝《剣 銘 吉光》と刀絵図国宝《剣 銘 吉光》(白山比咩神社蔵)は、1633年に3代将軍・徳川家光の養女大姫(清泰院、水戸徳川頼房の子)が加賀藩4代藩主・前田光高に輿入れした際の持参品で、清泰院が死去した翌年の1657年に、嫡男の5代藩主・綱紀が、母の冥福を祈って白山比咩神社に奉納しました。現在のところ、本作がどのような経緯で徳川家の所蔵となったかについては不明です。しかし、将軍家の養女に、輿入れの際に持参させるとなれば、名物刀剣にしばしばまつわる俗的な逸話などとは無縁のものだったのでしょう。そして本作が放つ清冽な気品は、前田家と徳川家の緊張関係も和らげたのではないか、との感慨も抱かせます。《剣 銘 吉光》と同時に、重要美術品《刀絵図》の全体を展示します。刀絵図とは、刀剣鑑識の参考とするため、必要な点を簡潔に図示したものです。本阿弥宗家の9代にあたる本阿弥光徳が1595年に制作した本作には、主として豊臣秀吉の蔵刀40口が収録されています。特に「太閤御物」として名声の高いものなどが、その後の大坂の陣や明暦の大火で焼けたり、消失したりする前の姿で確認できる点でも第一級の史料ということができます。また粟田口吉光が巻頭から12口収録されていることは、この刀工の高い歴史的評価を伝えるものとして注目されます。
2024年04月13日
一昨年4月22日に亡くなった父の三回忌の法要を行いました。7時20分ごろに家を出て、金沢駅から電車で実家へ。(8:01発、呉羽着8:52)会食は、昨年とは異なる会場で(富山駅周辺)。今回は、父方の親戚のみでした。無事に終わりました。
2024年04月07日
午後から休みを取って高岡へ聴きに行ってまいりました。ヴィオラの音色が好きなので、今回はタメスティさんのヴィオラのほうをより楽しみにしていました。真央さんが伴奏なさるのも興味深かったです。アンコールの直前の曲目解説のときの真央さんの熱い話しぶりも印象的でした。----------------------------モーツァルトヴァイオリン・ソナタ 第21番 ホ短調 K304(ヴィオラ版)シューベルトアルペジョーネ・ソナタ イ短調 D821(休憩)シューマンおとぎの絵本 Op.113シューベルト月に寄す Op.57-3,D193 シューマン月夜(リーダークライス Op.39より)シューベルト夜と夢 Op.43-2,D827シューマンアダージョとアレグロ 変イ長調 Op.70~アンコール~シューマン『献呈』シューベルト『アヴェ・マリア』----------------------------
2024年03月25日
私にとって今シーズン初めてのホームゲーム観戦は北陸ダービー。1-0で勝利しました!!富山vs金沢の試合結果・データ 明治安田J3リーグ第5節:2024年3月20日
2024年03月20日
困難を抜けて遂に歓喜へ。ミンコフスキの第九----------------------------------------------------OEK桂冠指揮者のマルク・ミンコフスキによるベートーヴェンの「第九」をついに聴ける! 首を長くして待っていた方も多いのではないだろうか。 コロナ禍に翻弄されたベートーヴェン全交響曲演奏会がようやくゴールを迎える。マルク・ミンコフスキがOEKの芸術監督を務めたのは2018年から22年にかけて。本来であれば、2020年のベートーヴェン生誕250年を記念してベートーヴェン全交響曲演奏会が始まるはずだったが、新型コロナウィルスの感染拡大により音楽界は未曽有の事態を迎えた。外国人アーティストの入国には高いハードルが設けられた。 それでも2021年の7月にミンコフスキの来日が実現して、ベートーヴェン全交響曲演奏会がスタートした。以来、4公演が開かれてきたが、唯一実現していなかったのが「第九」だ。 ベートーヴェンの交響曲といえば、 「運命」に代表される 「苦悩から勝利へ」といったドラマが思い起こされるが、ミンコフスキとOEKによるベートーヴェン全交響曲演奏会そのものが、コロナ禍という苦しみを乗り越えて、今回の「第九」で勝利に至るストーリーを描いている。このシリーズにはミンコフスキにとってもOEKにとっても大きな意義を持つ。もともとミンコフスキは古楽器によるアンサンブル、レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴルを創設して名を挙げた指揮者。古楽畑の出身者にとって、ベートーヴェンの交響曲は待ち望まれたレパートリーであったはず。 そのミンコフスキが「長年の夢だった」と語るベートーヴェン交響曲全曲演奏会がOEKで実現することは、金沢の音楽界にとってエポックメイキングなことでもあった。また、OEKにとってベートーヴェンの交響曲は歴代の音楽監督と数々の名演を重ねてきた最重要レパートリー。 芸術監督であったミンコフスキとの全曲演奏は、楽団の歴史に欠かすことのできないマイルストーンと言える。実力者ぞろいの独唱陣と日本を代表するプロ合唱団である東京混声合唱団の共演を得て、いまミンコフスキとOEKは「歓喜」へと向かう。(飯尾洋一:音楽ジャーナリスト)----------------------------------------------------東混の合唱が素晴らしかった!!編成的にOEKが第九を演奏できるのか?と思っていましたが、まったくの杞憂でした。それぞれの奏者の音がとてもはっきりと聞こえてきて、ミンコフスキさんによって、生涯忘れることのできない第九を聴くことができました。---------------------------指揮:マルク・ミンコフスキ(OEK桂冠指揮者)ソプラノ:中江早希(ユリア・マリア・ダン氏に代わり)メゾ・ソプラノ:中島郁子テノール:小堀勇介バス:妻屋秀和合唱:東京混声合唱団ベートーヴェン交響曲 第9番 ニ短調 作品125 「合唱付き」---------------------------※3/15 第479回定期公演 出演者変更のお知らせ(ソプラノ)
2024年03月15日
中村記念美術館に行ってまいりました。うっすらと雪が積もっていました。---------------------------------暖かな陽につつまれる春は、外に出かける機会が増える人も多いのではないでしょうか。名所観光、日常の小旅行、故郷からの旅立ちなど、異なる土地を訪れて新たな経験をし、そこで多くのことを感じることでしょう。実際に訪れずとも、文芸を通して、古来愛でられてきた風景に思いを馳せるということもまたこころの旅といえるのかもしれません。 今春には北陸新幹線が金沢から敦賀まで延伸します。北陸と京阪神は、昔から人の往来により、さまざまな文物や技術が相互にもたらされました。新幹線により、往来にかかる時間は短縮され、文化的な交流はますます盛んになることでしょう。 本展覧会では、旅にまつわる美術工芸品と、季節にふさわしい茶道具を展示いたします。日常を離れて旅の気分をどうぞお楽しみください。---------------------------------
2024年03月10日
フィンジとヴォーン・ウィリアムズ。川瀬賢太郎のイギリスプログラム。----------------------------------------------------日本におけるイギリス音楽の人気は少しずつ上がってきているように思う。かつては「イギリスには大作曲家がいない」などといったことも言われたものだが、最近はずいぶん認識が変わってきたのではないだろうか。イギリス人指揮者のみならず、日本人指揮者にもイギリス音楽に取り組む人が増えてきた。OEKパーマネント・コンダクターの川瀬賢太郎はフィンジとヴォーン・ウィリアムズの作品からなるオール・イギリス音楽プログラムを披露する。OEKにとってはやや珍しいレパートリーかもしれないが、初めて耳にする人にも親しみやすい作品ばかり。心地よいひとときを過ごせるはずだ。フィンジの 「弦楽のためのロマンス」 はみずみずしいリリシズムに貫かれた佳品。柔らかく繊細な楽想にほのかなノスタルジーがにじむ。そのフィンジの師匠筋にあたるのがヴォーン・ウィリアムズ。しばしば 「もっともイギリス的な作曲家」 と呼ばれ、民謡の採集を通じて独自の牧歌的で幻想的な作風を築き上げた。オーボエ協奏曲では世界的名手、吉井瑞穂の独奏が期待を高める。交響曲第5番は第二次世界大戦中に書かれた作品ながら、豊かな田園情緒が息づく。そこに平和への祈りを読みとることも可能だろう。(飯尾洋一:音楽ジャーナリスト)----------------------------------------------------どれも初めて聴く曲でしたが、素晴らしい演奏でした。OEKとイギリスプログラムは相性が良いと思います。---------------------------指揮:川瀬 賢太郎(OEKパーマネント・コンダクター)オーボエ:吉井 瑞穂コンサートマスター:アビゲイル・ヤングフィンジ弦楽のためのロマンス 変ホ長調 Op.11ヴォーン・ウィリアムズオーボエ協奏曲 イ短調~アンコール~イングランド民謡グリーンスリーヴス(休憩)ヴォーン・ウィリアムズ交響曲 第5番 ニ長調~アンコール~アイルランド民謡ロンドンデリーの歌---------------------------
2024年03月09日
午後から休みを取った理由はこれ。チケットはずいぶん前から完売になってました。弱音がとっても美しかったです。----------------------------シューベルト即興曲集 D935 op.142(休憩)モーツァルト幻想曲ニ短調 K.397シューマン子供の情景 op.15ショパンアンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ op.22~アンコール~ショパン幻想即興曲24の前奏曲より第17番----------------------------
2024年03月04日
午後から別件で休みを取ったので、富山県美術館へ行ってまいりました。倉俣史朗のデザイン――記憶のなかの小宇宙倉俣史朗(1934-1991)は、没後30年以上を経た今なお、デザインの領域にとどまらない高い評価を受け、影響を与え続けているデザイナーです。アクリル、ガラスのほか、建築用金属素材も用いて、主に家具とインテリアを中心に、時に同時代の美術の影響を受けながら展開されたその仕事は、デザインや社会の状況への問いかけも含みながら、今もなお人々を魅了しています。倉俣史朗の名を冠した展覧会としては、約10年ぶりの開催となる企画です。デザイナーとして独立する以前の20代の頃の仕事を紹介する資料から、56才で突然世を去るまでにデザインした家具やインテリアを、《ミス・ブランチ》(1988年)など当館所蔵の椅子7脚も織り交ぜながら、時代順に辿ります。また、晩年の倉俣が残した夢日記やイメージスケッチ、傍らに置いた蔵書やレコード、そして倉俣自身の言葉を通して、その内面や思考の背景など「倉俣史朗その人」を伝えることも試みます。
2024年03月04日
令和6年度の友の会への継続申込みとあわせてコレクション展を観に行ってまいりました。天神画像と文房具前田家が家祖と崇める菅原道真の忌日が2月25日であることにあわせて、毎年この時期には「天神画像と文房具」をテーマとした特集展示を行っています。「文房具」から連想するように、道真は「学問の神様」として崇められますが、さまざまな姿で描かれた「天神画像」は、「学問の神様」以外の道真の姿を伝えています。敷物に座す道真を描いた《胞輪天神画像》(ほうりんてんじんがぞう)ですが、よく見るとその表情は目を見開き、何かを睨みつけているようです。両肩も鋭く上がっています。本図は、束帯(そくたい)姿であることから「束帯天神」とも称されますが、「怒り天神」とも呼ばれます。道真が座す敷物は、実は大宰府へ向かう船の中でとりあえず用意された綱を巻いただけのもので、道真は惨めさのあまり、怒りをあらわにしたのでした。《縄敷臨水天神画像》(なわしきりんすいてんじんがぞう)は、真っ白な髪の道真が水面を見る姿です。苦悩の余り、一夜にして白髪(一夜白髪天神)になった道真は、大宰府の川面に映った自らの姿に驚いたという「水鏡天神」の逸話に基づいています。一方、梅の枝を持ち中国風の姿で描かれた道真像もあります。《渡唐天神像》です。道真は後に中国へ渡り法衣を受けたという、中世の禅僧の間で語られたエピソードに基づき描かれました。《渡唐天神画像》は真正面姿がほとんどですが、前田育徳会が所蔵する江戸時代の画僧月僊(げっせん)が描いた画像は、少し体を右に傾けているのが特徴です。作品リスト金沢城の絵師たちかつて金沢平野を一望する小立野台地の先端にそびえていた金沢城の御殿は、江戸時代を通して2度の焼失、再建を経て姿を変えながら、加賀百万石の中心としての役割を担ってきました。しかし、明治14年(1881)、失火によって焼失し、その歴史に終わりを告げました。現代に入り、石川県では金沢城の中枢であった二の丸御殿を復元整備する取り組みを進め、御殿の内装についての調査も行っています。御殿の障壁画は、ほぼすべてが失われ、《唐花図(中村神社拝殿天井画)》を除いて現存が確認できません。今回の特集展示では、詳しい資料の残る文化度造営の金沢城二の丸御殿において、障壁画を描いた絵師たちを取り上げます。御殿内部の障壁画を描いた絵師たちは、臨時の手伝いも含めると26名にのぼりますが、3つのグループ、①江戸から来た狩野派の絵師、②京都から来た岸派の絵師、③地元の絵師、に分けることができます。本展示ではこのうち、②に属する岸駒(1749/1756~1838)とその息子岸岱(1782/1785~1865)、そして③に属する佐々木泉景(1773~1848)の作品を展示します。彼らの残した作品から、在りし日の金沢城に思いを馳せていただければと思います。作品リストヴァリエーションズ - 画家たちの変奏曲 -ひとつの主題や旋律が、様々に形を変えて表れる曲を変奏曲(ヴァリエーション)といいます。有名なところではモーツァルトの「きらきら星変奏曲」やバッハの「ゴルトベルク変奏曲」などは、お馴染みの名曲です。さて、多くの画家たちは、ひとつの主題(テーマ)を繰り返し描いており、その様相はまるで変奏曲のようです。ひとつの主題を一度の制作で極められる画家は希でしょう。かえって何度も繰り返し挑戦するだけの価値を認める主題との出会いは、画家にとっての幸福といえるかもしれません。今回の特集では、ひとつの主題に繰り返し挑む日本画家たちの作品をご覧いただきます。作品リスト優品選当館の収蔵作品から優品をセレクトして展示いたします。作品リスト特集 小松芳光小松芳光没後30年にあたり、所蔵する小松作品ほか、今年度新たに収蔵となった作品等を紹介します。小松芳光は明治36年金沢市に生まれました。大正13年東京美術学校聴講生となり、その後、植松包美に師事しました。昭和2年第8回帝展に初入選、13年第2回新文展特選。戦後は日展を舞台に意欲的に活躍し、21年特選、43年文部大臣賞を受賞。52年には加賀蒔絵で石川県指定無形文化財保持者となりました。また、昭和23年より金沢美術工芸大学教授として後進の指導にもあたり、44年に定年退官、名誉教授となっています。小松のモダンなデザイン感覚と加飾による独創的な意匠作品は漆芸界に新風を吹き込みました。作品リスト
2024年03月03日
会期が長かったので「まだ大丈夫!」と思っているうちに、残り1週間になってしまい、慌てて観に行ってまいりました(いつものパターン)大変興味深い展覧会で、ゆっくりじっくり観ました。国立工芸館が金沢に移って本当に良かったと思います。それにしても入場料が300円。安すぎないだろうか…?印刷/版画/グラフィックデザインの断層 1 9 5 7 - 1 9 7 9展覧会についてマス・コミュニケーション時代が到来した戦後の日本では、印刷技術の飛躍的な発展とともに美術と大衆文化の結びつきが一層強まり、複製メディアによる表現が関心を集めました。印刷/版画/グラフィックデザインという領域は近接し重なり合いながらも決定的なズレのある、まるで〈断層〉のような関係性であり、その断層の意味を積極的にとらえ直して自在に接続したり、あるいはその差異を強調するような、さまざまな実践が展開されていきました。その舞台の一つとなったのが「東京国際版画ビエンナーレ展」です。同展は世界各国から作品を集めた国際的な規模の版画展で、1957年から1979年まで東京国立近代美術館、京都国立近代美術館などを会場に全11回が開催され、当時の気鋭の版画家やデザイナーの活躍の場となりました。本展は国立美術館のコレクションから東京国際版画ビエンナーレ展の出品作家を中心にご紹介します。同時代の多様な視覚表現のなかに交錯した版画とグラフィックデザインの様相を通して、印刷技術がもたらした可能性とその今日的意義を改めて検証します。あわせて、1977年に開館した東京国立近代美術館工芸館の記念すべき第1回目の展覧会「現代日本工芸の秀作:東京国立近代美術館工芸館 開館記念展」をふり返る特集展示も行います。東京国際版画ビエンナーレ展が開催されていた当時の、工芸の現代性にも目を向けていただく機会になれば幸いです。
2024年02月25日
いつもどおり9時から。
2024年02月25日
道義×OEKの歴史を込めた直球ド真ん中----------------------------------------------------2024年末の引退を宣言しているOEK桂冠指揮者、井上道義が石川県立音楽堂に帰ってくる。 2007〜2018年の11年間にわたってOEKの音楽監督を務めたマエストロのこれまでの歴史を振り返るような記念碑的なプログラムが組まれた。 曲はハイドンの交響曲第100番「軍隊」、武満徹の「弦楽のためのレクイエム」と「3つの映画音楽」、グルダのチェロ協奏曲。これらの曲名を目にして、井上&OEKコンビによる過去の名演を思い出す方も多いことだろう。 OEKの大切なレパートリーだ。ハイドンの「軍隊」はトルコ風の軍楽隊が模されていることから、この愛称が付いた作品。作品ごとにさまざまな趣向を凝らしたハイドン一流のウィットが込められている。 武満徹は20世紀日本を代表する作曲家であり、OEKと縁の深い作曲家。「弦楽のためのレクイエム」は一躍作曲者の名を知らしめた初期作品である。「3つの映画音楽」は井上 & OEKコンビにとって自家薬籠中の物。 グルダのチェロ協奏曲では、長年OEKの首席チェロ奏者を務めたルドヴィート・カンタが独奏を務める。 協奏曲といっても普通の協奏曲ではない。ジャズやロック、 民俗音楽などの語法が詰めこまれた、 まったく型破りな作品だ。(飯尾洋一:音楽ジャーナリスト)----------------------------------------------------マエストロ最後のタクトかと思っていたら、秋に定期公演とオペラ公演があるようで、うれしい限りです。マエストロはもちろん、カンタさんも素晴らしかったですし、ハイドンも武満もOEKの良さ・素晴らしさが十二分に表れた演奏会でした。---------------------------指揮:井上 道義(OEK桂冠指揮者)チェロ:ルドヴィート・カンタ(OEK名誉楽団員)コンサートマスター:アビゲイル・ヤングハイドン交響曲 第100番 ト長調 Hob.Ⅰ-100「軍隊」(休憩)武満徹弦楽のためのレクイエム武満徹3つの映画音楽グルダチェロ協奏曲---------------------------マエストロのブログ
2024年02月18日
金沢市立中村記念美術館へ企画展「寿ぎの工芸」を観に行ってまいりました。---------------------------------------- 寿ぐ(ことほぐ)とは言祝ぐとも書き、慶びや祝いの言葉を述べて祝賀することを意味します。慶びや祝いの場面としてどのようなシーンが想像されるでしょうか。人生になぞらえると、誕生・成長・成人・結婚・出産・長寿などがあります。また社会生活においては、学業達成や立身出世など、目標とした物事の成就が挙げられるでしょう。四季折々の行事や人生の節目の祝い事など、ひとの一生にはお祝いの場面が数多くあります。 言葉にこめた祝福や成就を願う気持ちは文字となって残り、また、思いを託した絵柄や文様で身の回りの調度品を彩ることで、祝賀を表現することも行われてきました。本展覧会では、新年を祝う意味も込めて、祝福や願望を託した装飾をもつ工芸品ならびに絵画と書を展示します。----------------------------------------
2024年02月11日
インフルエンザにかかってしまい、2週間前の予約をキャンセルしたため、4週間ぶりの鍼治療です。お天気が良かったので、歩いて行きました。まだ少し咳が出る状態でしたので、その旨を伝えました。久しぶりだったからか、翌日になってから眠気に襲われました。朝、いつもより1時間遅く起きたにもかかわらず、お昼前に眠くなるし、昼食後にも眠くなったので、横になっていました。翌日(月曜日)が振り替え休日でよかったです。
2024年02月11日
オーケストラ・アンサンブル金沢 令和6年 能登半島地震 復古支援チャリティコンサート~祈り、安らぎ、勇気~「コンサートの収益をすべて義援金として石川県を通じて被災地へ送られる」という趣旨のチャリティコンサートがありましたので、聴きに行ってまいりました。---------------------ビデオメッセージ 広上 淳一黙祷祈り ~亡くなられた方への追悼をバッハ管弦楽組曲第3番ニ長調BWV1068第2曲アリア 指揮 松井 慶太安らぎ ~皆さまの平穏を願いハイドンチェロ協奏曲第1番ハ長調Hob.VIIB:1指揮 松井 慶太チェロ ルドヴィート・カンタ(休憩)勇気 ~復興に向かう勇気をベートーヴェン交響曲第7番イ長調op.92指揮 川瀬 賢太郎
2024年02月06日
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