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2019年11月25日
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カテゴリ: 最近観た映画
原作を読んでいなかったし、現時点でもまだ読んでいません。。
ですが、福田進一さんがクラシックギターの監修をなさったこと、
映画をご覧になった方の感想をツイッター等で拝見すると、
音楽(もちろんクラシックギターの曲)がとても映画に合っているとのこと、
また、主演の福山雅治さんが本当に弾いていると知り、
映画を観るためにではなく、音楽を聴くために観に行ってまいりました。

福山雅治が、自身と石田ゆり子が初共演を果たす映画『マチネの終わりに』のメインテーマ楽曲「幸福の硬貨」を、クラシックギターで演奏する。
2019年11月1日に全国公開となる本映画。福山は天才クラシックギタリスト役として本作に出演するが、クラシックギターの演奏は人生初。
日本を代表するクラシックギター奏者・クラシックギター監修の福田進一からのアドバイスを受け、約3か月間、練習に励んだという。
普段使っているアコースティックギターやエレクトリックギターとまったく違う演奏方法に本人は「とても苦戦した」と言いつつ、
福田曰く「天性の音楽家としての勘の良さ」でその技術を見事習得した。
そんな福山自身が、クラシックギターで奏でる映画のメインテーマ「幸福の硬貨」は、
『昼顔』 『アマルフィ 女神の報酬』など数々の映画サウンドを手掛けてきた菅野祐悟が、本作のために書き起こしたクラシックギターのオリジナル楽曲。
主人公・蒔野(福山)とヒロイン・洋子(石田)、二人の運命を強く結びつける重要な劇中曲で、物語では蒔野がギターを好きになる(始める)きっかけの曲であり、
20年前に行われたデビューコンサートにて蒔野自身が演奏。さらに、洋子はそのデビューコンサートを偶然鑑賞していた――という、二人の“出会い”の曲となる。
◎福山雅治 コメント
僕が今まで自分なりにやってきたアコースティックギターやエレキギターとは、全然違うもので、大変勉強になりました。
福田さんのアドバイスの元、クラシックギターの弾き方、押え方を学べたことで、自分の音楽にフィードバックするものがたくさんありました。
『クラシックギターでの弾き語り』という演奏スタイルも、さっそくライブに取り入れさせていただいております。
これからの音楽人生でクラシックギターを演奏する時、蒔野聡史というギタリストはずっと自分と共にいて、
同時に、競うべきライバルになってゆくのだと思います。
◎西谷弘(監督)コメント
福山さんがミュージシャンとして普段、手にするギターと、クラシックギターは似て非なるもの。
その演奏方法の全てが別物でした。それを本番までのたった数ヶ月で習得するのは絶望的。
それでも挑む福山さんを横目に、僕はギタリストの吹替を用意するよう、スタッフに頼みました。
福山さんは爪を何度も割り、関節を痛めながらもクラシックギターとの格闘の日々が続きました。
結果、心配には及ばず福山さんは100%クラシックギタリスト蒔野聡史と化しました。
是非、映画館で皆さんの目と耳で確かめて頂けたらと思います。
◎福田進一(クラシックギター監修)コメント
同じギターとは言え、ロックとは全く異なるクラシックギターの奏法を限られた時間の中で習得するのは、
大変な根気と努力のいる作業だったと思いますが、福山雅治という、天性の音楽家としての勘の良さ、
学ばれる時の集中力の高さには目を見張らせるものがありました。
その結果として、理想の天才クラシックギタリスト蒔野聡史が誕生したと思います。
この映画で最も重要な音楽は菅野祐悟さん作曲の「幸福の硬貨」です。
この哀しさと切なさの中にも、凛とした清々しさを感じさせる旋律を福山さんは見事に演奏されています。
その音色は実に暖かく人間味に溢れており、やはり福山さんは根っからの音楽家なのだな…
と感心させられました。

が、とてもよくできた映画で、すっかりストーリーに入り込んでしまいました。
(原作を読んでいたら、『蜜蜂と遠雷』のように別の感想を持ったかもしれませんが)
音楽だけでなく映画そのものも良かったです。観に行ってよかった。
近いうちに原作を読み、映画との違いを比べてみたいと思います。
そしてそのあとで、もう一度映画を観られたら…と思います。





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最終更新日  2019年11月27日 12時14分07秒
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