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桃の節句が近い、おなじみ秦野「風の吊り橋」でございます。つるし雛や雛人形が飾られたお茶室で、抹茶と春の和菓子を頂くひとときに、和の文化の奥深さと幸せを感じます。床の間の雛人形を眺めていたら‥御内裏さま(男雛)の前に、履物がきちんと揃えられていましたが、あれれ‥?お雛さま(女雛)の方には履物がありません。近くに寄って周囲を探してみましたが、やっぱり無いのです。どうやら最初から、女雛には履物が用意されていないようです。何故なのかしら?そんな話題で盛り上がった、陽だまりの中の一服でした。平安時代は通い婚だったから、きっと、女は外を出歩かないで、ひたすら男の牛車が門前に止まるのを待っていたのでしょう。当時は、男性が通って来るか来ないかは死活問題。召使い達は牛の大好きな塩を門前に盛って、当家の前に牛を止まらせるように苦心したようです。今でも店の前に盛塩を置くのは、その名残りだそうですよ。紅、薄桃、桜色・・花いっぱいの散歩道。里山がピンクのグラデーションに縁取られる幸せな季節が今年もまたやってきます!履物をはいて自由に出歩ける現代は幸せですね。花の香りに誘われて‥私の愛する秦野の街です。遠くに風の吊り橋を望むこの場所は、「スローフード秦野」会員の岩嶋徳さんの畑です。春だ! そうだ、畑を見に行こう! ・日 時 : 3月1日(日) 13:00~17:00・場 所 : 「はだの有機栽培クラブ」圃場・交 通 : 神奈中バス 渋沢駅北口・大倉行(渋02系統)『プログラム』 13:00 集合場所にて受付 13:30 はだの有機栽培クラブ圃場見学 15:00~ 交流・懇親会(上公民館) ・参加費 500円・参加申し込み 会場の都合により先着20名までとさせていただきます。 参加ご希望の方は、住所、氏名、連絡先を明記して 有機ネット神奈川事務局までお申し込みください。 ●2月21日「国際交流・講演会」【スローフードな幸せ】は無事終了いたしました。 会場にお越し下さった皆さま、ご協賛いただきました皆様には 心から御礼申し上げます。ありがとうございました!東京から秦野まで応援に駆けつけて下さった「ぜんさん」こと太田社長です。ありがとう~☆ ↓
2009年02月26日
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秦野が誇る丹沢伏流の「おいしい水」トップ写真はその湧水周りの「わさび田」です。庭でわさび田が作れるほどの、きれいな水をふんだんに使えるこのお宅は、270年前に造られたMさんの家です。以前はもっと大きな民家だったそうですが、五年まえに建屋を半分に縮小し、今でも作業場として、地域の仲間が集まれる居間として使っているそうです。先週・土曜日、裏山の竹伐りをするために集まった「炭焼き会」の皆さん、そのボランティア活動に、今回、ウチの彼も参加させてもらったのです。それに便乗?して、興味津津で取材に出かけた私は、この家の台所で美味しいものを作り続けている二人の素敵なお母さんにお会いしました。昔ながらの「母ちゃんの味」を今も変わらずに伝えて‥秦野の貴重な宝だと思います。『私ら、嫁に来て、お姑さんに教わって‥ 当たり前のことを毎日やっていただけだから‥』その当時のこんにゃくを二人で思い出しながら試しに作ってみたら、欲しい人が次々に買いに来て、今では毎日100個も作ることになり、それでも足りず、休めなくなってしまったと、ちょっと嬉しい悲鳴に‥防腐剤や添加物を一切使わず、コンニャク芋と丹沢伏流水だけで作ります。最近、芋洗いの器械を新調したので、少し楽になったそうです。洗って、切って、蒸して、残った黒い部分は一つづつ手で削ります。すり潰し、水を加えて、凝固させる水酸化カルシウムを入れ適度な硬さまで練り上げます。型に流し、半日ていど置きます。固まったら切り分けて、これで終わりかと思ったらこのあと熱湯で30分ほど煮たてて、やっと完成です。こんにゃく一つに、ずいぶん手間も時間もかかって、日本のスローフードです。こんな風に昔はみんなスローフードだったんですよね。里山には、安全でおいしいものがイッパイです!これからの季節は、山菜、筍、山椒の芽。帰り際に、すご~く旨い沢庵までお土産にもらったうえ、『こんどは、お友達もみんなで一緒においで~ 母ちゃんの料理をどっさりこさえてあげるから~』と、嬉しいお言葉まで頂いてまいりました。ワ~イ!という訳で、皆さま、本当に行きましょう!「正調・日本の母ちゃんの味」です。すいとん、巻きずし、採れたて筍の料理、山菜のてんぷら、コンニャクの刺身や煮物など、春の恵みの幸せを、囲炉裏端でご一緒にいかがですか?詳細は近日中にご案内いたします♪●講演会のお知らせ国際理解講座【食から見える世界】 ・日時: 2月21日(土) 午前9時半~正午 ・場所: 本町公民館・主催: 秦野市国際交流協会・秦野市・定員: 先着30名(申込先着順)・申込: 0463-82-5118 秦野市市民自治振興課(要予約)・プログラム時間割09:30am 開場09:40am~10;40am 手打ち蕎麦の実演と「そばの話」石庄庵社長 石井貞男(調理室)10:45am~11:25am 講演「イタリアで見つけたスローフードな幸せ」中川璃々(中会議室)11:30am~正午くらい 打ちたて蕎麦と搾りたてオリーブオイルの試食会(和室)【イタリアで見つけたスローフードな幸せ】「食」の楽しさや安全を根本から見直そうと、1980年代にイタリアから始まったスローフード運動。ゆったりとした食卓から始まる豊かな人生観を一緒に考えてみませんか?スローフード秦野・代表 中川璃々がイタリアで見つけたスローフードな幸せと、秦野・田舎暮らしのあれこれをご紹介いたします。 国際理解というタイトルがちょっと大げさ?すぎて、少しばかり(わ、私が‥?)という気もいたしますが‥お声をかけて頂き、嬉しいご縁でもあることですしいつものリミン節で頑張ってきます。ま、難しい話は抜きにして、手打ち蕎麦を食べたり、イタリア土産のオリーブオイルにフォカッチヤや丹沢紅茶で美味しい時間を楽しみましょう!宜しければ0463-82-5118までご予約を~☆
2009年02月16日
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急遽、用事で仙台に行っていました。ご無沙汰していますが、皆様お元気ですか。用事とはいえ、その合間に、ウチの彼の友人がアチコチ案内してくださって、M氏ご夫妻のおかげで冬の仙台を堪能して参りました。トップ写真は「瑞巌寺」の廊下。障子の和紙を透かして差し込む光の美しさ。日本人の美意識を誇りに思う瞬間です。屋根からしたたる雪どけ水が、煌めく一筋の帯になり‥春の近さを感じます。瑞巌寺の臥龍梅(ガリュウバイ)気がつくと、梅のつぼみがほんのりと色づいて、こんなに膨らんでいました。この梅は、伊達政宗が1593年豊臣秀吉の命で朝鮮に出兵した折、冑を植木鉢として持ち帰ったものだそう。瑞巌寺の上棟のとき以来四百年の厳冬酷寒の風に耐えて、毎年4月には馥郁たる薫香と共に華麗な姿を見せてくれるとのことです。それから瑞巌寺の宝物殿へとまわりました。ここには国宝級のお宝が目白押しでしたが、その中にあった能面の一つが面白かったのでご紹介。狂言面「賢徳」(室町末期)‥普段とりすました高僧の化けの皮が剥れた瞬間の表情なんだそうで、これにセリフをつけるとすれば?『しもうたぁ‥バレバレやん』って感じかなぁ?●今回、思いがけずポスターで、素敵な企画展を見つけ、あまり時間もなかったのですが、無理やり連れて行ってもらいました。向かった先は、仙台市「歴史民俗資料館」この資料館は建物自体が素敵だなぁ‥と思ったら、明治7年完成の現存する宮城県最古の洋風木造建築でした。「歩兵第四連隊兵舎」として、終戦まで70年間、陸軍が使用していた所だそうです。今回お目当ての企画展は、「人は何を思い、何を食べ、何を祈ってきたのか ~ハレとケの食事~」・ハレ‥儀礼や祭、年中行事などの「非日常」・ケ‥ふだんの生活である「日常」※「ハレとケ」とは、柳田國男によって見出された、時間論をともなう日本人の伝統的な世界観のひとつ。 学芸委員の方にご挨拶した際に、ちょうど2週間ほど前、スローフードジャパンの会長がここで講演したばかりと伺い、やっぱりねと納得!仙台はさすがジャパン事務局があるだけのことがあります。建物も展示も、とても良い企画展だと感心しました。いつの時代も「食べることは生きること」であり、「そして、祈ること‥」でもあるんだなぁ‥と、「食」への思いをまたあらためて考えた仙台の旅でした。そして、使い続ける道具の美しさにすっかり魅了された私は、以前から欲しかった「南部鉄器」の小さな鉄ビンと鍋を思いきって購入してしまいました。予定外の買い物でしたが、私が居なくなっても、鉄ビンだけはずうっと残るんだろうな‥生きているうちは、なるべく毎日、心をこめて使ってあげよう‥と愛しくなってきているところです。
2009年02月09日
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