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2021.12.12
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​事務員なので一般の人よりは、年金の制度を理解してる方だと思うけど、
事務仕事って、特に講習などで習う機会がないままやってる。
ごくごく初心者用、又は何かピンポイントの説明会はあって、たまーに参加することもあるけど、
例えば従業員が出産した時どの手続きが必要かとかは、
主にネットで検索し、一応以前配布された社会保険事務の手引きみたいのを読み、してなんとかかんとかやっているのが現状。

で、その社会保険事務も、年金事務所に出すもの、協会けんぽに出すもの、雇用保険事務所に出すものと、別々に書いてあったりするので、モレ無く全ての手続きをしないと、従業員に不利益が出てしまう以上すごい神経を使う。




そんなこともあり、時々気になるような社会保険の本を読んだりもする。
今回気になったのは、是枝俊悟さんの著書。


是枝さんの文章はすごくわかりやすい上に、付随する事もちゃんと補足されていたりで「完璧」!って先日思ったので、早速この本を注文してみたという訳なのだ。

62歳の私だけど、35歳前後の人向けだけではなく、ちゃんと全ての世代向けに書かれている。




第3号制度が1986年に施行されてから、ずーーーっと女性は「その中に入らないと損」とTVでも言われていて。
もう少し稼げないかなあ …と思ってみても、
良い就職先が運よく見つからない限り、もし第三号を出ても少なくとも150万、でも実質拘束される時間など考えたら、最低で200万以上の年収が無ければ苦労ばかり多くて得がほとんどないってのが、実情でありました。


ところがここ10年位でしょうかね?
気が付いたら、女性が40代でも普通に正社員募集が多くなってきて、
ハッキリ言って50代でも正社員になろうと思えば普通になれる時代に変わってきたのですね。

何故でしょう・・・
都会はわかりませんが、地方では人口がジワジワと減る一方で、特に若い世代が人手不足と聞きます。


ってか、私の会社での実情はそんな感じです。
余程だらしなさそうな感じでなければ、50代前半まで若手として採用決定( ´艸`)
そう、いつの間にか状況は変わりつつあるのですね。


確かに、田舎の、特に女性の給与は低くて、かなり長く勤めている女性社員でも、年収が300万円を超える人はわずかですけど、250万位は稼げます。

厚生年金で差し引かれる金額は大きいけど、老後の年金が死ぬまで少しは増えるので、安心感もある。


介護休業もたった93日分とはいえ支給されるし、(1年以上勤務した人)
妊娠・出産・育児にもいろいろな手当てが支給されて、安心して出産・育児できますし。
第三号より損にはなりません。

ホントに、年金だけではなく、「保険」機能が充実してるのです。
ただし、社会保険料だけでなく、稼げば翌年から住民税の支払いがあるので、良い事ばかりではないけど。



現実、子育てや介護が主婦の肩にかかってくるのも現実なので、第三号制度が無いと困ってしまいます。

でも、もっと働きたいけど第三号のままでいないと損かなと思ってなんとかギリギリやりくりしているなら、これからは共働きの方が老後が安心と、この本にも書いてありました。

そうなんですよね。
こんな思い込みがしっかり根をおろしてしまってるんですよね。↓

1)以前刷り込まれた、130万超えたら損する! 
 → 働きながら、社会保険の「保険」で病気などになってもある程度生活が保障されるし、老後の年金も第三号や第一号よりは多くなる。   
  (ただ、女性の給与では、そんなにまで増えませんけど(;´・ω・))

2)子育て終わって働こうと思っても、世の中そんな甘くないよ、良い条件で子育て後に働けるなんてありえない・・・ 
 → 給与は高くないけど、意外と正社員の募集はある


3)正社員なんて大変で、家の中が荒れて、子供もぐれる
 → これはね・・・私は子育てが下手なので、何とも言えません。
   ただ、この本でも、保育はプロに任せるのも良いと書いてありました。
   家計に余裕があれば、本人が進みたい進路を応援できますね。


結論としては、第三号のいる、稼ぎ手が一人の家庭で安心の年金を得るためには、
その働き手の収入は共稼ぎの夫の二倍近く必要になり、そこまでいかないのが普通だから、老後の生活は倹約が必要になるということですね。

共稼ぎの夫婦がともに長生きできれば、共稼ぎの方がゆとりのある年金生活ができる。

ただし、それであっても、定年までの生活からの落差で言えば、
ずっと長年倹約に勤めてきた専業主婦の家は、
結構余裕があった共稼ぎの家より、生活が激変しないということになります。


ただ。。。

倹約も大切ですが、第三号で居るために130万円以下の稼ぎに抑え、必死で倹約するという、今までのモデルケースの場合、無駄使いを徹底的に排除しているわけで。

そういう家庭が多かったら、景気が良くなるわけがありませんよね。

働きたい人が、働きたいように働けて、
購買意欲がある人が少し増える方が、景気の面では良いということになるのかもしれません。


35歳から創る自分の年金 [ 是枝 俊悟 ]








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最終更新日  2021.12.12 12:42:36
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