狂躁的非日常と日常

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2007年08月01日
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先日、自転車でばぶーんと売布方面に行ったときに駅前の酒屋さんで購入したワイン。
日本酒をがんばってそうだったのでちょっと期待してましたが、まあまあ普通な酒屋さんでした。※日曜に散歩しているときに通るんですが、日曜は店休日だったりします。

そのときに買ったワインがこれ。

ブルゴーニュ・キンメリジャン・ブラン[2005] ドメーヌ ジャン・マルク・ブロカール
って写真をとらなかったのであれなんですが…。キンメリジャンっていうのにおやっ?てなって買ったのですが、案の定ブルゴーニュでもシャブリ地区の生産者さんでした。
キンメリジャンはジュラ紀の地層帯で、堆積層には2枚貝とかの貝の化石が多く含まれています。このアルカリ土壌のミネラルがブドウに与える影響が大きいと言われています。

有名どころではシャブリ地区で地殻変動によって隆起したキンメリジャン層に植えられたシャルドネ種が地中のミネラルを吸い上げて硬質で酸度が勝ったワインを作ります。その地層はシャンパーニュとかにも行ってるんじゃなかったかな?(適当知識)そのままイギリス南部にもあるとかなんとか…。牡蠣にはシャブリがあうとよく言われますが、これは貝の化石から吸収されたミネラルが好影響を及ぼしているからと解釈されてます。

けどね。「神の雫」を読んでいた方はわかると思うのですが、作品中ではシャブリでもプリュミエ・クリュ(や結果としてグラン・クリュ)と牡蠣はそんなにあわないといわれているのです。けどシャブリのAOCは確か地層をベースにしていたと思うので、結果としては土地としてのわかりやすい違いというのはあんましないのではと思います(ないとはいいません)。

シャブリの味わいは土地よりも気候。そして醸造方法にあると私は考えます。(勝手にだけど)ブドウ栽培の北限に近いシャブリでは完熟できるブドウは限られてきます。完熟しても酸度の強いワインになります。だから補糖するんだし。AOC的には暖かい南向き斜面の下部がグラン・クリュになるのでブドウが完熟しやすく、酸がやわらかくなる傾向にあるとおもいます。だから逆説的に村名シャブリは酸が強いワインになります。

また、シャブリの伝統的な醸造方法は樽熟成はさせないので、ピュアなブドウの酸味が生きてきます。ここらへんも上のクラスになると樽熟成させるのでいわゆる「シャブリ」の一般的な味わいとは変ってきます。ロンデバキかなんかのシャブリ・グランクリュを飲んだことがありますが、上質な白ワインでしたがいわゆるシャブリである必要はなかったように思います。うまかったですけどね。



じゃあ、シャブリではないけどシャブリに近いであろうブルゴーニュ・ブランをなんで飲んだかというと面白そうだったからw。けど、飲んでみるといい意味で普通なワインです。そんなに酸度もきつくなくっていいかんじかな?値段相応のワインだと思います。

っていうかあんまし覚えてない…。







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最終更新日  2007年08月01日 18時46分15秒
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