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うーむ何だか、また膀胱炎が・・・お医者に行きます。いやだよーん。というわけで、日記はまた後ほど・・・
2003年11月28日
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こんにちは今日は水曜日。朝は濃い霧に包まれていたこちらも、今はすっかり晴れて、気持ちのよい一日です。でも、これは長続きしないかな。ドイツは今、この季節にしてはとても暖かな気候を享受しています。ARDという、日本でいうNHKのような公共放送では、ハンブルク、ベルリン、ライプツィッヒ、シュトゥットガルトの中、どの都市に最初に雪が降るかというクイズをやっていますが、しばらく雪は降りそうにありません。私は大切な本が見つかったのと、12月はじめにとある講演を引き受けたのでその準備と、それから今までものろのろと進めてきたテープ起こしと、三つの用事の真ん中でうろうろしています。ほんとは本を一番読みたいのですが、お話をすることは期日が決まっているので、そちらが大きな位置を占めています。ドイツにはいろいろな団体があって、今回お話をいただいたのは、inWEnt。日本から手工業の手習いをしたい人へ、ドイツの手工業の見習いを紹介しているらしく、すでにパン屋さんの修行を終えた人が28人、ケーキ屋さんの修行を終えた人が11人とかで、そのほかに靴屋さん、最近ではフローリストの修行をしている方がいるとのことでした。話を伺っていておや、と思ったのは、彼らの修行期間が18ヶ月だということ。そういえば、矯正靴を作られている石井さんが、偽マイスターについて批判してらしゃるなぁ・・・彼らは18ヶ月で修行を終えるって言ってたなぁ。。。と、耳が大きくなりました。ドイツで手工業者として独立できる一人前(マイスター)になるまでには、いくつか段階があります。見習い、職人、マイスター。見習い(レーリングLehrling もしくはアツビ、Azubi,Auszubildendeの省略形)を終ってGeselle(ゲゼレ)というマイスターの手前の段階に昇格するには、本当は3年間必要なのね。先方の説明によれば、日本からはすでに大学を終えた人も多く修行に来ていて、3年間の中に含まれる、普通、高校生が学校で習うような一般教育の過程を省くからだということでした。そういえば、美容師さんの修行をしている友達は、学校では簿記会計も習うって言ってたっけ。そんなことも省かれるのかな。向こうに行ったら、詳しく聞いてこよう。話がずれました。私の話すべき主題はもちろんKuchen.硬くならず、できれば諸文化間の差異について、クーヘンという見地から話して欲しいということでした。大半をドイツ語、時々日本語を混ぜて20-30分ということで、いつもとちょっと勝手が違う。どうしようかな。最初からドイツ語と日本語を用意していくのが一番なんだけど、時間がかかる。というわけで、そんなことをぼんやりと構想している私です。レシピ、もうちょっと待ってね。
2003年11月26日
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うーむ。しばらくご無沙汰していたお友達に連絡を取ろうとしたら、メールが全部帰ってきてしまった。ということは、勤め先もやめているに違いない。うーむ。もし、このHPを見ていたら、連絡くれるといいなぁ。白金の寮で同室だったあなたです。お願い。というわけで、レシピは明日に致します。ごめんね。
2003年11月25日
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先日友達の誕生パーティで玉ねぎケーキとねぎケーキをごちそうになり、「うんまーい!」と思わずレシピを聞いてしまった私。だってね、その玉ねぎケーキとねぎケーキは、今まで食べたなかで一番おいしいケーキだったんだもん(笑)こんなにおいしい玉ねぎケーキは食べたことないよ、といったら、そばにいた別の友達が、「あれ、おれんちにきたとき、玉ねぎケーキはくわなかったか?」そう、彼のお母さんもケーキが得意。特にミュルベタイクと呼ばれる生地で作る、中にりんごがぎっしり入って、周りと上が生地で覆われているケーキは絶品だった。それで、そのレシピを欲しいとおねだりしたのである。「うーんにゃ、君んちではりんごと、チョコムーストルテと、後なんだっけ・・・甘いケーキのみだったよ。」そう、どこそこんちのケーキは今まで食べた中で一番うまい!というのは、ほかの家のお母さんにとって、機嫌のとり損ねになり兼ねないのでありまする。ちょっと考えて、いやいや、君んところでは玉ねぎケーキはなかったよといった私の心臓は、ちょっと、いやかなりぱっくりぱっくりと跳ね上がりかけていた(笑) ケーキはだれそれのところが一番!という一般的な言い方は決してしてはいかん。で、聞いたレシピはまだ届いてないのだけど、最近なんとなくケーキを作りたくなってうろうろしていたので、その生地を載せまする。先月、ツヴェッチュゲン(プラム) ケーキをごちそうになって、作りたくなっちゃったの。これは先日も書きましたが、ドイツの秋の王道ケーキ。ごちそうになったところはお世話になっている教授のお宅。午後5時にお伺いしたら、今日はプラムケーキを焼いたのだよ、と、一切れ二切れごちそうしてくださり、最後にはタッパーに詰めて持たせてくださった。ちなみに焼いたのは奥様であった。庭に果物がなって、それを次々に取っていくと、次々に違うクーヘンを焼くことになるそうな。教授いわく、この前はりんごで、その前は何だったかな、別の果物で・・・と、3つか4つ挙げていた。うらやましい。しかし、このうらやましい、果物をたくさん植えている人たちにとっては半強制的に作らねばいけないことになるので、ストレス満載の週末になることもあり。先週だかにお邪魔したときは、Quitten、かりんのママレードが作ってあった。これでそろそろ終わりらしい。そう言えば、月、水、金に立つ市に行くといろんな果物で作ったママレードが並んでいる。ここから先は、ケーキ作りの話題。長いので、疲れたら一休みして読んでね。切れちゃうかもしれないんだけど。ツヴェッチュゲンクーヘン、プラムクーヘンの土台はイースト生地。パンと同じだけど、砂糖が入っているのが違うのかな。私はパンを作らないので、その辺りのことはお勧め新着にあるMAOねぇさんやけすくせ?ちゃんにお尋ねするのが良いかと。よく作る方はご存知のことですが、イースト生地を使ったケーキは、出来上がるまでにかなり時間がかかります。ただし、膨らませている間は別の用事を済ませられるので、間に洗濯するとか、掃除するとか、ほかの家事の合間に作るのに便利な生地です。あちこち飛び歩く用事があるときには向来ません。日曜日に家でぶらぶらしているとか、のんびり過ごすときに、時々台所に入って生地をこね、また寝かし、ということを繰り返します。近年ドイツで作られるイースト生地のケーキがまったく減ってしまったのは、働く女性が増えたのととても大きなつながりがあります。ドイツのツヴェッチュゲが日本で手に入るかはわからないのですが、瓶詰めも缶詰もあるので、成城石井とか、青山何タラとか、明治やさんとかで見かけたら使ってみると良いかも。普通の赤いプラムは作りが違う感じなので、出来上がりはべたりとした具合になるのではないかと少し危惧。イースト生地。これは大抵天板に作ります。なんで、オーブンにいれる平たい焼き板を天板っていうのかな。オーブンを天火って言ったからか。あれ、字、もしかして違いますか。最近、違う言い方があったりするのかなぁ。そしたら教えてね。この分量は、ドイツで売られている小分けのイーストの分量にちょうど良いくらいの分量ですが、ガスレンジの下についているようなオーブンの天板に伸ばすと1、5枚分くらいの生地です。最近ドイツでも広まってきたオーブンレンジの天板だと、2-2.5枚分くらいになるのかな。あれ、小さいものね。天板はオーブンの大きさによって違うので、同じ分量の生地を作っても、大きい天板だと、生地は薄めになるし、小さいものだと厚めになります。厚い生地は焼き時間が長くかかって、台はどちらかというとふんわり型。ピザでいうとアメリカンな感じ。薄い生地は焼き時間が短くて、さっくり。私は薄い方が好きなのですが、お好みで。イーストは、生きているもの(ブロック状)と粉になっているインスタントのものとありますが、成功しやすいのは粉状のインスタント型のもの。なぜなんでしょうね。昔は生きている方が成功しやすいだろうとそちらを使っていましたが、膨らまずに悔しい思いをすることが多かったので、今は粉を使っています。こちらだと、イーストを活性化させる前置きがいらないので、時間も節約できるしね。日本では粉型のを見かけた覚えがあるけれど、それがインスタントかどうかわからないので、説明書をよく読んでくださいませ。イースト生地を作るときに気をつけること。1.金物の器具は使わないこと。プラスチックか木の道具を使ってください。これも実は私には謎なんですけど。2. バターや牛乳を温めるときは人肌までにしてください。それ以上熱くすると、イースト君がグタリとなり、最後にはお亡くなりになります(つまり膨らまない、と)3.生地を膨らませるときも、暑すぎないところにおいてね。オーブンにいれるときは特に気をつけて。生地に触らないように固く絞った布巾をかけておくと、表面が乾燥しないですみます。さてと。イースト生地の分量。始めに、卵が入らないイースト生地。インスタントイースト 1パック(7g)もしくは生きているブロックイースト 半量(21g)砂糖 小匙11/4l 人肌に温めた牛乳。このうち、最初に使うのは大匙5杯分だけ。残りはとっておいて下さい。もし、イーストを活性化させる必要があるときは、これらのイースト、砂糖 小匙一匙、そして牛乳から大匙5杯分の牛乳を取り分けて、これら3つをいっしょに混ぜます。15分、暖かいところにおいてそのままにしておきます。インスタントイーストを使う場合は、活性化の手間が要らないので便利。その時は、これらの3種の神器を以下の材料といっしょに混ぜます。小麦粉を500g用意し、そのうち2/3をボウルに篩います。小山にして、真ん中を火山のように窪ませます。残りの1/3は後で混ぜます。砂糖 75gバニラエッセンス あれば数滴塩 ほんの一つまみ溶かしバターか溶かしマーガリン 75g これは人肌に冷ましてから入れてください。熱いとイーストが死にます。冷たくてもイーストが眠ってしまうので(笑 ^^;)膨らみません。これらを小山の周りに注ぎいれます。窪みには先ほどの「イーストと砂糖小匙1と牛乳大匙5杯」を混ぜたものを入れ、少しずつ小麦粉と混ぜます。ほかの材料もいっしょになるように混ぜます。「250mlから大匙5を除いた牛乳」牛乳も、ここから50mlほどを残して入れます。全部入れてしまうとぐちゃぐちゃになる可能性が高いので、気をつけて。この時牛乳は人肌くらいに温めておいてください。イーストが生のときは、十分活性化してから残りの材料を入れてください。そうしないと活性化する力が弱まります。特に油と塩は要注意。混ぜる道具は真ん中に穴のあいた木のへらというか、匙が便利。折れる可能性があるから、根元をもって、よく混ぜます。空気を生地の間に入れるように、大きくこねこねしてください。その間に砂糖と小麦粉がイーストのおかげで二酸化炭素とアルコールと化し、焼いたときに生地が膨らんでさくさくほろほろとなる原動力になります。さて、卵を使う生地の場合。生イースト 1ブロックの半量(21g)もしくは乾燥イースト 一袋人肌に温めた牛乳 200ml砂糖 60g卵 1個塩 ほんの一つまみ柔かくしたバター 60g小麦粉 400gこのレシピでは小麦粉も少なめにしてあります。卵を1個60グラムと計算しての割合です。小麦粉を500gにしたら、砂糖と油分は75g入れるといった具合に。甘くない生地が好きな場合は、砂糖を少し減らして。でも、減らしすぎないように気をつけて。甘い方が好きなときは、上に乗せる果物によっては、100gくらいまで増やしても大丈夫。でも、出来上がりはかなり甘い感じがするかもしれません。ヘーフェツォプフと呼ばれるほのかに甘いパンを作るときは、果物の甘みがないので、このくらい砂糖を入れます。さて、よくこねたら、残りの小麦粉を入れてさらにこねます。この時から、机の上などでぎゅうぎゅうと押したりたたいたりします。台に叩き付けるのもいい感じです。ストレスが溜まっているときは思い切り叩き付けてあげましょう。そうでないときも、おいしく出来上がるもとなので、力を惜しまずどうぞ。この作業をしている間に生地がまとまってきます。こねている最中になんとなく固いな、ぱさぱさしてるな、と感じたら、残りの牛乳をちょっとずつ加えてください。ねばねばした感じはやわらかすぎです。イーストが発酵すると生地はいずれにせよ柔らか目になるので、牛乳はどちらかというと控えめに入れてください。4-5分くらい経って、十分に叩き付けたりこねたりしたな、と感じたら、生地をまとめてボウルに入れ、濡れ布巾などをかぶせて暖かいところにおきます。この叩き付けやこねは、生地が膨らむのに重要です。45分くらいおいておくと、2倍以上に膨らみます。オーブンの中にいれるときは、40度くらいにしてください。人肌くらいの水にボウルをつけて置くことも出来ます。この時は、水がさめてしまわないように時々さし湯をしてください。くれぐれも熱すぎないように。布巾は乾いてきたら取り替えます。ふたが出来るボウルの場合、ぴっちりふたをしてしまうと生地が最後まで十分に酸素を吸えないので、その時は時々空気を入れ替えます。冷蔵庫で生地を寝かせる。これ、実は邪道のようで、膨らむ成功率100%の手です。時間がないけどイースト生地を作りたーい、というときにお勧めなんですけど、作業手順の関係で最初から二日間にわたって準備したいときなどには、冷蔵庫で寝かせる手が一番。夜中に思い立って生地をこねたはいいけど、眠くなっちゃったとか、混ぜたら出かけなきゃいけなくなったとか、そんな時は生地をラップに包んで、冷蔵庫に入れます。ボウルに入れて、ふたをして寝かせてもOK。菌がゆっくり働いて、次の日にはうまい具合に生地が焼けます。菌の具合によって、二日三日平気なときもあります。これは天候や菌の具合によるので、毎日確かめて。甘酸っぱいような発酵臭が強くなってきたら、そろそろ焼いてあげなければなりません。焼く準備。天板に油を敷くか、ベーキングペーパーを敷きます。私は面倒くさがりなのでいつもベーキングペーパー。最近クッキングホイルなる、アルミホイル版のベーキングペーパーが発売されましたが、こちらの方が割高なので、私は相変わらずペーパー派。お客様に出すときなんかはホイルの方が見栄えが良いですけどね。私は商売する訳ではないのでいいのです。これをひいておきます。ピザを焼くときには天板に油を塗って直接焼く方がおいしいとかいいますが、焦げ付いた油を落とすのは容易でないので、私はパス。洗ってくれる人が別にいるときは良いんですけどね(笑)膨らんだら。。。またこねる。最後のこねこねです。これは省く訳にいかないので、生地を天板に広げる前にもう一度、天板か台の上でこねてください。---やっぱり切れました。と言う訳で、…
2003年11月23日
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こんばんは。また週末がやってきましたね。心ひそかに、今回は切番をやろうかと、とろとろ考えていた私を尻目にいつの間にか30000を超えていて、ゲストさんでございました。サボっていると、こうなるのねぇ。でもサボっていても来ていただけて、ありがたいです。今日は、2ヶ月ぶりくらいに家からネットに挑戦。入れたのでホッと一息。しかし、メールがたまっていることこの上なく、しかもこちらの引越しお知らせメールが送れない。うーむ。なぜかしらん。で、その間にいろいろ用を済ませ、ちょっと日記も書いて、で、中身がない・・・。スンません。うれしいこと一つ。私の論文書きにとって、とても大切な本が発行されました。早速買って、読むぞ読むぞと意気込み中。ドイツでは、教授資格を得るために、博士論文の後にもう一つ論文試験があるのですが、そのために書かれたものです。筆者の5,6年が詰まっている本。後ろを見たら、とんでもなく多い参考文献の数。見ているうちにめげてきましたが、本文がものすごく面白いことに気を取り直し、がんばらねば。ヘヘヘ。それではまた。よい週末をお過ごしください。
2003年11月21日
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今日は土曜日です 。もう 11月も半ば 、あと一月半で今年も終わり 。早いなぁ 。なかなかネットに入れないので、今日は先週一つ一つ書いたことをいくつかまとめてあげてみました。今年一番のネタは 、引っ越し (笑 )で 、どんなところに住んでいるのか 、まだあまり書いていないですね 。これから少なくとも論文が書き終わるまでは住む予定なので 、少しずつ書いていきます 。最近、女性雑誌のインタビューに答えたら、それを元にいろいろなところからインタビューの問い合わせが来ていますが、様々なのよね。やりとりの仕方が。この人、何を考えているのかなぁと思ったのは、とあるテレビの企画で、挨拶したと思ったらいきなり質問を始めた女性。なぜこのテーマにたどり着いたのかとか、いつ初めて考えついたのかとか、・・・・・・いわなかったけど、腹立った。普通、今ちょっといいですか、とか、時間ありますか、とか、なぜそのことについて聞きたいのかとか、いわないかね、BWRのおねーサン。失礼だよ。Ich finde es eigentlich unmöglich, daß jemand einen plötzlich anruft und einfach anfängt, ein Interview zu führen, ohne ihn erst mal zu fragen, ob er gerade ein bißchen Zeit zu reden hat oder wofür sie gerade darüber fragen will. Es war eine Moderatorin von BWR für "Menschen der Woche". Vor allem sollten die öffentlichen Medien bei solchen Eintritt gerade aufpassen, es ist einfach grob und unhöflich wie ein Trampeltier oder wäre es noch schlimmer, wenn sie denken, ach ja, jeder möchte mal bei unserer Sendung sein, da sollte man sich nur freuen.とりわけ公共のメディアは気をつけていただきたい 。有名だからって 、何をしてもいいというわけではないし、とりわけ公共性の高いものは、より礼儀正しくあらねばならないって、ドイツでは教育しないのかね。あとは 、丁寧に伺ってくれたものの、水曜に電話してきて、日曜の番組に使いたいから木曜か金曜にスタジオに入ってくれないかとか、テレビやラジオにでられるなら外の仕事をほっぽるとでも思っているのかなぁ。街頭インタビューと違うんだから、ちょっと考えていただきたいものです。今日の晩ご飯についてちょろっとマイクを向けられたりするのと、自分の論文について語らなきゃいけないのと、私にとっては次元が違うんだけどな。たとえケーキをテーマに書いていても。いつも繰り返しテレビに出たりインタビューに答えている偉い人たちにはどうってことないことなのかもしれないけれど。こういうことを書くと、鼻にかけているなどとおっしゃる方がいますが、自分の行為や何かが取り上げられて、それを嬉しくありがたく思うことと、誰かとのやりとりをする際に気遣われねばならない基本的な礼儀や何かについて、それが正しく、好ましく行われていない場合に苦情や遺憾を申し述べるのとは別次元のことです。もちろん、丁重に対応してくださる方もいらっしゃいます。だから、タイトルはちょっと語弊があるかもしれないけれど。あえてかきました。ちょっと堅苦しくなったので。いよいよクリスマス気分が盛り上がってきた今日この頃。ちまたにクリスマスのお菓子があふれ始めました。最近増えてきたのはバウムクーヘン。10年前は全然見かけなかったのにね。(このお話については、トピックを参照してください)。クリスマスのお菓子には普段にもまして砂糖が添加されている気がする。でも、気づかない人が多いかな。ドイツで誰もが「ああ、クリスマスのお菓子」と思うポイントは、シナモン、アニスなどの香料、オレンジやライムの砂糖漬け、干し果物にいろいろなナッツ類。保存が利くお菓子なんだよね。
2003年11月16日
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こんにちは。今日こそはまた、ネットに入りたいなぁと思いつつ。でも、夕方からコロキウムがあるので、ちょっと無理かな。最近はとある人への書面でのインタビューを準備しています。もっと早く進むかなとぼんやり考えていましたが、なかなか。伺いたいことがかなり細かく、たくさんあるので、彼が時間を取れるのか、ちょっと心配ですが、とにかくしたい質問を全て並べて、そのあと推敲することにして、何をどう質問するか考え中。先日、勢いに乗って、実はケーキのレシピなど書いてみたのですが、そのフロッピーが行方不明。結構頑張ったのででてきて欲しいんですけど、でてこーい(笑)昨日まで、St.Martinの市がでていました。確か11月9日だと思ったんだけど、11日だったかな。で、市は11日と12日。私は昨日、銀行へ行ったついでに少し眺めました。まちなかに近いところに住んでいると、用足しのついでにそんなことが眺められて便利。今回多いと思ったのが下着類や、シーツや何か。それから台所用品。その合間に、煎りアーモンドとかレープクーヘンとかの甘いものの屋台と、ソーセージの屋台があって、ちょこちょことアクセサリーや帽子、暖かい毛皮の室内履きなどの屋台。次の市はクリスマス市。シュトゥットガルトは第一アドヴェントあたりからクリスマスまでひと月くらい市が出続けますが、この町は12月第2週の週末のみ。そこでクリスマスのプレゼントを買う人が結構いて、かなりにぎわいます。さて。少し作業を致します。それでは。
2003年11月13日
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一昨日(8日)は月食だったのですが、み損ねました。最近早寝の習慣がついて、11時を過ぎると眠くなります。朝、その分チョコっと早く起きられるので、少し得した気分です。何せこちらは日が短いため、少しでも早起きした方がよりたくさん太陽の光を楽しめるというしくみ。元々日本に比べて気温の低いドイツ。今年は例年より早く、そして唐突に寒くなりました。10月半ばまでは「黄金の10月」と呼ばれる晴天、そして暖かな日が続き、特にこのあたり、南の地方では20度になる日も珍しくなく、誰もが「暖かいねぇ」「うれしいねぇ」と喜び合っていました。もちろん、夜になれば気温は急降下、5度を下回って、明日は霜か、明後日は薄氷か、などという日々が続きました。そして10月下旬、いきなり寒さがやってきました。冷たい、湿ったような寒さ。家にいても、暖房がちょっとでも弱いと,壁と漆喰の間から染み込んでくるような寒さです。気温にして、10度前後だったでしょうか。今期に北の街からこちらへ越してきた台湾出身の学生は「まずこの南の寒さになれなくっちゃ」とつぶやいていたほどです。しかしながらこの週末はまた晴れて、気温は10度前後ながら、風も弱く、昼間は黄葉を楽しんで散歩ができる気候でした。黄葉が楽しめるのは、しかしながらこの週末が最後かな。今年は栗拾いもちょっと逃してしまって、残念。こちらには栗の木というのはあまりなくて、知っている人は秘密にしているくらい。 きのこもそうなんですよね。たくさん取れるところは秘密にしておいて、自分だけがこっそり採りに行く。で、きのこはさておき。栗の並木、とかろうじていえる道を一つだけ知っているのですが、その名も「栗の道」。そのまんまなのですが、こちらの人の大半は端から栗を「食べられないもの」と捉えていて、拾おうと思ったりしないらしく、うまくタイミングが合えば、割と大き目の栗を拾うことができます。マロニエ、カスタニエンといえば一般に人には食べられない栗を指すので、無理もないかと思いつつ。ただ、拾った栗は大抵甘みが薄く、栗の香りだけがかろうじて楽しめるといった具合です。先日母が丹波ぐりを送ってくれ、茹でて食べましたが、その甘みの何と強くておいしかったこと。栗ってこんなに甘いもんだったかなぁと思いつつ、一つ食べてはまた次ぎ、また一つ食べては次をむき、と、感動しつつもぐもぐ食べておりました。このごろ見かける日本の果物は、かき。次郎がきの様な、弾丸型のかきです。でも、大抵のかきは渋柿なので、めったに買いません。私が今よく買うのは、ぶどう。小さな実がたくさん房になっている、大抵種無しの緑色のぶどうです。よく見ると、ギリシャ産と書いてあることが多いのね。ものによっては甘く、時にちょっと渋かったりして、最近ドイツ式買い物になれてきた私は、最初に一粒口に入れて甘かったら買う、という、日本ではひんしゅくを買いそうな買い方をしております。へへへ。それからりんごに、みかん。りんごはこの夏暑かったのと雨が少なかったおかげで豊作だろうと思いきや、実は4、5月の雨風のおかげで、収穫時期は早まったものの、収穫量は例年並みか、ともすると例年を下回るだろうといわれているとか。みかんはこの2、3週間ほどで「マンダリン」と呼ばれるものがたくさん出回っています。マンダリンはミカンとほぼ同義語だと踏んでいるのですが、種類としてはやや違って、ちょっと酸味のある、小さ目のミカンです。日本のミカンには、本当はちょっと違う学名がついているようです。そしてドイツの秋といえばプラム。梅の一種なわけですが、こちらには日本で見かけるような真ん丸のプラムと、平たいツヴェッチュゲと呼ばれるプラムがあります。最近までプラム(ドイツ語ではプフラウメ)とツヴェッチュゲは同義語で、後者が方言だと思っていたのですが、この間テレビで「ツヴェッチュゲはこの小さい平たいものをさします」といっていました。なるほどね。ドイツで秋、好んで焼かれる(もしくは強制的に焼かざるを得ない)ケーキがこれを使ったツヴェッチュゲンクーヘン。なぜ半強制的に焼かれるかというと、庭を持つ大抵の家にはこの木があって、せっかくなったたくさんのおいしい実を落としてしまうのはもったいないというわけで、せっせと収穫しては食べ、焼き、コンポートにし、お隣さんにわけ、分けてもらったお隣さんも、せっかくもらったんだからというわけで、せっせと食べるのね。それで秋のケーキといえば、ツヴェッチュゲンクーヘンと。もちろん、りんごもたくさん出てくるし、その外にも秋の味覚はたくさんあるのですが、りんごは長く保存して置けるので冬の間中いつでも出てくるし、玉ねぎケーキは南を中心としたワインが取れる地域に広まっている地域限定ケーキだし、と言う訳で、ドイツ全国に出回るケーキはドイツプラムのケーキです。
2003年11月10日
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こんにちは。カキコ、いただけるととてもうれしいです。にこにこしちゃいます。うふえへへへ。お返事も、しっかりまわらんにゃー。って、しゃべりはちょっとふにゃふにゃしております。多分、ちゅーしゃのおかげでしょう。むふふ。まゆらさんがおっしゃっていましたが、ガンこな肩凝りには注射が一番効くのでございます。で、まるで温泉に浸かった後のようになるので、ふにゃふにゃなんですにゃ(笑)閉店セールをしていた靴屋さんで膝下までの編み上げのブーツを買ったら、関節の動きが固くてまるでロボットのよう。新しい皮は硬いのよ、とこきこき歩きはじめたのですが、(しかしながら、自転車に乗るときは皮を傷つけたくないので半ブーツ)。昨日、しゃちほこのように歩いてたら、腰に来たのかな。私、立っているときの姿勢も悪くて、気をつけようと思ってるんですが、お腹が出ちゃうのね。お腹を突き出して、背骨が一段前に出て腰に乗っている感じ。この間、あるお店の店員さんに、妊娠してるの?といわれてショック(爆)お腹引っ込めて歩こうとしてるシャッツキィでございます。さて、お久しぶりです。どのくらい書いていなかったんだろう。ネットに入らない間に私が何をしていたかともうしますと、月並みながら(苦笑)ウイルスと戦っておりました。そろそろよくなってきた感じです。うれしいなったらうれしいなっと。こちらは大学も始まり、人もどっと増えました。日本と同じで、学期初めは人があふれるのねん。学食も毎日長蛇の列。とはいっても、私は学食に行くことはほとんどないので、あまり影響もないのですが。修了試験を間近に控えて、大抵お昼を学食で取る友達は、「いつもは1時半くらいに長蛇の列になるんだけど、今は12時に行っても列のしっぽにならぶようだよ」といいます。講義は大抵、11時から13時まで、14時から16時までという時間割で組まれており、それで13時頃になると非常に込み合うというのが常なのですが、最近はどの学科でも主要講義の真っ最中であるはずの時間帯まで混み合っているということで、「11時の講義には誰も出ないのかね」と彼はつぶやいていました。「そりゃ、誰もが11時の講義に出るわけじゃないだろうけどさ、でも、12時で長蛇の列とはね。」今期は10月13日から始まって、大抵10月15日以降に始まると思い込んでいる(私もそうだった)大学関係者にとっては、寝耳に水。教授陣の中にもあたふたしてらっしゃる方、堂々と「私のゼミは来週から」とおっしゃる方、さまざまでございました。うちの学科は毎学期一週遅れで始まるので、誰も困ったことはなかったようでしたが、唯一コロキウムだけは第一週から始まって、少々驚きました。これは新しい学科長が来たことに関係しているに違いない、と私は勝手に推測しているのですが。新しい学科長が来たことと恐らくつながりがあるであろうと思われるもうひとつのことは、ノーテ(Note)、つまり試験やレポートの点数の付け方についてです。主指導教官がつけた点数と副指導教官がつけた点数が異なり、しかも副指導教官が主指導教官より悪い点数をつけたという話を聞き、おやおやと思ったのは私だけではなかったはず。そして副指導教官が学科長であったと聞いて、なるほどね、と思った私です。こちらでは修了の条件が、マギスターアルバイト*Magisterarbeitと呼ばれる論文、それに口頭と筆記の試験で、これを主指導教官と副指導教官が審査します。試験の点数は最優が1、優が2、良が3、可が4、5、6がいずれも不可で、1、1,3、1,7、2、という具合につき、それぞれ、1+、1-などと呼ばれもします。それが良いか悪いかは別として、これまでうちの学科では主指導教官のつける点数に副指導教官が習うのが例でした。もちろん、前に両指導教官は点数について話し合いをします。話を聞いていると、大抵の場合両指導教官の点数がほぼ同じであるのが常だったようで、それで今まであまり問題はなかったようです。つけかたのみならず、つける点数についても最近辛くなったとの話が広まっています。そこここで広まっている噂によれば、学科の修了試験につけられる点数が甘いという批評がなされたとかで、そのために今夏以降の修了試験につけられた点数が下がっているのだろうということです。最近試験を終えた人から聞くと確かに平均でほぼ一段階ほど落ちており、原因の信憑性については定かではありませんが、実際に点数のつけかたが辛くなっているのは事実のようです。日記サボっている間に、書くねたはごろごろ転がって、落ち葉の下に埋もれつつあります。がさごそとさがしに出かけねば。それではまた、ごきげんよう
2003年11月09日
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いつのまにか一年経って、いつのまにか訪ねてくださる人が増えている。。。ありがたいことです。しかも更新していないのに。。。いつもいらしてくださる方、本当にどうもありがとうございます。そしてごめんなさい。やっぱり体調が優れなくて、何ともはや。。。でも、ちょっと元気になってきたし、せっかく一周年を迎えたし、(すでにそれも3週間ほどすぎておりますが)また再開したく思います。のんびりのんびりになりますが。書きこまわりも。それでは、また。今日は短いですがこれにて。こちらは晴れていて、風がとても強いです。
2003年11月07日
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全10件 (10件中 1-10件目)
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