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そちらはもう紅白歌合戦の真っ最中でしょうか。それとも最近は見ない人が多いのかな。しばらく家を留守にしておりまして、中々皆様のところへお伺いできませんで申し訳ありません。挨拶回りは年始にさせていただきたく存じます。ご容赦くださいませ。今年一年、どうもありがとうございました。皆様のおかげで、楽しく楽天を続ける事が出来、また、私生活でもたくさんの方々に支えていただいて、感謝の意にたえません。どうぞ、皆様にとってよい年がやってきますように。来年もよろしくお願い申し上げます。
2003年12月31日
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今年は一人、私は母のところには帰らず、自分の家で気楽に過ごすわという友達に知り合いました。多分、クリスマス前に話をすることがなかったらそのことも聞かずにいたと思うのだけど、なんとなく24日はどうするのという話になり、彼女は友達と一緒にご飯を食べるのだといっていました。うちに帰るとね、母のリズムにあわせて一日を過ごさないと、母の機嫌が悪いの。でも、私は私でお休みを楽しみたい。それでね、うまく行かないことが多いから。そう彼女は言っていました。クリスマスは気をつけないとストレスが溜まる時期です。23日に書いたように、クリスマス前もストレスが溜まりますが、クリスマス自体もけんかの元になることが多い。誰もがああしたい、こう祝いたいというイメージを持っていて、この世で一番素敵なクリスマスを祝いたいという気持ちから、自分にもストレス要因を課し、周りの人にも注文をつける。プレゼント、お祝いのメニュー、手作りのクッキーやケーキ、ツリーの飾り付け。一つ一つは小さなことですが、これが数日間の祝日に集中するととんでもないことになったりします。こういった行事にはそれぞれの習慣や趣味が結晶化され、誰もが慣れ親しんだ固有の味付けを欲しがります。日本の正月に、お雑煮は白味噌じゃなきゃとか、もちは丸じゃなきゃとか、鳥が入ってちゃだめとか、門松のつけかたはこうでなくちゃとか、いろいろ争われるのと同じ事です。ツリーの飾り付けを含めれば、嫁姑の争いのみならず世代間の趣味の違いも加わって、少しずつ相手を気遣う余裕を持たないと、火種はあちこちに転がっています。それぞれの好みの食い違いも明らかになり、プレゼントは自分の欲しいものと違う何かが期待外れに贈られ、加えて好みも習慣も違うお互いのお姑さんやお舅さんに挨拶に伺わなければならなかったり。挨拶に伺うだけなら帰ってきてしまえば済む話ですが、訪ねてこられたときには追い返す訳にも行かず。泊りがけとなれば料理の進行もメニューも実家の伝統を考慮せねばならないなど、ネガティブに捉え出すと限がありません。日本のお正月と似ていますね。そんなわけで、一人の何が悪い、結婚していないことの何が悪いと訴えかけるテレビドラマを、先日偶然見ました。35歳のキャリアをつむ女性がクリスマス前に同僚とおしゃべりをした結果、クリスマスを迎えるのと同時に子どもと結婚指輪が欲しくなり、長年来の恋人に子どもを作ってついでに結婚しようと話し掛けるものの、彼はそんなことは夢にも考えず、大喧嘩。あんたなんかもう二度とみたくないと言い放ち、二人で過ごすはずのクリスマスバカンスのチケットを放っぽり出して田舎で暮らす姉夫婦のクリスマスを訪ねます。姉は姉で、今年は一人暮らしをずっと続けるお姑さんを招いてのクリスマス。お姑さんは長年貧しい中をやりくりしてきた女性で、いろいろなことに不満を抱きつつ暮らし、ことある毎に不満や批判を漏らしますが、自分では文句や不満を言っているとは夢にも思いません。ただ、思ったことを言っただけなのだ、批判するつもりは毛頭ないと。嫁と姑の闘いは、オシドリの丸焼きの皮をこんがりと焼くか、柔かく焼くかから始まります。お姑さんは歯が悪いこともあって柔かいのを食べたく、嫁と娘はぱりぱりの皮を食べたい。嫁は娘に姑が途中で丸焼きに水をかけないよう注意するのですが、姑はそんなこと意にも介さず嫁が焼いているとりの丸焼きに水をかけます。だんなはもちろん、中立、いくらか母親よりで、皮はちょうど、良いところなんじゃないかいと言って引き下がります。主人公がつく直前、姉妹の実母がいきなり訪ねてきて、クリスマス中滞在するといいます。彼女も姑と同様にずっと一人暮らしですが、こちらは一人でいたくて今まで生きてきた女性。話題は自分や自分の周りの派手なお金持ちの事が中心で、自分のためにはすべての人が道も何もあけてくれるだろうと思っています。だからそれがかなわないとなると大騒動。仕事も家事もほとんどせず、たとえば彼女の話を我慢して聞いていたために夜遅くなって、仕事をきっちり済ませるタイプの姑が眠いのを我慢して最後の洗い物を済ませているところへ、好きでやっているんでしょうから任せます、私のグラスも洗っておいてね、私はその間お風呂に浸かろうっと、それじゃ眠いからさようならというタイプ。子どもは子どもで、小さい方は子どもの本能の権化。好き勝手気ままなコウモリ型の娘で、大きい方は環境保護運動に感化されてベジタリアンになっているテレビ漬けの16歳。主婦にとって、クリスマスの大きなイベントはツリーの飾り付けとごちそうのようです。普段はどちらも姉(主婦)の分担になっていて、彼女はかなり大きなストレスを感じながらも、自分が今まで慣れ親しんできた準備をしようと奮闘します。ところが、姑は姑でやはりツリーの飾り付けをしたく、もちろんごちそうも彼女の家で伝統的に作ってきたものを作ろうと計画。夫は姉にごちそうを君が作るなら、ツリーの飾り付けは姑にさせる事にしたからと告げますが、姉は憤激。とりの焼きかたから始まって、なぜ自分がクリスマス家事の大変なところばかり請け負わねばならないのかと爆発しそうになりつつ、必死で押さえます。とにかく、一日の流れは私が押さえますからと宣言して就寝、次の日は姑が朝6時から台所をぐちゃぐちゃにしてほうれん草ソースのパンケーキを焼く騒音で目覚めます。姉以外は大喜びでパンケーキをほおばる家族を前に、夫は姑とともに、今日の料理は姑が作るから、鵞鳥も丸ごと買ってきてあるから、何もしなくて楽で良いだろうと告げます。クリスマスは鯉を料理するのだと決めていた姉は、ツリーのみならず料理もかと、頭痛がしてきて部屋にこもります。姑は、手間が大変だから料理を肩代わりするとはいったものの、全部の家事を好きでしている訳ではないのに、と、ぶつぶつです。その後、鵞鳥は姑以外は誰も好まない事が明らかになり、羽を毟った鵞鳥はごみ箱へ捨てられ、鯉を買ってこいといわれたベジタリアンの長男は、鯉をさばいているところを目の当たりにしてショックを受け、買わずしてUターン。姉はいったんごみ箱へ投げ捨てた鵞鳥を引っ張り出してきて調理をはじめますが、既に自棄になってウォッカをあおり始めており、台所は目の当てようもない散らかりよう。姑は意気揚々ともみの木に飾りつけをしますが、それが非常にピューリタン的な飾り付け。といえば聞こえは悪くありませんが、赤い安っぽい球に、赤いろうそく、綿で出来たみすぼらしいふわふわのケープ(天使の羽と姑さんはよんでいましたが)をかけた、貧しさと趣味の悪さと流行遅れを掛け合わせた出来栄えといったら想像がつくでしょうか。唯一の救いは本物のろうそくを飾り付けたところだったのですが、それが結局天使の羽に燃え移り、ツリーも燃え上がって家族で消すのにおおわらわ。それまで不機嫌最高潮だった姉は燃え上がるツリーを見て笑い出し、最後までなみだを流しておお笑いしていました。結局直後のプレゼント交換は和やかに、夫婦で用意したはずの(恐らくは嫁が選んだ)プレゼントを姑は息子からのもらいものとして彼にのみ大感謝、それを見てため息を吐きながら微笑む姉を後に、主人公はもはや間に合わないかもしれない飛行機へ向かって車を走らせます。彼の待つ休暇の地へ飛ぶために。実際の家族で過ごすクリスマスは、シングル族が思うほど幸せなものでないかもしれない。ドラマのメッセージは明確で、家族で過ごす人には( シニカルな)戒めとなり、シングルでさみしいと思いがちな人にはちょっとした救いになったかもしれません。物語はこれでもかこれでもかというほど、誇大演出の連続でした。だからこそコメディとして成り立ち、誰もが笑い飛ばす事が可能だった訳ですが、いずれのシーンも程度の差こそあれ、実際人事ですまない人々がいくらでもいるはずで、先述のイブは一人で過ごすといった彼女の話も思い出されて、見終わったとき複雑な思いがしました。重ねてクリスマスのお休みは、お互いの粗を見つけるのに十分な時間が取れる、数少ない時機です。ドイツでは24日は祝日ではありませんが、お店は大抵12時から14時の間に閉まり、24日の午後から26日までは一応どの仕事場も空っぽです。つまり、クリスマスの祝日は二日と半日。その間、いつもゆっくり話し合う余裕のなかった夫婦や家族がツノ突き合わせ、いや、顔を合わせ続ける訳で、元々何かに不満があったりした場合、それが吹き出してくるには十分な時間なのでしょう。新聞では、心理学者やセラピストのメッセージがいたるところに並んでいます。無理は止めよう、気持ちを楽にしてクリスマスを迎えようじゃないか。多すぎる買い物や計画をしてストレスいっぱいのクリスマスを過ごすより、本当に贈り物をしたい人にだけちょっとした贈り物をして、もし時間が足りないなら計画は減らして、寝坊したい人はすればいい、料理だって朝から晩まで豪勢なものを用意しなくても大丈夫。ちょっとだけ譲り合って、力を合わせて最低限必要な事を済ませて、あとはゆっくり大事な人と話をしよう。いつものご飯でも、たとえばろうそくを点けてゆっくり楽しめば、素敵な雰囲気が生まれる。大切なのは、自分にとって、一緒にいる人にとって、ゆったり和やかに流れる時間。そうすれば、自分と相手に対して自ずと優しくなれる。喧嘩しないですむ。さあ、ストレスを作るのは止めて、せっかくの休日を楽しもう。さて、今年のクリスマス。どのくらいのドイツ人が、セラピストが勧めるように、ストレスフリーのクリスマスを楽しめたのでしょうか。・・・・・私ですか?ありがたくもお世話になっているおうちのクリスマスはとてもゆったりとしたものです。それについてはまた改めてお話したいと思います。今日はとても長くなりましたので、この辺にて。知人宅からなので、カキコお返事、お待たせする事になります。ごめんなさいね。カキコしてくださった方ありがとうございます。
2003年12月26日
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こんにちは日本ではクリスマスが休みでないということをすっかり忘れてしまいがちな今日このごろ。そちらは23日がお休みでしたね。そしてその昔、きゃぴきゃぴの学生だったときには(今も学生ですが)、クリスマスといえばイブが一大イベントで、ほんとのクリスマスはどうでもよかったような気がする。今もそれは変わっていないのかしら。こちらはクリスマスといえば家族で集まってお祝いするのが一般的です。去年ももしかしたら書いたかな。恋人同士も、24日はそれぞれが実家に帰って、自分の家族とお祝いするのが普通。ただ、カップルによっては一緒に祝う人もいるし、片方がもう片方の実家にお世話になることもあり。友達のお姉さんは、彼氏がアメリカ留学中で中々会えないため、今年は24日に帰ってくる彼氏とともに二人きりのクリスマス。私は友達の家にお世話になっています。いくらか長く滞在していると面倒をみてくださる方々とそれなりにお知り合いになり、何とか一人のクリスマスを過ごさないでもすむような具合になってきます。日本では、クリスマスに一人だろうが、仕事が入っていようが全く気にならず、却って仕事をしていた方が気楽でよかったのですが、猫も杓子も家族でクリスマスという雰囲気のドイツでは、この時機、あまり一人では過ごしたくないというのが気持ちのどこかにあります。今年は大家さんの家の中に引っ越して、彼女の大家族のクリスマスも目の前にする訳で、そうすると独りで過ごした場合、さみしさが増すようなことになるんではなかろうかと。本物の家族とは実際離れている訳で、家族団欒を見ると、自分の家族が懐かしくなる。普段はそんなこと、考えもしないのにです。ただ、仕事は溜まっているので、もし知り合いのすべてとけんかしてクリスマスを独りで過ごすことになったら仕事がとてもよく捗っただろうなぁとちらりと思うのですが、それはこの際、棚上げ(笑)というわけで、今年も一人にならずに済んで、よかったよかった(笑)どの時期を独りで過ごすのが一番嫌か、というのは、その地域、国の習慣によってさまざまですが、ドイツではクリスマスになります。クリスマス前には、孤独を悲観しての自殺率もかなりアップします。家族で健やかに、和やかに過ごすことが身上のドイツ版クリスマス。どこもかしこも家族愛のオンパレード。テレビは家族で過ごすことの幸せを映し出し、ラジオはクリスマスへの期待感を盛り上げるクリスマスソングや、クリスマスにどんなツリーを飾ったら良いかなどという情報を流します。さらにアドヴェントというドイツ特有の12月の行事は、クリスマスが近づいてくることを一週間毎に否応なく五感へ染み渡らせます。もし、クリスマスとはこのようなもの、家族や一番親しい人と和やかに楽しく過ごすものだとだと子どものころから慣れ親しんだら、生まれ育った家族から独立した年齢になって、またはその後固有の家族を作ってのちの一人暮らしのさみしさは、とてつもないものなのかもしれません。さて、ドイツではクリスマスの祝日は二日間 つまり26日までです。それにまつわって起こるごたごたについて、明日はかきますね(実はほぼ書きつつあるのですが、まだ終わっていないので)そちらはもうお正月準備期間ですね。それではまた。
2003年12月25日
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これはもう、ドイツ人の習慣といってもよいのではないだろうか。大抵12月にはいると、早い人は11月終わりから、クリスマスのプレゼントの買い物に人々はおおわらわ。そして人々はさっさと買い物を済ませて、クリスマス準備。それが、今年はクリスマス前最後の土日まで引きずられて、いまだにプレゼントのない人もあり。財布の紐がかなりかたくなっているせいらしい。私は誰に何を上げてよいやら、誰にプレゼントをあげるべきやら、迷い中。何故って、ドイツの人は家族に近い人を中心に贈り物をする習慣になっていて、それ以外の関係では、微妙なのでありまする。で、ホワイトクリスマスになりそうな予感です。昨日、夜、いきなりたくさん雪が降って、今日、街中はおおよそとけてきたものの、屋根の上にはまだ残っています。もっと載せたいのですが、私もクリスマス前のばたばたに追われておりまして、ご容赦くださいませ。素敵なイブを迎えてくださいね。あ、いつの間にか4万を超えていました。クリスマス前にはまだ行かないだろうと踏んでいたのですが・・・ありがとうございます。どなただったのかしら。
2003年12月23日
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大きな都市では、また、大きくなくてもその街が「やりたい」と決めれば、クリスマス市は11月末から始まって、都市によっては大晦日前まで, ところによっては1月6日まで開かれている(例えばシュトゥットガルトの一部)。先日も書いた気がするのだけど、最近新聞を見たら、それぞれのクリスマス市によって、名前がついているのだね。友達は先週、「中世のクリスマス市」だか「中世手工業のクリスマス市」だかいうものに出くわし、覘いて帰ってきた。どんなんだったかね、と聞くと「うん、普通の露天のほかに、中世に着ていたような服やよろいを着た人がデモンストレーションしたりしてた。中世の手工業(タイトルそのまんまだ)、例えば金物を打ったりとか、ろくろを回したりしてる人もいたよ」なるほど。でも、クリスマスとはあんまり関係ないわね(笑)今週末、私が住んでいるところでもクリスマス市が開かれる。うちの街は、この週末のみの市だから、これを逃すとほかの町へ繰り出さねばならない。別に、繰り出さねばってことはないんだけど。クリスマス市でいいなぁと思うのは、いろいろなものを一度に見られること。特に、普通どこの店にもおいてないようなもの。例えば、ふわふわで、ちょっと輝く感じのする長い毛のついた羊のリュックサックとか。この毛が独特で、長い毛足の敷物のようで、逆さにして振るとふわふわに空気が入る。本物の羊のよう。これがねぇ、かわいいのよ。でも、少し高いなぁ。中にはポシェットに入るくらいの物しか入らないものね。友達の一人は、昨年だか一昨年にとうとう彼氏からいただいていた。私は毎年見るんだけど、毎年ほしいなぁと思って買わないの。でも、毎年見られるのも、いいな。今年もきっと見られるので、うれしい。これはこの地方限定。ケルンにはなかったにょ。ケルンにあって、こっちに恐らくないのは、髪飾り。長い髪の人用で、スティックの部分がよくしなるようになっていて、どんな髪にまとめてもしっかり留まってくれるというもの。私は髪が長いので、スティック状のものだと何本も必要だったりして、最近はパレッタ一辺倒なんだけどあれはちょっと時間があったら欲しかったな。造花とか、金銀(めっきだけど)のシンプルなものとか、フェルト系の少し凝ったつくりのものなど。どこでもあるものは、グリューワインやアイアープンチ(エッグパンチ、玉子酒ですな)最近では温かいカルピリーニャなんぞも売られていて(私は遠慮しておいた)、これを飲んであったまり、クレープやらソーセージ、それに南では、よくお祭りの際に売られる、シュップフヌーデルンと呼ばれるジャガイモの粉から作った小指くらいのパスタ(ニョッキと同じような作り)とザワークラウトをいためたもの、各国の料理でおなかを満たす人があふれている。それから、クリスマス市のみにお店を出して、自分の手芸や工芸品を売っている人もいる。屋台の申請はそれほど難しくないらしく、「しゃっつきぃは漢字で人の名前を書いて売ったら?」という人もたまにいるんだけど、うーむ。いや、売れるのは多分ね。中国人で書いて売っている人も見たしなぁ。どうせなら、お皿に焼き付けたりして売りたいよね。これは一週末のみに開かれる市の利点かな。普段はほかに仕事や何かをもっている人がこの週末だけ自分の趣味や特技の成果を売るというわけで、そんなものの中には、安くて気の効いたものがあったりして、ちょっとした贈り物に、と思って、誰にあげる予定があるわけではないのに、ふらふらと惹かれて買ってしまう。去年のヒットは、巻貝に毛糸で指を編んだもの(手袋の指一本分ね)をつけたカタツムリ。かわいかったなぁ。自分で作ろう!とその後意気込んで、毛糸は買ったんだけど結局そのままになってしまった(--;)たはは。編み物、実はほかのものを編みかけで、ついついねぇ。ヘヘヘ。このあたりではそのほか、初日に野外映画が上映される。出し物はいつも決まっていて、フォイヤーツァンゲンボウレ。これはグリューワイン(香辛料&オレンジジュース入りホットワイン)よりもさらに一段アルコールの強い温かな飲み物の名前。ワインにちょっとオレンジジュース、香辛料を入れ、温め、その上に橋渡しした砂糖の塊にラム酒をかけて、火をつける。燃えて落ちる砂糖が全部なくなったら、そのまま飲む。というわけで、野外で何十リットルも入る大きななべに2メートルくらいある大きな砂糖の塊を乗せ、ラム酒を何本もふりかけ、それに火をつけて作る様は一度は必見の価値あり(思いっきり変な日本語)。青い炎がぼうっと燃え上がり、砂糖がじゅじゅじゅっと落ちていく。なべにも青い炎がふわふわ広がり、あたりにはカラメルっぽい砂糖とオレンジとワインの香りが広がって、気分はそろそろ盛り上がり、というところで映画が始まる。映画自体はみんな何度も見ていて、どきどきといったものではないんだけど、その雰囲気が楽しくて、たくさん人が集まってくる。寒いから、2時間立っているとそのあとはほんとに凍えちゃうけどね。これ、今日なんだけど、残念ながら今年も写真を撮れそうにありません。所用で出かけてしまうのでした。誰か、撮ってくれる方、いないかしらさて。それでは、よい週末をどうぞ。P.S.カキコ&私書箱のお返事に伺いたかったのですが、いくことが出来ません。とても混んでいるみたい。残念ですが、また改めて伺います。お返事遅れてごめんなさい。
2003年12月12日
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こんばんは先日書き損ねたアドヴェンツカレンダー(Adventskalender)のお話。なんだかね、頭がぼぅっとしているので、今日は日記だけアップします。カキコ、私書箱のお返事、遅れますがごめんなさいませ。さて、アドヴェンツカレンダーのお話でした。これはアドヴェント(Advent)の時期直前に、子供や自分の好き(人間としてね)な相手に贈るカレンダーで、12月1日から24日まで窓がついていて、一日ごとに開けていきます。アドヴェントに関係あるものは、全て"s"でつなげて呼ぶので、発音はアドヴェンツになります。クラッシックなものは、平面的な窓開け式カレンダーになっていて、窓を開けるとマリア様や羊、クリスマスローズなどが現れるもの。郵便で送れるタイプの物や、カード式のものもあり、クリスマスの挨拶よりも気が効いていると思えるもの、かなりキッチュで、こりゃごめんこうむりたいと思うものまでさまざま。ドイツの商人も商魂たくましく、チョコレート会社、ビール会社など、さまざまなアドヴェンツカレンダーを用意している。普通は子供に贈るので、チョコレート会社からはさまざまな大きさや値段のものが出ているのだが、けすくせ?ちゃんのHPにあるようなビールのアドヴェンツカレンダーもあって、こちらは男性用かな。普通。女性にビールって、かなり好みを知っていないと贈らない代物にはいるのでありました。重たいしねぇ。でも、かわいいから欲しい気もする。一日一本は飲まないけど。一日一杯、ワインが飲めるカレンダーってないかしらねぇ(笑)所用でケルンに行ったら、ケルン市のインフォメーションでもアドヴェンツカレンダーを売っていた。きっと、ケルンの名所が出てくるのだろう。クリスマス用には、そのほか、毛糸の帽子、マフラーなどを売っていた。MAOねぇさん、チェックをどうぞ(笑)ボンでは市庁舎の建物にイルミネーションが飾られ、それぞれの窓に数字模様にイルミネーションがセットされ、毎日点灯する数字が一つずつ増えていく仕組みになっている。見たのは12月8日だったから、数字の8まで明かりがついていた。24日になったら、恐らくとても明るいきらきらの市庁舎になっているに違いない。ボンの市庁舎はもともと基調色が白、ピンク、それにたくさんの窓がついているのでとてもロマンティック。これは粋ととるべきか、ちょっと考えてしまった。今のところは○品一歩手前の危ないキッチュだなぁと思いつつ、ま、いい感じ、かわいいし、ということにしておきます。でも、24日に見たら、違う雰囲気になっているに違いないぞ。ボンの知人は、あれはきらきらしすぎね、といっていた。24日、一度見てみたいものだ。あ、猫がいびきをかいている・・・そうそう、アドヴェンツカレンダー、手作りする人もいる。お母さんは子供に、それから友達に上げる人、恋人に上げる人、さまざま。手作りを贈ろうという人たちは、11月、早い人では10月から(9月はまだ、去り行く夏を惜しみたいのでクリスマス系の準備は始めない)雑誌のモデルや手芸本を見たり、自分でアイディアを練ったりして、どういうカレンダーにするか考える。ドイツはもともと、贈り物にお金をたくさんかけるよりも手間隙をかけるほうが喜ばれる(そりゃ、いい物をもらえば誰だってうれしいけど。。。。そういうことじゃなくてね(^^;))お国柄だけど、アドヴェンツカレンダーは特にそれが顕著に現れるような気がする。それぞれがそれぞれの時間と予算で出来るだけのものを仕上げるのだけど、目的は一つで、出来上がりはさまざま。紙にするか布にするか、袋を縫うか、箱を組み立てるか、包みはどんな風にするか、ぶら下げる形にするか、紐で吊り下げるか、紙に貼り付けるか、誰がどんなにしても自由。中身も自由。今までにもらったカレンダーで一番感動したのは、毎日一枚ずつ手書きのケーキやクッキーのレシピカードが出てくる封筒セット。大学で知り合った友達が一枚一枚丁寧にイラスト付きで書いてくれた。その前、時間がなくてなかなか会えないといっていたことを思い出し、もらったときに、これを書いていたからなのか・・・と、なんとなく、ドイツ人気質を見た気がした。ドイツ人気質なんて、一言ではいえませんが(笑)もったいなくて、実家の棚に大切にしまってあるけど、そのうちのナッツケーキは作り方を空で覚えてしまった。美味しいのであるにょ。お金を出して買おうと思えば、毎日出てくるプレゼントも、それを入れる袋も買える。もちろん、ズック袋は高いけどね。友達のお母さんが24個袋を縫っていたのを見て、直前になって欲しくなった私は、手芸おもちゃ店へ行ってみた。そしたら、袋一枚、200円はする(今はユーロが高いので、もっとですね)。24枚買ったら、中身なしで5000円。あきらめた(笑)私の最近のバージョンは、いろんな種類のチョコレートや飴を買い、たまに日本のお菓子も混ぜて、色紙で包んで日付を書き、紐で結わいてつり下げるもの。去年は大きな厚紙にぶら下げたんだけど、重くて落ちちゃった(笑)というわけで、友達は厚紙に載せて、一つ一つ開けていました。ニコラウスの6日とイブの24日が大きい袋で、二つだけ大きいのはなんとなく残念な気がして、あと、ほかに大きい袋を用意するような日はないかなぁと聞いたら、友達はうーんと考えて、「それじゃ、あと、アドヴェントの日曜日」うん、それはいい。でも、今年はアドヴェントの日曜日、11月から始まったからね。3つ増えるだけだ。それでもいいよ、十分じゃない~?というので、まぁ、いつも大きい袋じゃ意味がないし、ということでそれで終わり。なんだか、袋入りで買ったチョコレートが余っている(笑)これはこれで集めて、おやつ用。でも最近はあげるばかりでもらわないなぁ、カレンダー。そんな年になっちゃったのかな、私(^^;)ニコラウス(ドイツのサンタクロース)が来たから、まだ大丈夫か(笑)
2003年12月11日
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帰ってきました。いろいろあったのですが、とりあえず、楽しかったし、知り合いにもあえたし。というわけで、ちょっといろいろ整理することがあるので、落ち着いたらまた日記を書きます。そういえば、川が、家の前にある川が、凍りかけています。久々に、川でスケートできるようになるのかなぁ。楽しみ(^^)さむいっちゃー、寒いんですけど。皆様も風邪引きませんように。また後ほど。
2003年12月10日
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猫の次はねずみ。マウスをもらった。ずっと前から、どれにしようか迷っていたマウス。今、マウスって、ころころ回るボール式から光学マウスに移行しつつあるでしょ。というのはドイツの話で、恐らく日本ではもう、どこでもオプティカルマウスだと思うんだけど(笑)私はいまだに99年に買ったボール式を使っていて、友達に原稿を直してもらうときなど、「なんじゃこりゃー!!」と友達が怒り狂うマウスだったのでございます(^^;)いや、私も時々、「目的に向かってうごかーん」と思うことはあるんだけどねぇ。その友達は、そういうことに関しては厳しい(うるさいともいう)。私は割りと「ま、いっか・・・まだ使えるし・・・。」と思うほう。貧乏性なんでございます。貧乏性だけじゃないんだけどね。どれがいいか、迷うし。買ってから、これ嫌だわ。って後悔するより、ちょっといまいちかも・・・と思いながら使い勝手の知れた古いものを使っているほうが気楽。だから、きちんと試せない買い物は嫌い(笑)試して、これいいかもと思えば、商品と値段が私を納得させてくれれば、買う。マウスはお店に20個くらい並んでいて、それぞれ、一長一短。安くてよさそうな感じのもあったんだけど、一緒に見に行った友達は「見てくれはいい感じだけど、使い心地がどうか今ひとつ信用できん」というので、踏み切れず。そのうち、痺れを切らした件の友達、「あのサー、マウス、誕生日にあげるから、買おうよ」と言い出した。そう、私の誕生日は5月。この話はすでに昨年から始まっていたのであった(笑)ほんとは初夏だか初春だか、そんなころに、ロジテックマウスを買おうかというところまでいったんだけど。そのとき、買うか、買わざるかと30分くらい悩んだ末、結局真っ白で何の変哲もないマウス君は、店頭に置き去りにされてしまったのでありました。何で買わなかったんだろ。値段は手ごろで、でも何かが今ひとつかもということだったのよね。大きかったのかな。で、ああでもないこうでもないといっているなか、これはどうだ!と出てきたのがIBM光学マウスラップトップ用。IBMでインターンをしていた友達が、そのときIBMからPCセット一そろいを借りていて、これがついていた。黒くて、真ん中のまるぽちが赤く光る。私としては、青い目の方が好きだなー。なんて勝手なことを思っていたんだけど。さわり心地はヌバックみたいで素敵。で、お値段が結構する。ほかのマウスに比べてね。割引もないし。IBM, 大量販売店や普通のショップには置いてなくて、ネットで頼むようだった。それが昨日やってきた。「包装するものがなかったからサー」と包みをそのまま持ってきた友達は、箱の上になんと赤でかわいいねずみを書いていた。尻尾はUSBつきケーブルだった。うきゃーん。かなり心打たれて、それからにぱにぱし続けていた私だった。たはは。ありゃ。ほんとはアドヴェンツカレンダーの話をしようと思ったのに。時間がなくなってきたのでこれで終わり。カレンダーのお話はこの次ということで。明日から出かけるので、週明けまで留守かも。よい週末をお過ごしください(ちょっと気が早かったか)
2003年12月04日
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おはようございます。って、もうすぐこちらではお昼。しかしそちらではすでに夕方。あ、もう、お晩ですね。猫、飼い主は大家さんの娘さんのパートナーなんだけど、私の部屋にもよく来る。本当は、夜は外に出すことになってるんだけど、最近、赤いカウチの上で寝るのがお気に入りのご様子。昨日は12時ごろに横になったのかな。で、今もまだころがったまんま。いや、目は覚めているようで、首だけ上げて、いかがわしそうににらんでいる。多分、キーボードの音が耳障りなのだろうと思いつつ。猫って、あくびすると、顔が半分くらいに割れるよね。今日は霧が雲になって町を覆っていて、暗い。で、私は原稿を書き終えねばならず、あひゃひゃ。あ、猫、おき出しました。というわけで、私も作業します。よいお晩をどうぞ。
2003年12月03日
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うむ。膀胱炎は、とりあえず抗生物質をいただき、大方は治まった、かな。抗生物質は、そのあとカビがでたりなんだりするので、いやなのですが、今回は真ん中くらいの段階だから、飲んだ方がいいよと言われ、一日だけのクラッシュクーァと先生はおっしゃっていた。丁度、その日、ある友達の卒業(修了)パーティに呼ばれていて、彼はワインが大好きなので、美味しいワインが飲めるなぁと喜んでいたら、そんなことになってしまって、結局飲めずじまい。しくしく。今までは「うーん、ま、いっか」と飲んでしまったりもしていたんだけど、今回はたくさんお目付きが付いていて(笑)アウト。ま、みんな、守ってくださるんだから、ありがたいことです。結局、お医者さんにはカイロプラクティックと注射もしていただいたので、友達のお宅では、何だか飲まずともぼーっとしているかとおもえば、妙にハイだったりして、変な私だった(笑)で、すぐに落ち着いたかといえば、うーん。何だか、昨日もちょっと変かな、と思って、植物性の粒とか液体とか、妙にまずいものを服用してみています。ほんとはたくさん水を飲むのが一番いいのよね。それがなかなか。今日は、お話の中身を考える・・・のが進まないので、家の掃除をして日中は過ぎてしまった。これからやらねば。たまには夜も働くです(笑)それではみなさん、師走の晩をお楽しみくださいませ。追記です。珍しいことですが。今、こちらは25時半。師走、なんて書いていたのに、12月には行ったという実感にかけていました。今年ももう、一月ないのねぇ。これからは、といってもすでに始まっているところが多々ありますが、クリスマス市があちこちで見られます。知らなかったんだけど、それぞれの街でいろいろとモチーフやテーマを決めてお店や出し物を工夫しているのを新聞で読みました。まだまだ奥が深いぞ、クリスマス市(笑)近場でどーんと大きいのは、シュトゥットガルト。すでに先週末から始まっていて、12月23日まで続きます。よく、ニュルンベルクは最古のクリスマス市と言われますが、シュトゥットガルトはそれに対し、ドイツ最大のクリスマス市と銘打って宣伝しています。確かに大きくて、回るのに大変。クリスマス市ファンの人たちは、一日、もしくは一つの週末のみにしか開かれない市を目指して週ごとにさまよい歩きます。グリューワインと呼ばれる、香辛料やオレンジ、レモン、砂糖がたっぷり入った温かいワインや、メットと呼ばれる蜂蜜ワイン(とんでもなく甘い)を飲みつつ、フラりふらりと露天を渡り歩くのは、やっぱりなんともいえない風情があります。お友達は、残念ながら、なお音信不通です。うーん。ほんとにね、縁があれば、またどこかで必ず会えるとは思うのだけど。白金は、寮だったから、住めてラッキー(笑)ってなものでございました。うふふふそれでは皆様、良い一日を。
2003年12月01日
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