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2022/03/29
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昨日、平和公園の桜についてブログを書きましたが、その際、リニューアル後初めて「原爆資料館」を見学しました。
かつては、原爆後の様子などが再現されたりして、かなり恐ろしい印象が強かったのですが、リニューアル後の展示は、感情を抑えつつ、しっかりと事実を伝えようという意図が感じられました。
一発の爆弾による死者が14万人。
とてつもない数字ですが、人間というのは、数字を聞いただけで事実をイメージすることはできません。
この爆弾で命をなくしたのは14万人ではなくて、生きていた人間です。
リニューアル後の展示は、広島という町に生きていた、一人ひとりの命に焦点をあてたものとなっていました。
犠牲者の数以上に大事なのは、その一人ひとりに暮らしがあって、「夢」や「希望」もあり、家族の愛もあった一人の人間だ、ということです。

年のせいもあるかもしれませんが、「人」にスポットをあてた展示を見学していると、どうしても涙腺がやられてしまいます。


おそらく、語ることもできないくらいにつらい記憶だったのでしょう。

今、ロシアがウクライナに侵攻して、爆撃を受けた町の様子などが映像で流れます。
そこには、一人ひとりの暮らしと命があって、その価値は、自分の家族の命と同じ価値を持っています。
ロシア兵の士気が低い、というニュースが流れますが、ロシア兵にとってもつらい戦争なのだろうと思います。
自分が銃口を向けている人にも大切な家族があり、大切な人がいます。
戦争というものは、そういうものです。
人間であれば、誰も望まないはずのもの。

第二次世界大戦の時代には、広島でどんなに恐ろしい現実があったかということが、全世界に正確に伝わることはありませんでした。
「広島に原爆が投下されて、14万人のひとが犠牲になった」
そんな情報では、本当のことは何も伝わりません。

2020年の「外国人観光客が選ぶ人気観光地ランキング」では、広島の平和記念公園が第一位になったとのこと。

コロナが収束すると、外国人がどっと押し寄せて、日本人もゆっくり見学できなくなるかもしれません。





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Last updated  2022/03/29 08:06:50 AM コメントを書く
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