2013.03.25
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2013-03-24



記録的に早い桜の開花ですが…千葉もそろそろ満開になってきています。今朝届いた常連さんからのご注文メールに「シングルオリジンの花盛りでさかもとこーひーも満開」とコメントがありました、嬉しいです。じつは、自分の中ではちょっとそんな気分を込めていました。

「グアテマラ・エルインフェルト・パカマラ」から「ホンジュラスCOEグアカラル」「ケニア・カングヌ」…そろそろ終わりが近づいて来た「ブラジルCOEベラビスタ」と並ぶとほんと花盛りって感じです。勿論「グアテマラ・コバンブルボン」や「ニカラグア・ブエノスアイレス」に「ニカラグア・プロビデンシアNW」もスペシャルティコーヒーのトップの魅力、クオリティです。

おゆみ野店の試飲で毎日「グアテマラ・エルインフェルト・パカマラ」を淹れていますが…やはりひと口ふた口で「このこーひーなんですか?」って言われる事が多いです。で、「グアテマラ・エルインフェルト・パカマラ」の説明をしながら「余韻が凄いんで、ゆっくり楽しんでください♪」って強調しています。

試飲で淹れた「グアテマラ・エルインフェルト・パカマラ」も勿論飲んでいるのですが…1日に1回2回はカフェプレスで淹れて飲んでいます。滑らかさ柔らかさきれいな酸に上品な甘さ余韻の魅力をほんと凄いこーひーだと思います。香りや味わいも飲む毎に様々な表情を見せてくれます。「ワインでこれだけの魅力を味わおうとすると、グラス1杯何千円だね♪」って常連さんと話しています。

素材がいくら素晴らしくても、焙煎でぶれたら勿論その圧倒的な魅力が台無しになってしまいます。他の素材でも同じことですが…特にポテンシャルが高い素材程その落差が大きくなります。仕入れた量も少ないので、失敗が許されませんから「グアテマラ・エルインフェルト・パカマラ」はこんな焙煎していたら命がいくらあっても足りないってくらいの集中してます♪

発売1週間で予定の1/3のご注文頂きましたのでひと月持つか持たないかって感じです、お楽しみください。

そんなこんなで、今「kindle」で浅草キッドの水道橋博士の「藝人春秋」をダウンロードして読んでいます。あちこちで評判が良いのでどれどれと読み始めたらブルーハーツの甲本ヒロトが出てきました。今はクロマニヨンズですか、そのまえがハイロウズですよね。

甲本ヒロトと水道橋博士は岡山の中学校の同級生だそうで…ブルーハーツヒロトが同級生だったことを知ったのは、ビートたけしに入門して2年目の頃、地元の同級生が営業で呼んでくれた仕事の打ち上げの居酒屋で「同級生で芸能界とか音楽の世界にいったのは甲本ったんとと小野(水道橋博士の本名)だけだと」話題にでて知ったそうです。



で、その居酒屋で、その話題になった時に「キスしてほしい」が有線から流れて来たんだそうです。それから1年後、ビートたけしのオールナイトニッポンで再会したんだけども…水道橋博士はその時まだお茶汲みのボウヤでたけしとはほとんど口をきいたこともない頃だったと。そして、2002年に雑誌の企画で対談が決まったんだと。

芸談のような話しがいくつも出てくるんですが…「ギタリストがギターを持って「アイツの鳴らしたあの音を自分でも鳴らしたい」って思っちゃもうダメなんだよぉ。アイツがあの音を鳴らした時の”気持ち”をコピーするんだよ。衝動を。」…「そうやっていくとオリジナルで一生現役でいられるんだぁ。」…「音をコピーしたり再現したりだと形骸化するだけでさ。もし、その衝動がなくなった時は終わりなんだぁ。」…ここはグサグサ刺さりましたねー。

おゆみ野店のフラワーアレンジをお願いしているS先生と話しをすると…ひとつひとつの花の魅力を感じて、その魅力をアレンジするんだそうです。多いのは形に囚われてしまうんですね。(カラーだと、茎の曲線の美しさをアレンジしたいんだそうです。)

ケーキやパン、料理もそうですよね。食べてるだけで、作った人がどういう美味しさを伝えたいのかを感じるものを美味しいと思うし、魅力的で好きです。

昨日もパティスリーのオーナーシェフとプリンの話しになって…僕のプリンに対するイメージを熱く語ったら、プリンについてそんなに語る人はじめてです、業界で聞いたこと無いって言ってました。(さかもとこーひーHPの「さかもとこーひーの基本」のバックナンバーの中「さかもとこーひー'ズケーキブック」の昔プリンです。 http://www.sakamotocoffee.com/cake/cake8.html

プロのパティシエにとって、プリンなんてなんてことないもので、スが入ったら失敗だから、滑らかに柔らかく作って、まぁ贅沢に生クリーム入れたり、フルーツなんかで飾ったりするものなんですね。

僕のプリンは、卵に火を通した時の豊かな味わいが基本で、スがほんの少し入るくらいしっかりと火を入れて、しかしそれだけだとクドくなるので、グラデーションで火を入れて中心部は柔らかく仕上げると、コクがありながら後口が爽やかで次のひと口を誘うようになるんです。まさにイメージに「衝動」があると思います。

話しが逸れましたが…音をコピーしたり再現したりだと形骸化するだけなんですよね。そのかっこいいと思った音、きれいだと思った音の衝動をコピーするんです。

同業者とブレンドの話しになると…すぐ何の豆をどの割合にするのか?聞きたがる人ばかりです。そうでは無くて、そのブレンドのイメージ、ブレンドにどういった魅力を感じるか、その気持ちを掴んで、あとは自分でブレンドすれば良いんです。たとえ、そのブレンドと全く違ったブレンドになっても全然OKだと思います。

まぁ、そういった考え方は入試とかには全く通用しないんでしょうけどね。(40年近く経っても、未だに入試全敗のトラウマがあります。)



「この味を知ることができて幸せです。」…お客様にそう言ってもらえるようなこーひーをお届けしたいと思っています。






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Last updated  2013.03.25 07:18:38
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