くずみ さくやのダイエット&SnowMan好きブログ

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久住咲夜

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季節小箱 New! rosarryさん

2008.03.13
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カテゴリ: BLコミックス
とても可愛いお話たちで安心して読めて、定番な感じなので「以上でも、以下でもない」と


「ひとり占めセオリー」
北上れん先生
リブレ出版


顔フェチの若宮は高尾の「顔」が、だーいすき。
でもそこへ新しい好みの顔が現れた!オイシす...ぎと思いきや何かが違う...。
だって欲しくない。ドキドキするのは...ひとり占めしたいのは..。


...........この「あらすじ」は無いんじゃないかなぁ(汗)

もったいないなぁ。
設定は違っても、実は両想いだという甘酸っぱいお話が色々入っているので、
読みやすいと思います

「ひとり占めセオリー」
タイトルのお話と、あらすじのお話が違うんですよね(苦笑)
さくやは、このお話が主に入っていて、それが読みたいっと思って購入したのですが
このお話は短編でした(あらすじのキャラたちと友達というつながりはあるけれど)

立花と佐倉は同じ大学同士で、佐倉の家が大学に近いからという理由で立花は居候させて
もらっています。
勉強が出来て要領の良い佐倉と、自分を比較してしまったりする立花でしたが
付かず離れずの、心地良い友達関係をずっと続けています

どういう存在なのかを悩み始めます。
いつも我侭を聞いてくれるけれど、佐倉にとって自分は「一番」では無いと思った時
安心した関係の中で、いつの間にか友情以上の気持ちが生まれていることに気付きます

このふたりがね...何だか不器用で可愛いんですよね(苦笑)
佐倉の家に住む時に「ここの家の子になっていい?」って聞く立花が可愛くて。

ふたりして離れ難いのだったら「愛情」だろうと最初のうちから思ってしまうなぁ(笑)
しかもお布団が一組しかないからって一緒に寝ていたり。
狭いから同じ向きに寝るのが約束とか...ラブラブにしか見えないもん(苦笑)

卒業という、普通だったら離れなくてはいけない時に来て、やっと動き出す
恋というのが...友情から愛情への変化に思わずにやにやしちゃいます。
立花は自分の「佐倉の一番になりたい」という想いの自覚に、
ひとりであたふたして、急いで荷物をまとめて出て行こうとしたり、
襲って抱かれようとしたり、なんで暴走しちゃうの!?という感じですが
実は以前から立花を好きだった佐倉が、ちゃんとこれからも立花が自分から離れないように
捕まえるので、遠回りしたけれどやっと収まったなという感じです。

ただ、この先生の特徴なのか、このコミックスのお話たちだからか
受け視点で、どうしようもないくらい一人で悩んでいるので、攻めの感情が
全然と言って良いくらい、伝わってこないんですよね(汗)
行動では、酔ってキスしたり、好きだっていうのはっきりしているのですが、
気持ちが全く解らないのが、もったいないなぁと思いました。
「実はこう思ってた」というのがぽつんとある位なので。


「恋落ちルール」
あらすじお話なのですが、最初読んだときは苦手でした(苦笑)
いまは、好きですが、すごく余計なものがあるというか。
説明が無いまま、進んでしまうというか。
若宮の「顔」が好みというのも、可愛いと思えるか、嫌いになるか分かれると思うなぁ。
好きな顔だったら、誰にでも惹かれるというのがね...。
またこのお話も、攻めが表立って何も感情を出さないのに
突然「好きに決まっているだろう」という感じでくるので、ちょっとさくやは反発心(笑)
あくまでも「友情」でいたのに、若宮が他に好みの顔を見つけた途端
「お前のものになってやる」と言うのがね~、計算すぎて魅力を感じない(笑)
でも、何回も読んでいると若宮が可愛く見えるから不思議なんですよね

ちょっとどう良いとかは説明できないのですが(深いお話でもないので・苦笑)、
何となく好きです


「蜜月ルール」
「恋落ちルール」の続きなのですが、恋人になっても何もしてこない高尾に焦れた
若宮が、色々誘いをかけるのですが、ことごとくあしらわれてしまいます。
不安になる若宮ですが、実は高尾は自分のために必死になる若宮の姿が可愛くて
ずっと見ていたくて、わざと触れないようにしていただけでした。

...うん。
さくや、高尾が嫌だわ(感想書いていて確信した・笑)
こう相手は一生懸命なのに、弄ぶのと紙一重なのって読んでいてむむっとする。
たとえそれが、恋人同士の甘さだといってもね。
不安になった若宮が、その時見ていたドラマの様にすれば高尾も自分を気にしてくれるかと
「(自分のおなかに)子供が出来た」とふと、言ってしまうのですが
それに対して他の女性を好きになったのかと
嫉妬と怒りをぶつけてくる高尾に安心するシーンは、さくやもドキッとしましたが、
男性なのにそういう、ある意味女性ゆえの最終技を出さないといけないところまで
若宮を追いつめた高尾は、どうなのかなぁと思います。

また、その後にデザートを若宮に食べさせてあげる高尾の「甘やかし放題」ぶりが
描かれているのですが、何で急にそうなの!?と(苦笑)

若宮の言葉で「甘やかされている」というのが出てくるのですが、
いまいちさくやには、伝わらなかったな
でも、このシーンが可愛くてこの本を手放せないのよね...ふふっ(汗)


「おまけかきおろし」
ひとり占めシリーズでこれが一番好きです!(それってどうなのかな・笑)
だって、攻めが受けを好きなのがちゃんと伝わってくるから!(笑)

いちゃいちゃくっ付きつつ、購買でデザートを悩む立花と、微笑ましく見つめる佐倉で
お互い腰とか指とか、どこか引っ付いていたいのが...めちゃ甘いなぁ
佐倉が立花の分のご飯も片手で持ちつつ、立花の腰に手を回しているのがね...。

そして、図書館の本をとるための梯子に座る若宮と、これ幸いと梯子に足をかけて
不安定な場所でも若宮を抱きしめて、触りたがる高尾が...
若宮の言葉で「人影が見えないと、どこでもサカリやがって」というのがあるのですが
......
.........いつの間に佐倉も高尾もそんなキャラになったの?(苦笑)
本編の性格は何処行った?(笑)
甘いお話は好きだけど、いきなりラブラブ過ぎても、焦るものですね...うーん。
次のページにある鉛筆画の、高校生の時の高尾と若宮のイラストは可愛いです
高尾の足の間に若宮が座って、参考書を持ってもらって、ジュースを飲ませてもらいながら
抱えてもらいつつ一緒に勉強中のイラストですが...若宮ったら至れり尽くせりだわ~。


「ほころぶのは誰のため」
仕事は出来ても、ネクタイ締めや歯磨き等、日常生活が不器用な廣瀬(受)と
面倒を見てあげる永倉(攻)のお話なのですが、
廣瀬は友情として全信頼を永倉に持っていますが、永倉は愛情なんですよね。
思わず永倉がキスをしてしまった事で、ぎくしゃくとしてしまいますが
友情ではなく、自分にとって最も必要な人で、自分も愛情になっていたと気付き
お互い伝え合って恋人同士としてのふたりが始まるお話なので、
展開が読めるお話を、そのまま読んでしまったという感じですが
ふたりの関係の変化や、廣瀬に好意を持つ人が出てきたりして
このコミックスの中では、一番お話として楽しめたかな?


「お世話になっております」
同じ会社の営業部に勤める松永と、編集部に勤める三好は恋人同士ですが
松永に抱かれていても、つい仕事のことを考えてしまいます
仕事の事で苛々していた三好は松永に当たってしまいますが、いつも自分を甘やかして
くれる松永を思い出し、そして喧嘩していても自分を気遣ってくれる事に
優しさと深い愛情を実感します
すごく読んでいて解るんだけど、でもっ!という(汗)
年下だけど三好に甘えて欲しい松永と、気を張って頑張りすぎてしまう三好のやり取りが
すごく解るのですが、お話として読むというよりは
一場面を読んでいるという感じなのが、ちょっと物足りないかなぁと思いました。


散々書いてしまいましたが(苦笑)
お話の流れの見せ方よりも、さり気なくこころがきゅんとするようなシーンがあって
「この場面がまた読みたい」と、思えるですよね
だから、ふとした時に手に取ってしまうような。

こってりしたお話を読みすぎた後の、清涼剤として読むのに良いと思います♪





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Last updated  2008.03.13 21:18:01


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