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頑張れ東北の学生セーラー:小浜でヨットレース先週末宮城県の仙台に近い七ヶ浜町の小浜ヨットハーバーへ行きました。震災後東北支援のためヨットレースを企画し、毎年続けている方々のお手伝いです。宮城県は日本で一番学生のヨット部が多いのだとか。東北の若いセーラーたちにくじけず元気になってほしいと始まったこのレース「トレッキーカップ」は今年で5回目を数えました。震災後は三浦からも物資を運ぶ船が出ました。ネット上のサイトから支援品を送ったこともありました。でも時間が経っていくとだんだんその必要性も逼迫したものではなくなり、自分で直接関わることはほとんどなくなっていきました。だけど2011年から毎年ヨットレースを行い、元気を取り戻してもらおうと支援を続けていた方々は変わらず今年もレースを開催しています。「もう支援じゃあないよ。ずっと応援だよ」と笑って実行されている心意気、みんなの笑顔が素敵でした。 この防波堤は震災以前からあったもの。でも津波にえぐられずいぶん壊れたと言います。遥か先は松島に続いている海。当日小浜ヨットハーバーに大学生、高校生、中学生のヨット部のメンバーが集まりました。 三崎在住の「トレッキー」という船のオーナーさんが発案し、地元のミスティックXのオーナーさんや地元の方々と協力して企画、実施を続けています。みんなが目指すのは「トレッキーカップ」の獲得。ヨットレースには賞金は出ません。得るのは優勝したという名誉だけです。 優勝カップの他にもたくさんの賞が用意されています。賛同している方も多く協賛している会社も増えてきているそうで嬉しいです。トレッキーチームは前々日夜中にに三崎から食材や賞品などをバスに積んで夜を走ってきました。着いたのは朝、そしてすぐプレパーティーのための模擬店などの設営、役割分担などをして夕方からのパーティーに備えました。主人と私は「揚げ物」担当(詳しくは次で)。レース当日は学生さんたちのディンギーが50杯も参加しました。 洋上でレースが行われているのを隣の浜の防波堤から観戦(レースはこの右海面)。先には 七ヶ浜の一つ、花渕浜の砂浜が見えていました。ここをあの大津波がなめて行ったのかと思うとその恐ろしさはどれほどであったかと心が震える思いでした。 壊れた防波堤の修理だけでなく湾内にも新たな防潮堤が建設中でした。海と居住空間の間に高い壁が築かれつつありました。まだそれは途切れ途切れで全部繋がってはいません。 そしてあちこちに重機があり、瓦礫を粉砕したり運んだりしているようでした。去年来た時よりも整備されてきたと主人は言いますが、まだ傷跡がたくさん残っています。湾には流されたテトラが沈んでいてそれを爆破して浚渫する必要もあるのだそうです。行きあった人たちに話を聞くと「あの丘のあのあたりまで海が来たんだよ」「あそこの家の脇には漁船が打ち上げられてたさ」など淡々と話してくれました。それでもなんだか明るくって「負けてられないっぺよ」なんて言って笑っています。もう5年、まだ5年。漁船のいる港湾施設はたくさん団体の寄贈や国の援助で立派なものが建っていましたが、思っていたより進んでいない道路整備やまだある瓦礫に驚いてしまいました。そんな小浜で一年に一度開催されるトレッキーカップは、参加する若いセーラーたちも増え、楽しんでくれているようです。主人は去年から、私は今年初めてお手伝いをさせていただいたのですが、来年もまた来て微力ですが協力させていただこうと心に決めました。次にはプレパーティーの事やレース結果のことも書いてみようと思います。読んでいただいてありがとうございました。 ランキングに参加しています。応援してくださいね。
2016.09.16
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台風の合間をねらって浜でまったり9月に入り次々と台風が発生しています。すっきり晴れた秋空にはあまりお目にかかれません。それでも晴れた1日、干潮を見計らって浜へ降りました。 夏休みもとっくに終わっているので子供たちも誰もいません。台風が近づいているという予報なのですがうねりはまだ。誰もいない浜辺に優しく波が寄せては大きく引いていきます。間もなく干潮を迎える時刻には引く波に覆いかぶさるようにして浜を打つ波の音は、ザザ〜ではなくポン、スー という感じです。水はそこそこ透き通ってきているので近くの根まで泳いで行きました。浜辺近くには何も生えていません。砂はなんだか粘土のようにぬるっと感じ砂の上に一つ幕がかかったよう。 富士山は真正面に見えるはずなのにこの夏は見えることが少なかったです。画像左の岩のでているところまで行きました。途中も魚の姿はあまりなく、時折出会ったベラやボラがあわてて逃げていくだけ。ゴンズイ玉は期待できないとわかりましたが、イワシの子の群れすらいません。海底に岩が見え始めましたがカジメがない!岩に根をつけているものもありましたがまばらで、茎から生えるはずの葉が溶けているように伸びていません。魚たちの隠れ家や産卵場所になっていた海の牧場はどうしちゃったのでしょう。これではアワビやトコブシも育たないわけです。「海が変わっちまって魚がいなくなった。漁にでても油代の方がかさんでよ」と漁師さんも言っています。そう言えば今年は春に採れるワカメが育たずメカブも売りに出ませんでした。海が温かくなりすぎてヒジキも不漁だったとか。またカジメやホンダワラが岩場にワサワサ揺れて、下から見上げると太陽の光が筋になって差し込んでくる海に戻ってほしいです。たいていは2時間近く海中散歩をするのですが、この日は海面から出ている岩を一回りして帰ってきました。岩の上ではカモメが休憩中。根の周りでいつも群れで見られるブルーの小魚やカゴカキダイもいませんでした。つまんない…。 上がっておにぎりを頬張りながらちびっとビール。冷たさが口の中でシュワっと広がり海の塩気と混ざります。喉を鳴らして飲み込むと、太陽に温められた体の中をゆっくりと下りていきます。海はいいなぁ。大きな水を眺めているとなんだか落ち着きます。湿り気を含んだ風が台風からやってくるのか、体にまとわりつくように空気が流れます。夕日まではいられません。もうすぐ潮が上がってきてこの小さな浜を飲み込んでしまうからです。魚も富士も見ることができなかったピクニックでした。それでも海に潜り抱かれて潮風のタオルで包んでもらったから、何も考えなくなるまで海を見つめて音でいっぱいの世界がシンとする時間をもらったから、立ち上がる時には来た時よりあごがあがって自然と微笑んでいました。今日はまた雨の1日。あと何回海に潜れるでしょう。秋晴れの空の色を混ぜた海に入って魚たちにまた会いたいです。もう少し水が冷たくなったら、海も回復していることでしょうから。海辺のなんて事のないひと時、感じていただけたら嬉しいです。読んでいただきありがとうございました。 ランキングに参加しています。応援してくださいね。
2016.09.13
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ガス灯の灯りが運河を照らす夕暮れの小樽青の洞窟クルーズから戻ったのは6時過ぎでした。まだその時間は明るかったのですがゆっくりと夜が降りてきていました。運河沿いの遊歩道にはガス灯がともりロマンチックな雰囲気です。船着場から少し行ったところに田中商店本店があります。そこでお酒の試飲をして寶川を買うつもりでいたのですが、残念なことにもう閉店していました。仕方なく旧手宮線跡の方に行くとムーディなカフェがありました。名前はフリーランス、明治時代の木骨石造蔵をそのまま使った造りは雰囲気たっぷり。ジャズを聴かせライブもあるというこのお店入ってみたくなったのですが時間が…外にいた店員さんとちょっとお話しだけ。蔵の中の壁は木の柱の間に気泡のある軟石を張り付けてできたもので、生で演奏すると素晴らしい響きがあるのだそうです。ピアノのある2階では写真展やライブ演奏があるそうで、ゆっくりできる夜にこんなカフェでまったりジャズに酔いしれたいなぁと思いました。ぶらぶらと運河の方に戻っていくとこんなレストランも。海猫屋っていうんですね。入り口にあったメニューを拝見。「ウニのキッシュ」!「へら蟹のトマトクリームスパ」!?美味しそうじゃないですか!!このお店1976年にライブハウスとしてオープンしたんですって。1906年に佐賀県の商人が建てた三階建の倉庫を使っているとか。レンガ造りで屋根は瓦、小説「不在地主」のモデルになったって…へぇ〜です。1986年には「海猫屋の客」っていう小説も書かれているんですって!だけどそれよりお食事が美味しそうです。1990年に魚介洋食店に改装してからもファンは多いみたいです。あ〜ぁ、もっと時間を取ってくればよかったと後悔することばかりです。さてさてぶらぶらした後はフラストレーションのかたまりになり運河へと戻りました。この日は堺町通りでイベントがあるせいか運河の周りは人通りが少なかったようです。運河の道路を挟んで反対側には「運河プラザ」がありました。運河プラザは旧小樽倉庫(歴史的建造物に指定されている)利用した施設で、お土産も買えますし観光案内所にもなっています。中庭では「~真夏の~中庭音楽祭」が開催されていました。ブログをフォローさせていただいているナイトさんのバンドREPMAKEも出演。だけど出演時間は17:45から(!)だったので演奏を聴くことはできませんでした。ちゃんと時間を調べておかなくってまたまた大後悔です。それでも中庭では最後のバンドの演奏でみなさん盛り上がっていました。しばらくオールディーズのナンバーを楽しんで出抜小路へ。路地を入っていくとお団子を持ったカワイイお地蔵さんがありました。レトロな感じをかもし出している入り組んだ小路には酒場、ジンギスカン料理、食堂などが軒を連ねています。一番気を引かれたのはジンギスカン。美味しそうな匂いに食欲をそそられてものれん越しに覗いただけ。一人ではさみしいし、もう札幌に帰らなければいけない時間です。食事は札幌でする約束をしてあったので食べていくわけにはいきません。仕方なく疲れた足を引きずりながら小樽駅に戻っていくとき、車道を二人のお客さんを乗せた人力車が駅へ向かっていました。私の歩くスピードと同じくらいの速さで進んでいきます。道は長い上り坂。二人乗せて車を引いています、しかも話しながら!お客さんが「本当に駅まで行くの?かなり遠いよ?大丈夫?」と聞きますと「さすがお二人乗せてはキツイですね。信号で止まるともっとです。だけど鍛えてます。一日観光した後の帰りはお疲れですから駅までお送りすると喜んでいただけますんで」と車を引きながら車夫さんが答えていました。さすがですね。人が嫌がるキツイ仕事、だけど喜んでくれるのがやりがいと自分を鍛えていく…人に喜んでもらえることができるって大事なことですね。お仕事とはいえあの坂を運河から駅まで上がっていくのは相当のことだと思いました。駅からは函館本線で夜の中を札幌まで戻りました。できるだけ楽に楽に生きようとしている自分がいて、それでも疲れた疲れたと愚痴をこぼしている…誰かのために、よろこんでもらえるために自分を鍛える…なかなかできそうにないけどそれができたら自分の心も喜べるのかもしれません。最後まで読んでいただいてありがとうございました。 ランキングに参加しています。 応援してくださいね。
2016.09.11
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